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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

育苗ハウス、トマト・メロンハウスに転換中!

2025-06-07 09:41:05 | 畑仕事
田植え終わって、ハウスのプールに残るのは、地元小学校向けのモチ米10枚、コシヒカリ20枚。

今日が学校田植えだってことで、取りに来てくれた。
子どもたちの米作り体験を指導するAさん、若いのに立派!学校田を耕して代掻きして水抜いて線引いて、あとは植えるだけってところまで、数人の青年たちで取り仕切ってる。

なっ、農業には、こういう社会的効果もあるんだぜ。コメは食うだけにあらず!学びもたくさんあるってことね。

イネの苗がすべて出払って、
さぁ、育苗ハウスは、トマト・メロンハウスに衣替えだ。

プールのに使用のビニールや紗幕を片付けて、堆肥を撒く。
今回使う堆肥は、ベコ屋さんが田んぼの端に落としてくれたやつ。田んぼにたっぷり撒いてもまだ大量に余って残っていたもの。このまんま畔の上に置いておくわけにもいかねえよなぁ、これ畑やハウスに使い切るしかないぜ。

その距離100m、一輪車を押して10回ほど往復、ハウス前面にまんべんなく播き終えた。

次はボカシとランカル(卵の殻を砕いて焼いた資材)を散布。ボカシはともかく、ランカルは粉末も含まれるので、折からの強風にあおられてハウス内充満状態、まいった。



おっと、ミネラルの給源(力素)ってのも播いておこう。トマト、メロンが健康にそだつためと、味の濃い実を作るためだ。これをざっと播いて、管理機で耕耘する。


丁寧に2度耕耘、神さん、横のビニール仕舞うためにしわ伸ばすって、びっちり下ろしちまったせいで、もう、サウナで押し相撲状態!?我慢、我慢、もう一息!で耕し終えた。



きれいなもんだぜ!
ここに、トマトとメロンを植える。どちらも乾いた土壌がお好みの野菜だ。もう20年以上?作っているが連作障害って出ないんだよなぁ。堆肥たっぷり入れたり、トマトとメロンを前半分、奥半分と入れ替えてるからかな、まっ、農作業の常識ってのも、あてにならないってことだ。特に、有機農業だとね。

ここまでが俺の担当、あとは神さんが植え方する。
今年もここまで来れた、作業の一つ一つに感慨しきりだぜ。
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虫のいない春

2025-06-05 09:07:30 | 畑仕事
なんか、レイチェル・カーソンみたいだな、「沈黙の春」か?

虫が少ないんだよ、今年。

見てくれよ、菜っ葉や大根、ジャガイモも、きれいなもんだろ。



虫食い、ほとんど見つからないのさ。

我が家でピンピン虫と名付けて恐れている若い葉っぱを凄い勢いで食い荒らす甲虫の一種も、正体不明の真っ黒な幼虫も見当たらない。




モンシロチョウもこれまで目撃したのは、2度ほどだし、土中で冬越し、防虫ネット内でも出没、通り魔のようにキャベツやカリフラワーを食い荒らす憎っきヨトウムシもまったく出現していない。



いつもなら、本葉が出るころには穴だらけ、虫たちと奪い合って食べるコマツナやカブも毎朝摘み取っては、味噌汁に入れたり、おひたしにしたりして、緑黄色野菜の給源として役に立っている。
カブなんてほとんど食べることできなかったから。

それが、今年はどうだ!

春先、去年の痛い体験から、大根もトンネル栽培にしようか、なんて思い悩んだが、なんのなんの、虫なんて寄って来るどころか、見つかりもせず元気なもんだぜ。

ありがたい!ちゃぁありがたいんだが、そんな手放しで喜んでていいのか?

蜂がいなくなったの同様、害虫たちも、農薬のせいで駆逐されちまったんじゃないのか。
あまりに少なすぎるって!

この想像、恐ろし過ぎるから、取りあえず保留して、せめて、身近なところに原因求めたいしなぁ、と、なると、考えられるのは冬の積雪の多さだな。
去年は3月初めに消えてたものが、今年は4月末まで畑に残ってさんざやきもきさせられた。

虫のいない春がいつにない大雪のせいだとしたら、あの豪雪と長い冬眠生活に耐えたご褒美ってことになるんだが、・・・

に、しても異様なほど、虫がいないぞ!
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お待たせ!野菜苗

2025-06-01 09:22:22 | 畑仕事
ふぅ、やっとこさ終わった田んぼの補植。
なんと4日も掛かったぜ。

最後はとうとう補植苗がなくなって、強制終了させられた、残念!まだ一部大きな欠株箇所があんのに、と、1%の心残りと圧倒的満足感にて、田植えは一段落だ。

と、なれば、お待たせたぇ、野菜苗たち。
ずんずん大きくなって、移植適期を過ぎつつあったから、気が気じゃなかったろう、早く小さなポットから出せよ、畑で自由に根を広げさせろよってね。

よしっ、カボチャとスイートコーンの移植、午後から雨降るって言うから、朝飯食ったら、ちゃっちゃとやっちまおう。

どちらの野菜も大の肥料食らい、すでに堆肥をどっぱりすき込んで2回耕耘してあるんだが、それは元肥、株近くにすぐ吸える肥料補給しておこう。

有機ぼかし肥料撒くか?
いやいや、今年は堆肥が大量に残ってる、これ使わん手はないよな。
植穴の近くに堆肥をたっぷり撒いて軽く耕し、移植することにする。

今日、明日は雨の予報、そのまんま植穴掘って植えたっていいんだが、活着を着実にしたいからね、水路からえっちらおっちら水運んで植穴内をドロドロにして、ポットから取り出した苗を押し付けるように置き、苗の周囲を乾いた土で覆って行く。

カボチャは畝2列弱、スイートコーンは1列だが長くなった。2列にした方が受粉の効果は高いってこと知ってるよ、でも、2回目種蒔きする苗が横に植える予定なので、1列で。



作業終わるかどうか、ってところで雨!



