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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

熟す姿に一喜一憂!

2025-08-12 08:56:34 | 畑仕事
なんたって、この暑さだよな、田んぼも畑も耐えに耐えてる。
8月に入っても雨も降り、気温も低下して来て、どうやら過ごしやすくなってきたが、7月の灼熱、影響は甚大だ。

まず、トマトのハウス、これはほとんど悪影響しかなかった。だって、目的は雨が直接当たるのを防ぐことだろ、晴天続きじゃ意味ねえよな。
どころか、ビニール屋根がギンギンの陽射を集光レンズみたいにトマトに当てる役割果たしちまって、水やりも追いつかず、すでに疲労困憊の極に追い込まれてしまった。
こんなに弱ったトマトは初めてだな。
もちろん、取れないし、ひび割れも多くて、質も最悪。

ナスは、枯死の危険に早めに気付いて、その後朝夕の水やり作戦で対処したので、ナスの苦手な高温、日射を乗り切って、嫁に食わすな秋ナスの元気さ取り戻してきたけど。

何故か、上手く行ってるのが、カボチャ。
乾燥と強烈陽射もなんのその、元気元気、ごろごろずっしり、いい実がたくさん付いている。
それも、どれもこれも素肌美人揃いなんだ、これが。



いつもだと、表面にカルスやボツボツができたり、土に接する部分、虫食いが酷かったり、なぁに、見かけじゃないのよカボチャは、でやせ我慢してるんだが、今年は、違う。



別に尻にシート敷いたわけでもないのにな。



思い当たる理由は、雑草に負けてないってこと。いつもなら、収穫直前ともなれば、カボチャの葉や蔓を覆ってアオビユなんかが競い合うんだが、
未だに、カボチャが周囲を平定し尽くしている。これだな、美人カボチャ誕生の秘密は。



雑草の方も、暑さに発芽の出鼻をくじかれたってことなんじゃないのか。日照りが始まる前に、適期の除草耕耘もできたし、前面藁敷も効果的だったってことだ、きっと。

ほら、そう言えば、お隣の大豆、小豆も、畝間、きれいなもんだぜ。もちろん、管理機かけたし、土寄せもしたけどね、神さんが。



なるほどな、暑さと乾燥に強い作物だと、雑草に邪魔されることなく、手前の力量、フルに発揮できるってことなんだ、って、当然のことだけど。

普通じゃできない、水分遮断や高日射栽培実験をさせてもらったってことだ、
と、前向きに考えよう、今年の酷暑もな。
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昼飯なにする?そうか、トウモロコシがある!

2025-08-07 09:45:21 | 畑仕事
やっと降ったぜ、雨!それも盛大にどしゃ降り。
ちょっと降りすぎだろ、大豆もカボチャもメロンも、水耕栽培状態!



まっ、焙られ続けたことだし、少し冷水浴もいいか。



それにしても、
長かったなぁ、灼熱、高温、日照りの日々。
やっと、水やり労働から解放されたぜ、朝夕40分ずつだったから、これはでかいよ。

異常な暑さと晴天続き、萎れ、ついには枯れる作物続出の中で、一人凛として干ばつに抗っていたのは、トウモロコシ!ひまわり、あっ、ひまわりは食べ物じゃなかった。

で、トウモロコシ、強いもんだねぇ!水やりなんて一度もしないのに、萎れとかまったく関係なし、同じ畝に植えた里芋とは大違いだ。

一回目の移植ものは、すでに収穫を終えた。害獣よけのネットが効いたせいか、被害もなし、10日間あまり、のべにして数十本、美味しく楽しませてもらった。

トウモロコシをどう食べるか?いや調理の方法じゃない。おやつとしてか、主食としてか、って話しだ。

今年のトウモロコシは、水分切られたせいか、甘みも十分、虫食いも少なく、それでいて実入りも良かったから、おやつやデザートとしても十分通用するんだが、この暑さだろ、どうしたって、アイスにゃ敵わないのさ。



と、なると、昼飯だな、トウモロコシの用途は主食だぜ。
午前中の一仕事でへろへろになった昼飯なんかちょうどいいんだ。調理も手軽、なんせ、茹でるだけだもの。

トウモロコシ一人2本にトマト、キュウリ、タマネギなんかざざっと混ぜ合わせたサラダ、おっと、タンパク質が足りないよ、で茹で卵プラスで軽く済ませられる。

食後は、あっ、いかん、も一つ、この炎熱地獄にへこたれん奴がおった。
プリンスメロン!



