ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いざとなったら尻叩くんだとよ!

2024-05-26 09:14:09 | 農業
いい加減にせえよ、
何が食料供給困難事態対策法じゃい!



常日ごろほったらかし、どころか、米作るな、牛乳絞るな、金になるもんだけ作れ、って偉そうに強要しといて、

困った時にゃ、米、麦増産の命令、従わない農家は名前さらして罰金だとよ。
それが政府の食糧政策かよ、呆れるな。

だいたい、農業ってもんがまるっきり分かっちゃいない。田んぼなんて、一度荒らしちまったら、はい、米足りないからさっさと作付けしろって、そんな簡単に水田に戻りゃしないんだぜ。

果樹農家とか園芸農家に、米作れってか?
はっきり言って、アホか!
農業だからって、一緒くたになるわけないだろ。

それ以上に、今、米作りを支えてるのは、60歳以上の高齢者、いや、控えめに言ってだけど、実際は70歳超なんだよ、俺みたいなジジイやバアサンばかりなのさ。
農業用水の堰の管理組合、見て見ろよ、老人クラブか敬老会の集まりだから。

食糧自給率30%台てのは、こういうことなのさ。そこら中で足引っ張り、煮え湯飲ませて、さんざんぱら壊しに壊して、やる気も基盤も後継者も叩き潰し、それを放置し、この先もほったらかしで済まそうという輩が、政治の中枢を握ってるのよ。そのくせ、緊急時にゃ米作れ、だと!!

この歳で無農薬有機栽培で3反部、命令されたって、誰がこれ以上働くもんかい。名前晒すなら大いに晒せ!堂々と反論してやるぜ。

かつては、農家の味方面して、票集めてた自民党の議員たち、2世、3世になって、もはや、地元建設会社に仕事引っ張って来るしかつながりなんてないんだ。せいぜい祭りに行事に酒飲みで騙くらかしてるだけなんだ。

農村の年寄りたちも、この無理無体な法案きっかけに、
俺たちゃ、牛馬じゃねぇってとこ、見せつけてやんなねぞ。
そうさ、投票権てもんがあんだからさ。

農業なんてさっぱりわからなくなったトンチンカンの農村議員を追い出すしかないぜ。
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肥料と種子も止まったら食糧自給率9%!

2023-09-27 10:37:34 | 農業
トマホーク爆買いしてる場合じゃねえぞ!
国の防衛、ほんとに願うならまず食糧の確保だぜ。平和外交で、徹底的な衝突危機の回避だぜ。
仮想敵国?の中国なんて備蓄1年半を目指してるってのに、日本じゃたったの1カ月半?おいおい、ミサイルでやられる前に干上がっちまうじゃねえか。
それとも何か?国民みんなサツマイモ作って耐えましょうってことか?
なんか最近はやりの、物価高には上手に節約!?作戦とそっくりだぜ。
ヤバイ話は、元から絶たなきゃダメっ!
つまり、食糧の自給率を上げることだっちゅうの。
れいわ新選組主催の農業政策勉強会、

鈴木宣弘先生の講演聞いて、様々、いかんぞ、これは!の連続だったが、その一つが、
肥料と種子も止まったら食糧自給率9%!って指摘。
現在自給率38%だなんて自己満足してるけど、化学肥料原料も輸入、種子も外国産、それら止まったら、究極9%になる。
どうだ、戦争なんてしちゃいかんだろ。ミサイル配備、武器国産化、敵基地攻撃なんてもっての外だろうが。
武力的防衛は最小限度にとどめて、うちら皆さんと仲良くして行きますよ、ってなりを潜めて、食糧増産に精を出す、これだぜ、日本の進む道は。
なのに、農業基本法、新しくしたって、自給率への言及はかえって削られてる、ってどういうこと?多様な農業の推進てのも削除、って何それ!
鈴木先生の話しは続く。
農薬まみれの輸入農産物、自国で使用禁止になった危険な農薬は、規制の緩い日本で売れ。EU向けにゃホルモン剤使わず、日本ならいいさ、って米国、豪州産食肉、危険がいっぱいだなんだ、まっ、薄々知っちゃいたけど。
それもこれも日本の農薬規制がガバガバのゆるゆるだってことが原因だ。日本で有機農業が進まない理由の一つだろうな。農薬漬けの農産物に慣らされちまってるんだよ、消費者が、いや、生産者も、って、これは俺の考え。国産の農産物なら安全、って思い込みも、ちょい待ち!だ。外国産より酷い場合あるからね。
たしかに気候的に温暖多雨のこの国は、病害虫の発生は多いさ、それは常日頃感じてる。あっ、俺も有機農業農家の端くれなんで。
でも、農薬に頼らずとも生産できるってこともすでに十分知られてるのさ。
なのに、・・・
で、鈴木先生のまとめの提言は、生産者と消費者が手を組むこと、生産組合や協同組合、いろんな仕組みを仕掛けて、農業を守りつつ、有機農産物の生産、消費を伸ばして行こう、ってものだった。諸手上げ級の賛成!ってえか、それっ40年前から日本有機農業研究会を仲立ちに実践して来たことだけどな。ようやく、日向に据えられるようになってききたって、ことか。
さらに、おまけの発案、れいわ新選組の支持者たちで農地借りて無農薬農産物の生産始めたら、って。おう、そうだね、それはいいかも、ただし、支持者に限定せずにね。
我が家の新規小作人さん3人も立派にイネ育てたことじゃあるし、そこは一つの可能性だと思うな。
参加者60名程度とこじんまりした勉強会だったが、

