ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ライフワークを持つ強み

2015-09-30 10:35:04 | 演劇

 新庄まで芝居を見に出掛けた。出不精の僕としては、極めて珍しいことだ。演目は『土に叫ぶ人 義農 松田甚次郎』、畏友近江正人さんの作・演出による作品だ。

 松田甚次郎は、明治の末、新庄市鳥越の豪農の跡取りとして生まれた。宮澤賢治との出会いに深い感銘を受け、自ら小作人となって地域農業の振興に努める傍ら、若者たちと演劇活動に取り組んだり、最上協働村塾を設けて農に率先取り組む全国の精鋭たちに錬成の機会を提供したりした。言ってみれば、宮澤賢治が提唱した、小作人たれ、農民は芸術家たれ、の二つの目標を宮澤以上に地域に根付いた形で実践した人だ。

 近江さんは詩人として、高校演劇の指導者として、また、演劇評論の場でも活躍され、その優しいまなざしと鋭い視線と論点には、常々教えられるところ大の方だ。菜の花座の舞台も遠路を厭うことなくしばしばご来場いただいて、その暖かくしかも的確な批評にはいつも励まされている。その近江さんが自分の生涯をかけて追求されてこられのが、郷土の偉人松田甚次郎を再度世に出す仕事だった。松田甚次郎は、戦時満蒙開拓に関わったことから、戦後は人々の関心から遠ざけられ生誕地にあっても忘れられた存在であったが、その隠された偉業を発掘し再評価させたいとの強い使命に燃えて、甚次郎研究を続けられ、その成果が今回の舞台に結実したわけだ。

 観客動員に苦労されていると事前に聞いていたので、会場に到着した時にはとても驚いた。開場直後というのに駐車場はすでに満杯、客席も8割方が埋まっているという大盛況だった。800から1000人は入ったろうか。しかも、若者から年寄りまで客層も幅広い。羨ましい。

 話しは、松田甚次郎の波乱に富んだ一生を丁寧にたどりつつ、その郷土への愛、土への愛着、農への信仰、などを熱く熱く語ったものだ。自ら地主の特権を放棄した潔さ、暮らしを大切にする生活者の目、女性を対等に遇する先進性、仲間との協同の大切さ、そして土への飽くなき信頼など彼が生涯掛けて取り組んだ様々な実践が描かれる。ともすれば説明的になりがちな長い人生のエポックを巧みにエピソードを織り交ぜつつ表現していて分かり易かった。中でも、エピローグは圧巻だった。若者たちの言葉を通して、甚次郎の心の叫びがストレートに客席に投げかけられ、しっかりと受け止められていた。それは、そのまま、作者近江正人さんの切なる思い、願いでもあったと思う。

 何十年もかけて取り組んできた甚次郎を世に出す試み、近江さんの悲願あるいはライフワークと言っていいだろう、その地道な努力がたった今地域に受け止められた。市役所の若手の心を駆り立て、新庄演劇研究会の仲間たちを奮い起こさせ、多くの観客に感動を与え、今この舞台で、大きな鳴動を地域に起こさせたのだと感じた。甚次郎がそうであったように、近江さんも生涯を掛けて、自分に課した目標を成し遂げたのだと思う。ライフワーク、生涯を掛けることの強さ、確かさを目の当たりした公演だったと思う。

 

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いいぜえ!「けっぱれ東北」記念Tシャツ

2015-09-29 09:37:25 | ランニング

 またもや「けっぱれ東北マラソン大会in仙台港」ネタだ。前々回、ずいぶんくさしてしまったから、ちょっとばっかし、「いいね!」を送ろう。

 マラソン大会の参加賞と言えば、まずはTシャツが定番だ。たかだか始めて2年の僕でさえ、すでに5枚も持っている。7回走っているので、残り2大会はバスタオルだった。Tシャツについては、「そんな何枚ももらったって着る機会ないよ、普段着で着られるデザインでもないし」、なんて声をよく聞く。しかも最近のシャツは丈夫で色落ちもせず長持ちする。記念たって、いつまでも残り過ぎだろ!って、不満はもっともだ。それに比べれば、毎日使えて、適度に劣化していくバスタオルの方が実用的でもらってありがたいって人も多いはずだ。

