ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座:イーハトーボの劇列車、出発準備完了!

2010-11-27 20:52:34 | 教育

 あと2週間!迫ってきたぞ、菜の花座公演:イーハトーボの劇列車。ようやく演出プランも固まり、装置もあらかた出来て(O君ありがとう!主役の賢治やって装置一人で作って、これはもう君の芝居だ)、残るは列車乗客だけ。これがねえ、出演辞退続出で大ピンチ!もうこなったら奥の手、演劇部員を動員することにした。

 この芝居なかなか作りが難しくて、列車内のシーンが繰り返し出てくるんだけど、その乗客てのが結構大切な役割果たすんだ。詳しくはここで話す訳にはいかないけど、ともかく大切な役なんだ。本当は手慣れた大人、それも年齢もばらばら、個性もそれぞれって大人が欲しいんだけど、そんな人いるわけないでしょ。で、仕方ない!困った時には演劇部!ってことで、3年生と1年生男子に頼み込んで出演してもらうことにした。

 昭和初期に高校生が夜汽車に乗ってるなんてあり得ないから、当然、衣装やメイクでそれらしく作ってあげなくちゃならない。それも容易でないけど、もっと大変なのが、この乗客たちが、重要な役割を果たさなくちゃならないってことなんだ。うーん、ズバリ書けないってもどかしい!それが集団演技?なんだなぁ、これが。とすると、確実に一緒に集まれる高校生てのはうってつけてことなんだ。いざとなったら、学校の練習時間に稽古できるし。なぜ、二年生がいないか、残念ながら彼らは修学旅行中。2年男子の方が大人ぽくて良かったんだけど、仕方ない。

 と、まあ、奥の手まで出してようやく出発準備完了ってところかな。明後日からはいよいよ休み無しの連続稽古が始まる。これまでなんやかんやと忙しさにかまけてさぼって来た分を必死で取り戻さなくちゃならない。そうそう、照明も演劇部員だから、こっちのプランも僕が作らなくちゃなんない。ご招待の発送もまだだし、やることいっぱい、手一杯!

 ってことで、これから最後のシーンのプランを考えます、っておいおい、まだなのかよ!!

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一週間に二度泣かせるなんてできないよ!

2010-11-26 23:00:14 | 地域文化

 なんせ負け癖ついてたからね、結果発表の直前まで、生徒をどう慰めるか、自分をどう労るか考えていた。今年の紅大豆本舗の活動、身近な地域貢献。町の就労支援施設が新事業に乗り出すための協力を行ったもの。食品部門立ち上げのために、売れる新製品を作ることだった。

 ごはんDE笑顔プロジェクト選手権では評価してもらえず悔し涙にくれた。それから5日、一週間に二度は泣かせたくないなぁと思って、やれることはやりきった。生徒たちも、ショックに落ち込むことなく、連日遅くまで頑張ってくれた。その結果が、県大会最優秀!来年夏の東北大会につなげることができた。

 ほんと紅大豆本舗の活動は手作り感いっぱいなんだ。ワッフル・ソイばぁの製造販売だって、お菓子屋さんに依頼することなく、自分たちで作って売って、だし、今年のマドレーヌ(マドローム★紅ダリ)だって、ハンディキャップを持つ人たちと一緒に共同開発だった。

 最優秀を競った他校は次々に新製品を開発しては業者に新製品として販売させるってやり方だ。これもまた凄い実践なんだけど、生徒たちが日々自分の身体で動くって部分でうちの方が評価されたってことなんだろう。

 やはり、身近にいる人たちを大切にするってことがもっともっと認められていいと思う。その点で、今回の最優秀はよい審査をしてもらったと感謝している。

 12月にはいよいよ就労支援施設『たんぽぽ』で、マドローム★紅ダリを事業として取り組む かどうかの理事会が開かれる。こちらも精一杯支援して、『たんぽぽ』の新事業決定に到達するよう頑張りたいと思う。

 農高生のプロジェクトも、もっと足下をしっかり見つめた着実なものでありたいものだ。

 まずは一週間に二度泣かせることがなくて良かった!で、来週の火曜日はまたまたまた、『マドローム★紅ダリ』作んなきゃなんないだよ、期末試験中だっていうのにね。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごはんDE涙顔

