ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

スマホリバイバルからから3か月!

2019-02-28 09:09:29 | 暮らし

 バッテリーの寿命切れで、思い切って機種変更。この際だから、スマホのある暮らし目指そうか。なぁんて心入れ替えてから3か月経った。

 せいぜい活用しなくちゃ!ってことでさまざまアプリを入れた。役に立ってるのもあれば、入れたっきりさっぱり立ち上げないのもある。常に身近において、なんやかやと、触るようにしちゃいるんだが、家にいれば横にはいつだってパソコン。いやいや、パソコン正面、スマホは横っちょ。ニュース見るったって、フェースブックやツイッター覗くたって、ブログ書くったって、大きな画面でキーボード付きのパソコンにゃ敵わねえよ。立ち上がりの早さくらいかな、スマホの勝ちは。出先じゃ重宝だろって言われたって、外、出ないもんなぁ。せいぜいジムに行くくらい。あと、週一の買い物か。

 でもな、せっかくスマホ暮らし始めたんだ、極力活用しようぜ、OPPOAX7。

 今、一番お役に立ってるのは、スマホ決済だな。楽天ペイを入れたので、コンビニの支払いはもっぱらこれだ。オートチャージ付きのnanacoカードも手に入れたから、買い物はほぼキャッシュレスになった。釣銭に小銭もらわないようにって、あらかじめ1円玉やら5円玉をみつくろう習慣は完全になくなった。これはたしかにBetter Lifeだな。電話も楽天電話を使うようにして、通話料無料。ショートメールもたまには来たり送ったり、まっ、パソコンメールか届かない人との通信には役に立つ。他には、うーん、思い当たらんなぁ。ミュージックアプリも幾つか入れたが、スマホのスピーカーじゃ音悪いし、イヤホーンで聞くのは好きじゃない。それに、パソコンからアマゾンプライムミュージックやユーチューブを無線で飛ばして、テレビ用のサウンドシステムで聞く方が、よっぽど爽快で使い買ってがよい。

 まっ、スマホリバイバル、なんて意気込んじゃみたが、スマホ決済除けば、大きな進化は見られなかった、ってのが、3か月経っての総括か。

 おっと、忘れてたラインアプリを入れて、劇団のグループに入ったのはたしかに便利かな。連絡とか、ささっと行きわたる。うん、原稿遅くなったから稽古開始1週間押し!なんてものの数秒で送れるよなぁ、よしよし。って、ダメだそんなネガティブな利用は。新年会の二次会、参加せずとも、会場からのライブ中継が入ったりしたのは、なるほどグループの一体感深めるよなぁ、女子高校生がはまるのも無理ない。気に入った会話内容なら、参加して楽しいが、気持ちがちょっと引けてたりすると、即、返信を迫られるのって、これかなりのプレッシャーだろうなぁ。もの凄い同調圧力!仲間外れにならないために、必死でラインにかじりついてる様子、理解できたね。

 それと、最近ラインで苛立ったこと。外ランの最中に着信音が鳴り続けたこと。おいおい、今、走ってんだよ、止まりたくないんだぜ。休憩は5キロごとなんだ、それまで待ってろよ、ったって通じるわけなく鳴り続ける着信音。もう、仕方ねえなぁ、何なんだよ?急用かよ?ランニング一時停止、バッグからスマホ取り出して、開いてみたら、なんと!春待ち音楽祭にメンバー出てますよぉぉぉ!ってそんなことラインで回すな!その後も、時折入る実況中継、ライブ音源付きまで。だから、今、こっち苦しくってしかたねえんだって。なぁんて、文句言う前に、着信音をゼロに設定すりゃいいんだ、ってことに走り終えた後、気付いた。

 と、まあ、ほぼ家に居つきの年寄りにゃ、スマホの御利益はさほどでもないってことがわかった3か月試用期間だったぜ。

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キムチよさらば!キムチ鍋!!

2019-02-27 10:02:03 | クッキング

 この冬、三度も作ったからねぇ、キムチ。12月から途切れることなく食卓を支え続けてくれた。ありがとう!

