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てらまち・ねっと



 シックハウスの問題は人によって深刻だ。

 格別にアレルギーのない私でも、建材・溶剤のプンプン家に入るのは不快。
 スーパーやデパートの衣料品売り場での目がチカチカするホルムアルデヒドは嫌。

 シックハウスは、体質と環境の要因の絡みで発症するのだろう。
 ところで、数日前の毎日新聞の夕刊トップに
  「シックハウス:敏感度を判定 ネットで簡易自己テスト」
 と出ていた。
 
 やってみた。   
     結果は、私は 「低」。   鈍感なんだ。
        つれあいは、「高」。  敏感なんだ。
          シックハウス症候群:敏感度を判定/ケミレス必要度テスト 

 あなたもやってみては・・

 ともかく、体質が違うときは、敏感な方に合わせることになる。
 うちは、築90年弱の古木造家。
 床が湿気で緩んで基礎部分が腐りかけたりしたこと、それまでに使われた内装の新建材を除くこと、間取りの変更などの目的で、25年ほど前に1階の東半分と2階の全面を大幅改装。

 知人の設計士の勧めで、床は、県内産の無垢の「節あり・厚さ1寸・杉材」で張り替えた。
 壁と天井は、当時の隣町(今は自治体合併して同じ市)の美山町産の厚さ3分の杉板・無垢。

 板は本実加工(ほんざねかこう)だから、加工賃が板と同じくらいかかるといわれたけど、機密性が確保できる。

 (本実加工=床板や壁材などをつなぎ合わせる方法。板と板とが接する箇所に、一方を凹、片方を凸 に加工したもの。実際には凹のくぼみ部分にビスや釘を打ち込み固定することで表面に 釘などが見えない)

 5年程前には残っていた1階の西側の改修。床や床下が腐ったから。
 今回は、高圧処理をした宮崎のオビスギの本実加工にした。

 そんな内装だから、内側は「山小屋」みたいという人もいる。

 日々の健康に「大気」は大事。室内も同様。

 ところで、ウィキペディア(後記で引用)では、
 ・・・シックハウスの原因としては、冷暖房効率の向上を優先させたことも関係・・自然生物である人間の環境空間としての建築物において、自然環境との繋がりを完全に遮断するような高気密化、高断熱化を優先するような風潮や政策には危険性もある。また、気密性の高い建築物は、機械的な換気が必要となる場合もあり新たなエネルギー消費とコストの増加となる・・・とあった。

 なお、インターネット情報におけるシックハウス関連は、マーケット(営業・勧誘)情報も錯綜しているようだから、注意も要る。

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私もやってみました シックハウス度のチェック
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ケミレス必要度テスト



私の結果は・・「低」


●シックハウス:敏感度を判定 ネットで簡易自己テスト
    毎日新聞 2009年5月27日 15時00分
自己判定テストの主な質問
 「シックハウス症候群」対策として化学物質に敏感かどうかをインターネットで自己判定できる簡易テストを、森千里・千葉大教授(環境生命医学)らの厚生労働省研究班が開発した。「自分が化学物質にどれぐらい注意が必要かを判断する目安にしてほしい」と呼びかけている。

 シックハウス症候群は、建材や家具、防虫剤に含まれる化学物質などによって、目の痛み、だるさ、めまいなどを起こす。新築・改築した建物で起きやすい。厚労省は対策として、ホルムアルデヒドやトルエンなど13物質について、室内濃度指針値を定めている。しかし、森教授らによると、最近は規制対象外の代替物質が使われるようになり、それらによる健康被害が報告されているという。

 森教授らは、アメリカで開発された化学物質への敏感度についての問診票などを参考に、約30項目の質問と過去に経験した症状を5分程度で調べるテストを作成した。車の排ガスやたばこの煙、殺虫剤、ペンキなどのにおいに対する症状の有無や重さ、症状が出る場合に日常生活にどの程度影響が出るかなどを尋ね、化学物質に対する敏感さを「高」「低」のどちらかで判定する。

 森教授は「自分が化学物質に敏感かどうか分かれば、住宅や家具、日用品の購入や生活環境に注意でき、発症予防にもつながる。現在、症状がある人は専門医を受診した方がよい」と話している。簡易テストはホームページ(http://check.chemiless.org/)で公開されており、判定データはシックハウス研究に利用される。【下桐実雅子】

 【ことば】シックハウス 
 住宅の省エネや断熱対策が進み室内の気密性が高まったことを背景に、90年代から社会問題化した。「化学物質が関与して建物内で発生する健康障害」で、症状は皮膚の乾燥やかゆみ▽目や鼻、のどへの刺激▽頭痛▽倦怠(けんたい)感--などがある。新築や増改築、転居、新しい日用品の使用などが発症のきっかけになる。特定の場所で症状が表れ、そこから離れると症状が軽くなるのが特徴。