2010-11-21 18:28:11 | 地域文化

 残念!今年も優勝、準優勝に届かなかった。

 プレゼンは見事だった。笑いも取れたし、審査員を唸らせることもできた。さらに、たんぽぽの皆さんの同時中継でのすばらしい応援もあった。でも、ダメだった。

 原因は何だろう?入賞したチームの活動内容や審査講評を聞くと、一つは地域への貢献ということが、広い影響力という観点から見られたということか。紅大豆本舗のような小さな小さな地域貢献はやや不利だったようだ。

 もう一つは製品のユニークさかな?マドローム★紅ダリは製品としてはそれほど斬新なものじゃない。これはわかっていた。紅大豆って、お菓子の素材としては意外とありふれてるからね。あの赤い色を生かすってのも言うは易し、行うは、・・・だし。それと、今回の開発では、たんぽぽさんの新事業ということで、絶対売れる製品を仕上げなくちゃならなかった。それには、ある程度、普通の製品でないとね。ここが辛いところだった。

 ここいらが、考えられるところかな。

 生徒たちはかなり悔しかったようだ。頑張ったからね。去年の成績(三位)を超えるんだって思いが強かったから。周囲からも2年目ということで、かなり期待されていたしね。もちろん、優れた活動をしているって自負もあったし。願いを叶えさせてやれず、申し訳なかった。

 演劇の大会と同様、こういう大会は評価軸が審査員によって変わるから、こういうことは仕方ないことなんだよなぁ。

 それにしても、今年は負け続けだなぁ。負けるのにも慣れたろって?そんなことは、絶対に絶対に無い!ってことで、次の県大会に雪辱を期そう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごはんDE笑顔Night

2010-11-20 21:01:37 | 教育

 そうなんだ、東京の夜。ごはんDE笑顔プロジェクト選手権全国大会に来ている。会場は、江東区有明のパナソニックセンター東京。周囲は高層ビルがにょきにょき、うわっ!いつの間にこんな空間できたんだ?ちょっとって言うより大いに場違いって感じだ。でも仕方ない。この大会はテレビ収録がメインなんだから。

 ホールにあらかじめ届けてあった荷物を解いて、他校の様子を見ると、うむ、さすが2回目、去年とは段違いのおもしろさだ。内容は、地域特産物を利用して地域に笑顔を!ってことなので、さほど変わりはないが、装置や衣装を工夫しているチームが大多数だ。特産品の展示コーナーもかなり凝っている。紅大豆本舗は、超々々すっきり。篭に一杯の紅大豆とマドレーヌが5個、寂しい限りだ。手が回らなかったんだ、あまりの忙しさに。まあ、今回は製作物で勝負ってわじゃないから、活動内容で来いよって気持ちもあって、手抜いたってところもある。結果はどう出るのか?

 リハが一番目だったので、終わった後はみっちりと稽古した。もちろん外で。駐車場の一角だと思って稽古していたら、なんとパナソニックセンターの正面玄関だった。こんなところで大声張り上げて手書きの屏風おっぴろげて稽古なんて、いい思い出になった。

 ホテルに移動して夕食後も稽古。どうにか間違えずにプレゼン終えられたのが、なんと10時。で、もうくたくた。後は、本番に強い置農生を信じよう。

Img_6529

Img_6532

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

代役大作戦

2010-11-19 23:21:13 | 演劇

 こうなるってことはわかってたんだ。年間50回も公演、しかも進路で忙しい3年生も動員してのことだから。

 ついに、恐れていた事態が出来した。そう、子どもミュージカルの公演に、主役の受験が見事にマッチング!さらに、学科の検定試験で2年生の一人も出演不能。やばい!これはやばいですよ!

 わかった時点で、公演先に公演期日の変更をお願いしたんだけど、創立記念式のイベントなので延期は不可!そりゃそうだ、引き受けたこちらがなにもかも悪い。で、代役でさせていただくということで了解していただいた。

 公演する以上は代役起用と言えども、満足してもらえるものを作ろう、ってもう何ヶ月も前から配役を指定して準備させてきた。この一週間もとことん稽古を重ねた。手慣れた3年生、しかも当て書きした役を2年生が担当する。厳しい!

 それでも、やるっきゃない!

 明日はいよいよ本番だ。今回限りのエクストラバージョン。果たして観客の子どもたちに満足してもらえるだろうか?

 と、とても心配な公演なのに、僕は見守ることができない。ごはんDE笑顔プロジェクト選手権の全国大会で東京にいるからだ。後は、部員たちの頑張りと顧問Nの采配にゆだねるばかりだ。僕も全国最優秀めざし頑張る!この危機を部員一丸で乗り切ってほしい。

 って、この文章、クラブ通信だね、まるっきり。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする