ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

追われ、追われて大豆の補植!

2022-06-30 16:42:38 | 畑仕事
 ああ、もう適期過ごしちまってるんだぜ。
 ほら、公演で3日間農作業はお預け!よっしゃ、終わったぜぇ、大豆補植、ちゃっちゃかやっちまおうぜ、って意気込んだら、土砂降り!ああ、もう、畑湿地になってるよ!

 これじゃ雨止んだって、3日は畑に入れない。公演前にももっと酷く降って、翌々日に足踏み入れたら、ずぶずぶとふくらはぎまで沈んだんだ。
 ほらほら、草だって生がって来てる。大豆だって、立派に育って、密植の補植用苗なんて、ヒョロヒョロだぜ。今日は何としても補植しなくっちゃ、って気張ってみたのが昨日、あまりの暑さで熱中症ダウン!うーん、さすがに除草機押しの後、ってのは無理があった。
 だからさぁ、今日は何としてもなのさ。幸い、昨日よりは日差しも穏やか、時折の風も心地よい。朝からこれ一つに集中すれば、なんとか終わらせられんじゃねえか。
 まずは、キラキラテープの回収なんだ。ちょっと、風、煽るなよ、テープ巻き取れないじゃないか。新しいテープ使ったのに、種まき後から1カ月近くも張ったまま、雨風に嬲られて使い回し品みたいになっちまってる。ごめん、ごめん、せめてテープは早く取り込んでおくんだったな。
 発芽の具合はぁぁ?あれれ、青豆の悪いこと!半分しか出てないぞ。しかも、種まきの時、雷さんに追われて補植用も少ししか播かなかったんだ。どうするよ?3列播いたけど、真ん中はぽつんぽつんと虫食い発芽。
 決断!2列にまとめる。空いた1列には補植苗が潤沢な黄大豆を移植する。と、決めたが、まずは黒豆、茶豆、黄大豆の補植を終わらせてからだな。
 おい、風、どんどん吹いてていいから。お日さん、今日はちょっくらお休みしててくれ。
 欠株の個所をホーで軽く植穴を掘り、10リットル如雨露で水路からくみ上げた水をたっぷり注いでいく。補植苗はできるだけ土を落とさないように気を付けながら、近くに運び、1~2本を植え付ける。徒長してるから、極力深植えね。大豆は土を寄せた茎から根が出るから下葉近くまで埋めても大丈夫、て言うか、浅植えだと、活着までの乾燥に耐えられない。
 水がだんだん重くなって来たぞ。足取りに覇気がない。強制労働の囚人みたいだな。気力が失せて行く。ほれ、苗の選び方も雑になって来た。黄大豆は発芽だからすぐ終わるって思ってたのにぃ・・・。ほれほれ、12時回ったぜ。
 どうにか黄大豆10畝終わったぞぉぉぉ!

 もう、ダメ、苗余ってるけど、やり残しの1列はまた明日!これ以上頑張ったら、畑で老人死亡!熱中症か?って新聞だねになっちまう。炎天下、3時間も働きゃ、十分すぎるだろうぜ。
 って、ことで、最大の気がかり、大豆の補植は完了だぜぇぇぇぇ!いぇぇぇぃ!

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追われ、追われて大豆の補植!

2022-06-30 16:39:01 | 畑仕事
 ああ、もう適期過ごしちまってるんだぜ。
 ほら、公演で3日間農作業はお預け!よっしゃ、終わったぜぇ、大豆補植、ちゃっちゃかやっちまおうぜ、って意気込んだら、土砂降り!ああ、もう、畑湿地になってるよ!

