ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

まさかラッピング材料買うなんて!

2022-05-31 10:49:30 | 菜の花座
 舞台装置を考える、これがなかなか難しいのさ。金と手間と才能に溢れたプロならいざ知らず、極貧、人手不足のアマチュア劇団だからねぇ、やりたいから、とか、これが必要とか、勝手な要望は、どこかでほざけ!ってこと。いくら熱心なモノづくり職人がいるとしてもね。
 経費は?製作可能性は?材料は?建て込みできるの?なんてこと以外にも、搬入の手間暇までが縛りとなるんだ。
 だから、極力、抽象的な舞台装置、すでにある大道具とかの利用を考えるようにする。
 かと言って、ありきたりはお断りだ。なんかちょっとでも、斬新な工夫を盛り込みたいんだよ。
 例えば、前回公演『COVID FOR TWO』ではフラフープとスイカ栽培用キャップ使って近未来の防護服を作った。

 効果のほどはまあまあだったが、あっと驚くアイディアだったことは間違いない。まっ、ここが道具さんの腕の見せ所ってことだなったな。
 で、今回はステンドグラスの嵌まった柱!?てのをメインの装置に思い付いた。装置・道具担当泣かせだよ。もちろん、ガラスでできるわけない、色付きのセロファンで作る。
 が、色付きセロファンで買い求めると、赤、黄色、緑、青の4色しかヒットしない。素材的にもペラペラだし、色も深みがない。シンプルなデザインだととても舞台に置けそうにない。
 装置・道具担当さんの行き詰まりを引き受けることにして、探し出したのが、お花屋さんのラッピング用紙だ。

 セロファンより厚手でやや透明度は下がるものの光を通すって点では十分使える。かえって、時代の風合いを感じさせてくれるんじゃないか。何より、色が豊富だ。
 色付きの不識布も買ってみた。

 つやつやぴかびかばかりのステンドグラスじゃ変化に乏しい。いろいろ調べてみると、すりガラスやら模様のあるガラスを併用したステンドグラスも多いってわかったから、そっちもデザインに取り込もうか。
 ステンドグラスを嵌め込むパテの代用には黒のラシャ紙を使うってのはどうだ?
 うんうん、大正時代のダンスホールのどこかいかがわしい優雅さが生み出せそうだぜ。あとは、装置・道具担当さんの力だな。
 さぁ、これで、見ものの装置も目途が付いた。あとは、芝居の方を面白く仕上げることに専念だぜぇ!

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うー-ん、もう待てない!

2022-05-30 18:00:50 | 暮らし
 ハウス内の片付け済ませたしさぁ、草むしりも終わしたしさぁ、堆肥撒いて耕してトマトの移植の準備もやっちまったぞ。朝から4時過ぎまできりきりと働いて、今日はこれにて終了、ビールタイムでいいんじゃないか?
 疲れもたまってるんだ。ハーフマラソンから5日、田植えフル稼働で3日間、夜は夜で菜の花座週3稽古!これ以上欲張るもんじゃないぜ。
 ほれほれ、腰も曲がったまんまで、ジイサンモード突入してるし、上がれ、上がれ!
 と、思いつつも、つい、つい、つい、手にしちまうんだなぁ、チェーンソー!
 薪原木届いてんのに、触れることなく素通りの毎日。切りたてのナラの木、いい匂いで誘って来やがんのさ。
 「ほら、早く切らないと!この薪をこの冬焚くんでしょ、細かく切って風乾しなけりゃよ」。
 わかってんだよ、そんなこと。薪小屋も隣で人待ち顔だしな。1年ぶりのチェーンソー、上手く始動してくれるかどうかも気にかかってんだ。
 スチール特約店のお兄さんにさんざん脅されたからな。シーズン済んだら混合油抜いてエンジン掛けっぱなしてタンク内きれいにしておかないと、次のシーズン、トラブル起きますからね、って。
 薪割り機の方は仰せの通り、冬支度をした。が、チェーンソーの方は、そのうち内部もきれいに掃除して、休ませようって殊勝な心が運の尽き、いや、大失敗。気にはなりつつもずるずると冬を迎え、春になり、今にいたってしまったってことなんだ。
 なっ、だからさ、試運転ってことでさ、1、2本切るだけってことで。
 さぁ、問題のエンジン始動は?なんじゃまるで問題なしじゃないか。まったく脅しやがって。
 まずは細めの木から試し切り。あれれ、切れ味悪いぜ!秋終いの時、刃、研がずにおいたのかも。研ぎ方もおっかなびっくり、スチール様、これでよろしゅうござんしょうか?なに、もっとしっかり刃を立てろってか?
 どうだこれで?
 おっ、一気にスチールの鋭さ、勢い戻って、ほれ、切れた。
 ほんじゃ、今度はもちっと太いやつを。よしよし、惚れ惚れするぜ、この切れ味。なれば、さらに太いやつで、お試しを。

 など、ついつい調子に乗って、ええいっ、いつまでやってんだ!腰が悲鳴上げてんぞ。チェーンソーが機嫌よく動いたんだから、あとはまた後日にしろい。それじゃ今回届いた一番の大物の端を切り落として止めにしよう。
 直径40cm、チェーンソーのバーより太い、超大物、あっちから切り、こっちから攻めしてやっと切り落とした。

 ふぅ、薪切り、疲れるけど、いいなぁ、自分の力に得心するぜ!
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ハウスのお役目、お次の番は?

