ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

皐月(さつき)も末

2011-05-31 21:54:48 | Weblog
 はや、今年も5月末。3月11日の震災以降、日々の流れは早い。
 今日は日中、日がさして気温が上がりそうにも思えたが、夕には肌寒い感じもあった。
 仕事は軽めで、折角だから在宅業務の続き(二週間後の研修医勉強会)の準備をし始めると電話。
 “破傷風”ワクチン、一回目やってから、二回目が抜けて間が空いてしまったけど、どうすればいいかとの相談。
 もちろん、即答が出来るわけもなく、薬局に相談しながら、自分でも調べる。
 答え、一回目をやって、間が空きすぎると二回目への持続効果は期待できないので、最初からやり直し。
 相談されても、分からないときは調べながら、知ってるかもに聞くしかない。

 新卒研修医に、修練不十分で中心静脈穿刺は早い?という考えを聞かされたが、やる気が前向きの時に、ドンドンやってもらうのも一案とは考えるけど、考えが異なった。
 どうする、“そっと知らん顔”辺りかな、マズイ?
 でも、論議は平行線で噛み合いそうもない。

※ 立川6億円強奪に早くも逮捕状、こうでないと虚しい。
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在宅宿題業務

2011-05-30 23:18:52 | Weblog
 台風からの温帯低気圧の影響で、昨夜から雨が続いて、もちろん、朝も雨。
 午前中、業務がなかったので、在宅宿題業務って、あり?
 風呂敷在宅でも、“公”には未認可なので、時間休としてあるが、矛盾はめんどくさいから放置。
 色々と割り切りたい部分もあるけど、その辺りは各個人差と勤務先の考えもあるので、いい加減いやになり、まあ放置、ホットケ辺りが落とし所。
 突っ込まれないために、時間休を取って、つじつまは合わせておく。
 昼前に出勤、雨は止んでおり、天候に関してはこの選択は正しかった。
 貯まった、レントゲン読影と書類整理を済ませて、また、在宅業務の続きを病院に置いて来る。
 6月の会議予定調整相談があったが、会議の中身は空しそうで、・・・○○。
 突然の発熱で休みたい感じ。
 週明けは、幾分緊張感が足りなかったが、後一日で五月も梅雨で終わってしまう。

※ JRトンネル火災、乗客に避難指示がなされなかった、その本質が問題?
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何と言うべきか、言葉が出ない!

2011-05-29 20:38:23 | Weblog
 昨夜某所で、とある方が、自分の方を見つめているのに気づく。
 見返すと、どこか見覚えのある顔。
 近づいて、「こんばんは」と挨拶をして間を持たせて考える。
 「病気をして、休んでいたんです。死ぬかと思った位だったのです。」
 「・・・(言葉を考えて)、どんな病気だったのですか?」
 「○○○○○○で、・・・・・・。」
 「見たお顔だとは分かったんですが、それ以上は『ん?』と思っていましたが、やせられたんですね。」・・・・・
 「やっと出てこられるようになりました。」
 ここで、返す言葉に詰まってしまった。なんて取り繕うべきか、それとも普通に返すにはなんて言えばいいのか、頭の中は空回りで言葉が出てこなかった。
 予想もしない、想定外の事象に出くわしたら、対する言葉が浮かばない。
 ここで思い出す言葉は、北京五輪の“何も言えねぇ”。
 ふとこれを英語で言うならなんて言うのかを、考えてネット検索すると、同じように考えた人が多数。
 何も言えねぇ=I can't say anything. I'm speechless. その他色々あったが、言語文化の違いは難しい。
 時間が空いて出た言葉、「元気、しといて下さいネ。」と全く陳腐な言葉しか出てこなかった。
 咄嗟対応は、“ツッコミ vs ボケ”と一緒でいつもながら難しい。
 
 明日は家で仕事をしてから出勤の予定。
 台風2号は温帯低気圧に変わってやや安堵。

※ ふと気がつくと、ソフトバンクは勝ちまくっている。
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電力使用制限の例外

