ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ネットショップも大変だ!

2020-06-30 14:45:37 | 暮らし

 薪作り、順調だぜぇ!

 じゃんじゃか切って、ぱっぱか割って、残るは、ほれこの小さな一山。

 うーん、よく頑張った。あと、1週間もすりゃ終わるだろう。ただ、これだけじゃ足りない。例年通り河川の支障木ももらってこないとな。こっちの申し込みはコロナの影響で7月末にずれ込んでる。引き取りは8月盆明けだ。

 ここまでスムーズに薪作りが進んだのは、チェーンソーの調子が良かったてのも大きいな。今回薪屋さんから届いた原木は直径40センチ弱のぷっといものが多かったんだが、バリバリ切れたものな。お陰で、刃の方はかなり摩耗しちまった。こまめに研いだのはいいが、下手だからなぁ、やすり掛け。チップなんてずいぶんちびてしまった。なんとか、残りを切り通せないわけじゃないが、念のためってのもあるから、新しい交換刃、買っておこうか。

 純正品はオレゴンってメーカーのものなんだが、これがけっこう高い。1本、4000円近い。3本まとめ買いでも1万円弱!うーん、どっか安いショップはないか?あちこち探しまわってたら、互換品てのが目に付いた。安い!なんとメーカー品の半額だ。販売店もチェーンソーの刃を専門に手広く扱ってる店のようで、自社製だってさ。

 心配はある。これまでオレゴン以外使ったことないから、切れ味にしても持ちにしても、どのくらい差があるか?ここは無難に純正品と気持ちは傾きかけたが、プリンタインクの例もあるしなぁ、互換でもけっこう、やるな!って製品かもしれない。少しばかり性能劣ってても、使えるようなら儲けものだ。よしっ、購入!3本セット。

 アマゾン並みにすぐに届いた刃、さっそくこれまでのオレゴンと付け替えて、試し切り。

 えっ?ちょっと、ちょっと!全然噛みつかんのだけど!なんとか、角度を変えたり、無理やり押し付けたり、うーん、切れ味悪いぜ。どうにか原木の真ん中まで切れ込んだら、刃が木に噛まれて動けなくなっちまった。おいおい、そりゃないだろ。この木は中でも柔らかい樹種だぜ。ええいっ、反対側から切れ込みを入れてみるが、そちらも途中行き止まり。ただ、バーを立てて、先端部分だけで切るとどうにか切れる。が、40センチ級の大木をチェーンソーの先っぽだけで切り落とすなんてとても無理だ。

 これ、もしかして、刃の張り具合がうまくないのかも、と、再度、緩めてテンションのチェック。緩めにししたり、きつめにしたり、が、効果はなし。刃を研いでみたらどうか、せっせと研磨して試してみるも、その直後だけで、すぐに同じ症状で行き詰まり。もしかして、チェーンソーの側に問題あるのかもしれん、ガイドバーが曲がったとか、念のためそれまで使っていた没寸前の刃を付け直して、試してみる。な、なんと、切れる!はるかにましな切れ味で、苦労してたのが嘘のようにあっという間に40センチ刻んでくれた。

 ここまで、差があるか?これじゃ詐欺だぜ。

 もう一度、付け直し試してみる。ダメだ、こりゃ。返品しかないな。切れない刃持ってたって仕方ないものな。

 ただ、ネットの買い物は返品不可が原則だしなぁ。使っちまった1本が無理なのは当然として、未使用の2本は交換してくれるかもしれん。よしっ、ショップに連絡だ。ホームページの問い合わせフォームから、状況を詳しく書いて送った。なんたって、こんな粗悪な品売ってるんだ、残り2本は返品受け付けなかったら、タダでも送り付けてやるぜ、そのくらいの憤りでメールした。

 翌日、さっそく届いた返信。なんと、使用したものも含め返品を受け付けるって。しかも、純正品との交換ではなく、料金全額返還するって申し出だった。この製品は、枝払いとか細い木の裁断を目指して作ったもので、太い木には向かない、もし、良ければ、改良型もあるので、そちらをご注文いただけたら、ってことなんだ。ただし、あくまで、下出、控えめな要望。

 なんとなぁ、使った刃も返品させてくれるとは思わなかったぜ。へぇぇ、ずいぶん良心的なもんだ。製品の用途について詳しい説明がなかったのは、たしかにあちらの落ち度だけど、枝の切り落としとか、用途に合わせれば、まったく使えないってわけじゃない。下ろしちまった品は、返品されても、再度販売ってわけにもいかんだろ。丸損だよな、ショップとしちゃ。

