ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座だって蠢動中!

2010-08-29 20:43:49 | 地域文化

 このところの記事見て、置農のことばっか!菜の花座はどうした?って心配の向きもあることだよね。そんなん、気にしてねぇ!まっ、そう言われると、気が楽になる前に落ち込んでしまうけど。

 なんのなんの、僕としちゃぁ、着々準備を進めているんですよ。なんの準備だ?

 そりゃ、12月公演でしょう。9月稽古開始に向けて台本選びに熱中してました。今回は井上さんの追悼公演と決めているので、簡単と言えば、簡単、難しいと言えば難しい、やっぱり、かなりの苦労はした。盆明け以降、あれを読み、これを読みしてようやく何本か候補を拾い出した。

 いざ井上作品の上演となると、これが意外に障害が多いことに気が付いた。その一つは、音楽だ。なんせ音楽劇が多い。置農なら、えーーい!やっちまえ!って挑戦しちまえるけど、菜の花座はねぇ、日頃から歌のレッスンなんてしてないからね、3ヶ月程度の稽古じゃとてもとてもムリ!むり!無理!ムーーリ!!

 それと、時代劇の多いこと。これはまず、鬘、あっ無理!!って即座に却下なわけだ。となるとあれほど多い井上作品でも、上演可能な作品はかなり絞られてくる。何本か激戦を勝ち残った候補作の中で、あれこれ思い悩んだ末に浮かび上がったのが、『イーハトーボの劇列車』だ。でも、出演交渉に入ったところで、またもや頓挫!果たしてどうなることやら・・・・・・ってのが、菜の花座12月公演の舞台裏。やれやれ、どうしてこうもすったもんだ、ああだこうだがわき起こってくるんだろう?たまには、これやるよ、よっしゃ!それ行こう!!って単純明快に行かないものかねえ。

 それと、も一つの公演が、11月3日、町の芸術文化祭での一人芝居。菜の花座の重鎮!ミホさんがやる気出してんのでねえ、それじゃ書きますよ、一人芝居、ってことで、これについては、今朝からようやく執筆にかかったところだ。タイトルは『ふたたびの春?』。今、ちょっとしたブームの同窓会恋愛のお話し書こうとしている。

 てなことで、菜の花座についても、しきりに蠢いているのです。どうかご心配なく!そして、ご期待くださいませ!!

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ハーフパンツやぁぁぁぁい!

2010-08-28 21:14:21 | 教育

 レガッタシャツは手作りするってことにした。衣装担当が一着目を仕上げてきたが、なかなかいい。パステルグリーンと黄色の組み合わせは、普段着には派手だけど、舞台なら華やかで生きてくるはずだ。後は、精一杯ミシンを動かしてくれればいい。

 衣装としてはあと2種類。ハーフパンツとTシャツがある。これはねぇ、うちの衣装さんなら作って作れないこともないんだけど、手間暇、費用を考えると、市販の製品で間に合わせた方がいい、って判断した。

 ネットでさんざん探し回って、やっと見つけたのがユニクロのネットショップ。1着1280円で出ていた。デザイン、色ともなかなかいい。よしこれならと思ったけど、問題はサイズだ。レディースだと、規格をはずれる奴がいるんだなぁ。でもまぁ、とりあえず何種類か取り寄せて判断しようって、夜家に帰ってサイトを覗いてみたら、ありゃりゃ!もうもう売り切れ!!やっぱねぇぇぇぇ!安いもの!デザインいいもの!売れるよな!

