ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

未来は明るい、か?

2023-09-30 08:23:10 | 菜の花座
2日後の米沢芸文祭、演劇の響演、仕込み、って言っても、菜の花座の装置はいたってシンプル。ドア二つと、あれ、と。後はお祭り全体の装飾を整えただけ。
午前中でほぼ終わった。
あれ、ってなに?
そりゃ、あれはあれだよ。戦い=芝居終演までは、ないしょ!
吊り物だ、ってことだけそっとお教えしちまおう。
装置も道具も簡単明瞭だから、菜の花座からは4名が出ての作業。舞台に上がる役者さんたちには夜までゆっくりしてもらった。
ってぇか、平日だから半分は仕事だしな。
作業はまぁまぁ順調に進んだんだが、ドアだけは、製作者の思惑がちょっとずれていた。壁とかはなく、ドアだけが直立する仕組みなんだが、立つには立ったのだが、開けるとぐらつくんだ。下部しか固定してないからね。開け閉めするたびにぐらついたんでは役者も観客も不安だろ。添え木を手立てすることにして、乗り切ることになった。ここまで一人で頑張って来た装置係りさん、さらなる追っかけ仕事、ご苦労さん。きっと徹夜だぜ。
本番は、3校の高校演劇部、昔話の会、地元劇団のぬ~ぼ~、それと菜の花座だ。このイベントの企画立案者が、全体通した台本を書いて個々ばらばらの舞台をつなげる。ぬ~ぼ~と菜の花座の芝居の台本は俺が書いた。米沢の未来ってテーマのようなんだが、どちらも、暗未来、ディストピアになっちまった。
主催者には不興を呼びそうだな。
望まれたのは、ご当地もの、地元の偉人とか歴史的出来事とかだったんだろうけど、もう、この歳になったら、あれこれ忖度したり他者の意向に合わせたりするの嫌になっちまってるんで、感じるままの未来を描いてみた。

楽しい観劇のひと時を期待して来た人たちはがっかりうんざりだろう。勘弁してくれよ、今の時代明るい未来を能天気に思い描ける時代じゃないんだからさ。
本番10月1日午後1時半開演。
米沢市民文化会館、無料だ。


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報告!本日の畑

2023-09-29 13:47:06 | 畑仕事
稲刈りですっかり田んぼ集中。畑はご無沙汰。
晴天続きのうちに終了、と思ったら連日の雨、夜のどしゃ降り。
で、里芋は水耕栽培状態に!

あと半月、イモが太る時期だちゅうに。
イモって言えば、サツマイモ。こっちは大手を振って周囲を侵食中。

今年の酷暑はよっぽお気に入りだったのね。まさか、蔓や葉っぱだけ元気いっぱい、イモは貧弱、なんてないよな?
いつまでも続く暖かさ、ここに来ての雨続き、キュウリからは、最高だぜ!って声。夏植えの苗が今やこの世の秋?を謳歌してる。まだしばらくは楽しませてもらおうか。

ネギとナスは灼熱と乾燥からやっと立ち直ってきた。ナスはたっぷり秋ナスを賞味、が、ネギは細っ。追肥、振ってみるか。

大豆、黄大豆は生育すすんで葉も黄変中、その他、青、黒、茶は枝豆に最適状態だ。

キャベツ、カリフラワーは覆っていた白寒冷紗の中で蝶々が孵って、まいっぞ、こりゃ。で、ネットを外した。さぞかし食害無残っと思ったらそれほどでもない。どうなってんだ?アオムシたち何食って孵化したんだ?

白菜は蝶々にや強い。早くも結球の芯が出来てる。

タマネギの寒冷紗はべた掛けからトンネル状に代えて継続。なんせ、猫たちのいい遊び場になりそうなんでね。

最後に菜の者もの。
大根もその次に播いたカブ2種もそこそこ、山形青菜も発芽そろって、1度目の間引きも終えた。
それもこれも神さんの朝仕事のお陰。実りの秋、確かなようだぜ。


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民主主義を取り戻せ!