なっ、田植えと言い、苗移植と言い、お天道様にゃ気に入られてるんだぜ。

活着してカボチャの蔓が伸び出したら、耕耘して藁を敷く。スイートコーンの方は、ハクビシンやイノシシに掻っ攫われないように、ネットを張る。里山の畑は何かと手間がかかるのさ。

この畑には、さらに里芋とメロンの余り苗を植え、中央には4種類の大豆を10列ほど育てる予定。今年も、適期除草で、きれいな畑で秋の実りを迎えたいもんだぜ。

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よしっ、正解!苗移植 その➀

2025-05-14 10:43:01 | 畑仕事
育った、育った、順調だぜ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー。
発芽も揃ったし、その後の間引きも2回、適期作業で、ほれぼれいい苗!

畑も、堆肥撒いて1回耕耘、さらに時間経ってから、肥料撒いて2度目の耕耘も終わらせてある。
あとは、移植の日を見極めるだけだぜ。

このところ、風は強いし、気温は低いし、そのくせ雨は降らない。移植にゃ最悪だよな。
田んぼのトラクター耕耘とかしながら、移植日和待ちだ。

朝、起きるとまずチェックするのは天気予報アプリだ。

予報、正確になってきたよなぁ。
晴れか曇りか雨か、時間単位で知らせてくれる。風向きも風速ももちろん、気温の変化もすべて1時間ごとだ。
しかも、雨雲の近づき具合もワンタッチ!で知らせてくれる。
助かるなぁ、この正確さにゃ。

今日の天気は暖か晴天、風弱し、いいぞ。
しかも、今夜から降り出して明日は半日雨降りだってよ。

願ってもない、移植日和だぜ。
田んぼの耕耘?後だ後だ。
まず苗を畑に移しちまおうぜ。

軽く畝立てて、歩いて植穴を開ける。水を注ぎこんだら、ポットの苗を植穴に置いて、周囲から土を寄せる。
ちゃっちゃとやっちまわないと、蝶々とんだたからな。嗅ぎつけられる前に、防虫ネットで覆っちまわないと。

昼飯時だけど、そんなの後回し、夫婦で防虫ネットの裾に土を掛けて、キャベツトンネルとカリフラワー・ブロッコリートンネル完成!



蝶々の襲来前にすべて終わった。
午後から残りの田んぼの耕耘も強引に済ませられた。なので、予定のジムトレは中止。まっ、いいか。

ほらね、雨降って来たぜ。天気予報のおじさん、的中だ、お陰で、苗も一晩で活着するな、よしよし、本日の苗移植、大正解だぜぇぇぇ。

あっ、いかん、ニンジンも播いておきゃよかった!

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よしよし、発芽良好じゃ!

2025-05-04 09:27:40 | 畑仕事
春先は何かと情緒不安!
長の冬眠から、一気に農作業に突入、体も心も追いつけない。
しかも天気は三寒四温でままならず、今年はその上に、風、強っ!しかも毎日って何よ!
春の訪れも遅く、堆肥も届かず、やきもきする日々が続いたしな。

そんな揺らぐ心をなだめ、落ち着かせてくれるのは、
野菜苗の発芽だぜ!

ハウスの中で、育苗しているのは、トマト3種、丸ナス、プリンス系メロン3種、カボチャ4種、キャベツ2種、カリフラワーとブロッコリーと半結球レタス。
なかなかの多彩さだろ。
もちろん、隣にゃイネがシルバーシートを被ってじわじをと発芽に向っている、はずだ。

朝も起きれば、ハウスの野菜たちのご機嫌伺い、日中も日差しの具合を見ながら何度となく通う、それが日課だ。
待ち遠しい!
ついついハウスに入り込む。
すくすくと育つ野菜苗たちの様子を見て、心安らぐからさ。

発芽が良好な今年は、野菜苗育てでまったくストレスがない。見るたびにすっきり爽やか、うむ?なんかの宣伝文句だったか?



いつもだと8割、酷い時だと、播いた種の半分しか芽が出ない!なんてことあって、がっかりすることも多いんだが、今年は、どの野菜種も9割以上の発芽率なんだ。



トマト、カボチャ、メロンなんて、1袋に8粒とか10粒しか入ってないからね、せっかく播いたのに、4株5株しか芽が出ないと、目算大狂い、それ以上に気持ちの落ち込みが半端ない。
高い種なんだからさ、せめて発芽率8割は保証しろよ!

なんて恨みつらみに苛まれることが、今年はまったくない。
よしよし、心安らぐ毎日であるぞ!

まだ寒いかな?って心配しながら露地に撒いた大根も発芽した。



これなら、その後の小松菜、蕪、オカヒジキも遅れじと顔を覗かせることだろう。

サツマイモの苗の根出しも、昨日播いたスイートコーンもきっと上手く行くぜ。
このところの適度な寒さも、ハウス内なら温和な上々環境。
何が幸いするか、わからんもんだよなぁ。


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