 しかたない、他のショップを見つけようと粘ること2時間、見つけた最安値商品は1580円。これ、8着かよ?1万円超えるじゃないか!しかもデザイン、ちょっとダサイし。一応買い物カゴに入れてはみたものの、これで、1580円、もしかしたら、ユニクロのお店で先に見た1280円あるかもしれない。まずはそれ探してからにしよう。

 で、今日は部活始まる前に米沢に寄り道。しまむら覗いて、ユニクロへ。恥ずかしいなんて言ってらんないよ、レディースコーナー、目を爛々とさせて歩き回った。が、まったくダメ!それっぽいパンツ一つ無かった。

 こりゃしかたねえな、ネットのダサイ1580円買うなら、衣装さんに無理言って作ってもらおう、って腹決めて、でもまあ、念のためってタケダスポーツを覗いてみた。と、なんと、あるじゃないですか!税込み990円也!しかも、手作りしてるレガッタシャツと同じ黄色いサイドラインが入っている!!しかもしかも、サイズもメンズのS,M,Lがそろってる。これなら、特大さんもきっと行けるに違いない。それでも、何度も何度も店内を巡回して、これしかない!これで行く!!ってS,M,L一着ずつ見本として購入した。

 目星はずばり、すべてのサイズで8人にぴたり!クイーンサイズ様もどうやらOK!それじゃ決まり、帰りに顧問Nに買ってきてもらうことにして、一件落着とあいなった。やれやれ!

 さて、次はTシャツだが、これは、・・・・次回のお楽しみとしておこう。これもまた、ドラマがあるんですよ。

 

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レガッタシャツを作ろう!

2010-08-25 21:25:43 | 教育

 公演と言えばねこれですよ、布地探し!今日も宮内の大場ソーイングさんに行ってきた。

 今回の作品はボート部が舞台、衣装ったらハーフパンツとかTシャツとかしかない。これは、ちょっと作り甲斐がないよなぁ。どうしたって既製品買った方が安いし出来いいもの。

 ほでも、癪だ。置農演劇部には優れた衣装班がいるし、ミシンだって素晴らしいのが2台もある。あっ、そうそう、ミシン、買い換えたんだった。以前ネットで買った西日本ミシンとやらの7000円のミシン、ちょこっと厚手の生地を縫ったら、あっという間に壊れてしまったんだ。

 一度はミシン屋さんに修理頼んだけど、それでも再度ダウン!こりゃ買い換えるしかないや、ってそのミシン屋さんにお願いして中古を譲ってもらった。それがなんと、2台で15,000円!!!1台なんかスエーデン製の超高級機。ほんと、ありがたかった。ミシン屋さんの曰く、「芝居好きだから、まけとく。」ってこうだもの。嬉しいね。

 おっと、話しを戻して、そう、優れたミシンがあって優秀なお針子さんがいるわけだから、なんとか、自前の衣装も作りたい。そこで、ボート競技用のレガッタシャツてのを作ることにした。最近は身体にぴちぴちのレーススーツが主体だそうで、それを着た時の恥ずかしさなんてのも、芝居に盛り込もうかって意向もあったんだけど、役者も恥ずかしがってちゃ芝居ぶちこわしだろう、ってレガッタシャツてのすることにした。

 レガッタシャツって言っても、Tシャツの襟ぐりにステッチがあることと胸元に切り込みがあってボタンで留めてあるってだけのことなんだ。ただ、このステッチとボタンに結構深い意味があって、それは芝居の中で使わせてもらっている。

 ともかく、このレガッタシャツを女子用7着、男子用4着作ることにした。女子のものは、パステルグリーンとイェロウの2色。男子は黒とオレンジの組み合わせにした。さて、どんなシャツが仕上がるか、はたまた、舞台映えはいかがか。観客の評価をお待ちしよう。

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ボート?完成

2010-08-23 21:14:19 | 教育

 『Catch & Row』物作りのポイントは、当然!ボートですよ。ボート部の話しでボート漕ぐシーン出ないって、そりゃないだろう、って話しだ。

 もちろん、ボートは出す!言うまでもなく、ボートも漕ぐ!!