 でも、僕は断然、Tシャツを支持する。バスタオルを使う習慣がまったくないてのが一番の理由。Tシャツはトレーニング用、週に5枚は取っ替えひっかえ気分に応じて、パンツに合わせて着用している。ジムの場合は、ちょっと見せびらかしてる気分で、嫌みかな?なんて気が咎めることもあるが、そこらは高齢故の恥知らず、けっこう、どや顔で着てたりする。

 僕の通うジムは、田舎の所為か、大会参加者が少ない。ランニングマシーン使ってても、ウォーキングかせいぜい軽いジョギングの人がほとんどで、うむ、こやつ、大会参加じゃな!と横目視線で睨むのも、せいぜい数人という低調さなのだ、マラソンに関しては。だから、もっと愛好者増えてもいいのに、楽しいよ、って大きなお世話で着て見せているって部分もないわけじゃない。まっ、周囲の爺婆は、なんやあげな派手なシャツ着てから、って眉ひそめるくらいのもんなんだけど。

 人前で着るってことになると、デザインがねえ、問題になるんだよ。デザインたって、形は画一だから、カラーとロゴってことになる。色については、全体に派手目傾向なので、これはまあ、目だつから、良いか。ただ、大会の文字とか図柄となると、なかなかこれぞ!と感心するものには当たらない。カラーと文字色とがマッチせず、ロゴがほとんど目立たないもの、図柄の意味がよくわからないもの、文字のフォントにセンスがないもの、等々、なんとかならんかい?って感じている。で、いよいよ、今大会のよいしょ!だ。

 まず、色がいいなぁ!パステルグリーンって適度に派手でどこか落ち着いていて、うーん、気に入った。

 次ぎにロゴ。胸に「けっぱれ東北」、いいデザインだねえ、中央の赤丸がきいてるし、けっぱれのけと東北の北の文字が走ってるんだ、よく見ると。文字色はシャツと同系色だが、この赤丸がアクセントになっているから、けっこう遠くからでも、おっ!って気付くんじゃないかな。

 裏側にもロゴが印刷されていて、百戦錬磨、timehacks、3.11を忘れない、元気配信、さらにTシャツメーカーのUnited Athleの文字まで、ちょっと多すぎ?って思うけど、主催者の思い入れの深さなんだろうから、許せる。各ロゴのフォントも工夫があるし、配置も上々だと思う。timehacksは、時間を切り取って進むって意味だろうから、一緒にデザインされた時計の文字盤ともども、マラソン大会には相応しいロゴだね。

 大会運営には何かと気に障った所もあったけど、この記念Tシャツ見たら、すべてすっ飛んだ!って単純。さっそく、今日はこれ着てジムでトレーニングだ。おっと、本日のメニューは疲労回復が目標だから、ウォーキング&ジョギングね。なんせ、5日後にはまたハーフの大会だから。

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気まま!鈍行 列車旅

2015-09-28 08:51:33 | 演劇

 一昨日は宮城県の多賀城まで電車で日帰り旅ラン。行きは山形線で福島に出て東北本線で仙台、仙石線に乗り換えて多賀城、ほぼ3時間半の鈍行旅。なんか、わざわざ南に下ってから北上って、遠回りな気がするけど、時間的にはこちらが近い時もある。鈍行旅ではよくある話しで、要するに列車接続の問題なんだ。新幹線網が張り巡らされた今時、鈍行、いや各駅停車列車は通勤・通学用だ。県をまたいで、地域を越えて走る列車はほとんどない。遠距離の目的地を目指すには当然何回かの乗り換えが必要になる。通勤・通学列車のダイヤは、乗り継いで遠方に出掛ける人など想定外だから、乗り継ぎ乗り換えの接続はほとんど考慮されていない。だから、この列車待ちの時間が所用時間の多くを占めることになる。と言うことで、福島経由の仙台行き。帰りは仙山線を使って山形回りでこれまた3時間半の行程だった。