 それをあくまでお詫びとして書いてくる。しかも、対応も素早い。そうか、ありがとう。それじゃ3本とも返品させてもらうぜ。

 ただ、代わりの純正品はそちらのお店からいただくことにするよ。迷惑かけたわけだし、対応も丁寧で気持ちいいから。純正品なら、他のショップの方が安いんだけどな。意気に感じたってところだな。

 ネットショップってもんも、こういう時代になって来てるんだな。売らんかなのぶったくりじゃ商売は長続きしないってわけだ。ショップの評判とかも書き込まれるわけだしな。通信販売もいよいよ成熟ってことだぜ。これじゃますます、地元商店は太刀打ちできんよな。 

 

 

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玉ねぎ董立ちだぁ!

2020-06-29 14:05:31 | 農業

 今年こそ上手く行くぞ。苗もぶっといやつたくさんできたし、肥料もリン酸どっさりの骨粉でばっちり。春先の生育も順調そのもの、草なんかに負けるもんかい、2回、徹底的に取りつくした。敷き藁もたっぷり敷き詰めて、さぁさ、あとはどこまでも大きくなっておくれ、遠慮はいらんぜ。

 期待を一身に集めて、すくすく育つ玉ねぎ!いいぜ、いいぜ!

 あれっ?葉の中心がなんか萌えてない?これって、もしかして、董?なに、花咲いて種着くってえの?

 そ、そんなぁ、そりゃないだろ。まだ、これから大きくなって、中玉、大玉を目指そうってえのに、次世代に命先送り?

 調べてみると、苗を大きくしすぎたり、肥料を過剰に与えると早めに董立ちが始まるんだって。ええーっ、ふつうの作物と反対じゃないか。貧栄養で、もうこれ以上育てません子作りに専念しますすぅぅぅぅ、ってのが自然の摂理だと思ってたぜ。まだまだ優雅に生がれるのに、焦って子孫にバトンタッチするこたぁないじゃないか。この世の春を満喫して、立派な体を見せつけてくれよ。

 ったって、それが玉ねぎの生理ってもんなんだな、仕方ない。が、君らの願いのままに董立ちさせるわけにゃいかんのだぜ。玉ねぎの子孫繁栄を目指して栽培してるわけじゃないのでね。悪いが、そっちが董立ちを急ぐなら、こっちも収穫を早めよう。期待してたのになぁ、もっと大きくなると思い描いてたのになぁ。

 まっ、去年のように草に負け粒も小さくほとんど取り立てもならず諦めてしまったのからすれば、いいじゃないかぁ、この出来!同時収穫のニンニクも期待外れじゃあったが、まあ、中小合わせりゃ1年贅沢に使い尽くせる量はありそうだ。ともかく、掘り上げて、ベランダで陰干ししよう。

 玉ねぎは収穫後実バエが入るので、残った茎を切り落とす。ニンニクは茎を束ねて軒下に吊るす。

 よしっ、これで1年分のたくわえができた。

 だが、待てよ。紫玉ねぎはまったく董立ちしてないぜ。ってことは、品種によるのかもしれないな。わかった。種を吟味し、あまり早播きせず、肥料も控えめ、これが今年の課題だぜ。

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やや、イノシシ?それとも、カモシカ?

2020-06-28 19:41:54 | 農業

 ジャガイモ、やられたぜぇ!

 4種類のうち、赤ジャガ、掘っくり返されてる。むろん、イモは食われて無惨な有様だ。

 だれだ?犯人は。イノシシか?

 なんとこんな家裏の畑にも出たのか?すぐ近くは県道、母屋からは10数メートル。向かいの家だって、道路超えてすぐだ。山裾ってわけじゃない。一応、ここらの集落の中じゃ、玄関口に位置する畑だぜ。もちろん、樹林とかもない。隠れ家なんて見渡す限り見当つかない。しいて言えば、北側は畜産農家の牧草畑、1メートルほどの草丈の草原が広がっていて、そこが通り道ってことはありうるが、その先だって家屋敷が幾つも点在しているんだ。進撃、出没の条件は乏しいだろう。

 乱暴狼藉の現場を詳しく検証する。

 イノシシにしちゃ、掘り方がおとなしい。あの鼻先ブルドーザーのような傍若無人さじゃない。ちらと、人間じゃないか?って、そりゃないか。たかだか5株ほどだ。それも赤ジャガだけが目当て、うーん、・・・。

 取りあえず、これ以上の襲撃に備えるために、イノシシが嫌う木酢液を散布することにした。

 お隣のKさんから、カモシカが畑から走り出てきましたよ、って情報提供あり。カモシカですよ、絶対!って言い張るけど、カモシカは大豆や野菜の葉っぱや茎は食べても、イモを掘り起こしたりはないんでね、それはない。カモシカとのお付き合いの薄いKさんのような若い人は知らんだろうが。

 2日後、木酢液防御線はあえなく破られた。さらに赤ジャガの列を食い進み、隣の男爵にも食指を伸ばしやがった。

 が、なぜか、赤ジャガほどの完食率ではない。食い散らし、食べ残しがかなりある。

 うーん、この味へのこだわり?1株ごと掘り起こす律義さ、そばに放置された葉や茎!そうか、こりゃ、サルだぜ!