こやつも身体頑健、日照りなんかにゃびくともせずに実りまで行きついたな。
ハウスの中と、トウモロコシの横の畑と2か所で14,5本植えたのが、次々と食べごろになって、食後のデザートはメロン一択!

スイカもあるが、食べ応えから言って、メロンだろう。
もう、数週間昼と夕の食後はメロンで決まり。
ソフトボール大のやつを二人で1個平らげる食後が続いてる。

トウモロコシも2回目移植分が、食べごろになってきたんで、トウモロコシ&メロンの食事、時にスイカ!は盆過ぎまで続きそうだぜ。

耐えがたい酷暑、これら耐暑性、抜群の作物によって乗り切って行けそうだぜ。


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暑くたって、種は播かなくっちゃ!

2025-07-28 09:37:03 | 畑仕事
いい加減にしてくれ、この日差し、この高温!

畑からから、水配り!の苦労については書いた。ほんと、いつまで続くんだよ。

あまりの日照り続きに、トマトの雨よけハウス、屋根のビニールを取り去った。意味ねぇもんな、雨なんて降らないんだし、日射を凝集してる包んでやってるだけだもの。

お陰で、田んぼのQホー除草は1時間半でダウン、タイムリミットは7月末、雑草は時効でお目こぼしってことになりそうだ。

おっと、月末って言ったら、秋野菜の種蒔き時じゃないか!忘れるとこだった。まずはキャベツとブロッコリーとカリフラワー、播いちゃわなくっちゃ。
一緒に買って来た白菜は10日ほど経ったら播く。

秋に収穫だって、今から種播いて苗は育てて行かにゃならんのさ。この季節の先取り感覚、農家なら当たり前、スーパーでいつだってどんな野菜だって目にしてる消費者にはわからんよなぁ。

夏真っ盛りの中での種蒔き、育苗、どうする?日中の強烈な陽射しは絶対NG、曝したら即座に死ぬよな、種だって。
知り合いの野菜農家の青年は、ハウスの中に寒冷紗を張って日陰を作って発芽を待つ戦法、ってFBで報告してくれた。
我が家は自家用だから、そんな大がかりなことはしない。あくまで自然の恩恵を生かした育苗スペースを利用する。
なぁに、種播いたら木陰に育苗ポットを並べるだけだ。



害虫やネコなんかが悪さしないように、白寒冷紗で覆う。そのフレームも、イボダケと玉切した薪材だ。



母屋の勝手口の傍だから、目も届くし、水やりも楽なもんだ。設備も簡単、ある程度大きくなったら、少しずつ日当たりに移していけばよい。
この気温だし、3日もすりゃ芽が出るはず。3週間ほどポットで育てて畑に下ろす。その頃にゃ台風シーズン到来で、雨も降るようになるだろう。

待ってるぜ、台風発生!おっと、常襲地帯じゃあまり悪さしないようにな。

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野菜の値上がりにご用心!

