ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

見なけりゃよかった

2014-01-31 22:30:22 | Weblog
 今日は比較的気温も高く、マフラーも不要でふんわりと出勤できた。
 今日のドック健診で、初めて来られた方、まあ、色々と内なる不調があって、自覚症状がなくても、それぞれに調整して下さいと話したが、どこまで耐えて出来るかは難しい。
 太めの方も昨年並みで、行ったり来たりは常の事。
 それでも、少しはと思い直して頂けたら、僅かによくなるかもって所でしょう。
 研修医が、一緒に診た患者さんの病歴要約が出来たと点検すると、検査結果などがまとめて書けるのに細々と読み難く書いてある。
 聞くと、折角のパソコン端末でまとめて出せる方法を聞いてなかったと言う。
 この病院に来て、もう10ヶ月になるというのに、今まで誰もそれなりの検査結果を書く方法を教えてなかったなんて、ガッカリというか、情けないレベルを見てしまい、研修医には見せてしまった。
 夕方、15日の発表が近づいてきている研修医のスライド原稿確認をした。
 発表時間は5分だから、スライドは精々10枚と言ったのに13枚もあり、減らすのはやや難しそう。
 思い切って減らすか、スライド解説を簡略化するしかない。
 これは、スライドに乗っていることだけを話すに尽きる。
 研修医は外向きでは初めての発表で、壇上ではきっと余裕をなくしているから、読み上げ原稿を作って読むのが、やっぱり良さそうと話しておく。
 次週、また確認をしよう。

※ 噂の“明日、○○がいない”、試しに見たら、単純にオモローなく、色々言われる以前かな。
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インフル加療法

2014-01-30 21:36:28 | Weblog
 気温は上がり、行きしなの途中で、マフラーは暑くなってはずした。

 今日の発熱患者さんの一番は、早速インフルAで始まった。
 研修医にもどんどんやって貰って、迅速結果よりも、臨床経過を優先させて、検査陰性でも、抗インフル薬を処方させて、慣れて貰う。
 簡単にいえば、インフルでなくても、抗インフル薬は毒にはならないから。
 “胸が痛い”と訴えた患者さんから、「内科的には問題はないのですか?」と問われ、研修医はモゴモゴと歯切れが悪く、患者さんの眼には不信感が浮かび上がった。
 ここで助け船を出したかったが、そうすると、研修医の立場はなくなってしまうから、耐えて患者さんが出て行くのを待って話す。
 「『胸で痛むのは、・・・・・だから、内科的に問題のある可能性は非常に低いと考えられます。』と患者さんの質問を受け止めて返す様に、まだ、慣れてないからだけど、ネ。」と経験とそれに基づく適切な対応を学んでいく。
 それから、この患者さんは、それ程ヒドメではなかったので、途中口出しは控えた。
 夕方、診療端末で宿題をやってたら、17時以降は暫く修正で動きが遅くなり、宿題も進まず中止にして、今日は終わり。

※ 今日の一番は“STAP細胞”しかない。
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残された時間は?

2014-01-29 22:17:58 | Weblog
 予約外来の日、まあまあの順調だったが、2名程いつもより不調で、その一人は、2週間位前からなのに、ガマンのし過ぎ。
 診て検査を加えて、更に精査が必要と判断された。
 午前中の後半、やや手間取る方がいて、遅れてしまった。
 そしたら、次の方入ってきて曰く、「ずいぶん待ちました。残された時間は少ないのに・・・」と言われてしまった。
 “残された時間”なんて、強烈な言葉を発せられ、半分ブラック冗談だとは思ったが、ドキッ!

 夕方、マイナー会議でモタモタとした話に耐えられず、半キレそうになってしまった。

※ 唾液からインフルエンザウイルス検出技術、役立つかも!
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相手は第一シード

2014-01-28 22:03:38 | Weblog
 2月のマイナーテニス試合を申し込んでたら、その組合せが決まった。
 開くと、自分の名前が直ぐ目に入り、追いかけると、なんと相手は第一シードだった。
 そりゃ色々あるけど、これじゃあ練習台になってしまいそう。
 その昔々の学生時代、初めてのトーナメント試合も相手が第一シードだったことを思い出した。
 勿論、勝てる見込みも99%以上(残りの1%以下は相手の負傷棄権)なく、1ゲームも取れず、完封負けだった。
 今回もきっと勝てないだろうけれど、『負ける』と思ってたら、絶対勝てない。『失うものは何もない』と考えられたら、ちょっとはいいとこあるかも?

