ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

サンタタクシー始動!

2023-12-06 09:06:10 | 地域文化
今年も元気にサンタタクシー始まった!
もちろん、駅前コントの披露とともにね。
福島のあづまタクシー、もう何年になるんだ?よく頑張るよ。社長を先頭に社員5人も巻き込んで。まさか、大阪みたいに強制ボランティアじゃないだろな?

「お祭りごとがうちの会社は大好きなので」
この笑顔、本物だ。でなくっちゃ、こんなコントできるもんじゃない。
今年のコントはサンタ同士の戦いだ。赤サンタと白サンタが、人気のクッキー工場を味方に引き入れるべく綱引きやら雪合戦やらで競い合う。
戦いは決着つかず、工場(に扮した人)の平和を願う歌と演奏でお互い仲直り、赤でもない白でもない、赤白のクッキーを焼き続け、それを世界に配り歩くって決着だ。

クッキーはお菓子屋さんに焼いてもらって観客に配るってことも提案させてもらった。
もちろん、ガザの惨状を念頭に置いて、パレスチナとイスラエルの和平を願ってのお話しだ。甘いっていやぁ甘いんだが、クッキーだし。
平和を呼び寄せる歌と演奏は、専務のAさんの三線と歌。今年惜しまれつつ亡くなった坂本龍一の『弥勒世過果報』。菜の花座の「てんこ盛り」公演のフィナーレで歌おうかって話しも出ていた歌だ。そう、Aさんも社長のIさんも菜の花座の団員なのさ。
お客さんの反応も上々、演者たちの巧みさに大いに感心していた。やっぱり好きだと吹っ切れて演じられるものだよな。それが観客に伝わる。
サンタコントばかりってバカにしちゃいけない。
彼ら、「劇団 二種免許」自前の劇団立ち上げてるのさ。
お客さんに喜んでもらえたその笑顔でサンタタクシー、元気に出発だ。

なお、写真は福島テレビさんのニュース映像をスクショさせてもらいました。感謝!

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芸文祭の未来は?

2023-11-09 09:52:59 | 地域文化
町芸文祭、菜の花座の出し物、三線と踊りと歌と、最後の追い込みが功を奏して、好評のうちに演じ終えた。途中、弾き語りで歌い出しの音程不安があって、ヒヤッとしたが、お客さんの暖かい拍手に救われて立ち直り、その後は快調、よい演奏、楽しい歌と踊りだった。写真が撮れなかったのが残念。

この舞台、11月末の菜の花座公演でも再演するから、まっ、いいか。許可なく写真撮影は禁止、なんてもったいぶったお触れもあったんでね。
舞台は演じ手にお任せ、こっちは、入り口で菜の花座公演のチラシ配りをした。一通り入場者をチッェクして、
うーん、杖ついて歩くお年寄りの多いこと!改めて足腰は鍛えておかにゃ、って痛感したぜ。
それにしても、観客はほとんど高齢者!平均取ったら、多分70歳は楽に超えるな。付き添いだって、どう見たって60歳過ぎ?いや、70歳??
10年前のむせ返るような熱気はもう夢のまた夢だ。老人ホームの慰問公演そのものだな。
出演者も日本舞踊に大正琴にフラダンス、それとカラオケ。以前はカラオケが雰囲気を盛り上げていたが、これも人気凋落なのかな、歌う方も聞く側も元気がない。
こういうコンテンツそのものがどんどん時代に取り残されていってるんだろう。お弟子さんが減ってしまって、って日舞の会主さんが嘆いていたもの。
先日も新聞に多様化する高齢者像って記事が載ってた。
70歳過ぎてもアイドルの追っかけに夢中になる人とか、身体鍛え続ける人とか多いってことだ。
そうだろ、そうだろ、マラソン走り続けてるジジイもいることだしにな。
あっ、そうだ、手賀沼ハーフマラソンの結果、75歳~80歳のクラスで37位/61人!2時間20分で走って真ん中より後って!!侮れませんぞ年寄りパワー!
年寄りもいろいろ、若さも人それぞれってこった。
と、なると、芸文祭もこれまでのプログラムじゃやっていけないってことだぜ。高齢者が対象であっても、ジャズとかヒップポップなんかのダンスとか、バンド演奏とか、太鼓演奏とか、若者のものと思われていた分野も積極的に取り込んで行かなくっちゃならんよな。
その証拠が、置農演劇部の演歌舞踊の披露だった。とりを飾った部員たちの音踊りは拍手と喝采に溢れていたもの。若手のダンスグループが出演してくれたのも良かった。
お年寄りの慰労会から脱する道を早く探らないと、消滅はつい鼻の先だろうな。
って、言い始めてもう何年になるかなぁ。


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菜の花座、「安里屋ユンタ」踊ります!

