ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

締め切りセーフ!コント台本2本

2016-01-28 09:05:04 | コント

 間に合った!かなりぎりぎりだった。最後の最後まで読み直し、書き直し、印刷に入れたのは、稽古まで2時間切った夕刻。プリンタを操作しつつ夕飯、ちなみにおかずはオムレツとキャベツ千切りとキムチ、を作り、裏表印刷を続けながら、飯を食い、食い終わりと同時に印刷終了、食器類は流しにほったらかし、大慌てで、刷り上がった台本とホッチキスその他をバッグに詰めて、出発、20分遅れで、台本を手渡せた。えっ?遅れてんじゃん、いいの!細かいこと言わない、ともかく約束の日に最初の本読みできたんだから、大したもんだよ。

 しかも、2本だからね!毎年、シニア演劇学校の卒業式はコントの上演をメインにしている。冬場2ヶ月ほどでかっちりした舞台を1つ仕上げるって不可能だから、気軽に取り組めるコントを演じてもらうことにしている。だいたい、15~20分くらいのものなので、軽演劇って言っても間違いじゃない。これだと、まず台詞の量が少ないし、テーマとか主張なんて関係ないから気楽に取り組める。笑いに挑戦するていうのも、シニアの意欲をかき立てて、演劇学校最後の締めとして効果的だ。

 これまではメンバー全員で1本を仕上げることにしていた。一人あたりの台詞の数が減るし、なにより全員で一つの作品に集中できるのがいいと思ったから、と言うのは表向き。1本書くので精一杯、複数仕上げるなんて、とてもとても!及びもつかなかった。なのに、今回は2本!意欲満々、やる気はち切れ!!どうしちゃったの?

 今回はメンバーが6人、二つに割れば3人で2グループ、しかも実力伯仲、台詞の入りも悪くないって人たちなので、出番を減らす、台詞を削るって配慮はまったく不要だ。ならば、3人で1作品、6人で2本、十分行けるんじゃない?3人で14~5分頑張れば、納得の卒業公演になるはずだ。それに、書く方の僕も、同じことの繰り返しなんて嫌んだ!毎年一歩でも上を目指そうぜ!って大いなる悪癖があるから、よしっ、ここは一丁、ダブルキャストならぬ、ダブルスクリプト?やってやろうじゃないの!

 正月三が日明けから、アイディアをため込んで、思いついたのが10本ほど、その中から、転がりそうな話しと出演者のキャラを読んで、『満腹食堂体育館』と『真夜中くせ玉便』の2本を仕上げた。まずまずの出来だと思ってはいるが、こればかりは上演してみないことにはわからない。最初の本読みは、いつも通り、笑いをかすかにかすっただけ。まっ、これからが勝負ってことだ。時間に迫られ、あたふたしながら作った表紙、タイトルが『満腹体育館』になってる。笑っちゃうよ。

 で、中身の方は、それはいつもの、次ぎに続く、ってヤツ、お楽しみに!

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