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てらまち・ねっと



 時々お会いしたり、メールやエールをいただいたりしていた御嵩町長の柳川喜郎さん。
 NHK解説委員から、町民に乞われて町長選に立候補、圧倒的な支持を得て当選。
 今日26日が12年間の町長の最終の日。産廃処分場計画に絡んで襲撃されたり、盗聴されたり、梶原知事と絶縁状態になったり・・・

 一昨年、県知事が変わって、産廃処分場問題で話し合いで道が探られてきた。
 いま、複雑な心境だろうと想像する。
 
 ともかく、「ご苦労様でした」 

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● 御嵩産廃で3者きょう初会談 住民投票から10年  4月24日 中日
 岐阜県御嵩町の産業廃棄物処分場建設問題で、建設をストップさせた柳川喜郎町長と事業者の清水道雄・寿和工業社長、古田肇知事による初めての三者会談が二十四日、県庁で行われる。建設計画が浮上して約十六年、八割が反対した住民投票から約十年を経て、宙に浮いていた問題が解決に向けて動きだすことになりそうだ。
 会談は、古田知事が提案した。知事は今年二月に柳川町長と、その四日後には清水社長とそれぞれ個別に会談し「現在の状況は好ましくない」として、解決を図ることで認識が一致。その後、柳川町長が今期限りで引退を表明し、次期町長を決める町長選が二十二日に終わったことを受け、正式に三者会談の開催が決まった。
 柳川町長の任期は今月二十六日までで、古田知事は取材に対し「この問題は、柳川町長がかかわってきた。(解決に向けた)スタートラインは、柳川町長と話す必要がある」と説明。柳川町政を継承する渡辺公夫氏が町長選に当選したため、その後の協議は渡辺氏が引き継ぐことになる。
 三者会談の協議内容について古田知事は「まず、三者が率直に議論することに意味がある。どんな意見が出てくるのか聞いてみたい」と述べるにとどめた。
 一方、「知事が代わり、公正な手法を信頼している」と語っていた柳川町長は「県を信頼し、すべてお任せしてある。予断と偏見抜きに話し合いたい」と述べた。
 寿和工業は「どんな中身になるか分からないが、話し合いには応じる」とコメントした。

● 岐阜・御嵩産廃 解決へ協議継続 3者会談で一致  4月24日 中日
 岐阜県御嵩町の産業廃棄物処分場建設問題で、反対運動の先頭に立ってきた柳川喜郎町長と岐阜県の古田肇知事、事業者である清水道雄寿和工業社長による初の3者会談が24日、県庁で行われ、問題解決を目指して協議を進めていく意思を確認し合った。
 柳川町長と清水社長が会ったのは1996年の町長襲撃事件以降初めて。寿和工業が町に計画を伝えてから16年、8割の住民が反対した住民投票から10年が経過、長年未解決だった問題がこの日の会談をきっかけに動き出す。
 清水社長は会談後、「なるべく早い時期にいい着地点を見つけたい。住民投票の結果は尊重する」と話し、解決に向け「何らかの条件を出す」と具体的な条件を提示していく考えを示した。柳川町長は「私が何らかのアクションをとる段階でない。あらゆる角度から処分場建設は実現不可能。話し合いで年内に(解決)できれば」と話した。
 また古田知事は会談終了後「長い間放置するのは良くない。できるだけ早く3者が納得できる解決を目指す意思を確認でき、いいスタートが切れた」との感想を述べた。
 柳川町長は26日の任期満了で引退。3者間の協議は22日の御嵩町長選で柳川町長の全面支援を受けて初当選した渡辺公夫氏が受け継ぐ。


● 産廃処分場問題:知事、町長ら3者会談 岐阜・御嵩町  4月24日 毎日
 全国初の住民投票で反対が多数を占めた岐阜県御嵩町の産業廃棄物処分場建設問題で、同県の古田肇知事と同町の柳川喜郎町長、建設を計画する寿和(としわ)工業(同県可児市)の清水道雄社長による初の3者会談が24日、同県庁で開かれた。会談では、今後も節目で3者が会い、問題解決に向けた話し合いを進めることで合意した。住民投票から約10年にわたって宙に浮いていた問題が、一気に解決に向かう可能性が出てきた。
 同町では、95年4月の町長選で建設反対派に擁立されて初当選した柳川町長が96年10月、暴漢に襲われて重傷を負う事件が発生。計画との関係が取りざたされたが未解決となっている。97年6月の住民投票では有権者の7割が反対の意思を示したが、当時の梶原拓知事と同町長の対立から県と町の協議は中断。05年2月の古田知事就任を機に、10年ぶりに知事と町長の会談が再開された。
 引退する柳川町長の任期満了(26日)までに解決の道筋を作ろうと、3者の事務レベルで協議を進めていたが、22日の同町長選で新町長が決まったため古田知事がトップ会談を要請した。
 会談後、柳川町長は「計画中止に向けた話し合いと考えている。そういう心証や感触を得た。年内に解決するという手応えを感じている」と話した。古田知事は「いいスタートが切れた。現状を放置しておくのは好ましくないとの共通の認識だ。3者が納得する解決策を模索していきたい」。清水社長も「いつまでも問題を引きずる気はない。双方歩み寄りが必要だと思う」と早期解決への意欲を述べた。【宮田正和、佐野裕、中村かさね】

● 御嵩町産廃問題で知事・町長・寿和3者会談  4月24日 岐阜
 可児郡御嵩町の産業廃棄物処分場問題で、古田肇知事、同町の柳川喜郎町長、建設を計画した寿和工業(可児市)の清水道雄社長が24日、県庁で計画の取り扱いについて会談した。3者のトップ会談は初めて。10年以上にわたって宙に浮いたままの問題は、解決に向けて動き出した。
 古田知事は今年2月、柳川町長、清水社長とそれぞれ個別に会談。「手続きが放置されている状態は好ましくない」として、問題解決を図ることで認識が一致していた。
 その後、柳川町長が今期限りの引退を表明し、「古田知事になって県の姿勢が変わった」と、産廃処分場問題の解決に期待感を示していた。3者会談は、任期満了(26日)を前に古田知事の提案で実現。柳川町長と清水社長が公式に会うのは12年ぶり。
 先の御嵩町長選では、柳川町長が支援した元町議の渡辺公夫氏が当選。渡辺氏は産廃処分場問題を早期解決する姿勢で、今回の3者会談の内容は渡辺氏に引き継がれる。
 24日の3者会談は午前11時から非公開で約30分間行われた。会談終了後、古田知事は「(問題を)長く放置したままにしておくことは好ましくないとの認識で一致した。新しい町長とも早くお会いし、節目、節目で話をしたい。有意義な会談だった」と語った。
 会見した柳川町長は「現段階では県と寿和工業の問題だが、県がどう判断すべきかは行政手続き法から明らか。古田知事の公正な手法で問題を解決してくれると信頼している」とし、「遅くとも年内に結論が出るとの感触を持っている」との見通しを示した。
 清水社長は「県、御嵩町、当社の間で話し合いによる解決を目指すことに基本的合意が得られたことは喜ばしい。解決すべき問題は多岐にわたるが、お互いに誠意を尽くして議論すれば、広く県民から理解いただけるような解決が可能と信じている」とのコメントを発表した。
 産廃処分場建設計画をめぐっては、御嵩町が1997年、産廃処分場建設の是非を問う全国初の住民投票を実施、建設反対が多数を占め、以来、こう着状態が続いている。柳川町長は24日夜、御嵩町の向陽中学校体育館で町民らを対象に産廃処分場問題報告会を開く。

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