2011-05-28 17:19:54 | Weblog
 昨日から、雨が続き朝も雨。ちょっと車でデパートまで買い物に出かけたが、結構空いてる。これが毎日なら、経済活動の回復は遅れそう。
 電力使用制限の例外に病院が含まれて内心安堵があるが、その他でも微妙な境界線から外れた所も多そうで、全てが納得のラインは難しい。
 小は、各個人の家庭からでもそれぞれの考え方があり、大は大企業でも様々で、どうしてあそこが含まれて、自分は含まれないのかなどの不公平感。 
 計画停電でも、地域差が如実に出て、気の毒な所と、黙ってラッキーもあった。
 当地は並に停電で、ろうそく御飯も複数回あった。
 朝刊に少々書いてあったが、政府が“人気取りの政治”をやっているという意見を言われ、“K”首相は神妙な顔つき。これは、確かに突っ込まれた方向が鋭く刺さったからかも。
 脳天気で偉そうには言いにくいけど、しっかりとした考え方を示してくれたら、“例外”もそれ以外も耐えてくれそう。
 
※ 楽天、“経団連を抜けようか?”、まあ面白いけど、横並びから外れると叩かれるかも。
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鎖骨下静脈穿刺2件

2011-05-27 21:23:50 | Weblog
 他の仕事をなんとか15時までに終えて、15時から鎖骨下静脈穿刺2件連続監督予定。
 急いで上がると、若いのはその前の胸腔穿刺がまだ終わってなく、約20分の遅れ。
 通常は右側からだけど、今回は患者さんの体調により左側から実施。
 少しもがいて約14分で完了。
 続いて、今度は研修医が実施。別の若いのが指導し、それを見守る役目。
 超音波(エコー)で静脈を捜したが、実際に刺している行為からは、さっきの映像は全て忘れ去られている。
 もがいて、ひねって、悩んで何とか静脈に命中したが、結構深め。
 『きわどそう』とみてると、若いのが「そのまま刺していけ」と押す。
 研修医が注射器に陰圧(注射器の内筒を少し引きながら)を掛けて、針を進めると薄黄色の液体を引く、『こりゃ、胸水。』とすぐに抜けと手で合図を送るが分かってない。
 若いのが言葉で言って、抜いて押さえて小休止。
 若いのと交替、まあなんとか静脈に到達し、カテーテルを送り込むが進みが硬い。
 繰り返しても進みにくく、静脈血をそっとひきながらカテーテルを進めるようにアドバイス。適度の長さを入れて、逆流をみると、確かに静脈血で血管内に肺っていることは確かなので、一応固定。
 後で確認の胸部レントゲンをみると、カテーテル先端が上大静脈内でUターンをしている。点滴の流れは順調なので、このまま様子をみる事とする。
 研修医、自分の行為を認識しながら、少しずつ修正をするという事に、まだ気が及ばない。
 ここで中座して会議に途中出席。
 “クチャラ、クチャラ”とまだるっこしい発言が飛び交い、耐えていたが、意見を求められた時、アホらしくて少し切れそうになってしまった。
 ‘大人げなく反省’、しても繰り返しそう、もういい、忘れよう。

 夕方から小雨で、その中をシトシトと帰宅の週末。
※ もう、台風2号が接近し、梅雨入りとテンポが早い。
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研修医は場数

2011-05-26 22:21:33 | Weblog
 朝一番に昨日、CT下肺生検をやった方の所へ。受け持ちではないけど、顔を見て体調確認は程々の責任のうち。特に問題もなく、夜は眠れて食事も食べられてまずまず、後は朝の胸部レントゲン待ちだが、この感じなら多分大丈夫。そして、結果OK。 

 先日、研修医は張り切って「早く来てもいいですか?」と言っていたのに、来たのは結局定刻並、細々と多忙で、まあ、いいけど。
 起床時に両手のしびれを感じると言う方。起きて暫くすると軽くなってくるという経過。ここから、位置変換。寝てる姿勢と起きてる姿勢の違いで症状が変わるのは、首辺りの不調を第一に疑う。
 この問診から出てくる連想的直感、研修医は場数が少ないのでまだまだ遅いのはやむない事。
 熱の下がりの悪い方が二人。臨床経過を良く考えて、検査結果を加えて診断方向を探る。はっきりしたモノが出てこないので、二人ともウイルス感染症を第一に考える結論となった。これが正しかったかは、この一週間に再来受診がなかったら良しと考えよう。

