ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

40年ぶり!「きょうの料理」見て、おせちを作ろう!

2015-12-31 09:14:15 | 暮らし

 NHK「きょうの料理」、まだ健在なんだねぇ!40年ぶりに見たよ。その頃、神さんに食わせてもらって主夫兼受験生やってたから、夕飯何作ろうか?って「きょうの料理」見ては決めてた。生きてるなぁ、あの時の学習成果、だから今、一人暮らししても、ちっとも困らない。

 さて、おせちだ。さすがにこれは作ったことがない。これまでは神さんが作って、こちらはおとなしく頂戴するだけの立場だった。まっ、一人正月、なにも気張る必要も無いんでね?って怠け心も兆したが、せめて三が日くらい、雑煮におせちで過ごすのも優雅じゃないか?ちょっとした粋ってもんさ。で、それ気取るには、やっぱ手作りでしょ!いやいや、全部が全部手作りとはいかない。紅白かまぼこ、伊達巻き、昆布巻は生協から購入、自分では、煮染め、田作り、鱈の煮物、花豆の煮豆、松前漬けを作ることにした。

 「きょうの料理」やっぱり、ためになるなぁ!こんにゃくは油で炒めてから煮るとか、ゴボウはとぎ汁、里芋は酢を加えてあらかじめ火を通してから、煮詰めるなんて知らなかった。煮染めかたにしても、いろどりの違うものは別々に、これは常識だけど、落としぶたして4分煮て、火を止め蓋とって4分、これを数回繰り替えして味を染み込ませていくとか、最後にみりんを加えて照りをつける、なんてうーん、プロの技!唸ってしまったね。

 で、今日は、「きょうの料理」の教えに従って、おせち作り。ニンジンの形が不揃いとか、椎茸がやたら大羽とか、里芋小せえ!なんて、自家製だから気にしちゃいかんよ。要は味だから、いや、その前にともかく自分で作ることだから。

 煮染めを作りつつ、

 田作りを同時進行で。

煮豆と鱈はストーブでじっくり柔らかく煮る。

うん、なかなかの手際の良さじゃ!と自画自賛しつつ調理を進める。

 ほーら、田作り、煮染めは完成!

 おお素晴らしい匂いだ。この照りの艶やかさ!だしだって、昆布と鰹節でとったからね。「きょうの料理」のように里芋が色白に仕上がらなかったは、ご愛敬、まっ、こんな失敗もなきゃ、手作りも話題に欠けるってもんだろ。鱈と煮豆は、ストーブの上でじんわりほんわり柔らかく仕上がりつつある。 

 さっ、これで明日の元旦を待つだけだ。屠蘇酸が手に入らず(この口惜しい顛末、いつか書かかずばおくまいぞ!)屠蘇が無いのが画竜点睛を欠くの趣きだが、まあ、竜の目には目をつぶって、一人手作りおせちを肴に杯を傾けるとしようじゃないか。

 

 

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ランニングフォーム改造!

2015-12-30 08:47:03 | ランニング

 どうしてこうも靴の底って減るんだ?走れ始めてたかだか2年、以前から履いていたアシックスシューズがダメになり、

 去年買ったレース用ミズノも底の減りが半端じゃない。

 外走り練習用のK-SWISSなんて、もう履けない、無理。

無事なのはジムでトレーニングに使ってるニューバランスだけ。ランニングマシーンは接地面がゴム?だから、一番走ってるはずなのに大丈夫。アスファルト走るって、やっぱり摩擦大きいんだろう。

 それにしても!だ。左右同じようにすり切れてるなら、仕方ないと諦めもつく。買い換えるしかない。でも、どの靴もみんな、減っているのは右足だけ!左足用はまだまだ使える。右足だけ買い換えられないのか?車のタイヤみたいにさ。なんか、片方だけのために新しい靴、買うって、すっごく損した気分だ。ランニングシューズってけっこう高いんだよ。もちろん僕は安物履いてるし、それもネットショップのセールス狙いだけど。

 来シーズンに向けて買うしかないとしても、この調子で右足摩耗が続くとなると、また半年くらいで同じ恨み辛みに遭遇することになる。これは避けたい。じゃあどうするか?ランニングフォームの改造しかないでしょ。片方だけ減りが早いってことは、走り方が偏ってるってことだから。これを左右正しく、いや正しくなくても同等に接地し蹴っていく走り方に変えればいいわけだよ。