 今回などスムーズに行った方で、栃木県小山の大会に参加した時など、福島で待つこと待つこと2時間弱、外に出て駅ビル内を意味もなく歩き回り、本屋に入っては立ち読みに時間をつぶし、これなら福島まで車で来た方が良かった、でも、駐車場は有料だろうし、などとぐだぐたと考えたりしながら、暇つぶしに精を出した。

 昨日は昨日で、新庄まで芝居を見に、これまた鈍行旅。行きも帰りも2時間ちょっとと、思いの外の短時間、乗り換えが1回だし、山形での列車接続に配慮があって無駄待ちストレスまったく無しで往復できた。特に帰路など、乗り換え客が乗車終わると即発車というお見事さ、感動ものだったね。

 なんだって鈍行旅をするようになったか、そりゃもちろん時間にゆとりができたからだ。職場があった頃は、1時間はおろか、1分たりとも無駄にできない、ぎりぎりの時間節約モードで暮らしていた。なんせ、仕事があり、農業があり、劇団がありの三つ叉掛けの日々だったから、時間感覚はとことん鋭敏にならざるを得なかった。今も常に締め切りに追われ、昼はトレーニング、夜は稽古と暇持てあますことはないのだが、それでもゆとりは十分にある。時間のゆとりは心のゆとり、待つことに寛容になった。

 それと、車で行けば、その間ずっと運転していなければならない訳で、結局何もできないし、疲れは確実に溜まる。新幹線を使わなければ、ガソリン代と乗車券料金ってほぼ同じだってこともわかった。同じ費用掛けて、ガソリン使うなんてエコじゃない。なら、鈍行で気まま旅、Ipadで原稿を書き、台本のネタを考え、本を読む、これだけ時間つぶしアイテムがそろっていれば、退屈することなんてあり得ない。今回だって、その日の更新ブログは列車の中で書いてメールで自宅PCに送ってアップした。菜の花座新作の1シーンのエピソードも思いついた。文庫本も150ページほど読みこなせた。こりゃどう見たって、鈍行旅の勝ち!ってことなんだよ。

 マラソン大会の場合、21kmとか42kmとか走った後で車運転するって、こりゃ苦行でしかなく、列車の方がどんだけ気楽だか。去年の飯坂フルマラソンの後なんか、もう、眠くなる、足は攣る、頭はぼーっとするで、よくぞ家まで運転できたもんだ、帰り着いた時には安堵しきり、這うようにして居間にたどりついた。ただ、列車で行くのが難しい、あるいは、時間が掛かりすぎるって場合も少なくなくて、次回の会津ハーフとか、その次の長井フルなんかは、車で行くしかない。まさか、郡山回って磐越西線で半日掛けてなんてできない、車で山越えすれば2時間弱だから、会津。長井も車なら30分だし。

 と、言うことで、鈍行旅は魅力なのだが、接続とか到着後のアクセスとか、こりゃあまりに無駄が多すぎるって場合も少なくない。なんたって、車社会なわけだから。まっ、それさえも、味わい尽くすようなゆとりの達人になれればいいのだけれど、その境地に到達するにはまだ10年は掛かりそう。いや、それでも無理か?根っからのせっかち根性、どこまで行っても、時間もったいないよ!無駄だよ!って叫び続けてるのかも知れないな、やれやれ。

 

 

 