2025-07-27 09:46:12 | 畑仕事
ついに、異常が日常になっちまったぞ。

カンカン照りに気温は35℃超えの毎日。
農家の軽トラは、散水車に早変わり、荷台に大きなタンク積んで家と畑の行ったり来たり、

「ブドウ畑、水撒かなきゃ!」
「大豆が枯れるなんて初めて!」
「田んぼの水も減って来た!」

我が家も朝夕の水遣りが欠かせぬ日課になっちまったぜ。

裏の畑は急遽買い入れた延長ホースのお陰で、ポリタンで水運びの苦役からは解放されたけど、それでも、今育つ野菜すべてが水遣りの対象になったから大変なのさ。
サツマイモ、ナス、ニンジン、スイカ、トマト、メロン、ササゲたち、キュウリ、ズッキーニ・・・撒かずに済むのは、ネギとヤマイモくらいかな。



それでも、水道とホースで撒けるから、楽なんだ、この畑は。

もう一か所、田んぼ続きのやや大きな畑、ここのサトイモが問題だ。田んぼのすぐ下のカボチャは田の水が漏れ出てくるせいか元気そのものなんだが、遠く離れた場所に植えたサトイモがもがき苦しんでる。

一時は黄色く枯れ上がりかけた。熱帯多雨地帯が原産のサトイモだ、暑さはしのげても、乾燥にゃからっきしだ。

こりゃ何としても水分補給が必要だぞ。家から運ぶわけにゃいかないが、近くの水路にゃたっぷり水が流れてる。この水をポリタンで運んで使おう。



運搬は?
かれこれ50メートルの距離、ポリタンに10リトッル、手で持って?無理だろ、それは。


アイディア一発!自転車の前かごに積んで運ぶ!
これならなんとかなるぞ。



水路で水を汲んでは、自転車に乗せ、ふらふらと運転しつつ畑に。
動物除けのネットをこぐってサトイモの株にドバドバと撒いていく。
今年は発芽に失敗したので10数株、二度の往復で間に合う。
なんとかこの真夏を乗り切れれば、秋の芋煮も楽しめるんだ、頑張れ!

と、暑さと日照りに果敢に戦う毎日だが、
野菜農家は、大変だろうなぁ、潅水施設を整えてるところなんて少ないだろうから、この先の収穫は大打撃を受けるに違いない。
ってことは、スーパーに並ぶ野菜も超品薄!
価格は高騰間違いなし。
コメに続いて、野菜も値上がり、お気をつけて、
なんて言ったって、どうにもならんよな。
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畑カラカラ、野菜はへなへな!

2025-07-24 08:54:30 | 畑仕事
雨降らないっ!
いや、降った10日前。
で、早くも畑はカラカラ砂漠!

枯れるよぉ、ナスにサツマイモにズッキーニに里芋!うわっ、お隣さんの畑、大豆が枯れ始めてる。木陰のアジサイなんて、見るも無残!



1週間前から夕方の水やりを始めた。夜の間、せめて水分吸収して、朝はパリッと!な、頼むぜ。なのに、

陽ざし、強すぎぃぃぃぃぃ!

朝の湿り気あった畑、昼前には、もうカラカラのぱさっぱさ!
野菜たちも頭を垂れて枯死寸前?

いかんぞ、給水隊、出動じゃぁ!

道路を渡った向こう側、ハウス横の井戸水汲んでは、何度も運ぶ。10ℓ入りのポリタン1個でジャバジャバかけて4株がやっと。

一輪車に3本積んで道路横断、野菜にドバッ!を繰り返すこと3度、4度。
これを朝夕だから。

どう考えたって、無駄な労力、無意味な過労、そうだ、母屋の風呂場からホース引っ張りゃいいんじゃねえか!

我が家で最長30mのホースを繋げは、家裏の畑、隅々まで散水可能だ。が、このホースはブルーベリーになくちゃならない命の絆、毎朝1時間以上水やりが続いている。

これを巻き取って、運んで風呂場に繋いで引っ張って畑に散水、終われば、また元に戻す、こんなこと朝夕やれって言うのかよ!?この先2か月近くも!!

ダメだっ、それこそ無駄な労力だ。

ここはもう1本、ホースを調達と行こう。
園芸資材店に買いに行く?予定ないし、くそ暑いぞ。
ネットで見れば、安っ!1000円近くも安いじゃないか。
製造販売だからねぇ、この値段!



運送屋のおじさん、申し訳ないが、届けておくれよね、ってことで、クリック、ポチ!

届くまでの3日間、頑張って水運び、続けるぞ!


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