突然の休暇を取った午後、恒例のホラーDVD鑑賞を楽しみました。
「519号室」です。
刑務所を仮出所した男。
今は亡き母親が住んでいた古いアパートに住んで、自動車修理工場に勤め、更生を図ります。
しかし、その古いアパートで、隣室から夫が妻や娘に暴力をふるう音がたびたび聞こえます。
警察に訴えますが、隣室はもぬけの殻。
アパートの管理人に聞くと、その部屋は何年も空室とのこと。
男は幻聴や幻覚に苦しめられながらも、じつはその部屋に住む警察官の男が、妻と娘を虐待のうえ殺害し、自らは自殺してしまったことを突き止めます。
いわゆる心霊ホラーですね。
でもこの映画、決定的な欠陥があります。
すなわち、謎解きに走り、怖くないのです。
よくできているとは思いましたが、ホラー映画に恐怖を感じないのでは、ホラーファンとしては興ざめです。
もうひとひねり欲しかったところです。
519号室 [DVD] | |
ジェシー・ブラッドフォード,ケヴィン・デュランド,アメリア・ワーナー | |
AMGエンタテインメント |