 国民生活センターによると、03年から5年間で、シックハウス関連の相談が1000件以上寄せられた。学校で起こる場合はシックスクールと呼ばれ、08年4月には大阪大の新設研究棟で、職員や学生が頭痛などの症状を訴え立ち入り禁止になった。

 <自己判定テストの主な質問>
Q 以下のにおいや化学物質に対して、頭痛、思考能力の低下、だるさ、呼吸が苦しくなる、吐き気、めまいなど不快な症状が出ますか。
・車の排ガス
・たばこの煙
・殺虫剤
・ペンキ、シンナー
・新しいカーペットなど

Q あなたが化学物質によって生じると普段感じている症状と、その程度を教えてください。
・筋肉や関節が痛む、こわばる、けいれんする、力が入らない
・目がかゆい、息切れ、せき、たんなど
・動悸(どうき)、不整脈、胸が締め付けられるような感じ
・集中力・記憶力が低下、不安感など

Q 化学物質や食品に対して何らかの症状が出る場合、その症状は日常生活にどの程度影響を与えていますか。
・食べ物、飲み物の選択に影響する
・働く場所や学校の選択に影響する
・家具の選択に影響する
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●シックハウス症候群:敏感度を判定 ネットで簡易自己テスト--厚労省研究班  毎日新聞 2009年5月27日
 「シックハウス症候群」対策として化学物質に敏感かどうかをインターネットで自己判定できる簡易テストを、森千里・千葉大教授(環境生命医学)らの厚生労働省研究班が開発した。「自分が化学物質にどれぐらい注意が必要かを判断する目安にしてほしい」と呼びかけている。【下桐実雅子】

 シックハウス症候群は、建材や家具、防虫剤に含まれる化学物質などによって、目の痛み、だるさ、めまいなどを起こす。新築・改築した建物で起きやすい。厚労省は対策として、ホルムアルデヒドやトルエンなど13物質について、室内濃度指針値を定めている。しかし、森教授らによると、最近は規制対象外の代替物質が使われるようになり、それらによる健康被害が報告されているという。

 森教授らは、アメリカで開発された化学物質への敏感度についての問診票などを参考に、約30項目の質問と過去に経験した症状を5分程度で調べるテストを作成。車の排ガスやたばこの煙、殺虫剤、ペンキなどのにおいに対する症状の有無や重さ、症状が出る場合に日常生活にどの程度影響が出るかなどを尋ね、化学物質に対する敏感さを「高」「低」のどちらかで判定する。

 森教授は「自分が化学物質に敏感かどうか分かれば、住宅や家具、日用品の購入や生活環境に注意でき、発症予防にもつながる。現在、症状がある人は専門医を受診した方がよい」と話している。
簡易テストはホームページ(http://check.chemiless.org/)で公開されており、判定データはシックハウス研究に利用される

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 ◇自己判定テストの主な質問
 Q 以下のにおいや化学物質に対して、頭痛、思考能力の低下、だるさ、呼吸が苦しくなる、吐き気、めまいなど不快な症状が出ますか。
・車の排ガス
・たばこの煙
・殺虫剤
・ペンキ、シンナー
・新しいカーペットなど
 Q あなたが化学物質によって生じると普段感じている症状と、その程度を教えてください。
・筋肉や関節が痛む、こわばる、けいれんする、力が入らない
・目がかゆい、息切れ、せき、たんなど
・動悸(どうき)、不整脈、胸が締め付けられるような感じ
・集中力・記憶力が低下、不安感など


●ケミレス、ケミレスタウン、ケミレスハウスはNPO次世代環境健康学センターの登録商標です
     トツプページ

 ●シックハウス症候群とは   から
「シックハウス症候群」という症状を聞いたことがあるでしょうか。あるいは、自ら体験なさった方もあるかもしれません。新築の住宅やビルに入ると、目がチカチカする、熱が出る、関節が痛む、身体がだるい、めまい、吐き気がする、などといった一連の症候群です。アメリカでは、オフィスビルでこのような症状が問題になったことから、「シックビル症候群」と呼ばれています。

原因となるのは、建材に含まれるさまざまな化学物質です。接着剤、防腐剤として使われるホルムアルデヒドや、トルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物が原因と考えられます。しかし、家を建ててもそれだけでは人は生活できませんから、実際にはさまざまな家具や家電製品を入れることになります。その家具や家電製品から揮発してくる物質、さらには消臭剤や洗剤、香料などに含まれる化学物質なども原因物質として疑われます。また、人工的な化学物質のみならず松やヒノキなどに含まれる天然の化学物質によって体調を崩す人もいます。

目や鼻の粘膜刺激が最も多いが、ほかにも肩こり、集中力低下(ボーっとしてしまう)、慢性疲労、頭痛などが起こる。人によって症状はさまざまで、個人差の大きい。

(北里研究所病院臨床環境医学センター受診者のデータより)
シックハウス症候群は、症状が多岐に渡る上(右図参照)、因果関係を立証するのが難しいため、なかなか実態をつかみにくい疾患です。しかし、この症状は、原因物質さえなければ発症することはありません。健康に過ごせるのです。