 株引っこ抜いて、イモだけ食い散らす。山の群れからはぐれた離れサルの仕業だ。群れで襲われれば、こんなちっぽけなジャガイモ畑、一晩で食い尽くされるものな。一匹でそこらの牧草の中でじっと潜んで食い扶持を探してるんだ。うん、サルしかない。収穫前のやや未熟なイモや実を狙うのも、奴らの常套手段だったぜ。桃を手広くやってた時も、もうちょっと待てば、完熟の獲物手に入るのによ、って恨めしく思ったもんだった。

 そうか、サルとなると、これは知恵比べだぜ。臭いなんかで、騙せる相手じゃない。

 よおし、ここは完全防御で行こう。ジャガイモ4列すべてをネットで覆う。ただ、被せただけじゃ掻い潜って入り込み悪さするに決まってる。端にペグを打ち込み、上からトンネルフレームで固めて、どうだ?!ここまでやっても潜り込んでくるか?

 そうか、ネットを持ち上げる、ってことも考えておかねばな。だったら、サルの出没ルートの側を丸太で押さえる。どんだけの大物か知らんが、こっちがやっとこ持ち上げられる重量をどかしたりはできんだろう。

 と、ここまでやっても不安は残るが、これでもダメなら、そん時は2週間早いが収穫しちまうしかないだろうな。

 まったくもう、せっかくの初物、まさかサルの食べ残しをあさって食うとは思わなかったぜ。

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細く長く、性懲りもなくジジイのDTM!

2020-06-27 15:25:15 | 音楽

 ふふふ、もう飽きて放りだしてるって思ってんだろ。DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトのCUBASEなんて、立ち上げることなくPCのハードディスクの中でお寝んねしてるんだろ、って。

 まっ、たしかに、取っ掛かりの時のような燃える情熱は下火にはなってる。ソフトの使い方をマスターすべく、必死でユーチューブ動画あさる、なんてことはなくなった。まあ、だいたいの外観はつかめたんでね、更なる技法の習得は、ゆっくり必要に応じて、ってことにしたんだ。

 なんたって、2年計画!だから。焦ることはないのさ。今やって楽しいこと、半歩でも先につながることしてりゃそれでいい。

 最近のレッスン、いや、お遊びは、付属音源ソフトハリオンソニックを立ち上げて、そこに入ってるいろんな音を試してみることなんだ。

 いやぁ!ほんといろんな音が出せるんだぜ。ピアノでもグランドピアノから西部劇の酒場のあの調子っぱずれ感満点の音まで何種類も準備されてる。エレクトリック系なんて、なるほどこんな音もあるある、から、こりゃしょぼいって音まで、うんざりするほど取り揃えてある。ブラスや管楽器、ここらはちょい、これが、トロンボーン?って首をかしげるものが多いが、ギターとかドラムなんかはまあまあそれらしい音色を出してくれる。中でも面白いのは、ANALOGって括りに入ってる音たちで、なんと130種類以上も用意されている。風変わりな音ってことにとどまらず、勝手にエコーかかったり、キー押すごとに和音や短いフレーズが現れたりして、これはもう、次々楽器を選んで鳴らしてるだけで楽しい。

 この音色の選択ページで適当に気に入った音を選んで、キーボードをでたらめに弾いてやると、これがなんと、斬新な曲のように響いてくるのさ。おっ、こんな曲、行けるんじゃないか?とか、おお、俺って才能あるのかも?なんてひと時の錯覚に陥らせてくれるんだ。その音で使ったらどう?なんて和音も提案してくれたり、これを適当にパッド押して鳴らしてると、これまた曲らしく聞こえてきたりする。いやぁ、すごいぜ、DTM!

