ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

如月ラスト

2006-02-28 22:38:29 | Weblog
 去年も早いと思ったが、今年もやはり二月は短く、早い。
 トリノの余韻は、明日で記憶の奥底に沈んでしまいそう。
 沈み込む前に、“純ちゃん”の一生のうちで最高の金色に輝いた瞬間は、真紀子女史とのタッグで、総理大臣になったあのときだろう。
 あれが最高、その後あれ以上はやはりなかった。
 その真紀子女史はいつが最高だったろうか。
 “外務大臣”の就任時だったら、ちょっと低く、寂しい。
 一般はこんなものよりも、もっと低そうかな。まあ、高い低いは各自の尺度に依るけどね。
 私にも最高ってあったっけ?記憶が薄くミジメ。

 民主党のN議員はあれだけ、強気でTVにも写って、ガセだったら議員を辞めるしかないんじゃない。
 国会議員の国会議事堂内での言葉の重みを知るべし。細川元首相の所にでも行って、弟子になり、修行してきたらいい。
 民主党のM代表も尻馬に乗って降り場がなさそう。
 ここは彼にとって最高に格好悪い所だろう。
 これを持って、“最低”と言う。

 今夜は、“肺炎・・・”の講演会に行って来ました。対象が研修医向けでやさしく話してくれた。当院からも二人出席、初めなしかと思っていたのだけど。
 質問?ちょっと言っときました。
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トリノ・ラスト17

2006-02-27 22:44:15 | Weblog
 朝起きるともう閉会式の録画放送。
 未明の閉会式を生で見るほど元気はない。今日は新患担当だし、研修医も来るし。

 荒川選手のあの瞬間は、彼女の一生のうちで最高の金色に輝いた瞬間だったろう。
 例え、この次も金メダルをとっても、この輝きにはかなわない。
 今後、プロになったりして、稼いでもいいけど、あの最高峰はあの瞬間だけ。
 私たちの大多数は、彼女ほどの高い輝きを一生の内に感じることは難しいね。
 もう少し低めなら感じる機会は一杯ありそう。それをつかみ取れたら幸せだろう。
 この金メダルの瞬間を共有出来るのがオリンピック観賞。

 今日、“風邪が治らない”と来た方がいたのです。
 咳と白い痰がでて、動くと息切れするのですと訴える。
 まあ、風邪が長びいて不調でもいいけど、ちょっと違う。普通はこじれても、息切れまではならない。ホントにしっかりと病気があるんじゃないのっと感じて、いつもより検査を多めにチェックを入れる。
 結論、“心房細動による心不全”。
 患者さんは、この息切れ状態を“風邪が治らない”というのです。
 もう少しばらすと、少し前に近医で風邪の投薬を受けていました(効くわけないよ)。正直に書くと、“後医は名医”という言葉もあるのです。
 それは、あとから診る医師は前の医師の一次医療を受けてきた後を診るのですから、一次チェックのふるいをかけられた後ということで、やや楽でもあると言うことです(もちろん逆もありますけど)。
 患者さんの訴えの後ろにはこんなヤバイ状態も隠れていることがあるのです。
 研修医さん、分かったかな?

※ 患者さんの言うがままだと危ういこともある。
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トリノ16

2006-02-26 22:33:52 | Weblog
もう1日しか残ってない。昨夜は男子のスキースラローム(回転)を途中まで見て、一人が前半で3位に入っていたが、日本の夜明けまでに4位になってしまった。
 一位のオーストリア選手は巧くて速い。このようなスキー競技は、ポールを膝で倒して、出来るだけ直線に近く滑るのが一般になってる。
 昔は旗付きのポールだったので、こんな技は無かった。
 今の選手は全員、鎧の膝当てのようなものを付けて突っ込んでいく。
日本選手は、あの荒川選手の落ち着きを分けてもらえば良かった。
 スケートショートトラック、これはもう適度の早さと抜かれまいとするカーブのうまさ駆け引きで決まり。スタートで競り勝つと極めて有利、反則すれすれありかも。審判の目も見所、日本選手は準決勝、すっと抜かれて敗退。
 500mなんて、すり抜けてくる選手がいつ出るかと目を離せない。
 
 冬という印象からは、スキーの滑降か大回転が王道に感じた。
 でも、たった一人だけど、メダルがあって良かった。
 
 朝から雨の一日で、トリノの録画TVを見て、残務整理。
 自動車の任意保険、各社で結構の差があり、この理由理解出来ない。
 民主党はどうケリを付けるのか、トリノの間だったし、メールをばらすような国会なんて、まるで三流週刊誌暴露記事のまんま。どうでもって感じでレベルが低い。
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トリノ15

2006-02-25 23:03:13 | Weblog
 今朝はエキジビション、メダルなしの祝賀会のような、こんなに優雅なのはフィギュアだけだろうね。
 日本選手にもうメダルはおそらく終了だから、後はスポーツ観賞だけ。
 でも、一個だけでも光って良かった。