 午後、産業医で近隣の学校へ行った。
 調理室の入口にノロウイルス検査の張り紙を見つけて質問。
 「検査陽性になったら、どうされるんですか?」
 「その方は、お休みです。少し経って、再検をして、陰性だったら、復帰可です。」
 「その間の給食はどうなってるんですか?」
 「残った人数でやってます。」
 この先は聞かなかったけれど、その陽性が出た方は、検査前日以前にウイルスをもらい、その結果の出る日までは、健康保菌者として仕事をしていたはず。
 即ち、持ってても、蒔かなかっただけで、検査をしてなければ、そのまま勤務していた。
 その時、もし、ノロが発生して、勤務者から陽性者が出たらまずいとの予防措置だろうが、個人的感触からは、『何かあったら』の考えにみえてしまう。
 命題は、健康保菌者をどうする。

※ “A”首相、「『原発はもうやめる』というわけにはいかない」は本音。
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ニュースで逆風

2014-01-27 23:03:09 | Weblog
 天気予報の通り、朝の空気は冷たく、今日からしっかりと冬に戻った。
 院内職員にもチラチラとインフル罹患者が増えて、流行を追いかけている。 この前の“健康保菌者状態(自覚的に元気回復状態)になったら、職場復帰は可。”を委員会の数人い話してみて、同意は得られたが、委員会の本番でしっかりと賛成してくれるかは微妙。
 今日も、何処かの給食センターの“ノロウイルス”ニュースも出ており、ニュースで煽られたら、今騒がれているからと、本質に至る前に引かれるかもしれない。 

※ タミフル耐性インフルウイルス、札幌の次に、神奈川と三重はビビル?
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インフル早期治療

2014-01-26 21:11:17 | Weblog
 昨日の健康保菌者の話で、一つ書き落とした。
 それは、“みんな全員健康保菌者である”と言うこと。
 その方にとって、発病したら病気、そうでなければ病気ではない状態と、結論は極めて単純だった。
 昨日、“God”が、カゼを引いたようだったので、熱を測ると、37.4度と微熱があり、経過状況からみると、多分インフルだろうと、“イナビル”吸入とした。
 今朝起きると、熱感は軽快し、鼻炎症状だけになっていた。
 この経過は、インフル早期にイナビル早めに投与が有効の可能性を示したと考えても良さそう。
 インフルかなっと、疑ったら、治療の選択を患者さんに勧め気味に話す、これでいいかな。

 夜の内に雨は過ぎて、今日は薄曇りで明け、体調八分の回復で、漸く並に戻れた。

※ 農薬混入冷凍食品事件、やっぱり内から、でないと無理。
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健康保菌者

2014-01-25 20:40:35 | Weblog
 週初めからの不調の疲れか、6時過ぎの目覚ましで、一旦は目覚めたが、また、寝てしまった。
 この30分程の間に、迷い夢、悪夢?
何故か中国地方に出かけて、帰りの飛行機に乗るために、飛行場行きの電車に乗ろうとしたら、航空券を持ってない方は電車には乗れませんと拒否される。
 航空券を求めて発売所に行くが、時刻表がなく、飛行機を選べない。 
 それではと、街中にでたら、ぐるぐる回って、自分の位置が分からなくなり、交番もなく、近くの店に入って、住所氏名を書き込むと、和紙に万年筆で書いた時のように、文字が滲んで読めない。
 もう、飛行機には時間がないと気を揉んでいると目覚めた。
 この暫くは夢は見ていなかったのに、これは、深層の何に悩んでいるのか、解明できるか? 何かしらの、迷いがあるのだろう。