 これじゃ雨止んだって、3日は畑に入れない。公演前にももっと酷く降って、翌々日に足踏み入れたら、ずぶずぶとふくらはぎまで沈んだんだ。
 ほらほら、草だって生がって来てる。大豆だって、立派に育って、密植の補植用苗なんて、ヒョロヒョロだぜ。今日は何としても補植しなくっちゃ、って気張ってみたのが昨日、あまりの暑さで熱中症ダウン!うーん、さすがに除草機押しの後、ってのは無理があった。
 だからさぁ、今日は何としてもなのさ。幸い、昨日よりは日差しも穏やか、時折の風も心地よい。朝からこれ一つに集中すれば、なんとか終わらせられんじゃねえか。
 まずは、キラキラテープの回収なんだ。ちょっと、風、煽るなよ、テープ巻き取れないじゃないか。新しいテープ使ったのに、種まき後から1カ月近くも張ったまま、雨風に嬲られて使い回し品みたいになっちまってる。ごめん、ごめん、せめてテープは早く取り込んでおくんだったな。
 発芽の具合はぁぁ?あれれ、青豆の悪いこと!半分しか出てないぞ。しかも、種まきの時、雷さんに追われて補植用も少ししか播かなかったんだ。どうするよ?3列播いたけど、真ん中はぽつんぽつんと虫食い発芽。
 決断!2列にまとめる。空いた1列には補植苗が潤沢な黄大豆を移植する。と、決めたが、まずは黒豆、茶豆、黄大豆の補植を終わらせてからだな。
 おい、風、どんどん吹いてていいから。お日さん、今日はちょっくらお休みしててくれ。
 欠株の個所をホーで軽く植穴を掘り、10リットル如雨露で水路からくみ上げた水をたっぷり注いでいく。補植苗はできるだけ土を落とさないように気を付けながら、近くに運び、1~2本を植え付ける。徒長してるから、極力深植えね。大豆は土を寄せた茎から根が出るから下葉近くまで埋めても大丈夫、て言うか、浅植えだと、活着までの乾燥に耐えられない。
 水がだんだん重くなって来たぞ。足取りに覇気がない。強制労働の囚人みたいだな。気力が失せて行く。ほれ、苗の選び方も雑になって来た。黄大豆は発芽だからすぐ終わるって思ってたのにぃ・・・。ほれほれ、12時回ったぜ。
 どうにか黄大豆10畝終わったぞぉぉぉ!もう、ダメ、やり残しの1列はまた明日!これ以上頑張ったら、畑で老人死亡!熱中症か?って新聞だねになっちまう。炎天下、3時間も働きゃ、十分すぎるだろうぜ。
 って、ことで、最大の気がかり、大豆の補植は完了だぜぇぇぇぇ!いぇぇぇぃ!

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田舎劇団が性暴力の芝居やるって、

2022-06-29 21:14:29 | 菜の花座
 菜の花座『ダンスホールMitsu』、お客さんの評価はどうだったんだろう?観劇後のアンケートかなり多く書いてもらえたようなんだが、まだ読んでいない。菜の花座では、公演数日後の反省会で全員の前で読み上げることにしている。だから、観客の声が聴けるのは明日、気になるなぁ。
 題材が題材だから、果たして長閑な?田舎の観客に響いたかどうか?田舎が隅から隅まで長閑なんてことはない。凄惨な犯罪も田舎でもばかばか発生してるしな。人口比率から言ったら、かえって都会より高いかもしれない。
 が、菜の花座の観客に限れば、まず、ゆとりの暮らし、心豊かな生活を送っている人が多いんじゃないかな?強姦とか、父親の暴力支配とか、政略結婚とか、どこの世界の話しだい?って感覚だろうぜ。人生悩みは尽きないとしても、『ダンスホールMitsu』で取り上げた題材を身近に持ちつ人は少ないだろうな。
 公演を後日放映用に録画した地元ケーブルテレビのディレクターも困っていたぜ。この内容じゃぁ、放映は無理かもしれません、ってね。明るく前向きな番組作りがモットーなんだそうだ。たとえ、水面下で激情が渦巻いていようと、波風穏やかな水面を伝えていたいってことだろう。まっ、大手メディアだってみな同じ、抗うことは得意じゃない。
 舞台設定を大正時代にしたのも、そんな軋轢もあるんじゃないかって推測が働いたからでもある。所々に笑いを仕掛けてテーマの重さをいなそうとしたのも、観客への思いやりい、いや、阿り?かなぁ。衝撃的な問題を正面切ってぶっつける、なんてやり方は粋じゃないよな、っとも思っている。

