３月３１日年度末

　今回の年度末、よく知った方々が辞められることになり、“とうとう、こんな時期になってきた。”と、いつもより感じるものがあった。
　これが時の流れの実感の一部で、これを考えれば失うモノなんて無いかな。
　外来の合間に、隙を見て挨拶に来られたりは恐縮。
　その外来、今日は予約だったがいつものように無断キャンセルが数人いたり、彼等がそのうち割り込んできて、乱すことを理解してない。
　予約時間に毎回平気のようにウーンと遅れてくる。一回・二回ならまあまあだけれど、毎回は止めてよ。
　やばくなってるとまずいと心配の方々、なんとか抑えられているが、やがて限界を超えてしまいそう。その時のこと、想像したくない。

　欧州からの輸入新型インフルワクチン２３４万回分（約３０億円分）が今日使用期限で廃棄見通しとは、３０億円はドブの中。これから先もドンドン、ドブの中へ。
　当院でも、結構ドブの中、但し、国産品で見込みいい加減のつけ。

※　“Ｈ”首相、「腹案は既に用意している・・・できなかったらどうするなど弱い発想では交渉にならない。」年度末にふさわしいスゴイ強気に最後の期待。

公安部長

　警察庁長官狙撃事件時効成立は昨日で終わりにしようと思ってたら、公安部長が“オウム真理教のテロ”と発表し、“んっ？”
　“個人”が勝手に言うのはフリー、“公”を背景に物的証拠もなく、状況証拠っぽいものだけで、決めつけるように発表するのは、絶対に“×”。
　あの事件、物証はなくても、犯人は彼等の中の誰かに違いないと、警察が名指しで言ったらどうなる。
　これと一緒で、「今回は頑張ったが、試験結果は零点だった。」と言って泣くべきで、当たって砕けた公安は“ド○○”。
　何が、公安部長に言わしめたかって気になるけど、この件時効で残念ながら、もういい。前を見るしかない。

　日中、具合の悪くなっていた方が、逝ってしまわれた。限界近く、如何ともし難い感で、御見送り。
　年度末で、退職や移動でざわめくが、連携・連結だけはきちんとしてくれないと、残った者は背負いきれない。ちょっと、チェックいれたけど、少し心配。

※　さずが米国、「ずり下げズボン」《Raise your pants, raise your image（ズボンを上げてイメージを上げろ）》議論を始めたい。

警察庁長官狙撃事件はほとんど時効

　今日のニュースのトップはこれ。警察の威信と面子は何処？
　まあ、そんなもんはどうでもいいけど、初期捜査時の思い込みがどうも強すぎたようで、思ってもそれ以外をそれなりに調べたのか否かが問題であることを、もう一度学ばせてくれた。
　患者さんを診て、疾病を考えるが、ここでも思い込みが強すぎると“誤診”。
　勿論、思い込みたい診断が最も近そうだが、それに至るためには、それ以外をそれなりに否定しなければならないことを忘れそうになる。
　もう時効まで数時間で、残念ながら１５年も前の事を、新鮮に言えるのは真犯人だけ。
　診断過程に粗雑があり、もはや遡るには遅すぎて、患者さんは危篤手遅れって感じ。
　
　病棟の方々に、二日前の土曜日まあまあと思ってたら、中一日で不調になっていた方がいた。
　この変化の早さは、明日をも知れぬ日々を思い出させてくれた。
　じゃあ、毎日診るしかないかも、どうすべき？

※　“Ｈ”首相、「今月中じゃなきゃならないとか、・・・・別に法的に決まっているわけじゃありません。」御気楽、でも最後の期待。

安息日？

　自分にとって、安息日のイメージは「何もしてはならない」ではなく、建設的な事をしない日。宗教的意味合いからは、全くずれて考えれば恐縮。
　今日は出勤しなくても良さそうとの昨日の印象から午前中は、ボーッと気合いは１０％位の似而非“安息日”。
　昨夜のボクシング“亀田 vs ポンサクレック（タイ）”戦をＶＴＲで見たけど、もっともっとの積極的攻勢が売りだったのに、攻めるとすきが出て、巧者につけ込まれ、攻めなければ、持ち味がでないジレンマで残念ながら、負け。
　午後は、冷たい空気の中、散歩をしてから、原稿新人向け“感染対策”作成７５％。
　要らなそうなスライドを、削除。つい、未練で残して、目標４０枚が漸く５２枚。
　あと４日で５枚以上減らしたいが、何枚作っても、記憶に残るのはほんの少しだけ。　でも、その感じを感覚で受け止めて貰えば、何も覚えて無くても“ＯＫ”。

