今日は息つく暇もないほど忙しく、酒を呑もうとも思わなかったので駅前の中華屋で冷やし担々麺を食って帰宅するなり風呂も入らずリビングのホットカーペットで1時間ほど眠ってしまいました。
そうなると今度は眠れなくなるというのが世の常で、ネットフリックスでなるべく馬鹿々々しいドラマか映画を観ようと、「地獄の花園」というのが眼にとまり、なんとなく1時間40分ほどの作品を観てしまいました。
大会社には堅気のOLと喧嘩に明け暮れるヤンキーOLが存在する世界。
その世界で繰り広げられる抗争が描かれ、誠に馬鹿々々しいほど痛快です。
そんな中、堅気のOLとして生きている主人公の永野芽郁演じるナオコ、普通に仕事をし、仕事帰りには同僚と食事をしたりして、彼氏が欲しいとぼやきながら普通のOLとして生きています。
そんな中、途中入社の広瀬アリス演じるランが3派が入り乱れていたヤンキーOLたちを一日で傘下に収めてしまいます。
なぜかランとナオコは仲の良い友人になっています。
ランの強さに脅威を感じた一部上場の大会社のヤンキーOLがランを呼び出すためにナオコを拉致。
一人乗り込んだランは孤軍奮闘するものの、多勢に無勢、屈辱の敗北を喫してしまいます。
しかし恐るべきことに、実は世界最強OLだったナオコが全員倒してしまい、それからランとナオコの関係性も崩れ・・・というお話。
「翔んで埼玉」を観た時のような爽快感があります。
私はかねてより、およそ意味の無いことにのめり込んで破滅していく姿だけが美しいと、このブログに何度も書いてきました。
OLに喧嘩の強さなんて何の必要もありません。
そもそもOLが喧嘩による派閥争いをするなんて分かりやすいことをするはずがありません。
するはずがないことを必死でやるから滑稽味がうまれ、爽快感を感じるのだと思います。
本当に出会いがしらのように観た映画ですが、楽しめました。