 右足のかかとが減るってことは、右足の接地が足裏全面じゃなくかかとからになってるからだ。これを矯正すればいい。理屈は簡単、実施は苦難。身体そのものがもう完全に記憶してしまってるわけだから。要するに当人が気付かぬくせってやつだ。人の身体ってけっこう偏りがある。僕の場合だと、猫背てのは小さい頃から言われたし、証明書写真撮るときなんかは右肩下がってるって必ず言われた。自分じゃ、真っ直ぐしゃきっと立っているつもりでも、どちらかに傾いていたりする。そう、これだ。これが問題なんだ。

 人生長きにわたって身に付いてしまっている無意識のくせを直す、これは容易なことじゃない。でも、左足は正しく接地できるわけだから、努力すれば右足だって治るはず。さすれば、靴の寿命も倍以上に延びるだろう。いらぬ出費もせずに済む。よし、フォーム改造だ!

 ランニングマシーンで、よくよく観察しながら自分の走りをチェックする。足裏全体で接地するには、体重が上からかかる必要がある。つまり、重心が前に移動し、真上から足に乗っていく走りだ。左足はこれができている。これに対して、右足がかかと接地するってことは、体重が後ろにかかって、のけぞるように足を出しているからだ。て、ことは、前傾して重心を前に移し、上から乗っかるように踏み込めばいい。理屈はそうだ。しかし、これがなかなか実践できない。右足に関しては、前傾が辛いのだ。

 で、気付いたことがある。腿の上げ方が、足りないんじゃないか?足全体をしっかり持ち上げず、足裏を地面に擦るように前に出している。これだ、原因は!右足に関しては、腿を上げない省エネ走法になってるってことなんだ。走りながらよくよく見れば、その通り。左足がしっかり上がっているの対して、右足は引きずるような無様な運びをしている。

 て、ことは、腿上げの要領で走ればいいってことだ。だが、これがなかなか大変だ。腿を引き上げる筋肉が付いていない。偏った走り方で、筋肉の方も、それに見合った付き方になっているわけだ。右足の腿上げを意識しつつ10km走った。つらいっ!腿もふくら脛も引きつっている。でも、これを成し遂げないことには、靴底の減りも矯正されない。靴の新調ペースも速いままだ。なんとしても改造だ。

 両足が同じように送れるようになるなら、走りにもきっと良い結果が付いてくる、そんなニンジンもぶら下げつつ、この冬、ジムでのトレーニングは、ランニングフォームの改造!これに決まりだ。

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お歳暮は手作りスイーツ&お餅&ごはんパン

2015-12-29 10:44:06 | 暮らし

 昨日はシュトーレンを焼いた。もちろん、ごはんも入れて!でも、これだけじゃお歳暮にゃぜんぜん足りない。米農家としちゃ、まずお餅だな。これは2日前についておいたのを切って袋に詰めるだけ。まだ足りん!ごはんパンも入れよう。もう一息!数日前に作ったラフランスジャムもサービスだ。うーん、もう一声!よっしゃ、ワッフルだって焼いちゃおうじゃないか。泣いても笑ってもこれ以上は無理!

 野菜を入れるって手もあるんだけど、かさばる割りには有り難み薄い気がするし、白菜なんか取ってから日が経ってるんで外葉は萎れてみすぼらしい。都会の人たちにはちょっと抵抗感あるんじゃないか。ジャガイモ、ニンジンてのもね、なんだかね。ここはやっぱり手作りスイーツで頑張るしかない。

 餅やシュトーレンは日持ちが持ち味だから良いとして、パンもワッフルも作ったら早く送って、早く食べてもらいたい、となると発送の日に頑張って作るしかない。5件分のお歳暮に、食パンは5斤、ワッフルはプレーンとイチゴをそれぞれそれなりの数作ることにした。

 10時作戦開始。スムーズに時間のロスなく作業を進めるために、食パン、ワッフル2種の材料をすべて量ってしまう。間違わないように、一つ一つ指さし復唱確認だ。まず、ワッフルプレーンから生地を作る。朝炊きあげて保温しておいたごはんに卵と牛乳を入れてフードプロセッサーでペースト状にして、その他原料を混ぜた小麦粉の中に流し入れ、まんべんなくかき混ぜる。溶かしたバターとラム酒を入れてさらに攪拌、生地完成、発酵室へ。