戦後、日本が経済的に発展する過程で都市の人口が増え、住宅が不足したため、安価で短期間に家を建てられる新建材を利用した住宅が日本各地に建設されました。これによって、多くの人が自分の家を持ち、あるいは団地に住むことができるようになりました。

しかし、そのためにそれまではなかった新しい病気が現れることになったのです。

2006年秋、オリンピックの準備に沸く北京に行ったときに、現地の大学関係者に聞いた話です。北京や上海など、中国の大都会では、近年の好景気によってお金持ちの人が増えています。お金持ちになると、新しく家を建てるのですが、それによってシックハウス症候群になる方が増え、現在、訴訟沙汰になっている例もある、というのです。つまり、レンガと土でできた古い家に住んでいれば健康だったのに、経済的に豊かになって新しい家を建てたばっかりに病気になってしまったのです。

かつての日本でもそうであったとおり、シックハウス症候群は、経済的に発展した結果発症する人が増える疾病とも言えます。

しかし、この症状は個人差が非常に大きく、室内濃度が高くてもなんとも感じない人もいれば、低い濃度であっても敏感に反応する人もいます。また、成人と子供とでは、感受性が大きく異なります。そのため、シックハウス症候群になってしまっても同居人が発症していないと、症状を理解してもらえないことになります。

省エネ政策による高気密化の促進とシックハウス対策の重要性 [編集]
延面積2000平方メートル以上の建物(マンション、アパートを含む)に関し、高気密、高断熱化が不十分な場合、国土交通大臣や都道府県知事が是正命令を出し、従わない場合の罰則を定める省エネ法の改正が閣議決定された[2]。しかし、建物の高気密化は、国民生活センターが指摘するとおり、シックハウスの一因となっており[3]、シックハウス予防のための対策も重要となる。

シックハウスの原因としては、冷暖房効率の向上を優先させたことも関係しているのであり、自然生物である人間の環境空間としての建築物において、自然環境との繋がりを完全に遮断するような高気密化、高断熱化を優先するような風潮や政策には危険性もある。また、気密性の高い建築物は、機械的な換気が必要となる場合もあり新たなエネルギー消費とコストの増加となる。建築物を利用する者の健康や生物学的な議論をふまえない省エネ至上主義は本末転倒なものとなる。

シックハウス症候群(シックハウスしょうこうぐん)は、建築用語・または症候のひとつ。新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。

海外ではSick building syndrome(シックビルディング症候群)と呼ばれるが、日本ではオフィスビルや病院等の住居以外の建築物で起きるものを特にシックビル症候群と呼んでいる。また、最近になって新品の自動車でも同様の症状が報告されており、シックカー症候群としてマスメディア等で取り上げられている。


● 建築基準法に基づくシックハウス対策について 
       国土交通省 > 住宅・建築関係 > 建築行政 > 建築基準法に基づくシックハウス対策について
 シックハウス対策に係る法令等
  シックハウス対策に係る法令等は、平成15年(2003年)7月1日に施行されました。

建築基準法第28条の2・・・
告示については、こちらで検索して下さい。

 シックハウス対策に係る規制の概要(詳細は、関係資料等をご覧下さい。)

 シックハウス対策の規制を受ける化学物質

クロルピリホス及びホルムアルデヒドが該当します。(令第20条の5)
 クロルピリホスに関する規制

居室を有する建築物には、クロルピリホスを添加した建築材料の使用が禁止されています。(令第20条の6)

 ホルムアルデヒドに関する規制
(略)

● シックハウス症候群
      ウィキペディア から
 シックハウス症候群(シックハウスしょうこうぐん)は、建築用語・または症候のひとつ。新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。

海外ではSick building syndrome(シックビルディング症候群)と呼ばれるが、日本ではオフィスビルや病院等の住居以外の建築物で起きるものを特にシックビル症候群と呼んでいる。また、最近になって新品の自動車でも同様の症状が報告されており、シックカー症候群としてマスメディア等で取り上げられている。

  (略)

省エネ政策による高気密化の促進とシックハウス対策の重要性 [編集]
延面積2000平方メートル以上の建物(マンション、アパートを含む)に関し、高気密、高断熱化が不十分な場合、国土交通大臣や都道府県知事が是正命令を出し、従わない場合の罰則を定める省エネ法の改正が閣議決定された[2]。しかし、建物の高気密化は、国民生活センターが指摘するとおり、シックハウスの一因となっており[3]、シックハウス予防のための対策も重要となる。

シックハウスの原因としては、冷暖房効率の向上を優先させたことも関係しているのであり、自然生物である人間の環境空間としての建築物において、自然環境との繋がりを完全に遮断するような高気密化、高断熱化を優先するような風潮や政策には危険性もある。また、気密性の高い建築物は、機械的な換気が必要となる場合もあり新たなエネルギー消費とコストの増加となる。建築物を利用する者の健康や生物学的な議論をふまえない省エネ至上主義は本末転倒なものとなる。

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