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てらまち・ねっと



 沖縄の県知事選挙でネットの動きが一つの注目を浴びていた。それは、ネトウヨ(ネット右翼)の活動の在り方。
 街の中でも、ネット上でも、個人の意見を言うのは自由。
ただし「間違いでないこと」は重要。
 その当然の社会通念を覆すのが「デマ」。意図的に悪意に満ちたデマを流されたら、候補者はたまらない。

 ネット選挙の時代というのは、あってはならない「デマ」、それでも流される可能性のある「デマ」、そこを抑える必要がある。
 もちろん、ずっと以前の紙媒体だけだったころにも「怪文書」とか「デマ」は流された。
 私など、選挙前になると変な文書が回っていると、心配してわざわざ「紙」を持ってきてくれる知人がいたり、「こんなうわさが流れている」等という話がきたりする。・・ま、そんな悪意に満ちたことをする人たちのことは気にはしても仕方なかった。所詮、紙や人のうわさは「指で折って数える程度の人の数」の話。ひどければ、必要なら警察に通報する。

 でも、ネットは世界中に広がり得るから、対策が必要。今回、私ができたことは、「ネットのデマ」の批判。
 幸い新聞などが先にそのように頑張っていたので分かりやすかった。
 ということで、今日は、沖縄知事選や今年の新潟知事選にかかるネトウヨのことなどについての意見を幾つか記録。どれが的確な見解か検討することも大事なこと。 

●政権忖度? 沖縄知事選の詳報をテレビが一斉スルー! 『ひるおび!』では立川志らが辺野古反対を「妨害」よばわり /リテラ 2018.10.01
●ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙 現地レポ~敗北の分析】/Yahoo!ニュース 10/1(月) 5:30 古谷経衡 文筆家/著述家

●【新潟県知事選】ネトウヨ時代の選挙で勝利した自民 ネット戦略練らない限り負け続ける野党/田中龍作 2018年6月11日
●新潟県知事選「ネトウヨのせいで野党が負けた」は偽りだ 「ネット右翼十五年史」特別編/現代ビジネス・講談社 2018.06.15  古谷経衡 文筆家

● 沖縄を知る 「ネット右翼でした」 沖縄に暮らし、記者になって思うこと/琉球新報 2018年04月02日

 なお、今朝は13度。ウォーキングは涼しかった。
 昨日10月1日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数7,205 訪問者数2,273」だった。

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●政権忖度? 沖縄知事選の詳報をテレビが一斉スルー! 『ひるおび!』では立川志らが辺野古反対を「妨害」よばわり 
           リテラ 2018.10.01
・・・(略)・・・
というのも、投開票から一夜明けた本日、NHKの『ニュース7』が、沖縄県知事選の結果について、まったくふれなかったのだ。

 もともとNHKは今回の沖縄県知事選についてほとんど取り上げてこなかったが、まさか、看板のひとつである報道番組で結果にさえふれないとは、あまりに露骨すぎるだろう。

 さらに、民放のワイドショーも、ほとんどが沖縄県知事選の話題をスルーした。
・・・(略)・・・
なのに、前回とは打って変わって、選挙結果を取り上げない──。このわかりやすい事実が示しているのは、いかにNHKやワイドショーが、沖縄の民意を伝えることを「政権批判」と捉えているのか、という問題だろう。

●ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙 現地レポ~敗北の分析】
     Yahoo!ニュース 10/1(月) 5:30 古谷経衡 文筆家/著述家
・・・(略)・・・ しかしながら私は、佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のこと、その「外野」にこそあると分析している。「外野」とは何か。それは翁長前知事が健在であった時代から、反翁長(反オール沖縄)の姿勢を鮮明にして、主にネットやCS放送局などを利用して勢力を高めてきた在沖縄のネット右翼活動家達のことだ。