その分、話がよく伝わって、うん、何でも人が多けりゃいいってもんでもないな、って、こんなところかな、最後の感想は。
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明日だぜぇぇぇ!農業勉強会byれいわ新選組

2023-09-25 17:08:39 | 農業
おっと、明日だぜ!行かなくっちゃよ。
★9月26日(火)山形県山形市:山形ビッグウイング(2階、大会議室 )
17:45開場 18:00~20:00 【定員】390名

これまで都市型政党として成長して来たれいわ新選組、食料安全保障の観点から、農業政策の確立と農村地域での支持拡大を目指して下記のような学習会を全国展開中だ。昨日の八女じゃ250人も集まって、熱心に日本の農業の未来を考えたってことだ。
すでに鈴木先生のお話しは聞いてる人も少なくないだろうけど、貴重なお話しをさらに国政における政策課題として深化させる、これが今回の勉強会の目的だ。
我が家は終わっちまったけど、稲刈り等、農作業超多忙の時期だよな。でも、ここは何を差し置いても参加する会だと思うんだ。
って、ことで、緊急のご案内だ。
それにしても、この勉強会の全国ツアーと並行で全国諸都市で「増税、ダメ!絶対」ってデモのをぶちまくってる。
この本気度と、行動力、どっか他にやってる政党ってある?

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そろそろ精米しなくっちゃ!

2023-02-04 11:22:14 | 農業
田んぼの話し、米作りの苦労についちゃ、嫌ってほど書いて来てるけど、収穫した米どうやって食べんだよ?ってのは、ほぼ知らんぷり、だったよな。
農家の暮らし知ってもらおう、って筋から言った、書いておかなきゃならん重大ポイントだった。
まず、秋獲れた米は、籾付きのまんま小屋の片隅で居眠りしていてもらう。固い籾に包まれてる限り、味変は起こらないのさ、って言っても限度はあるけど。
米が必要になったら、籾を外す。これ、籾摺りって作業な。専用の機械、籾摺り機の原理は、回転するゴムローラーの間を通して籾をつぶし、風送って吹っ飛ばす、そんだけ?!ってくらい単純。
この作業、以前は我が家にも大袈裟な機械=万石っての設置して夜なべ仕事でやっていたんだが、あまりに性能、あるいは腕が未熟で、出て来るのはもみ殻交じりの米はっか!もうやってらんねえぜ、って今は最新の機械を入れた友人に頼んでいる。
籾摺り終われば、それが玄米。これもまあまあ日持ちするけど、温度高けりゃ変質しちまうから貯蔵用冷蔵庫に保存する。
さて、いよいよ、白米にして食べる準備だぜ。
小型精米機のお出ましだ。
こっちは石臼と同じって言ってもいいな。上から投入された玄米は鋼鉄製の回転やすりで周囲を削り取られて、白米となって排出される。
精米具合は目盛りを合わせて、5分つきだろうと、酒米用純白米だろうと自由自在だ。
削り落とした玄米の表皮は後ろのケースに溜まる。

これが米ぬかだ。大切に取っておいて、ボカシ作りやもみ殻堆肥の発酵資材に使う。夏場なら、ぬか漬けにもね。
この作業は2週間に一度ってところかな、白米にすると急速に味が落ち始めんで、その都度必要に応じて。そう、白米は生鮮食品ってことなのさ。
えっ?1枚目の写真の白米、白くない?
そうさ、我が家は5分つき、栄養重視なんだ。それと、籾摺りの際はじかれる2番米ての食べてるんだよ、なんかもったいないだろ。
手づから育てた作物は愛おしいものなのさ。


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今年のボカシはいいですぞ!

2022-11-15 10:46:34 | 農業
これまで、12月に入ってから作ってたボカシ、今年はまだ暖かい11月初めに積んでみた。降り積もった雪かき分けて切り返しに行く、なんて嫌だものね。畑の井戸水ポンプの水、凍るんじゃないか?って心配してるくらいなら、さっさと落としてしまいたい、って思いもあるしね。
あっ、井戸とボカシと何の関連あんの?って人に基礎講座。
ボカシ原料は米糠と有機窒素肥料と土、これを混ぜ合わせるんだけど、土以外はどちらもからからのパサパサ、微生物が活躍するだけの水分が足りない。材料を交互に積んで行くとき、かなりの量の水を補給してやる必要があるってこと。
さて、1カ月前倒しした成果はどう?
いいよぉ、発酵の進行、きわめて順調だ。
1回目の切り返しはこんな具合。表面に放線菌が広がってるものの、まだ米ぬかの色がはっきり残ってる。これを丁寧にひっくり返し、塊は手で揉み砕いてさらに2週間。間に2回目の切り返しをして、3回目。
ほらね、もう土と変わらない色合いになった。ここまでくれば、肥料として使える状態だが、まだ、暖かいし発酵臭は残っている、ってことはまだ微生物が働きたいって言ってるってことだ。さらに1回、あるいはもう一度切り返すことにしようかな。
やっぱりなぁ、微生物だって暖かい方がいいんだよ。のびのび増殖してるんだよ、きっと。11月中の完成を目指したボカシ作り、成功だな。
ただ、暖かいのが好きなのは微生物ばかりじゃない。
ハエだ!きゃつらもこりゃいい環境じゃ!って大発生してしまった。殺虫剤撒くなんて考えられんしな、ちょっと弱った。まぁ、3回目の切り返しではもうウジ虫は消えていたから、この先、悩まされることはないが。
自然の営みに即して農業しようとすりゃ、こっちの願いばかりを聞いちゃもらえないってことさ。
健康にいい有機農産物が欲しい!って言ってる人にはぜひ知っておいて欲しい摂理だな。

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