ついにXデー 結果は不起訴! 県民は不服! 2009.10.01 Thu記者会見
森田健作知事への刑事告発に対する千葉地方検察庁の処分決定について
2009年9月30日
我々は、2009年4月15日、被告発人森田健作氏を、公職選挙法第235条第1項の罪に該当、また被告発人氏名不詳として、政治資金規正法(平成18年12月改正前)第26条の2により処罰の対象とされる同法第22条の5に違反するという理由で、捜査の上、厳重な処罰を願いたいとして、853名の委任状を添えて千葉地方検察庁に刑事告発を行った。
その後、多くの賛同者とともに、今日まで検察庁による「受理」および厳正なる捜査を期待し、一日千秋の想いで同被告人に対する「起訴処分」を待ち続けてきた。その間も同被告発人森田健作氏は、自民党支部長の座に座り続け、告発された案件はもとより、自民党国会議員からの寄付金記載漏れや、公立高校で行なった講演会の講師料を政治団体で受け取るなどの所得税法違反の問題など、新たに出てきた疑惑に関しても、県民と議会に対する説明責任を放棄したままであり、知事としての資質を疑うほかない。
本日、千葉地方検察庁から代理人弁護士の呼び出があり、ついに「不起訴処分」という最悪の事態を告げられることとなった。
「完全無所属」を標榜し、法定ビラ等で虚偽記載により選挙民を欺いたこと、また、明らかに政治資金規正法に違反した行為を行ったこと、こうした事実が歴然としているにもかかわらず、証拠と照らして十分に捜査検証することもなく、不起訴処分としたことはまことに遺憾であり、われわれとしてはこの結果を断じて受け入れることはできない。千葉地方検察庁に厳重に抗議するものである。
また我々は、今回の不起訴決定に対し、検察審査会にすみやかに不服審査を申し立て、厳正なる再審査を願い出ることとした。今度こそ、当局の中立公正なる判断によって、われわれの申し立てが正当に受け入れられることを強く期待する次第である。
告発人ら代理人 弁護士 西島 和
「森田健作氏を告発する会」代表 井村弘子
他853名 |