 キムチがあるってえと、ついついそっちに手が伸びちまう。お陰で、赤かぶの甘酢漬けも山形青菜漬けも、容器の中でじっと出番をうかがうばかり。スタメン外れてベンチで待機って状態だ。甘酢漬けは酸が効いてるから、腐敗やカビの心配はないが、青菜漬けの方は・・・・怖い!蓋、開けられない。でも、あと1回でキムチも品切れ売り尽くしになるから、あと数日、なんとか青菜の抗菌作用で頑張ってくれ。

 白菜のキムチは、残すは1株、って言っても、結球白菜の1/8、取り出せば、1日でペロリだ。大切にしなくっちゃなんねえぜ。でもな、つけ汁がたっぷりあるわけだよ。挟み込んた大根、人参、リンゴ、セリなんかも底に残ってるから、こいつを捨てるなんて、とんでない罰当たりだ。そうさ、この濃厚にして栄養豊かな最後の贈り物は、キムチ鍋にしていただこうじゃないか。

 一人用の小振りな鍋に、つけ汁をカップ1杯、そこに中華スープの素を茶さじ1。まずは白菜の硬い部分だけ入れて火にかける。白菜が柔らかくなったら、白菜の葉、ネギ、豚肉、豆腐を入れて、一煮立て。簡単なもんだぜ。

 たっぷりの野菜に動物性たんぱく質の豚肉、そして植物性たんぱく質のホープ豆腐、そこにアミノ酸、ミネラルたっぷりのキムチつけ汁だ、こりゃもう一品で十分。一人暮らしの食卓は、できるだけ手間暇かけない、これがコツだぜ。作ってもせいぜい2品、できれば1品で済ませたい。ただ、栄養的に偏っちまうのは絶対不可!なんで鍋とか煮物がいいねぇ。なんでもかんでもぶち込めるからね。あと、ごはんと一品の寂しさを紛らわせるためには、漬物か佃煮なんかの常備菜を横に控えさせればいい。ほらね、太刀持ち、露払い従えた横綱の土俵入りだぜ。

 なんか、ジイサンぼっちキッキング、なんてレシピ本書いてもいいんじゃないかい。あっ、出版したいとこ、早い者勝ちだからね。

 

 

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3時間走を快適に!

2019-02-26 10:01:46 | ランニング

 3時間走、辛い!苦しい!そりゃ変わらない。だったら、ちょっとでも快適にする工夫をしようぜ。

 これまでスタートとゴールは我が家だった。これ、田舎のランナーにしてみりゃ当然だ。緑に囲まれた公園とか、皇居ぐるりのお洒落なランニングコースなんてないからね、わざわざ出かけて行って走るほどの場所はない。ほんの少しそれっぽいのは、最上川の土手上サイクリングコースだが、片道わずか3キロで終点。その先は工場敷地やら整備不良だったりと、通行不能。途中、息抜きする広場とか公園もほとんどなく、3キロ通して、散歩、ウォーキング、サイクリングも出会う人の数はせいぜい両手にとどまる。まっ、これが地方の健康志向の実態なんだがな。

 この、家発着のランニングってのは、どこまでも禁欲的で、ひたすら鍛錬の域を抜けない。途中すれ違うのは車ばかり、帰ってきたところで、誰に話しするでもない。お疲れさんと自分で風呂を沸かすのも面倒だ。せいぜいがシャワー浴びて、ぐたーっとして、ガーミンGPSウオッチの記録眺めなが、ビール飲むくらい。いやいや、昼間から酔っぱらっちゃいられないから、ヨーグルト牛乳か。

