ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ワルキューレ

2011年04月21日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜は戦争映画を観ました。
 トム・クルーズ主演の「ワルキューレ」です。

 北アフリカ戦線で片手と片目を失ったシュタウフェンベルク大佐はベルリンの予備軍司令部に配属されます。
 そこは反ヒトラーの将校や将軍の巣窟で、シュタウフェンベルク大佐も祖国ドイツを救うため、ヒトラー暗殺計画に加わります。
 大佐は総統の隠れ家、狼の巣で開かれる作戦会議に総統とヒムラーSS長官が出席すると聞き、自ら会議出席者として爆弾を持ち込み、ヒトラーとヒムラーの爆殺を試みます。
 同時に、ベルリンの予備軍司令部では、反乱が起きたときにこれを鎮圧するためのワルキューレ作戦を発動、事件をSS(親衛隊)の不満分子による仕業とし、SS、ゲシュタポ、SA(突撃隊)などの幹部を一斉に逮捕し、通信手段を遮断して各官庁や放送局を占拠し、一気に新政権を樹立し、連合国との和平交渉に入る予定でした。
 しかし予備軍の司令官がヒトラーが確実に死んでいるとの確認がとれないことを理由にワルキューレ作戦の発動をためらいます。
 結局大佐がベルリンに戻り、確かに爆発した、という証言を得て、やっとワルキューレ作戦を発動します。

 狼の巣ではヒトラーはかすり傷で生き残っており、狼の巣からの反逆者逮捕命令と、予備軍からのナチ高官逮捕命令が同時に乱発されます。
 事態は緊迫しますが、ヒトラーがラジオで健在を呼び掛けるにおよび、一連の計画はとん挫、大佐をはじめ計画に連座した人々は処刑されます。

 実話に基づく作品ということで非常に緊張感があります。
 欲を言えば、ヒトラーやナチ高官、SS将校やゲシュタポなど、敵側の状況をもう少し丁寧に描いてほしかったと思います。
 シュタウフェンベルク大佐は反乱分子ということで銃殺されましたが、今では郷土の英雄になっているそうです。

 それにしても、第三帝国の制服はどれもかっこいいですねぇ。
 SSも、SAも、、ゲシュタポも、予備軍ですら。
 当時の若者はあのかっこいい制服に憧れたんでしょうねぇ。

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