 断って置くが、彼らは佐喜眞選対には一切入っていない。勝手連的に今回の知事選挙で佐喜眞氏を応援していた人々である。彼らは、中央(東京)のCS放送局やネットニュース番組等を行き来し、または保守系論壇誌、あるいは沖縄のコミュニティFM等を活用して、「善意」で以て佐喜眞氏を応援した。・・・(略)・・・

●【新潟県知事選】ネトウヨ時代の選挙で勝利した自民 ネット戦略練らない限り負け続ける野党
            田中龍作 2018年6月11日
 自民党のネット対策はエゲツないまでに徹底していた-
・・・(略)・・・
野党共闘の池田候補が勝つと見られていた。無党派層を取り込み、組織票の自公を上回る、というのがセオリーだ。

 ところが、そうはならなかった。今回の知事選挙の投票率は58・25%(新潟県選管発表)。前回を大きく上回った。セオリーは覆されたのだ。

 一人暮らしの青・壮年層の最も多い新潟市中央区で花角候補は池田候補に1万票もの大差をつけた。池田陣営の支援者や運動員は異口同音に「なぜあんなに中央区で開けられた(大差をつけられた)んだ?」と繰り返した。

 組織にもムラ社会にも属さず、ふわっとした個人の動向をうまく取り込んだのはネットではないだろうか? 安倍ちゃんが重宝する右寄りの某会員制大ネットメディア数社は、ユーザーの住所を把握している。新潟のネトウヨをもらさず つかんで いるのだ。

 ツイッター、フェイスブックなどでの花角候補のフォロワーに顕著なのは、「日本が好き」と自己紹介したり、日の丸アイコンを付けたりする人々だった。

 「(沖縄ヘイトデマのDHCが配信する)虎ノ門ニュースで青山繁晴議員が・・・」「新潟を中国の手先に渡すな」「愛国者と売国者の選択」「反日」など、明らかにネトウヨらしい書き込みが相次いだ。これが政権与党の推す候補の公式SNSで繰り広げられた。

 花角陣営が杉田水脈、和田政宗、青山繁晴といったネトウヨに人気の国会議員を応援弁士に投入したのは、思いつきではない。新潟県民を馬鹿にしているわけでもない。科学的に割り出した立派なネット戦術である。

 野党は専門家を入れてネット時代の選挙戦略を立てない限り、負け続けるだろう。


●新潟県知事選「ネトウヨのせいで野党が負けた」は偽りだ 「ネット右翼十五年史」特別編
      現代ビジネス | 講談社 2018.06.15  古谷経衡 文筆家
「ネットで人気の議員」が与党系の勝因か?
安倍晋三総理の自民党総裁3選が「ほぼ」確定となった。与党系・花角英世氏(自公支持)が池田千賀子氏(野党推薦)に新潟県知事選挙で勝利したことによって、である。

6月12日に投開票が行われた新潟県知事選挙は、来る2019年参議院選挙の巨大な前哨戦であり、また「モリカケ」問題で支持率を落として動揺する安倍政権にとって、秋の総裁選の安倍3選を占う余りにも重要な試金石でもあった。

また、2018年度中に解散総選挙が行われない前提に立つと、国政選挙の無い今年度における新潟知事選挙は、ちょうど安倍政権の信任の是非を問う中間選挙的な意味合いがあった。

・・・(略)・・・
ネット戦術…?
ジャーナリストの田中龍作氏は、「【新潟県知事選】ネトウヨ時代の選挙で勝利した自民 ネット戦略練らない限り負け続ける野党」と題した総括エントリーを投稿。いわく、〈花角陣営が杉田水脈、和田政宗、青山繁晴といったネトウヨに人気の国会議員を応援弁士に投入したのは、思いつきではない。新潟県民を馬鹿にしているわけでもない。科学的に割り出した立派なネット戦術である〉と論評した。

投開票後、花角氏の勝利を受けてネット世論や一部ネットニュースは「ネット世論の勝利、既存メディア(左派リベラル)の敗北」などと歓喜あるいは憤慨した。


しかし杉田水脈、和田政宗、青山繁晴らが「ネット右翼に人気の弁士」だとして、それがどの程度花角陣営の勝利に貢献したか、また彼らの投入が、本当に「科学的に割り出した立派なネット戦術」であるかどうかは、相当疑問が残る。