 この味気ない長時間走、もう少し潤いのあるものにできねえもんかい。ところどころ楽しみもあって、ゴールすれば、達成感と解放感に浸りつつ酷使した体のケアー、なんてさ。

 そうだ!ジムからスタート、ジムでゴール、てのはどうだろう。車でジムに出かけ、その駐車場に車を置いて走る。ぐるぐる走り回って、戻ってくれば、すぐに入場、そして、入浴。風呂につかりながら、じっくりとストレッチ。風呂上がりで一杯ってわけにいかんのが、難点だが、帰りがけにスーパーに寄って、気に入ったつまみとビールを買い込んで自宅でくつろぐ。できれば、ジムで、その日走った感想なんか話せるともっといいのだが、生憎、日ごろからバリア張って、孤独なランナーを心がけているので、相手はいない。せいぜいが、スタッフのお姉ちゃんか?って、迷惑だよな、ジイサンの自慢話突き合わされんのなんて。

 写真では小さくてよくわからんが、右手対岸の建物がジム。前に広がる土手道は走るコースの反対側。撮影後、くるりと向き直って走るのは道路。

 も一つ工夫。これは以前もやってたことだが、コンビニを上手に活用することだ。用途は二つ、給水、給食の場所とトイレ。この時期、気温も低いから、トイレも近いんだぜ、年寄りだしな。去年なんか、どうにも我慢できず、極まって橋から河原に降りて用足ししたなんて不様な経験もした。きょろきょろと適所を探しつつ走るなんて嫌だからね、適当な間隔にコンビニを組み込んでコースを作った。

 1回目、スタート前にファミマに立ち寄り、パンとジュースを購入。そう、トイレ借りるだけなんて不調法できんからね、良き高齢者としては。走り出して8キロ。うーん、ちょっと我慢が始まるぞ、ってところでセブン。ここは、うーん、買うものがない!じゃぁ、持ち帰っても役立つものってことで、チョコレート効果86を1袋。よし、出すもの出したし、次なる休憩所は15キロのローソン。かなり喉も乾いていたので、購入のピーチジュースはその場で飲み干した。最後の20キロは、残念、コンビニなしの田んぼの只中、最初に買って背負ってたパンとジュースで給水・給食・ストレッチ。

 どうだい、なかなかのコース取りだろ。また、上手く店舗が散らばってるもんだよな。コンビニの過剰出店、この日に関しては感謝だな。立ち寄ってコンビニがすべて別系列ってのも、平等に、なんてことを意識してのことじゃない。これもたまたまだ、あらかじめ立ち寄る店は頭にあったので、小銭じゃらじゃらは避けたいから、持ち物は、カードとスマホのみにした。ファミマとローソンは楽天ペイだろ。セブンはnanancoカード、あっ、もちろん、1ポイントたりとも無駄にはしないぞ!ってことで、Tカートもdカードもリュックに忍ばせた。しみったれてるねぇ、我ながら。

 途中、洒落たカフェで一休みとか、おやつは行列のできるパン屋さんで、なんて、羨むようなランとは程遠い。ジムの風呂とコンビニが慰みのしょぼい長距離走。それが田舎ランナーの現実だ。

 おっと、忘れてた。途中、車に撥ねられたタヌキと出会った。一瞬手を合わせつつ通過しようかとも思ったが、そうだ、今は車じゃないんだ、すぐに止まれるんだ。このまま道路の真ん中に横たえておいたら、何度も轢かれてぐじゃぐじゃの肉塊になっちまう。そりゃあんまりだ。タヌキとて、体形を保ったまま、成仏したいだろう。数歩を取って返して、ご遺体を道端に運んだ。そう、これくらいっきゃできない、勘弁な、と手を合わせたら、なんとまだ、生きていた!うーん、野生の生命力、生き延びてくれよ!と手を合わせ、ランニング再開、なんてドラマは田舎でなくっちゃ体験できんだろうな。

 なに?そんな経験したくない!あっ、そういう発想ね、都会の人らは。

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やっと!やっと!!3時間走

2019-02-25 09:55:17 | ランニング

 もう、3時間走やらずに本番突入するか?