※　沖縄、地主が軍用地契約更新をしないなら、日本中がそうだったら、基地はうんと減って国有地だけになるはず？

中国製冷凍ギョーザ事件

　もうすっかり忘れていた頃になって、中国製冷凍ギョーザ中毒事件容疑者逮捕。
　２００８年の事件で、２年も経つと何年前の事か、記憶では分からなくなっているが、“地下鉄サリン”は１９９５年と記憶の奥底に入っており、その時の衝撃度なんかによって覚えられたり、忘れたり。
　一夜漬けは衝撃もなく、脳細胞の上っ面に乗せただけで、記憶というより印象程度、翌日の夕には抜けさっていたのを思い出す。これは学習のまねごとだった。
　この事件に関しても、中国は当初、自国不都合は極めて控えめにし、「自国での混入の可能性は低く、外からしみ込んだ。」なんて言ってたが、その後は思う以上にまじめに取り組んでいたよう。
　でも、出稼ぎ臨時工さん、待遇の不満からでも、待遇そのものは今の中国の国情に反映し、安く働かされ、立場も弱そうで、争議で解雇など、何とも言いにくい部分もある。

　昨日、水筒を忘れてしまい取りに行く。ついでに病棟によると、今日は比較的落ち着いており、明日は出勤無し。
　漸く、来週の新人勉強会の原稿作成に取りかかれた。

※　フィギュアスケート世界選手権、あの“キム”選手も“気”が入ってなく、五輪との間隔近すぎ。

ウガンダで天然痘？

　・・・なんてニュース、ウガンダなら、あるかもと偏見で経過をみていたが、どうも“水痘”のよう、安堵。
　最後の天然痘は１９７７年のソマリア、１９７８年英国の実験室、日本、最後の天然痘（仮性天然痘）は某タレントでそこそこ有名。
　でも、もしウガンダのがホンモノだったら、新型インフル以上の大恐怖心をまき散らす。
　ＷＨＯ天然痘根絶宣言で、１９８０年頃から種痘は廃止され、日本の若者には、中年以上の方々に見られる上腕種痘痕はない。
　バイオテロ発生時、ウイルス暴露４日以内のワクチン接種で予防される見込みというが、大パニック。天然痘外来なんて、ワクチン不足で、みんな逃げ出しそう。

　昨日ほどではないが、気温上がらず暖かくない。
　今日も、研修医に鎖骨下静脈穿刺をさせられそうな方がいたが、（私ではない）主治医に気乗りがなく、没。普通の点滴をやってるのだたら、もう少し前に進んでもとも思ったが、主治医でないので無理強いもできず、残念。
　
※　新型インフルワクチンＧ社輸入モノ、よく３割も解約できたが残りどうする。

冬の雨

　昨日から、気温は上がらず毛布にくるまって寝て、朝。
　冷たく冬に戻った雨の中を出勤。甘い期待は、急な寒さで新患患者さんがあんまり来ないこと。
　病棟を回って外来、甘い期待通りに出足は少なく、その後も増えない。
　たまには少なくて楽勝もいい。
　一週間前に来て、今日も受診を勧めた方は途中で来院し、今日は来ない。別の方、治ってきてるが、心配が残り来院。
　ある方、新型インフルワクチン、今すべきかどうかの質問。
　空いていたので、「当地が流行の一番になる可能性は極めて低く、流行ってきたら考えるで良さそう。」と答える。
　輸入ワクチンの質問に、「結局、私たち国民の税金で払うことになるはずです。」
　余りに空いて、途中病棟に行って、ある方に鎖骨下静脈穿刺決定し、研修医に、「午後、鎖骨下静脈穿刺やろう。」
　その午後、研修医、探って穿刺。逆流する血は結構赤く、多分動脈。
　「鎖骨の下に指をぐっと押し込んで、８分圧迫、休憩。」
　再度、探って何とか穿刺、明らかに赤黒くで静脈血で命中。
　カテーテルを慎重に入れて、挿入も“ＯＫ”。これは、自信につながるはず。
　夕方の会議、そのあとの“Ｎ９５マスク”装着確認で今日は終わり。
　何か、学習会をやってたけども“パス＝サボリ”で止めて帰り、“熱燗”。