 さあ、どうするの?本物のミニチュア作って出したって、お芝居にはならないよね。人が4人乗れるボートっていったらかなりの長さで、舞台を占領してしまうもの。しかも、横に置いても縦に置いても、舞台上では収まり悪いしね。

 そんじゃ、すべてマイムでやる?それも味気ないでしょ。なんか、手ぇ抜いて騙したみたいで気が引けるしね。やっぱり漕がなくちゃ、やっぱり乗らなくちゃ。

 で、重要なボート?試作品が完成した。こればっかりはねぇ、図面書いて生徒に任せるってわけにはいかないので、僕が頭に思い描いた設計図にしたがって、作り上げた。いろいろと難しい点があって、試作品一号艇はボツ!使用材料や設計も変更して挑戦した2号艇、これが実に上手く仕上がった。

 さっそく、稽古場に持ち込んで、顧問Nが高校以来?年ぶりのオール捌きを披露してくれた。思いがけない資材なんかも作ったボート?そう。この?マークがくせ者なんだ。

 もう、ほんと写真をここに公表してしまいたいくらい、やったぁぁぁぁ!って気分なんだけど、でも、ここは我慢!本番であっと驚いて頂きましょう。

 もっとも、なーんだ!って失望で迎えられないとも限らない、そこがとっても不安なんだ。でも、この抽象!?僕としてはとっても気に入っている。仕上がった形もとてもシンプルで美しいしね。

 さぁ、この試作品を元にして、残りを仕上げてもらうことになる。できたら、いよいよローイングの稽古となる。うーーーーん!楽しみだ、って読んでる人にはさっぱりわからんよね。

 で、知りたい人は、9月18日(土)16:00米沢市民文化会館へ!待ってます。退屈させません!!

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やっぱり歌は!『Catch&Row』

2010-08-21 21:10:13 | 演劇

  置農演劇部ったら、ミュージカル!まっ、子どもミュージカルは続けてるわけだけど、大会作品では、全国へ行った『どんがら山奇譚』以来ずっと遠ざかっている。理由は歌で勝負できるだけとの人材がいないってことと、せっかくミュージカル挑戦しても取り立ててプラスには評価してくれないことがわかったからなんだ。苦労して減点されちゃかなわない、だからミュージカルはしばしお預け。

 でもね、やっばり音楽には未練があるわけだよ。2年前の『Let's Dance 1946』ではジャズを去年の『きき耳族の少女』では東欧の音楽を意識して使った。で、今回は?

 『Catch & Row』、ボート部の話しでしょ、ならばこれですよ。一つは言わずと知れた『琵琶湖周航の歌』。って言っても若い人たちは????なんだよね。 そう、旧制第三高等学校、今の京大教養学部ボート部の歌だ。旧制高校の寮歌や校歌ってのは、その学校に関係のあるなしかかわらず、若い人たちがよく歌ったものなんだ。もちろん、いい歌が多い。

 それと、これまた、古いぃぃぃぃ!って馬鹿にされそうだけど、『黒の舟歌』。知らない?そうね、これも団塊世代以上のレパートリーかもね。昔ね、歌声喫茶なんてのがあってね、若者はそこでジュース飲みながら大声張り上げてエネルギー発散したってわけなんだ。そこでよく歌われていたのがこの曲。暗いよねぇぇぇぇ!「男と女の間には暗くて深い川がある・・・・Row&Row Row&Row 振り返るなRowRow」って。

 もちろん、このままこの曲の持ち味で使うわけじゃない。それはやっぱり、今だから。でも、その使い方は、・・・・秘密!今日は、この2曲の歌練習をおこなった。できればアカペラでやりたいと思ってるけど、どうだろうね、男連中、音痴だから。

 僕なんか、どっちの曲も歌ってると自然と涙が溢れてきてしまうんだけど、これってどうなんだろ?若人にも通用する美しさなんだろうか?もはやメロディで名曲は作れない時代にあって、かつての名曲が高校生にどう受け止められるか、興味深いところだ。演歌ショーで往年の演歌を結構気に入って踊ってるみたいなので、きっとその良さに馴染んでくれるとおもうけど、客席でたった一度聞くお客さんは、????なんてなるのかなぁ?

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