 台本書き、真っ最中でとてもじゃないが、3時間も走るなんて、無理だぜぇ。なぁんてのは、言い訳だってこたぁ、重々承知さ。理由を探れば、たたの怠け心。辛いんだよなぁ、3時間、27-28キロ。朝9時にスタートすれば12時ゴール、正午から走れば3時終了、って当たり前だろ。週に3日、10キロ走ってるから、それでなんとかなるんじゃないか。甘ぁぁぁい誘惑。傾斜つけてのランも入れてるし。

 いや、ダメだ。やっぱり怖い。シーズン始めがフルマラソンてのが間違いなんだぜ。10キロとかハーフとかで慣らしてからフルだろ、正しきランニングスケジュールは。そこが雪国ランナーの辛さ。ここらじゃ4月過ぎなきゃ大会なんて開かれんのさ。しかも、春から初夏となればせいぜいがハーフ。前半にフル走るとなると、遠征しかない。ぎりぎり体が整う3月を狙うとなって、3月17日板橋シティーマラソン、エントリーってことになった。今さら文句は言うな。泣き言並べるな。

 先週中に3時間走、走るぞ!って宣言もしつちまったし、地元のランニング仲間からは励ましのような圧力のようなフェースブックコメントも届くし、ええいっ、ここは決断じゃ、走る。天気も良いようだし。ここを逃せば、きっとズルズルだ。

 板橋シティーマラソンは平坦コースのようなので、坂道は入れずに置賜盆地のまっ平地域をぐるりと回ることにした。主に川西町ね。吉島から高山、大塚回って小松界隈をぐにゃぐにゃ走って戻る、ほぼ完全な平坦コースだ。これなら、楽勝、とはいかぬまでも、なんとかたどり着けるだろう。昨年秋の長井マラソンの痛い経験を生かして、ペースは6分50秒前後、途中ストレッチ休憩は、早めから規則的に取る、こう決めてスタート。

 なんか時間がもったいないって世知辛い根性働いて、ウォームアップなしでスタート。ダメだよな、こういうことしてなんとかなる歳じゃないだろ。トレーニングだって不足なんだし。案の定、足の付け根が重い。まるで鎧装着してるみたい。ペースも当然上がらない。まっ、いいさ、走り始めちまったんだ、ゆっくり体慣らしながら走ろう。

 5キロを過ぎて、ようやく体の方も、あっ、マラソンなんだ、って理解したようで、関節なんかも滑らかに動き始めた。ペースも時折6分半まで上がる、が、いかんいかん、調子に乗ると、後でひどい目に合うぞ、と、あくまで厳重警戒。それにしても、スピードは出なくなったよなぁ。この6分半でも、なんかもう限度間近って感じだもの。こりゃ、ハーフだって2時間切りなんて目標は、さっさと下ろす必要があるだうな。これ以上ハードにトレーニングする気がないんだから。

 10キロ。あらら、ペース落ちて来た。おっと、7分/キロになってるぜ。ここで7キロはまずいだろ。まだ半分も走っちゃいないんだ。せめて目標27キロの折り返し、14キロまでは、休憩や歩くのはなし。頑張る。って、ここらで頑張れって言ってるてのが走力低下の証拠だな。

 なんとか、小松のローソンまでたどり着き、ジュースで水分と糖分の補給。よし、あと半分だ。おお、足取り軽くなった。凄いねぇ、給水効果。ピッチも早くなり、ペースも上がる。と喜んだのも2キロ程度、ありゃりゃ、またまた落ちて来た。うーん、辛いぞ。次の休憩は20キロ。そこでずっと背負ってきた菓子パンを食べる、ほれ、楽しみだろ、って子ども騙しの甘言を囁きつつ、うーん、なんとか、なんとか。

 中郡の交流館アイパル(旧川西二中)の入り口。ちらっと、アイパルの前庭まで行って休憩するか、なんてひらめきは瞬時に却下。道端でガードレールに持たれながらの給食休憩&ストレッチ。この間時計は止めて、ものの数分かな?ゆっくり休みを取れない性格てのも問題なんだなぁ。

 さて、残りは7キロ1時間弱、なんとか行けそうな予感。パン食ったしね。15キロのジュースで生き返ったんだもの、ジャムクリームパンなら、元気百万倍だろ。と、走り始めて、ううっ?重いぞ。足前に出ないぞ。おいおい、まだハーフにも達してないんだぜ、ここでこの出力減衰かよ。気持ちを入れ直して、しっかり腕を振り足を前に出す。おおーっ、ヤバヤバ、左足ふくらはぎ、痙攣の一歩手前の兆候。ここで無理したから、長井で苦痛のどん底を呻き苦しんだんだ、ここは止まってストレッチ。よしっ、なんとか治った気が・・・・・