 次ぎに食パンを捏ねる。こちらは作業台で200回叩くので、やや時間がかかる。これも発酵室行き。最後にイチゴワッフル。春にたくさん作ったイチゴジャム2瓶使ってごはんをピンクのペーストにして、後の作業はプレーンと同じ。ただし、イチゴの味や香りを残すため、バターの量は控えめにしてその分ショートニングを加えた。

 さあ、ワッフルの焼き方だ。片面1分25秒、つきっきりには長すぎる、別の仕事と二股かけるには短すぎる。なんとも微妙な焼き時間だ。1回に2個、気の遠くなる手作業!10回ほど焼いたところで、パンの方が一次発酵完了。ワッフル焼きは進めつつ、パン生地の分割、ワッフル型をひっくり返しては成形と綱渡りの連続作業を乗り切った。2次発酵後の焼き上げも同じ、ワッフル焼き作業を進めつつ、オーブンを加熱し、火加減を調節し、膨らんだパン生地を窯に突っ込む。パンの焼け具合に気を配りつつ、ひたすらワッフルは焼き続ける。

 腹が空いた。昼もとうに過ぎたし、ラーメンでも食うか。これも二つの仕事を進めながら。湯を沸かす。ワッフルをひっくり返す。食パンを覗く。メンをほぐし入れる。ワッフルを取り出す。型にワッフル生地を絞り出す。ラーメンたれを丼に作る。ワッフル型をひっくり返す。茹で上がったメンをザルにあける。窯の中を確認する。ワッフルを取り出し生地を絞り入れる。ラーメンを食う。型をひっくり返す。さらにメンを啜り上げる。食パンに上火を遮るアルミはくを入れる。ワッフルを・・・・・・・

 こんなしっちゃかめっちゃかな同時作業を進めて行かないと、宅配便の締め切り5時に間に合わない。なんせ、ワッフル焼きは1種類で1時間半合わせて3時間はかかるんだ。それに包装もあるし。ああ、餅も切って袋詰めしなくちゃ!発送用の段ボール箱の準備も。荷札も書かにゃ。2作業同時進行どころか、最後は3っも4っも仕事を重ねながら、ぎりぎり4時56分、荷物の持ち込み成功!なんともかんとも、慌ただしい1日だった。

 シュトーレンにワッフル2種に餅は白と黒米入り、ごはん食パンにラフランスジャム!これで喜ばない人とは、以降、お付き合いはお断りだ!

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夢のお告げだ、シュトーレンを焼こう!

2015-12-28 08:56:36 | 暮らし

 なぜ、シュトーレンなのか?どう考えてみても、あっちこっち心当たりを探ってみても、シュトーレンなんて見当たらない。なぜか、シュトーレン?! 

 話しの脈絡もはっきりしない。クリスマスなんて過ぎてしまってるし、いやその前にクリスマスと関わりを持ったことなど一度もない。あっ、そうか、思い出した!菜の花座『不幸せくらべ』の反省会で、来年の活動計画が出て、12月公演がぴったんこ12月25日。となると、ゲネは前日の24日、クリスマスイブ、いいのかな?こんな日で。でも、「菜の花座、イブはダメ!っていないものな」と、三人娘を面前にセクハラ発言したところだった。うーん、この負い目があったのか?あるいは、クリスマス、舞台に集中する彼女らに同情したのか?な、わけはないだろう。突然の夢のお告げ、そうか、シュトーレンか、お歳暮に入れてもいいかも!って、朝の目覚めと同時に思いついた。

 シュトーレンて、どうやってつくるんだっけ?以前作ったことあったから、ブリオッシュ生地にたっぷりのフルーツとナッツを入れて生焼きすればいい、ってことはわかってる。問題はその配合とか副原料とかだ。どれどれ、Ipadでネットのクックパッドを覗きに行く。お菓子や料理のレシピ調べる時は、Ipadが役に立つ。すぐ手元に置いて、確かめながら作ることできる。自分なりの工夫や失敗、次回への自戒(ダジャレ一発)などメモすることもその場でできるし。幾つかのレシピを当たって、だいたいの輪郭がつかめた。