 明日は、突然鎖骨下静脈穿刺が2件の予定になった。

※ 東電福島原発、今度は海水注入、本当は中断していなかったと益々“藪”が深い。
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CT下肺生検・難

2011-05-25 22:20:03 | Weblog
 予約外来、最後の方の検査結果が遅く、後10分というのに10分過ぎてもまだ出ない。「10分たったんですけど、・・・」と電話したらと言ったけど、してくれなかった。
 これは、まあいい・・・と遅くなっては悪いと少々焦りの気もあったが、16時には準備に入れた。
 今日は大動脈に近く、これを刺すのは絶対に避ける方針で、背中から斜めに刺入する。
 真っ直ぐでなく、斜め方向を目指すのは角度を決めにくく難しい。
 真っ直ぐなら、兎に角真っ直ぐに進めるだけだが、斜めは微妙さが加わって、ずれやすい。 
 麻酔の針を刺して、CT撮影をして、位置確認と修正。これを繰り返して実行。
 決めの生検針を刺すと、その微妙さのズレを認め、『ウ~ン?』どうしよう。
 迷いを断ち切り、刺す方向を少しだけずらすと、患者さんから「痛い!」の声。
 ずらした向きには麻酔が届いていない。この部分に麻酔を追加して、再穿刺。
 そして、細胞を採取。一回目のもの、色が僅かにあやしい。数回繰り返し、なんとかそれらしき色の検体がとれて終了。
 斜めに刺すことの位置決めの難しさと、その上に試験穿刺と本穿刺のズレを生じる可能性が難しさを重ねてしまった。
 次にこんな機会があっても、もちろん“ヤル”。

 ソフトバンク提案の太陽光パネル設置「電田プロジェクト」、こんなのは政府がそれなりに考えて提案すべきことのはずで、完成されたら、政府はド○○。

※ 幕下負け越しでも十両昇進、こんな事をやってるからド○○のまんま。
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今日は鎖骨下静脈穿刺実施

2011-05-24 22:07:09 | Weblog
 今日は新卒研修医、昨日のうちに軽く打診をしておき、また昨日は麻酔科医師による中心静脈穿刺の小講義があり、その効用はあったか?
 午後、出張から帰って、お湯を一口飲んでから開始。
 看護師さんに、出来そうかを確認し、血管用エコー(超音波検査機)を準備しておく。
 本当なら、教わる方の研修医が下準備をすべきなんだけど、何をそろえたらいいのか、抜けが多そうなので、甘いけど教師側が準備。
 周囲が準備したことを、研修医は分かっているのかな、疑問もある。
 患者さんが来て、エコーで静脈を捜すが、なかなか見つからない。
 漸く動脈を見つけ、その近くに静脈があるはず。さぐりまくって、扁平な血管らしきものがあった。普通はもっと丸く写るのにと、些かの疑問を残して始める。
 研修医、麻酔は十分したので、痛みの訴えはなく、静脈を捜し、細い針では命中するが、太めの誘導針では入らない。
 もがいて、もう厳しそうと交替。
 麻酔針で入り、太めカテーテル針に替え、逆流を見て、カテーテルを進めると突っかかる。2~3回繰り返して、挿入。
 この際、空気の吸い込まれる“プシュッ、プシュッ”という音がして、静脈圧が低いことが分かった。
 この為に、エコーで静脈が扁平に見えていたのだ。エコーは現実の絵を見せていた。
 薄くなった血管は刺しにくく、研修医がもがいたのは当然だろう。 
 その眼前で、挿入して見せて教師の面目躍如。
 「感想は、どう?」「難しかったです。」まあ、最初はそれでいい。
 カンファレンス室のホワイトボードに記録を書いておく。プレッシャーだけど、きっと励みになる。
 《 5/24 55分 △ 》 消毒始めから、終了まで約55分かかり、独力で終えられなかったので、○でなく△の印。
 成長を楽しみに待とう。患者さんも、麻酔が十分だったせいか、一度も痛いとはいわずに耐えて、付き合ってくれて感謝。
 明日は、CT下肺生検の予定。これは斜めに刺さないといけないので、ちょっと難しい。若いのにやって貰おう。