蓋を開けてみると、花角氏が池田氏につけた票数の差はわずかに3万7000票と、薄氷を踏む勝利だったことが分かる。

さらに細かく市町村別の開票結果を見てみると、花角氏が池田氏を大きく引き離した地域は、有権者数約5万人の佐渡市である。ここで花角氏は、総得票の7割弱を獲得して圧勝し、池田氏に1万2000票強の差をつけているのである。・・・(略)・・・

● 沖縄を知る 「ネット右翼でした」 沖縄に暮らし、記者になって思うこと
       琉球新報 2018年04月02日
2018年3月25日、琉球新報に掲載された1本の記事がインターネット上で話題を集めました。公式サイトに掲載された訳ではありませんが、新聞記事の写真がツイッターやフェイスブックで拡散され、個人ブログなどで紹介する人も続出し、賛否両論を巻き起こしたのです。

話題となった記事は、入社2年目の塚崎昇平記者(26)が書いた「ネット右翼でした」というタイトルのコラム。琉球新報の記者が「ネット右翼」だった過去を告白する内容は、ネットでの反応を見る限り大きな関心を呼んだようです。「記者ですが」というコーナーは2017年6月4日から毎週日曜日に掲載している記者のコラムです。記者たちの素顔を垣間見ることができると好評で、開始以来42回を数えます。

なぜ「ネット右翼」だった彼が琉球新報の記者になったのでしょうか。どのような心境の変化、葛藤があったのでしょうか。「伝えきれなかった思いがまだあるはずだ」と思い、塚崎記者にインタビューしました。

ネットで考えを固めていた高校時代
―なぜコラムに「ネット右翼だった」ということを書こうと思ったのですか。

題材については教育担当(当時)として教科書問題のことなど幾つか候補がありました。その中で自分にしか書けないことは何だろうと考えました。そういえば、琉球新報社内で「自分はネット右翼だった」と公言しているのは私ぐらいだなと思ったんです。であれば、なぜ自分が「ネット右翼」だったのか、そして、考えが変わったのはどうしてなのか、ということを伝えたいと考えました。

―「記者ですが」は冒頭、「学生時代、私は『ネット右翼』だった」と書き出しています。なぜ、自分を「ネット右翼」と定義したんですか。

「ネット右翼」という言葉も定義はきちっと定まっているものではないと思います。ただ私が思う「ネット右翼」の定義としては、現場に行かないで、例えばインターネット上の情報で自分の考えを固め、「右」的な考えをネットで発信するというものではないかと考えました。そういう意味で、自分は「ネット右翼」だったと思っています。例えば、ネット上などでよく言われているように「中国や北朝鮮を抑えるため、沖縄には基地が必要だ」という意見などです。日本政府はそう説明しますが、私も過去、それを無批判に受け入れていました。

ファクトチェックされていない情報うのみに
―影響されたネット上の情報というのはどのような内容ですか。

ファクトチェックを受けていない根拠のない情報や、個人の考えがそのまま載ってしまっているブログなどです。ある意味、事実と反する情報でもネットではそれなりに影響力を持つ場合があります。ネットだけでなく、本を読む際にも自分に都合のいい情報だけを集めていたように思います。

元防衛大学校の方が書いた本や防衛省が発行している防衛白書なども読んで、自分の考えをまとめていました。ネットだけで情報を得ていたわけではありませんが、自分の考えを補強するために本なども読んで「私の意見は論文に基づいた考え方だ」と誇示していた、ということに近いかもしれません。

「ミリタリー好き」が入り口に
「ネット右翼でも変わることができるんだということを示したかった」と話す塚崎昇平記者=3月27日午後、那覇市天久の琉球新報社
―自分が「ネット右翼」だと感じたのはいつごろからですか。・・・(略)・・・

   

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