2023-09-28 10:19:33 | 世の中へ
民主主義って知ってる?
選挙すること?
国会で討議すること?
で、閣議決定で何でも決めちゃうんだけど、これって民主主義?
一部の人だけ声出して、その意のままに政治が邁進して行く、ヤバくね?
長いものにゃ巻かれろ、空気を読め、忖度しろ。日本人の得意技だよな。
足るを知る、他人様に迷惑かけるな、自助が大切、デモ・スト迷惑、なんてのもあるな。
議論はいらない、根回し大事、シャンシャンシャン!
講演会とか政治集会なんかも御多分にもれず、ってやつ。
質疑の時間、手を上げるのって勇気いるよな、なんだ目立ちたがり屋め、って睨まれちゃたまらんものな、出る杭は打たれる、おぉ怖っ!仕方ないんでサクラ仕込んだり、中には、おべんちゃらので取り入るために質問使う奴だっていたりする。低調な質疑、討論、これもニッポン、これぞ日本民主主義。
激論、紛糾、ダメ!絶対。議員が国会でプラカード掲げたら、登院停止10日間!
これで民主主義が機能してるって思う人、も一度考え直してみようぜ。
昨日のれいわ新選組の農業政策勉強会、講師の鈴木宣弘先生の話し終わって、質問のある方?おおっ、手どんどん上がるじゃんか!こりゃ見慣れぬ光景だぜ、山形じゃ。あらかたの集会じゃサクラみたいなのが1つ2つお追従のような質問、意見出して終わりだもの、一般に。
山形じゃ見なられないが、最近よく見る光景じゃあるんだよ。
どこで?れいわ新選組ののど自慢大会やおしゃべ会で。
見てくれよ、この挙手の多さ。前に立つのは、言わずと知れた山本太郎。
これ、例外じゃないから。どこだって、いつだって、こんな調子。まず間違いなく数十人の手が上がるんだ、れいわ新選組の集会じゃ。
政治的に鋭い発言もあれば、急所を突く難問もある。時には山本太郎の知らない内容も。かと思えば、山本太郎の好物聞いたり、政治家になる方法を問う十代もいたりする。
言いたいこと、聞きたいことは分け隔てなく発言させるし、丁寧に答える、これがれいわ新選組の対話集会、討論集会なのさ。
で、農業政策勉強会に戻ると、この集会残念ながら、参加人数は少なかった。
せいぜい60人ほど、390人キャパの会場だから、寒い、寒い!でも、それ仕方ないんだ。この勉強会の宣伝告知ってれいわ新選組のSNSでしか行われていないんだし、山形のれいわ支持者は今のところ寂しい現実なんだから。
だから、なんと参加者のほとんどんがれいわの支持者。あっ、国民民主党会派の国会議員もいたっけ。よしよし、勉強熱心で、って上から目線か?いいんだよ、議員は国民の僕なんだから。
ってことは、日ごろのれいわ集会を見知ってる人ばかりだったってことだ。
なっ、質疑に手がたくさん上がるのも納得だろ。
れいわの身近にいる人たちは、質問、意見は出して当然って雰囲気が沁みとおっているってことなのさ。気になること、疑問に思うこと、異論ある場合、躊躇、遠慮なく声を上げるって習慣が根付きつつあるってことなんだ。
すっごく重要だぜ、これって。
れいわってワイワイ賑やかに減税、消費税廃止ばかり叫んでるポピュリズムだって蔑んでる人たち、本当のポピュリズムてのは、こうやって人々が自分をどんどん押し出して行くあり方なんだぜ。
って、ことで、れいわ新選組の運動は民主主義奪還の戦いでもあるんだぜ。

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肥料と種子も止まったら食糧自給率9%!

2023-09-27 10:37:34 | 農業
トマホーク爆買いしてる場合じゃねえぞ!
国の防衛、ほんとに願うならまず食糧の確保だぜ。平和外交で、徹底的な衝突危機の回避だぜ。
仮想敵国?の中国なんて備蓄1年半を目指してるってのに、日本じゃたったの1カ月半?おいおい、ミサイルでやられる前に干上がっちまうじゃねえか。
それとも何か?国民みんなサツマイモ作って耐えましょうってことか?
なんか最近はやりの、物価高には上手に節約!?作戦とそっくりだぜ。
ヤバイ話は、元から絶たなきゃダメっ!
つまり、食糧の自給率を上げることだっちゅうの。
れいわ新選組主催の農業政策勉強会、