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泥道、坂道、疲労困憊!だが、・・・・

2015-09-27 09:36:30 | ランニング

 さて、レースだ。雨は上がった。なんたって晴れ男だから、きっと止むって信じて傘だって持っていかなかった。おっと、初ハーフの長井はどしゃぶりだったっけ、都合の悪いことは忘れる、忘れろ!曇り空で陽ざしにさらされることもなく足下から上は快調そのもの。でも、3kmごとの計時地点は芝生公演のど真ん中、午前中のレースでもう泥沼状態!大袈裟だけど。周回の遊歩道から入ってこのぐちゃぐちゃ道を行き帰り200mほど走る。最初と最後だけならともかく、これがなんと7回!ひぇ~~~!最初の頃は、少しでも芝が残っている部分を探し探し走っていたけど、4周回あたりからは、コーンの中にはそんな安全地帯は見つからず、それでも、比較的ぬかるんでいなそうな地面を飛び飛びに忍者よろしく走り抜けた。最後の2周回となるとそんな集中心も失われ、どうでもなれ、泥道の真ん中を尻までハネを上げながら突っ切った。これは疲れた。足を運ぶリズムも崩れるし、跳んだりすれば足に負担も大きい。ここでの消耗は最後の2周回にきいた、きいた。

 もう一つの難敵が坂道だ。えっ、坂道?って公園の遊歩道だろ、どうして坂道?コースは2つの公園にまたがっていて、それをつなぐのが200mほどの橋になっている。高低差はせいぜい10mから20mってとこ。まっ、坂なんて言えるような代物じゃない。が、ここを7周回、しかもここは往復通るからなんと14回も上り下りしたわけだ。短くても傾斜は緩くても、ここまで繰り返せば、坂道トレーニングだよ。歩幅を小さく手をしっかり後ろに振って力走したものの、やはり7周回目には、ほとんど足が上がらなくなってしまった。レース後ちらほら聞こえてきたランナーの声からすると、この二つの難敵には誰もがそうとう苦しめられたようだった。

 平坦で簡単なコースと思いきや、意外な難コースで、記録の方は2時間切りを果たせなかった。なのに、60歳~69歳の年代別で7位と入賞まであと一人だったから、皆さん記録は伸びなかったってことなんだろう。

 実はこの記録、幸運に支えられている。最初から最後まで最高のライバルを得られたからだ。スタートから、かなり走れそうな女性ランナーがいて、この人には負けたくないな、でもダメかな?なんてちらっと思ったりしていたが、なんと力はほぼ互角、最初はこちらが追い抜いてかなり差を付けたと思って油断していたら、いつの間にか背後にピタリ。時折スパートをかけては、前に出ようとする。なんの、抜かれてなるものか、こっちも負けずにペースをあげる。こういうの、デッドヒートって言うんだろ、ただトップとか上位争いじゃなく、100番台だってのが、ちと残念!でも当人たちには、ここが一番の勝負ところ、必死で駆け引きを繰り返す。言葉を交わすわけでもなければ、顔を見交わすわけでもない。ただ足音を聞き、チラリとそのオレンジ色のウエアを横目にとらえるだけ。

 4周回、5周回と進むにつれて、お互いはっきり意識し始めているのが分かってきた。まだ負けない、まだ頑張れる。この競り合いが、心を支えてくれたのは間違いない。そして、いよいよ最後の周回!このまま競いあって行ければ、なんとか2時間切れる。自分を励ます意味も込めてライバルに声をかけた。「あと1周回、頑張りましよう!」。「そうですね」と応えるや否や、彼女は一気に前に出た。い、いかん!あ、足が進まない!ついて行こうと焦れば焦るほど足に鈍り、その差は広がって行く。そして、坂道、ああ、ここでついに追走を諦めた。最後の折り返し、戻ってきた彼女に、頑張れ!と笑顔を送ったら、にこやかに手を振り返してくれた。それは、お互い健闘を讃え合うエールの交換だった。

 こんな心の通い合いが生まれるなんて、無心に走り続けるマラソン大会だからこそだなと、大いに気を良くしたレース後だった。おっと、負けるもんか、なんて勝負へのこだわりは無心とは言えないか。それと、相手がおっさんだったら、・・・・・

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稲刈り終われば、マラソンだぁぁぁ!