※ 内閣府原子力安全委員会は“藪の中”、大事なことはもっと別。
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政府の方から

2011-05-23 22:57:55 | Weblog
 福島原発への海水注入の一時中断、「政府の方からの指示・・・」と現場が言い、“K”首相は、「・・・言うはずがない」と否定し、原子力安全委員会委員長“M”氏は、海水を注入すれば「再臨界の危険性がある」と当初は言ったとされたが、『再臨界の可能性はゼロではない』と訂正。
 “危険性がある”と“ゼロではない”は五十歩百歩。
 原子力安全委員会は“事業者を指導する役割”等を持っているのだから、“どうすりゃいいのか分からない”原子力シロートの首相に、『現状では色々な方法が考えられるが、委員会としてはこも方法が、より良いと考えます。』等の指針を教えてあげるのがその役割のはず。
 福島現場も、政府の方からではなく、誰から指示されたかと、指示の道筋をたどってみるべきで、そうすれば、あの“オイルショック”からトイレットペーパーの買占め出来事の発症原因が解明されたように、発信元が分かる。
 これ分かっても今更、原発制御に利はなさそうだけど、伝言ゲームの実態が分かり、御役人の実態もわかり、改善が少しは期待される。
 そういえば、“H”内閣官房参与も、福島原発事故の汚染水を海に放出したことは「米国からの強い要請があった」と発言し、その後、「不用意な発言で、大変申し訳なく思っている」と述べ、発言を撤回して陳謝と、ド○○。
 
 昔からの言い伝え、「消防署の方から来ました。」
 医師が出かける時、「大学の方へ行ってきます。」
 こんな文を書くと、まさに“五十歩百歩”の世界。
 でも、五十歩百歩でいい部分と、イケナイ部分を示さないといけない。
  
 若いのが鎖骨下静脈穿刺の予定をして、連絡をくれていたが延期。
 御家族が、また迷っているからという理由。
 鎖骨下静脈穿刺、やってからでもいやなら抜けばいい、それだけ。

※ 原子力安全委員会委員長、“迷わせる”にふさわしい名前だった。
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PC不調の主因判明

2011-05-22 21:23:10 | Weblog
 19日に修理終了の連絡があり、取りに行ったが平日で時間もなく、検証は少々。
 しかし、持って帰る前の店での確認では問題なく作動。数回繰り返しても“OK”、じゃあ、大丈夫と持って帰って、家でセットすると、青画面で起動が始まらない。
 『何で?さっき、確認したときは“OK”だったのに、いったい店と家は何処が違うのか?』、と悩んでしまった。
 直ちに、再相談はみっともなく、思案。接続を一つずつ確認再設定を繰り返し、順番にみていって、マウスを付けたときは動くが、キーボードを繋ぐと動かないことが分かった。
 漸く、周辺機器のキーボード不良が主因の様に考えられた。
“PC”本体はたいしたことはなく、キーボード不良を“PC”が受け付けてくれなかっただけみたいで、店にも悪いことをした感。
 別の機種のキーボードを接続すると、問題なく動き、解決。
 でも、だったら店側も「本体に問題はなさそうです」位は言ってくれても良さそうなのに、そんな説明はなかった。
 だから、本体の中によく分からんけど不調原因があると考えてしまう。
 おそらく、キーボード内の断線とかショートなんかに依るものだろうけど、今更キーボード修理にも持って行くのも面倒だし、その手間とガソリン代を比較すれば、必要なら新品を買った方が安そう、約3週間余りの悩み“一件落着”。

 今日の午前中、風は時々強いがしっかり晴れて、お日さまの下、午前中テニス。
 顔以外に日焼け止めを塗り忘れ、手足は、まあ、焼けたかな。
 テニスはどうも一つ一つの動きはそれなりなんだけど、連動にムラがでて、中身は今ひとつ。発汗多量で、1kgは脱水。
 
 明日は若いのが鎖骨下静脈穿刺の予定。

※ 大相撲技量審査場所、千秋楽の白鵬はちょっと“気”抜け。
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