 今日は午後にSP(Simulated Patient=模擬患者)さんの講演会を聞きに行った。
 患者の演技をしながら、主に医学生達にコミュニケーションの疑似体験的学習をさせてくれるのです。
 “胃潰瘍”役の方は、上腹部の不快感や痛み、食事との関係などを、自らの訴えとして医師役の学生に、訴えるのです。
 実際の患者さんでは、ミステークはなしですけど、そのために患者さんとのコミュニケーションを形作っていく練習をするのです。
 その演技などをする方が講演をしたのです。
 患者さんの視点を医師に分かって欲しいと言うことを、聴衆(医療関係者)に遠慮しながら話しているように聞こえました。
 まだ、遠慮を感じさせてしまうのですね。本当は対等にならねばならないのです。
 医療者側が“患者様”と呼ぶこともないように、患者側も医療者に対して、必要以上の遠慮もいらないのです。
 互いの権利を主張しあうだけでは対立になってしまいます。
 後で質問しました。

※ “一緒にやろうぜ って感じで良いのではないでしょうか”と、これってくだけすぎかな。
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トリノゴールド14

2006-02-24 17:21:19 | Weblog
 昨夜の予定表を見ると、朝の6時半頃に行われるとある。
 これなら起きられると思った方も多そうで、私も目覚ましを6時少し前にかけて起きた。ミキ選手は早すぎて間に合わなかったけど、後半は十分見れた。
 前半一位の米国選手登場、日本国民の怨念を受けて“転倒”、しっかりと2回も。
    言葉には出さなくても、“コロベーッ”と念じた日本人はきっと多かったはずだ。
    何の恨みもないけど、悪意の願いがしみ出してくる。
 次の荒川選手、のびのびとし、やって行けそうに感じたが、ジャンプの度に大丈夫かなっと、ちょっと心配。回転ジャンプで得点を上げるが、ミスの危険も同様。
 終わって、日本人はみんな安心したんじゃない。
 スグリ選手もうまかったけど、こぢんまりとまとまってしまったような。
 そして、前半二位のロシア選手登場。
 米国選手が転倒したので、二度も続くはずはないと思いながらも、きっと多くの日本人はまたもや“コロベーッ”と念じたのでしょうか。 
 そひたら、後半突然尻餅をついてしまい、荒川選手の“金”決定。
 この瞬間の荒川選手の心境をそっと聞いてみたい気がする。
 正直に答えてくれるかな、これは日本に帰国してから聞いた方がよいだろうネ。
 米国選手は二回転んでも“銀”、ロシア選手は一回転んでも“銅”。
 これではスグリ選手がちょっとかわいそう。

 今日は突然、研修医が腰椎穿刺(腰椎の隙間から細い針を刺し、脊髄液を採取して調べる検査)をやることになり、その監督。
 消毒の順序と液の取り方が気になった位で、後はまあまあ。
 一年近くたつとうまくなったよ。
 その後、久しぶりに私が鎖骨下静脈穿刺をやったのです。約15分で終了、OKです。

 荒川選手から学ぶこと。長野五輪から耐えて8年の金メダル。
 これを思えば、禁煙や減量なんて簡単そうに見えるんじゃない。

※ 早起きの甲斐があった。
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トリノ12

2006-02-23 22:07:54 | Weblog
 今日の鎖骨下静脈穿刺、若いのに「どうする、私がさきにやりますか?」と聞くと、「先にやります」と答えた。
 それならとやらせる。前回はまず動脈に入ってしまったが、今日の方は人工呼吸器がついているので、「絶対、肺をさすな。動脈は刺しても押さえてればいいだけだけど、肺はしぼんでしまい、肺に圧力がかかっておりまずい」と言って、「丁寧にやれよ」と開始。
 数分で静脈を見つけたが、浅くてカテーテル(細い点滴用の長い柔らかい管)は入っていかない。
 やりなおし。さぐって静脈を見つける。さっきよりも1,2mm深く進めて、カテーテルを入れるように話して、OK。入りました。
 総計、約40分位。もう少し、操作展開に滑らかさがあれば良いのだけど。

 この滑らかな動きが出来れば練度上達。
 オリンピックでも同じ、見ていて流れるような動きが出来る人はうまくて強い。
 男子距離スキー、もみ合い競り合いではじかれて落っこち。
 こんな所は、悪いけど外人さんの方が場慣れしている。
 日本人は基本的に優しく、「お先にどうぞ」っと遠慮が出てしまうことが多いもんね。人を押しのけてまでなんていう意識は、外国の方々には勝てない。

※ 明朝、未明に起きられるかな?
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トリノ11

2006-02-22 22:23:03 | Weblog
 昨夜は0時半で寝た。よって、フィギュアの前半は朝起きてからは、当たり前だよ。
 未明から起きて見たら、今日の仕事もたない。
 ミキティーさんは若さで滑ったみたい、次回も出来そう。荒川選手は貫禄って感じで、スグリ選手は優雅さで差がつたのかな。
 ロシアと米国の選手はさすが。
 スノーボード大回転、二人で競い合うとはっきり勝負が分かる競技だけど、幅広の場所をとる。ただ、勝ち抜きでやっていくと、長くなって見るのも疲れてきた。
 日本のメダル期待は、もう荒川選手しかいなさそうだけど、良い演技をしてくれたらメダルなくてもいいよ。
 
 サッカー日本はインドに6-0で勝ったようだけど、インドではサッカーはメジャー競技?