 できるだけ、家にある材料を使うとことにする。小麦粉もレーズンもイーストも油脂類は日頃のパン作りのためにストックがある。春先、水俣の甘夏で作っておいたオレンジピールもようやく出番だ。おっと、ゴマもあるぞ。卵、牛乳もたまたま残っていた。おっ、香辛料も入るのか。シナモンとナツメグとカルダモン、あるあるこれも。となると不足はナッツ類かぁ。ナッツなしで作るって選択肢もあるけど、せっかく苦労するなら本格的なものでしょ。じゃあ、買って来よう。オレンジピールを刻み、レーズンと一緒にラム酒に漬け込んでおいて、米沢で買い出し。

 我が家製となれば、当然、ごはんパンだ。ネットのレシピはあくまで参考、これまでのごはんパン作りの経験を生かして配合を決める。難しいのは、水分調整かな。パンよりは柔らかく、かと言ってワッフルよりは硬め、そんなところを思い描きつつ黄身と牛乳の量を決めた。うーん、ちょっと柔らかすぎたか?かなりべたつく、が、まっ、いいだろ、シュトーレンは焼き上げてかせ数日後に美味しく食べるもの、水分が少なくてパサつくよりはましか。

 1次発酵、形を整えて2次発酵。

 焼き上げは180℃で40分、これはレシピが役に立つ。面倒なので、上下2段に入れて、途中入れ替えをして焼いた。うん、なんか生っぽいけど、焼き色は着いたから、これでいいか、時間もたっぷりかけたし。熱いうちにラム酒入り溶かしバターを何度も塗り込む。これは知らなかった。けっこう決め手かも。冷めたら、粉砂糖を分厚く振りかけ出来上がり!

おお、それらしくできたじゃないの。後はお味、これは明日のお楽しみ。上手くできてるといいけど、喜んでもらえるかな?金がなけりゃ、手間暇でおもてなし、これでお歳暮の一品完成!

 

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豆収穫!

2015-12-27 09:22:26 | 農業

 とうとう降ってきた。そうだよね、もう年末だもの。

 あらかた冬への備え、秋仕舞いは終わっているんだけど、一つだけ、豆の支柱がそのままだ。小止みになったらささっとやることにしよう。雪に埋もれさせると、パイプがひん曲がって来春は苦労することになる。倒して寝かしておくだけでも被害から免れる。

 ただ、豆の収穫の方は、すでに10日ほど前、小春日和の青空のもと、済ませてある。たかだか15mほどと5mほどの2本のパイプトンネル、たかが知れてるって思ったら、なかなか!半日仕事になってしまった。

 かさかさに乾いた豆の莢を一つ一つ摘み取って行く。短いトンネルは花豆だ。これは莢の大きさからしてわかる。実の付きも実入りも悪くないようで、篭にいっぱいの収穫があった。長いトンネルは小さめのささげ豆、2種類あるようなので、東側、西側、分けてはけごに詰める。こちらは、実の着きが遅く、しっかり太らぬ先に霜にやられてくたっとなったものもある。秋がいつまでも続いたから、豆も調子に乗って、花を咲かせ、実を着け続けたのだろう。図に乗るのは人間ばかりじゃないんだな。

 豆の栽培は神さんの領分、どんな豆をどの程度播いたのか、僕はまったく蚊帳の外。今年は、親の介護で不在の神さんに代わって収穫を買って出た。さてさて、どんな豆が現れるのかな?莢を割って実を取り出す。花豆だ。いつ見ても不思議な色合いだ。自然の妙、って言葉を思い浮かべてしまうなぁ。

 残りの2種は、あらら、どちらも白ささげだった。ただ、形が微妙に違う。茶色とか、黒とか縞模様とか、以前は随分いろんな種類を作っていたのに、ここにも高齢化のしわ寄せが現れていた。

 冬の手ふさぎ仕事は、この豆の莢外しか?そうそう、黒米の手選別もあるんだった。炬燵に足を突っ込み、蜜柑食べ食べ、となれば絵になるんだけど、ストーブの前でテーブルに向かっての作業、なんだか味気ない図だなぁ。

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