2022-05-29 20:13:33 | 畑仕事
 田植え終わった。地元小学校に提供するモチ12枚とコシヒカリ24枚はプールに残し、余った苗は泣く泣く処分、なんと50枚以上も無駄にした。まっ、苗づくりがこれまでになく上手く行ったせいだから、ちっとは救われるけど。
 ハウス内に設置した育苗プールも撤去、片付け。これが思いの外大変!根を切るために敷いてあった寒冷紗には、はぎ取られた根っこがびっしり!こいつをこそぎ落してたからたたむ。土埃もうもう!日差しカンカン!ただ黙々と作業に励む。来年のために。
 寒冷紗、ビニールシートを片付けたら、プール周囲の草取り、辛い!が、我慢だ。
 ハウス内がどうにかきれいになったら、堆肥撒いて、ボカシ肥え散布して、うっ、息苦しい!が、耐えろ。

 昼飯食ったらさっそく管理機で耕耘2回!

もう限界!ってところで苦行が終わった。なんのため?
 ハウスの片隅に、この後植えるトマト4種30本ほどとメロン2種10数本が、早く植えろと矢の催促?そう、育苗ハウスは苗作りで頑張ったら、お次はトマトハウス、メロンハウスになって働いてくれるのさ。
 大したお役立ちだぜ!9月まで、真夏の日差しに耐え、雨風を防ぎ、トマトとメロンを守ってくれるんだ。
 トマトは雨が苦手、メロンは乾燥気味で甘みがのる。
 目一杯働いてくれるハウスのために、待ちわびているトマト、メロンのために、頑張るきゃないじゃないか!

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雨降った!それ苗植えだっ!

2022-05-28 16:31:17 | 畑仕事
 今年、雨多いよなぁ!でも、はた迷惑な豪雨とかじゃなく、適度にお役立ちの雨降りだ。農作業続いて、疲れ溜まってきたなぁって思うと雨!田んぼの水、流れが少なくなってきたぞ、ほれほれ恵みの雨。
 今だとタマネギとかニンニクなんか、乾燥は大敵で、ああ、水やりしなくっちゃって思った翌日願ってもないお湿り、いいねぇ、こういう人を幸せにする天候が続いて欲しいもんだぜ。
 先週の雨じゃ、よっしゃ、苗植えんぞ!って待ちに待ってたカボチャとトウモロコシとサツマイモの苗を植えた。ハウスの中で、元気いっぱい育って、小さなポットじゃ可哀そうになってたんだ、カボチャ。

 サツマイモもやっぱりハウス内で根出し終了、独り立ちの日が近づきつつあったんだ。トウモロコシは、まぁ、まだ先でもよかったんだが、本数も多いことだし、この際だ、植えちまおう。

 たっぷり降ってくれたから、植穴に水やりなし、穴掘って植えるだけ、いやぁ、楽させてもらった。
 昨日の雨で喜んだのは隣りの田んぼのHさん。井戸水出しっぱなし3日間、それでも代掻きするには不足で頭悩ましてたんだが、雨水の援護をもらって、めでたく代掻き完了した。
 ここ数年、やたらな雨が多くて、水害とか不安感じることも多かったが、今年については、暮らしのお供、農家の味方、性格のいい雨が続いてる。この調子で、適度な降水、お願いするぜ。
 よしっ、畑も潤った、今度は丸ナスの苗植えようか?
 ダ、ダメだっ!この風の強さは何なんだ!?風速6メートルだと?しかも冷たい風だ。田んぼの補植で危うく吹き倒されそうだったぜ。この冷たい強風で畑に下ろしたら、ナス苗のやつら、途端に萎縮しちまうよな。
 雨降れど、風強し!これぞまさしく天は二物を与えず、だぜぇ!

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街宣の旗持ち手伝った!

2022-05-27 10:34:57 | れいわ新選組
 霞城セントラル前、って人少ないんじゃないの?街頭演説したって、聞く人いないぜ、きっと。
 手作り看板持参で応援に駆け付けたけど、やっぱりなぁ、時折通行人、その多くが高校生。
 ほぼ無人の交差点向かって、繰り返し主張を訴えるキムテヨンさん、やらねばならぬ!伝えねばならぬのただならぬ決意にじんと来る。

 もっと多くの人に聞いてもらえる場所ってないのか?
 せっかくのド派手なれいわキムテヨン号を見てもらえるところはないのか?


 まぁ、どこに行っても50歩100歩だろうな。車社会の地方はみんなこんな具合だ。人がいるのは大型店の店内と駐車場のみ。公の場所で人々が出歩くことなどありゃしない。厳重に隔離された生活、情報のロックダウンだぜ。
 接する情報と言えば、かなりバイアスがかかりつつある大手メディアと個々の嗜好に特化したSNSばかり。
 立ち止まることがない、話を聞く機会がない、議論する場もない。せめてチラシだけでも受け取って目を通してくれればいいんだが、それも9割がた知らんぷりか頑なな拒絶だ。
 必死で耳を塞ごうとしてるみたいだぜ、みんな。投票率50%以下って、当然の結果だよな。
 見たい、あるいは見るように仕向けられた情報のみに目を向けている間に、この国は世界のじり貧国になっちまった。でも、それにさえも気が付かない。
 いいのかそれで?これで民主主義って保っていけるのか?
 選挙なんて要らないんじゃね?って時代がじわじわと忍び寄っているぜ。
 ほれ、緊急事態条項さ。
 井上ひさしさんの『イーハトーヴの劇列車』締めのセリフが聞こえて来る。
 「もっと広場があればなぁ!」

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