●半夏生の意味や風習とは!2016年はいつなの?
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・・・・・・(略)・・・半夏生は「はんげしょう」と読みます。
半夏生の意味とは
半夏生は雑節の一つです。
では、雑節とは何のことでしょうか。
日本の暦にはいろいろな意味が含まれています。その中の一つが雑節です。
雑節とは、季節の移り変りを適確に掴むために設けられた日のことで、1年の中で9回が雑節として定められています。
たとえば、節分や彼岸なども雑節ですが、7月に訪れる雑節が半夏生です。
では、半夏生にはどのような意味があるのでしょうか。
半夏生は節分や彼岸などと比較すると目立たない雑節です。しかし、半夏生は農家にとって、とても大切な意味をもった日とされています。
米を作る農家にとって、まず田植えが重要な行事になります。田植えの季節を間違えると、その年の収穫にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
そこで農家は二十四節気の一つである夏至(例年では6月21日頃)から、雑節である半夏生(例年では7月2日頃)までに田植えを終えるものとされ、半夏生より後は決して田植えをしないとされていました。
半夏生は米を作る農家にとっては、とても大切な筋目の日。半夏生には、半夏生までには田植えを終わらせておくという、大切な意味が込められていたようです。
半夏生までに田植えを終え、その疲れをいやすため半夏生後の数日間は休みを取る。これが米を作る農家の長年の習慣となっていました。
もちろん、ここで書いた夏至や半夏生は現在の暦ではなく旧暦の話になります。したがって、現在の夏至や半夏生の時期とは季節的に若干のずれが生じます。
・・・・・・(略)・・・
さいごに 半夏生2016年はいつなの
半夏生の日は毎年異なります。
半夏生の日は夏至から数えて11日目頃とされていますが、正式には黄径100度を太陽が通過する日とされています。
半夏生の日は概ね7月2日に到来するとされています。たとえば、2013年から2015年までの3年間は7月2日でした。
しかし、2016年の半夏生は7月2日ではありません。
2016年の半夏生は7月1日になります。
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