盆明けにって締め切り、きっかり守ったぜ。
菜の花座のコントメンバー、やる気満々だからね、遅れちゃなんねって頑張った。
ショートショートを幾つかつなげる形、前回好評だったから、今年も踏襲。3本のコントで上演時間12分を目指した。

1本目は自分の行動の意味が理解できず、常にわけわからぬながら謝っている男の話し。
コンビニでパンを万引きしたけど、罪悪感なし、店員に責められても理由がわからず、ひたすらその場をやり過ごすために謝罪を繰り返す。店員は深読みして、困窮のためのやむに已まれぬ行動だと同情、さらに多くのパンを持たせてやろうとするが・・・
第2話、若年性認知症、記憶がすぐに薄れて行ってしまう症状の話し。パン屋の店員だが、前掛けにはメモがいっぱい貼ってある。それでもお客さん対応ができてしまうというおおらかパン屋さん、あればいいねぇ。
最後は演劇療法、演出家を招いて認知症の人たちが芝居作りに励む。それぞれが、異なる症状を持っていて、行き違いの連続。演出家は腹を立てるが、実は彼もやたら立腹するという認知症。
これら三本、その都度、解説役が誤解のないよう、思いやりで接することを観客に伝えて行く。この役割、前回は少年探偵コナンにやってもらったが、今回は、ファミレスでお馴染み、配膳ロボットに担ってもらうことにした。
演技は得意だが、ものづくりは苦手のコントメンバー、道具製作に困り顔だったが、それも含めて作品作り、仲間同士知恵を出し合って、乗り切ってよね、って後はすべてお任せした。
自分たちで工夫してやり切るってことほど、勉強になることはない!