※　世界女子カーリング選手権日本チーム、五輪ほどの“気”は感じられなく惨敗。

冬に逆戻り

　天気予報は正しく、朝から冬の気温。マフラーをクリーニングに出さなくて良かった。冷気を吸い込み、出勤。予約外来、今日は少なめなのに、最後の方は来るのが遅い。
　待ってても無駄が多そうで、先に昼食。その後に外来に行くと丁度よいタイミングで、午前診療はここまで。
　病棟は一段落が期待できそうな感じ。一方は入院延長して、安静静養が必要そう。でないと、増悪が待ってる。
　午後の予約も最後の一人を除いて順調、最後の方の予約時間は何故か一人離れて遅め、何でこんな予約時間にしたの、時間が空いて無駄。
　外来終了後、予約担当者に無駄を無くすように少々頼んだ。

　大阪府議会が伊丹空港廃港を決議、兵庫県議会は伊丹空港存続を決議。
　あの狭い地域に、更に神戸空港なんて、三歩下がって見たら、無駄。分かってても“エゴ”で言わない。何で、関西空港をもりたてないのか、シンジラレナイ。
　言った大阪府知事は、ちょっと正直。　

※　“Ｈ”首相、「決して県外をあきらめているという状況ではありません。」裏切るな。

グーグル中国撤退

　やはり、自由と規制の狭間で、自由の旗頭“グーグル”は中国撤退。
　中国、自国の法に従うのは当然と言うが、住んでいる住民ではなく、世界中を巡る情報に歯止めは無理だし、これを規制するのはもう遅過ぎる。
　確かに住んでいる人は、その国の法の規制や庇護の中。でも、電波は見えない、抑えられない、そんな時代は終わったかのようなのに、中国はあくまで強気、人口１０億以上の意識？
　まあ、中国には不完全解放しか起こらなかった結果かも。

　鎖骨下静脈穿刺、研修医が開始。イメージを作らせて始めても、最初のエコーガイドイメージから出られなくて、模索の霧の中。一回静脈に当たったが、カテーテル針は当たらず、患者さんの耳元で「あと１０分。」と言って交代、もう、後がない。
　研修医の残した注射器と針を好みの物に替えて実行。
　野球だって自分にあうグラブとバット、テニスだって自分に合うラケット。ともに、ボール（この場合は患者さん）は替えられない。
　研修医はもがいて、自分の好みと流儀を探って欲しい。
　超高齢の為か、少々もがいて、研修医の眼前で挿入“ＯＫ”と面目。
　究極、大事なことはカテーテルを清潔に鎖骨下静脈に入れること、これだけ。後は自分のスタイルに任せ、目標を見失しなければ、何でもあり。
　でも、無駄のしまくりは、ド○○。

※　民主党“Ｏ”幹事長、「“Ｕ”君もみんなと仲良く・・・」の発言自体、上から言葉。

何となくの三連休終了

　昨日までの強い風は吹き去って、ついでに暖かい気温も吹き飛ばし、日差しは暖かそうだが、空気は冷たく平年並み。
　午前中家庭内雑務、日頃やってないので手間取ってしまい、時間が取れなくて午後出勤、一人が午前中に退院で挨拶できず。本当は先週末予定だったが、退院予定日に体調不良で延期、こんな事はたまにはある。
　残った患者さんの状態改善は遅々としている。
　明日は、１９日に上手くいかなかった方の鎖骨下静脈穿刺、もう一度の予定。
　この方は、超高齢で末梢静脈が細く点滴しづらいので、まず、研修医に十分イメージしてもらって穿刺のつもり、イメージ出来てる？

　プロ野球、今年期待の楽天３連敗、「完封負け」→「暴投サヨナラ負け」→「逆転負け」と落ち込む負け方。この連休、漸く少し読書１００頁。
　明日はどうしても“気”を入れないといけない。

※　どうも多いと思ったら、沖縄は飲酒絡み交通事故は日本一。