 どうする?どうする?歩くか?止まるか?ストレッチか?来る時は一気に来るからなぁ。こんなところで足攣ってリタイヤなんて、そりゃヤバすぎる。着地の仕方、足の運び、いろいろ試して、どうやったらこの疲労から逃れられるかを必死で模索。そうか、足で走らず、体幹で走ると少し楽になる。なるほどねぇ、最近のスポーツ界じゃ究極のキーワードになってる、その理由はこれか。腕を振って、腰で足を前に出す。

 5キロごとにストレッチ休憩、最初の計画をなんとか守り通して、25キロ、橋の上でストップ。欄干にへばりついてストレッチ。横を若いランナーが抜いていく。いいさ、いいさ、こっちは25キロも走ってんだからね、って、そんなの慰みにもならん。なんか、足の筋肉、ズタズタになってる感じだが、残りは3キロ。ペースは7分半に落ちたが、止まることなくゴール。

 なんか、本番のフル走り終えたダメージだ。でも、間違いなく、正味3時間、走った。そこは褒めてやろう。

 ペースの表示は消えちまってるが、7分5秒ほど。いやぁ、走っておいてよかった。こんなに力落ちてるなんて思わなかった。自分の力不足を思い知ったことが何よりの成果だ。どこらで危険域に入るかもわかった。あとは、この苦闘をどう生かすかだ。

 と、反省はしてみるものの、たとえ、フルの3/5とは言え、走り切った満足感は大きい。ご褒美もしっかり与えて、さっ、また明日からトレー忍苦?じゃぁぁぁ。

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薪がまだたっぷりあるって、幸せ!

2019-02-24 09:49:02 | 暮らし

 春近し、だぜ。連日、暖かい日差しが降り注いで、薪運びも楽しい作業になってきた。天気予報にゃずっとお天道さんがニコニコ顔が並んでる。今年の冬ももうこれで、年貢の納め時だぜ、って言うほど苦しめられたわけじゃないがな。

 例年なら、薪が底を尽き、どうする?あと1か月半、って悩むころだが、今年は、ほれ見てくれ。

 まだ、たっぷり在庫有りだ。軒下に積んだ分もまだ残ってるし、縁側床下に詰め込んだものはまったく手付かずだ。薪がたっぷりあるって、本当に豊かな気分だなぁ。

 去年の春、廃園にするっていう果樹園からラ・フランス、リンゴの倒木をどっさりいただいたのが大きい。なんせ、2日まるまるかけて運ぶくらいの量だったからねぇ。切って割って整理して、ずいぶん手間はかかったが、今になってその苦労が報われたってことだ。そこに、業者から丸材で5棚購入、さらに県の河川課からの払い下げも軽トラ一杯もらえた。

 気温が上がったとは言っても、まだまだ最高でも10℃以下、ストーブは一日焚きっぱなしなんだが、燃やせる薪が違ってきている。がんがん燃やす必要もなくなってるんでね、ぶっといラ・フランスとかリンゴなんかの幹もそのまま、あるいは半割程度で放り込める。ちょろちょろと時間をかけて燃えてくれるから、こんな丸ごと材の方が好都合なのだ。

 これで、購入材が節約できる。筋が素直で節も少ない山の広葉樹は、細かく割りやすく、火付きがとてもよい。風呂用の焚き付けとしちゃこれしかない。ストーブは春になれば御用納めだが、薪風呂の方は一年通してのご用達だ。それなりに残しておかねば、灯油焚きの臭くて味気ない風呂に入らなければならない。こいつぁどう考えたってお断りだ。残りわずかの冬、せいぜい質の良い木は使わずに、割れない丸ごと果樹でトロトロと行くことにしよう。

 今年も廃材、お呼びがかかるといいんだけどな。

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