 来週、学生さんが研修見学に来るというので、その案内を頼まれた。
 ボスはお愛想してくれるのだろうかと、ちょっと心配。
 ま、良いとこも悪いところも、みんな見せて考えてもらおう。

※ 飾ると後が持たない。これは偽装のようなもの。
デービス選手は二個目が金でなくて残念。
こんなに見てて仕事できるの?明日は先週の復習。
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トリノ10

2006-02-21 22:08:06 | Weblog
 朝のニュースでカーリング・ニッポンはスイスに負けた。
 これは実力負け、しぶとくやったけど、前半の差を追いつけなかった。
 今夜は眠くなってきてヤバイ。
 スキージャンブ団体なんて、何か無理してくっつけたような競技で、個人の時に合わせてまとめても良いくらい。
 でも、団体戦というのなら、国ごとにまとめて続けて4人連続で飛べばいい。
 そうすればもっと団体らしくなる。

 研修医と一緒に家族の方と話をしたけど、慣れてないからだろうけど遠慮が多いねって感じた。ご家族への配慮は大事だけど、目標、患者さんの出口を何となく感覚的に分からせられたら、数値や理屈だけでは感覚的に理解しにくそう。
 今日は時間がとれたので、来週の勉強会の準備。

※ 団体戦なら団体って言うのを感覚的に、テレビなら視覚的に分かるようにしないと、団体戦とは理解し難い。
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トリノ9

2006-02-20 22:58:36 | Weblog
 今日もインフルエンザの方が来た。
 患者さん曰く、「先週末からちょっと変で、昨日は38度で、今朝は36.8度です。でも、インフルエンザが心配なので、その検査をして欲しい。」
 私が答えた。「今日下がっているのなら、インフルエンザの可能性は少ない。まして、36.8度だなんて。今季37.5度でインフルエンザの人はいたけど、36度台はいない。もし、そうなら今季の鑑別(熱などの具合の悪さからインフルエンザか否かを見分ける)はもう不可能です。この見立てが間違っていたら私はあなたに見立て違いを謝ります。」
 そして、インフルエンザ迅速診断を実施。
 30分後、なんとインフルエンザA陽性と判定が出たのです。
 私は言ったとおり患者さんに「見極められなくて堪忍」と謝りました。
 これで、本当に今冬はインフルエンザかどうかを、患者さんの話から推測する自信は、グーンと落ち込んでしまいました。
 疑ったらすべて検査しないともう分かりません、と言うのがより真実でしょう。

 カーリング日本チームはイタリアに勝ち、どうしても次のスイスに勝たねばならない。うーんと期待したいし、期待しよう。
 スキージャンプで、日本選手はスキー板がV字形でそのかかと部分は殆ど接しそう。しかし、優勝したオーストリア選手達はかかと部分はしっかりと離れており。逆ハの字位の感じ。新しい飛行形かな。今度解説を聞いてみよう。

※ トリノの星は男子スピードスケート優勝のデービス選手に決まりかな。
予定では日本時間21日24時男子1500m決勝で見られそう。
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トリノ8

2006-02-19 23:12:12 | Weblog
 スキージャンプ・ラージヒルって、その差は分からない。どうして日本選手は早く着地してしまい、オーストリア選手は最後がぐぐっと伸びるのか。
 メダルだけではないけど、前宣伝から比べて“ゼロ”はちょっと寂しい。
 後の可能性は女子のフィギュアスケートだけ?
 思わぬ、想定外の伏兵がでたりするといいけど。
 アテネの水泳800mなんてみたいに。
 幾分テレビの見過ぎだね。

 今日、時間があったので地元のテニス大会を見学観戦。
 今日は芝生に入って見てもよかったのかな。
 マイナー選手権だけど、それでもチャンピオンは一般よりもメチャ強い。
 当たり前だけど、その上。日本代表は雲の上。グランドスラム大会選手は天上界って位の差だ。

 先日、研修医と外来診療をしていて、“この患者さんから、何を考える?”って聞いたのです。
 60才位の患者さんは“このところ飲酒後に意識を失うことがある”と言うので来られたのです。
 さて、回答、“飲酒後の低血糖、一過性脳血管障害、不整脈など”と。
 いずれも、嘘ではないけど、ちょっと堪忍してよという感じ。
 正解は“飲酒後の低血圧発作、まあ、酒を飲んで軽い脳貧血を起こしたようなもの”、酒を飲んで立ち上がるとくらくらする、これのひどいやつ。これが圧倒的に多い。
 考えるのは、よくあるのからが順番。
 某先進国の話にあります。上級医が研修医に質問。
“向こうからひづめの音が聞こえてくる、アレは何の足音だ?”
 研修医が答えました、“シマウマかもしれません”。
“シマウマかもしれないけど、普通はただの馬を考えるべきだ”と上級医。
“それは、特殊なものよりも、多いもの、よくあるものを先に考える必要がある”

※ シマウマと答えて良いのはアフリカの研修医だけです。
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