 でも、たとえ舞台は大正でも、取り上げた女性への暴力、横暴は、すべて今の現実でもあるんだ。それに気付いてもらいたくて、あえて今風の言い回し、「おま言う案件」とか「イカゲーム」とか「うっせえわ」とか忍ばせてみたんだが、果たしてこちらの意図を汲み取ってくれた人はどれだけいただろうか?
 役者の一人が言っていた。男のお客さんから拒絶感のビームが発せられてたように感じたって。そうだろなぁ、都会だってフェミニズムに対して「逆差別」なんて反発があからさまに聞こえて来るものな。痴漢被害女性に対して、冤罪着せられる男は辛いよね、的な発言だ。お隣の韓国じゃ男のみ徴兵制があることもあって、若い男子の不満が大きくなってきているらしい。

 だから、劇のクライマックス、陰湿で身勝手な伯爵を女たちが寄ってたかって懲らしめるシーンで、客席から「可哀そう!」って声が掛かったのもそんな追い詰められる男への共感の現れだったんだろう。
 いくら女たちが糾弾し、男たちの罪を断罪したとしても、現実は牢固とした男社会、家父長制があたりを睥睨しているってことをそれに続く伯爵吉村の復活宣言で表現したんだ。そこら辺、どこまで通じたろうかねぇ。

 もちろん、その直後に、主人の気まぐれで手打ちにあったさよの幽霊に「謝りませぬ。詫びてはならぬと知りました」と語らせて、女たちの闘争宣言をぶつけておいたのだが、ここもどれだけの人が見抜いてくれたことだろか。

 明日、観客のアンケートを見てみれば、どんな受け止めだったが、あらかたわかるはずだ。その内容を見知った上で、この作品の作者としての自己評価を試みることにしよう。
 
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街宣車しんがりで、迷子になった!

2022-06-28 21:52:04 | れいわ新選組
 タイトルが誤解されてるみたいなんで、改題!決定版だぁ! 
 キムテヨンさん山形に来るって言うからさ、そりゃ駆けつけたぜ。高畠ー寒河江、2時間弱!

 公示後、初のれいわボランティア。まずは運動員の腕章もらって。観光施設チェリーランドでお客さんたちにアピール、ったって、駐車場に入れないもどかしさ。外の路上からテヨンさん、声を上げる。で、こっちは何すりゃいいの?

 証紙張ったチラシ配ろうったって、みんな車でスイスイだからね、渡せっこないのよ。で、集まった数人のボランティア、片手にチラシ掲げてみたけど、見えっこないってぇの。
 こりゃ、おいらのスタンディング用手持ちポスターの出番だぜ。通過する車に向けて高く掲げた。まっ、あんまり効果はないなぁ。だいたい、平日の9時過ぎにさくらんぼ買いに来る客って、金持ってそうなの多いんだぜ。入って行く車みな高級車だものな。金持ち優遇政治の追及、貧乏庶民の味方、れいわ新選組の主張に耳傾けそうにゃないな。
 なぁんて、車で人を判断しちゃならんよな、俺だってプリウスだし。あっ、プリウスなんて高級車じゃないか。そう、人はいろいろ、人生いろいろって小泉純一郎でさえ言ってたもんな。
 この暖簾に腕押し、馬耳東風の街宣を2か所で計1時間半ほどやった後、人出を求めて中山町から山形市、さらに天童へと2台のキムテヨンカーを走らせる。こっは置いてけぼりを食わぬよう必死で後に続く。
 この間、テヨンさん、ずっとマイクを握りっぱなし。街中はもちろん、田んぼの中でひたすら主張を訴え続ける。「年間2000万円もらって、国会で居眠りしている与党議員を許していいんですか?」「ほとんど世襲ばっかりの自民党にこれから先も投票するんですか?」「アメリカじゃ20万人の奨学金をチャラにしました。高等教育までの無償化は先進国では当たり前なんです。日本だってできます。れいわがお約束します。」自己紹介を絡めつつひたすら声を張り上げ続ける。
 特に、強調していたのが、「れいわの議員、候補者は恰好は無様です。でも髪を振り乱して(ここ何度も強調)皆さんの声を国会に届けます。なりふり構わず、首相を鬼と罵倒します。」の言葉だったなぁ。庶民派れいわの面目躍如じゃねえか。
 にしても、ずっと喋り続けって大丈夫なのか?なんだって、ウグイスさんやカラスさんいないんだよ、って、1台に2人しか乗ってないし。なら、テープ流しゃいいのに、テヨンさんの人柄だな。かれの必死の思いの発露だな。
 昼までで、バックレるつもりだったけど、こりゃ最後まで付き合わにゃいかんな、って思った瞬間、突然の眠気、うーん、暑いからなぁ。公演翌々日って疲れもあるしなぁ。
 ガツン!交差点での右折、中央分離帯の標石にぶちあたっちまった。たぁぁぁっ!なんてこっちゃい、ジイジイの逆走の危機だったぜ。一気に目が覚めてバック、落ち着いて?切り返しをして、街宣車を追う。が、先行3台はすでに次の信号を通過。こっちは、赤信号で待った。ヤ、ヤバいぞ、前の車の姿がどんどん小さくなる。青に変わって必死にアクセル踏むも、またもや、信号の待った。わっ、わっ、曲がったぞ、どこ行くんだ?天童に素直に向かうんじゃないのか?はるか彼方に消えゆく車影。焦れば焦るほど催して来るのが、尿意?はぁぁぁ?そういうもんなんだよ年取ると。ますますヤバイ、住宅地のど真ん中、ここで立ちションはないぜ。出て来いコンビニ、ないのか公衆便所?
 もう、一刻の猶予もできないってところでセルフのガソリンスタンド、めっけ!一気に乗り付けて、トイレに一直線!ふー、なんとかセーフ!
 だが、キムテヨン号は完全に見失ったぞ。迷子の迷子のボランティア、あんたのお相手どこ行った。
 仕方なし、もう追いつくことは諦めて、天童道の駅駐車場に直行。いかん、電話番号、交換してなかったぜ。連絡取るには、ツイッターのメッセージしかない。そんなの相手はいつ見るって言うの?結局、つながったことはつながったが、昼休憩はれいわ車捜しでほとんど費やしちまった。
 こりゃダメだ。とことん付いてないぞ。この先午後まで金魚の糞やったところで、事故起こしかねない。ここは最初の目論見通り、午前で脱落、失礼します、ってことにしよう。
 ようやく会えた先行車の責任者に腕章返して、さぁさぁ、年寄りは安全運転で帰ろうぜ。って、昼飯、ドトールの照り焼きチキンドッグ食らいながら運転、って危ねえから!
 絶たなきゃならないぞ、スタンディング!
 起こしちゃならないぜ、ボラの事故!
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ぎりぎりセーフ!『ダンスホールMitsu』