2023-11-03 09:02:10 | 地域文化
本番前、ばっちり稽古!ビシバシダメだし!
前日にそんなに言われてもぉ、なんて泣き言にも容赦なく。
本日、11月3日、川西町芸文祭、

菜の花座の出し物は、なんとぉぉぉぉぉ、三線演奏と歌と踊り、もちろん、沖縄民謡やりますよ。
「涙そうそう」は弾き語りで、締めの演奏は「安里屋ユンタ」賑やかに歌い踊ります。この舞台に合わせて衣装も作っちゃいましたねぇ。太鼓も買いました。
見てください。菜の花座の沖縄。
なぜ、沖縄?
えー、それは、ですねぇ、なんとお答えしたらいいものやら。
ことの起こりは三線なんですね。
前回菜の花座公演『流れ旅 星の流れに』で、明治、大正の演歌を三線の弾き語りで取り入れたいって我が儘言ったのが、とうとう、「安里屋ユンタ」に行きついてしまったって、なんともたわいないきっかけ。
でも、敢えてこじつけるなら、虐げられる者たちの立場で舞台を仕上げる、これが菜の花座のポリシーですからね、今、この国で痛めつけ続けてる人たちって言ったら、沖縄の人たちでしょ。彼らの文化に敬意を表するのは当然です、って、これ俺の勝手な言い分だな。
まっ、素人役者たちの沖縄民謡の歌と踊り、見てやってくださいよ。出番は午後の部です。菜の花座の次は置賜農業高校演劇部の演歌舞踊なので、ぜひぜひ、ご来場を!
あっ、前回公演のオープニングとして評判だった明治の演歌「ダイナマイト節」も当然、やりますからね。

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東北中から支援者集まるれいわの選挙=~大石田町議選~

2023-10-31 17:26:08 | 地域文化
遅れちまったぞ、やべえやべえ!
高畠=大石田、片道2時間と踏んだが、山形市内での渋滞を計算に入れなかった、だめじゃん。
駅前近くの選挙事務所、到着9時30分!あらあら始まってるよ、出陣式。

あれれ、芳賀道也議員が応援演説してるよ、へぇ。国民民主に近い立場なのに。れいわ主催の鈴木宣弘先生の農業問題講演会にも来て勉強してたしなぁ、れいわの力を認識し始めてるのかな、って、これは好意的な見方。来るべきご自身の選挙のために、非自民系市町村議員に顔売っておこうって腹積もり、って言い過ぎかな?

おぅおぅ、集まってるよ支援者!30人近いか。
地元でも信頼厚いんだな、二藤部冬馬さん。そりゃそうだろう、町の現状に強い危機感を抱いて、中学校英語教師の職を投げうって議員になった人だもの。すでに当選1回の実績を持ってるしね。改選を求めて2回目の町議選、先の選挙踏襲で無所属で出れば楽なのに、敢えてれいわ新選組として立候補!世直しへの強いこだわりが迸ってるじゃないか。