 なんだい、子どものおもちゃかよ、ってうん、まあ、そうも言える。そんなこといつまでやってたって、DTMで新曲作るなんて無理じゃね?って、いや、だから、2年計画だから。先は長いんだから。まずは、このソフトでできること、出せる音を知るってこと、そんなことしながら、自分の好みを探って行く、それが、ただ今のDTMレッスンなのさ。

 まっ、そのうち気に入った音、これぞ!ってメロディ、このベースライン、そして、リズム、じわじわと、あるいははっと閃き、浮かんできたりするさ。なっ、慌てるこたぁないんだぜ。

 って、ことで、ジジイのDTM、細く長く継続中だぜ。

 

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こりゃ誤算!大豆補植

2020-06-26 20:06:27 | 農業

 よしっ、久しぶりにたっぷり降ったからねぇ、畑はしっとりだぜ。この先ずっと曇りがちってことだし、ここらで、大豆、小豆に一段落付けようじゃないか。

 どうしても鳩に種かっさらわれたり、モグラのえさになったりで、我が家の大豆栽培は補植が欠かせない。まず、播いた種の1/4くらいは植え替えするのを覚悟せにゃならんのさ。忌避剤まぶして播けば、ほぼ100パーセント発芽揃って手間なしなんだが、うちは農薬御法度で栽培してるからね、なんでもかんでも。要らぬ煩わしさも大切な作業の一つなのさ。

 今日の予報は9時前雨あがり、10時過ぎ再度降りだして、午後はずっと曇り、だってよ。いいじゃないか、有効に使わせてもらおうじゃないか。

 まずは、鳥よけのキラキラテープとその支柱の回収、きっちり1時間。雨降りはじめる。よしよし予定通り。家に戻り、裏の軒先にため込んでおいた玉切した薪原木を斧で割る。終了12時10分、いいんじゃねぇ?ここまで前日のシミュレーション通りだぜ。

 昼食って、いよいよ、難題の補植だ。今年はかつてない晴天続きで畑はからからのパッサパサが続いたから、どうにか出そろうまでなんと20日もかかっちまった。その間、畑はほったらかしで、細かい草もそこここに蔓延っている。畝間は補植が終わったら管理機で走るとして、まず、株間の草を引っ掻いておこう。これは俺の仕事。神さんはそれを追うように補植をする、こんな段取りで始めた。

 が、株間を削ってみて驚いた!えっ、次の発芽株どこだ?30センチ間隔で植わってるはずなのにぃぃぃ、ない!1メートル、2メートル、3メートル、あった!なんてこったい。とびとびに芽が出てるんじゃなくて、たまにぽつり、ときたまひょっこりだぜ。気まぐれで種放って歩いたのかってほど。おいおい、こりゃないぜ!なんだって、こんな有様なのよ?

 よくよく見れば、縦横にモグラ穴!これか、原因は。乾燥で発芽までたっぷり時間あったから、モグラども、心置きなく大豆を御馳になってたってことなんだ。大豆の発芽はあの豆の部分が双葉となって外に顔を出すから、5,6日でさっさと発芽してしまえば、モグラだって食いぱぐれる個所多かったはずなんだ。くそっ、異常乾燥め。

 株間の草削りのはずが、畝の耕耘のようになっちまった。息あがるぅ。腰曲がるぅ。やる気失せるぅ。

 全然想定外だぜ。草かきのこっちも大変だが、ほとんど全部植え直しの神さんの方も、遅々として進まない。仕事、丁寧過ぎんだよ、っと口出ししたくなるのをグッとこらえて、ともかく、こっちが、早く補植に入ることだ。あと3列、あと、・・・終わった。株間すべてきれいにした。さっ、補植に入るぜ。神さんとは反対の黄色大豆から始めることにする。こっちの方が、モグラが少ないせいか、欠株の数もややましだ。持ち前のスピードで一心不乱!四つん這いのハイハイの状態で畦間をはい回り、植えて行った。ここらで、2/5が発芽なしってところか。もう、時間も4時を回った。管理機で中耕なんて夢の駄法螺、まずは、何としても大豆だけでも補植を終わらせよう。

 二人とも必死の頑張りで、5時を回ったところで、大豆の補植すべて完了できた。曇り空だったこと、前日の雨で畑もたっぷり水気あったこと、補植用苗がたっぷり準備してあったこと、それも元気な良い苗だったこと、

 なんかもあって、苗も人間も萎れることなく、気持ちよく植え替えられた。

 中耕作業と小豆の補植は明日に延期。いいさ、いいさ。明日の予定は薪割りだけだもの。天気は曇りだって言うし。

 それにしても、このモグラ天国をなんとかせにゃならんなぁ。有効な対策は、秋、収穫残渣や草を残さないことなんだよ、きっと。つまり、片付けをきっちりして秋うない(耕耘)をしっかりしてモグラの住み難い土中環境にしてやることなんだが、それがなぁ・・・

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