 もう一つ、昨日、“ノロウイルス”関係の話をして、軽快後の職場復帰のめどをどうするかと、些か迷っていたが、浜松の“健康保菌者”の話で吹っ切れた。
 彼の地では、症状のない健康保菌者が原因の可能性ありとなった。
 もし、ノロ発生がなかったら、健康保菌者さん達は、そのまま、自然軽快に至り、誰に何も知らなかった、起こらなかったで、スーッとそのままだった。
 だったら、健康保菌者から伝染を起こさずに済ませられ得るならば、軽快後、健康保菌者状態になったら、復帰してもいいんじゃない。
 健康保菌者を、“かもしれない”からと、制限するのは、極めて特定の疾患弛緩以外は、感染者への差別禁止に触れると判断できそう。
 この“健康保菌者状態(自覚的に元気回復状態)になったら、職場復帰は可。”は、次回の委員会で提案してみよう。
 きっと、保守ガチガチから、前例がない、エビデンスがないと反対されそうだけれど、その時は「あなたの脳細胞でどのように考えられますか?」と聞いてみよう。
 それでも、却下されたら、自分の病院のレベルに泣こう!

※ 楽天“T”投手、行き先が決まって良かったけれど、ちょっと高過ぎに思えるのは日本人的?
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インフル流行

2014-01-24 22:26:51 | Weblog
 マスコミの通り、さすがにインフルも増えてきた、しかも、AもBもミックスで、臨床症状からは、勿論、鑑別はできない。
 某職員さん、この二日にインフル迅速検査を3回やって、3回目にインフル陽性で確定診断となっていた。
 インフルがどうしても心配で、検査確定が取れるまでやりたかったようで、単純には、仕事上の有利さを利したド○○。
 肉体の経過と状況で適切な判断、診断をすれば良かった。
 もし、一般患者さんがこのようにしつこく検査を求めてきていたら、どう対処していたか、考えれば「いい加減にしてよ~!」となりそう。

 宵の口、ノロ勉強会はカゼの治りかけで、音質と脳細胞の回転にちょっと難があったが、まあ、何とか自己採点75点位で狩猟できた。
 次は、2月15日の研修医の症例報告指導と援助が待っている。

※ 大相撲初場所、気がつけば白鵬場所。
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「左側ですよ」

2014-01-23 22:21:15 | Weblog
 今週は不調でずっと自転車通勤。
 家並み間の道から、普通の車道に右折で出るとき、右端によって出ようとすると、左折で入ってくる自転車と出くわした。 
 相手側の方から、「左側(ひだりがわ)ですよ。」との言葉が聞こえてきた。
 その瞬間は何の意味か分からなかったが、数秒後、昨年終わりに自転車は原則左側と道路交通法にいわれたことを思い出した。
 確かに、彼の言葉は正しい。
 自分の頭の中には、この程度の幅の道ならいいんじゃないのって感覚が巣くっていた。 
 ただ、自己弁護だけれども、程々以下の道ならば、そんなに左側にこだわらなくてもとも思ってしまうけれど、だめかな?

 体調はかなり改善し、新患外来ではインフル5人以上も来て、流行っているのを体感した。
 研修医にもどんどんインフル迅速検査をやってもらい練度も上昇傾向、ただ、もう少し滑らかになってくれたらが、その先の目標になる。
 急性胃腸炎の患者さんを診察したあと、アルコールで手指消毒をしていたが、もし、ノロなら無効を認識していないのに未熟がでてしまった。
 「さっきの方が、ノロなら付きまくっているよ~」と警告しといた。

 この回復で、明日夕の勉強会は出来そうと、何とか安堵できそう。

※ 首からさげてる携帯型空間除菌製剤、時々見かけるけれどバリア有効?
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待つしかなさそう

2014-01-22 21:22:02 | Weblog
 朝起きて、熱はないが身体のネジの緩みは戻ってなく、まあ、治りきってない。
 折角熱はでなくて済んだのに、結局、いつもの様に一週間位は掛かりそう。
 予約外来約40人、その前に溜まり掛けたレポートを朝一で書く。
 体調不調時の時に限って、割り込みが数人来て、内心『ヤメテヨ!』
 身体の調子が悪いときは、何にも増して、身体、これが最優先課題になる。
 いつもは気にしてなくても、身体が一番、他は二番以下であることを体感、再認識した。身体があって、初めて次が出来る。
 今日も外来の終わった後に、急ぎのノルマはなく、早引き静養にした。
 明日と明後日は、余程でなければ早引きできない。

 今日も早寝するしかない。

※ アルツハイマー研究の内部告発メールを告発対象研究チーム責任者に転送しながら、秘密保護法なんて“ちゃんちゃら”
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