どんどん進む過疎化、高齢化、今年の結婚はわずか3組、危機感は否応なく彼を煽り立てて、出陣表明では感極まって涙ぐむシーンもあった。誠実な人柄、政治実践への強い意欲、これ以上、この町に相応しい議員はないな、って言うより、勿体ない!ごめん、大石田町。
候補者の第一声に耳を傾けつつ、よくよく集まった支援者を見渡すと、あれ、ピンクのジャンバー、ピンクのキャップ、な、なんだよ、れいわのボランティアの方が多いんじゃないか。
司会者も仙台の人、応援演説はなんと青森の次期衆院選比例区候補者だったりして、8割方れいわ支援者。すげぇなぁ、さすがれいわ新選組だぜぇ。県内はもちろん、遠くは青森、岩手、宮城からぜひとも手伝おうと集まってきてるなんてな。
頼もしく嬉しく感じる一方で、もっと地元の支援者が欲しいところだよな、っ
て寂しく不安も感じた。
出陣式終了後、街宣車2号(青森メンバー車)に便乗させてもらって町内くまなく手を振って回ったが、いやぁ、出て来るのは年寄りばっかり!若手には外仕事してる職人さんと数人出会っただけだった。それでも飛び出して挨拶を繰り返す二藤部さん、彼の優しさがにじみ出ていた。愛されてるよなぁ、ばあちゃんたちに。
それにしても、住み手がいなくなった住居も所々見られたし、何より、朽ち果てたまんま放置されている廃屋やたら多い。もちろん、スーパーもコンビニも1軒もない。すぐ隣の尾花沢にあるからいいさ、ってことなのかも知れんが、そんなんじゃ若者が定住しようって気にならないよな。
これは容易でないなぁ、二藤部さんが危機意識に駆られるのもよくわかる。
これはもう、彼に最高位当選してもらって、ぐいぐい引っ張ってもらうしかない。
ただ、彼が議員としてリードするとしても、それを地元で支える若手が集まって来ないことには難しい気がする。今日、告示日当日は平日だから、若い衆はみな勤めに出払ってるんだろう。必要と考えれば、どこへでもすぐに飛んで行って手助けする二藤部さんの献身性と行動力からすれば、高齢者、若者問わず、周囲に集まって、町の再生に力を発揮するグループがいるんだろう。
それにしても、昼過ぎても、立候補者ポスターが貼られていない候補者が二人もいた、なんて!ここらにも町の停滞が滲み出てるよなぁ。
なんか、田舎は一括じり貧ってわけじゃなく、町や地域によって格差が歴然として存在する、これ、今回得られた新らしい認識だ。

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記録係りは超緊張!

2023-10-11 11:41:36 | 地域文化
良かったぁ、失敗せずにビデオ録画出来たぜ。
って、ただスイッチオンするだけだろが?!
いや、そうなんだけどね、押し忘れで録れなかった!って前科があるもんで、緊張したのさ。出演者にしてみりゃ1年間修練の賜物、藤柳会の舞踊発表会だから。

置農演劇部が演歌ショー持ちネタにして地域周りで好評を得られたのも、会主、藤柳美香次さんのおかげ、高校生ばかりじゃなく菜の花座もお世話になりっぱなしなんだ。おっと、二人もお弟子さんにしてもらってるしね。
録りぱぐれた!なんて絶対許されんぞ、って固い決意で臨んだビデオ撮影係り。
録画忘れはなし、よしっ、それじゃ撮影も一工夫、音楽に合わせズームするか。サビの部分じゃアップして、エンディングはちよい引き気味で。せっかく菜の花座の装置さんが丹精した吊り物、飾り物も入れておかないとな。
と、いっぱしのカメラマンになったつもりで操作していたが、なんたって安物ビデオカメラ、遠近操作が微妙!
いかん、一気にアップで顔切れた!慌てて遠景、おっと今度は引き過ぎた!
カメラばかりか三脚もちゃち、下手に力入れるとぐらっ!ヤベッ。
お隣の写真撮影のオジサン、いい機器使ってるなぁ!っての横目で見つつ、これ、そろそろグレードアップの時期かもな、なんて、またまたムダ使いの算段か?
でも、途中、急にピントが合わなくなったりしたしなぁ、うーん。
踊り手のアップ、顔全面は控えて控えて、そっと引く。
御歳がバレちまうもの。いくら丁寧に化粧したって、そこはシニア、あるいはシニア超、なんて区分あるか?低年齢は強引におばあちゃんに引き込まれた?小学男子と他の社中の高校生女子?だけ。観客の方もそれ相応の年かさ。
次々かかる懐かしの演歌を聞きながら、こういう日本舞踊も先々厳しいかもなぁって寂しさ感じた。このじり貧を押し返すにゃ大衆演劇の力借りるしかないじゃないかなぁ、同じく停滞中のアマチュア劇団とのコラボの実現したりして。
それにしても、この踊り手や観客より下の年齢層の老人予備軍は、この先何を楽しみに老い先を送って行くんだろう?
あっ、そうか、ネトフリなんかの配信動画で過ごすんだ、きっと。
なんだ、俺の姿じゃないか!



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