鈴木宣弘先生の講演聞いて、様々、いかんぞ、これは!の連続だったが、その一つが、
肥料と種子も止まったら食糧自給率9%!って指摘。
現在自給率38%だなんて自己満足してるけど、化学肥料原料も輸入、種子も外国産、それら止まったら、究極9%になる。
どうだ、戦争なんてしちゃいかんだろ。ミサイル配備、武器国産化、敵基地攻撃なんてもっての外だろうが。
武力的防衛は最小限度にとどめて、うちら皆さんと仲良くして行きますよ、ってなりを潜めて、食糧増産に精を出す、これだぜ、日本の進む道は。
なのに、農業基本法、新しくしたって、自給率への言及はかえって削られてる、ってどういうこと?多様な農業の推進てのも削除、って何それ!
鈴木先生の話しは続く。
農薬まみれの輸入農産物、自国で使用禁止になった危険な農薬は、規制の緩い日本で売れ。EU向けにゃホルモン剤使わず、日本ならいいさ、って米国、豪州産食肉、危険がいっぱいだなんだ、まっ、薄々知っちゃいたけど。
それもこれも日本の農薬規制がガバガバのゆるゆるだってことが原因だ。日本で有機農業が進まない理由の一つだろうな。農薬漬けの農産物に慣らされちまってるんだよ、消費者が、いや、生産者も、って、これは俺の考え。国産の農産物なら安全、って思い込みも、ちょい待ち!だ。外国産より酷い場合あるからね。
たしかに気候的に温暖多雨のこの国は、病害虫の発生は多いさ、それは常日頃感じてる。あっ、俺も有機農業農家の端くれなんで。
でも、農薬に頼らずとも生産できるってこともすでに十分知られてるのさ。
なのに、・・・
で、鈴木先生のまとめの提言は、生産者と消費者が手を組むこと、生産組合や協同組合、いろんな仕組みを仕掛けて、農業を守りつつ、有機農産物の生産、消費を伸ばして行こう、ってものだった。諸手上げ級の賛成!ってえか、それっ40年前から日本有機農業研究会を仲立ちに実践して来たことだけどな。ようやく、日向に据えられるようになってききたって、ことか。
さらに、おまけの発案、れいわ新選組の支持者たちで農地借りて無農薬農産物の生産始めたら、って。おう、そうだね、それはいいかも、ただし、支持者に限定せずにね。
我が家の新規小作人さん3人も立派にイネ育てたことじゃあるし、そこは一つの可能性だと思うな。
参加者60名程度とこじんまりした勉強会だったが、

その分、話がよく伝わって、うん、何でも人が多けりゃいいってもんでもないな、って、こんなところかな、最後の感想は。
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K-POP聞きながら農作業

2023-09-26 10:11:10 | 音楽
すっかりK-POPにやられちまったぜ。
農作業、ったらK-POP!腰にぶら下げたJBLGO3で、SpotifyのK-POPミックスを流しっぱなし。夜は夜で、ユーチューブでミュージックビデオに釘付け。
とうとう、菜の花座メンバーにPSY

とかBlackPink

の曲躍らせようとしているし。年寄りの恋病?なのか。
何にこんな惹きつけられてるんだろ?
ここまで惚れ込んでるんなら、ちっとはK-POPの歴史も覗いておこうか。
数ある紹介本の中から選んだのはこれ。
『K-POP現代史』山本浄邦著。

うん、いい本だった。
朝鮮の歴史背景から丁寧に教えてくれる。日本の植民地時代、独立後の苦難の日々とその時々の音楽、時代に翻弄されながらも自分たちの音楽を守り築き上げて来た朝鮮、韓国の人たち。うん、なるほど、すぐ隣の国だって言うのに、まるっきり知らないことだらけだった。もっと、詳しく学ばないとな。
K-POPの前史となるボップミュージック編では、時代を代表したミュージシャンの音楽を動画で聞きながら、本を読み進めた。こんなことできる時代になったんだ!って、今さら腰ぬかすな、ジジイ。
韓国演歌からヒップポップ全盛時代のソテジ・ワ・アイドゥル、ソロシンガーのBoaとか、さらには10年ほど前の少女時代、KARA、さらには最近のTWICE、NizU・・
ざっとだけど、聞いては読み、ページをめくっては動画を探す、こんな読書の仕方初めてだった。
面白い経験じゃあったんだが、どうも、違うんだよなぁ。俺がはまってるK-POPとは色合い違い過ぎる。
Spotifyで、のべつ幕なし聞き続けてんのは、女性グループならBlackPinkや(G)I-DLE 、男性ならBTSとかStray KidsとかEXOなんか、それも新しいものらしいんだ。なんだい、そんなことも知らなかったのか!まっ、そんなもんだ、ジジイのオタク?なんて。
彼らの音楽の何に惹かれてるんだろ?
この本の最終章読んで、なんとなくわかった。
魅力、あくまで俺が惹きつけられてる部分って、一つはラップなんだってことを認識できた。ただし、ラップ一辺倒じゃなくて、魅力的なメロディとが交互に行き交う曲の構成、これがいいんだなぁ。
それとバック音源の多彩さ、ジャズがあったり一昔前のロックフレーズが何気なく流れたり、中近東民族音楽なんかもちらっととりこまれてたり、そう、そんなちょっとした仕掛けにニヤリとするのさ。
やっぱり今のグループはもはや世界を相手に音楽活動してるから、そこが決定的な相違だな。日本市場を目指してたBoaなんかとは。日本の少女たち相手だと、どうしたって、子どもっぽくなっちまうもの。坂アイドルの曲聞いてればわかるだろ。
そう、最後の決め手は、戦いに裏打ちされてるってことなんだ。これは韓国音楽の伝統なんだってことだ。戦う大衆音楽、その精神をしっかり受け継いでいるんだよな、BlackPinkやBTSは。
と、いうことで、ちょっと頭でっかちのP-POP歴史散歩は終わり、自分なりに納得したら、後は気に入った曲にのめり込むばかりだぜ。

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