2022-06-27 12:52:42 | 菜の花座
   やっぱり、繰り返しの力だなぁ!
 最後の最後まで上手く行かなかったダンスホールシーン、ともかく何度も繰り返した。午前中のゲネでも失敗し、そのあと昼食時間を削って稽古を繰り返して、どうにか、見られるものになった。

 今回の公演で難しかったのは、決め手の断罪シーンやスタートの黒薔薇族ダンスが、装置を組み込まないことには満足な練習ができないことだった。

 たった2分のダンスのリハーサルだけで1時間はみっちり時間をかけた。音響スタート、カーテンの開け、照明オン、おっと、スモークなんてこともあって、スタッフが飲み込めるまでにずいぶん時間がかかってしまった。
 若手二人が相次いで産休離脱したことも大きかった。これまで任せていた裏方補助の仕事をシニアたちが引き継いだが、これがなかなか難題。許容量が減衰している頭で、場ミリや蓄光テープ張り、明かり作りの位置取りなど、右往左往で、指示する舞台監督や演出が苛立つこともままあった。これもやっぱり繰り返しなんだなぁ。
 演技の方も繰り返しの重要さを実感。6月に入って稽古漬けの毎日できっと蓄積されて行ったんだろう、ゲネ、本番ではしっかり感情移入して役になり切れていた。
 この役に没入できるようになったってことで、舞台が生き生きとするこになったし、役者も一皮むけた。この成果が大きい。今まで、どう話すか、どう動くかばかり気を取られていたのが、まずは、心を役に注いでいくことが重要だと言うことを身をもって理解してくれた気がする。
 シーンの雰囲気を掴めるようになったのも大きい。これは、自己の演技を外から見つめることができるってことだ。その余裕がアドリブにもつながって、悪乗りではない、巧みな場つなぎを上手にこなしてくれた。
 それもやはり、繰り返しで得られることだ。 
 まずは大きな失敗もなく、カーテンコールは大きな手拍子ももらえて、苦しんだだけのことはあった。
 
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