2015-09-26 21:52:36 | ランニング

  いよいよ秋のマラソン大会シーズンが始まった。

 まずは、旅ラン、と言っても日帰りだ。12時半スタートって、ありがたいお話し、「ケッパレ!東北 復興支援マラソンin仙台港」、仙石線、多賀城の緑地公園を会場に行われた。復興支援ていうからね、ちょっとばっかし気合い入れて参加した。大会で買い物するなんて年金暮らしの身には、考えられない贅沢で、大会に出られるだけで、ありがたいんだけど、復興支援とくれば、なけなしの小遣いはたいて、海産物の一つなりと買って帰ろう、昼の食事だって会場の出店で食べようと、意気込んで、会場に乗り込んだ。

 あれれれっ!広い芝生スペースに4つ5つのテントが立つばかり。本部受け付けだろ、救護室だろ、更衣室だろ、荷物預かり所、後は、ゴール横に記録テント。食べ物と言えば、イベント回りの焼きそばとスタミナ焼き?のキッチンカーが一台ずつ。どう贔屓目に見ても、仙台港の香りは漂って来ない。ここまで来て、焼きそばかよ?皆んな同じ思いなんだろう、客はほぼゼロ!だろうな。

 大会運営の方もばっとしなかったなぁ。わずか3kmの周回コースが7回りって!なんか、公園で大勢の人がトレーニングしてるって図だ。いくら爽やかな林の中って言っても、7回もぐるぐる回りでは、豊かな自然を楽しむ訳にも行かない。唯一、沈丁花がそこはかとなく匂って来たのが救いかな。それと、5km、10km、ハーフ、フル駅伝と幾つものレースが重なりあって進行するので、狭いコースを全力疾走する者、喘ぎ喘ぎ走る者、いろんなランナーがいて、なんだか落ち着かない。しかも、イベントステージで、ハーフのスタート直前にダンスのバフォーマンスをやっているというチグハグさ!スタートそのものが、一大イベントだろが、まして、ハーフだぜ!添え物扱いされたようでいい気持ちはしなかった。

 スタッフなんか皆んな一所懸命やっていてありがたかったけど、公園内のぐるぐる回りじゃ町の人たちの応援は疎ら、走る者も応援する者も、一緒になって元気になるのは無理な相談だろうな。盛んな応援は、駅伝参加チームのメンバーと、ランニングクラブのメンバーのみ、個人参加はなんか寂しい。おっと、近隣の大学の応援団が熱烈応援してくれたのは珍しく嬉しくなったけど、それも、ハーフの途中でいなくなっちゃうてのはどうかなぁ。

 ランナーの身としては、走る場を設けてくれるだけでありがたいのだが、出来ればそれぞれが力を振り絞って走る姿を見て楽しんでもらえたらって思うんだよ。走力不足は足りないなりに、なんとか走り抜こうと努力しているわけだから。それと、せっかく遠くから出掛けたんなら、その土地の雰囲気ってものも直に味わいたいじゃないか。そんな地元感みたいなものが不足してたのかな。

 マラソンだ復興支援、とっても良い企画だ。被災地見学ツアーなんかも組まれていて、それはいい。でも、ツアーに参加しなくても、会場の一角に展示コーナーを作るとか、交流のイベントを考えるとか、まだまだやれることはある気がする。これからも続けて行って欲しいけど、コース設定とか支援団体とか、大会運営の根本から見直した方がいいのかな。なんて、あの大会運営だってすごく大変だってことは重々承知してるけど。復興支援マラソン大会だけに、もっともっと皆んなに愛される大会に育って欲しいという老婆心だ。

 おっと、レースの報告を書く時間が無くなった。レース内容については、次回、ってことだな。

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