ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

コントで遊ぼう!

2018-08-31 09:09:21 | コント

 遊びだよ、遊び。これからの世の中、どう遊ぶか?で暮らしの豊かさが決まってくるんじゃないの。意義がどうの、とか、将来性は?なんて肩肘張らずにさぁ、楽しく過ごす工夫するのが一番だと思うぜ。菜の花座の本拠地、川西町だけ見たって、駅前広場でプロレス大会やってみたり、特産の豆と戯れたり、図書館でお泊り会やったり、うーん、なかなかのもんじゃないか。

 田舎はねぇ、待ってたってダメなんだよ。自分で作ったり、飛び込んだりしなけりゃ、お楽しみはやって来ない。なんせ、遊びが商売にゃならんところだからね、都会と違って。面白そうなこと探して、これだと思ったら手を上げ声上げ始めちまう。回りだって、退屈してっからね、掲げた指に止まってくるのさ。そんな時代に成りつつあるんだ。

 そのお楽しみの一つに、コントなんてのも入れてけろや、ってのが菜の花座長らくの念願なんだよ。コント大会は、えーっと、5回目?6回目?ま、まぁけっこう続けてるし、御贔屓さんも付いて来た。ここらで一つ、見て笑う立場から、演じて笑わせる立場にシフトしてみちゃいかがかな?コント大会の付帯事業、ぎゃはっ!難しい言葉。要するに関連イベントね、今年のワークショップは、「爆笑コメディアンズと遊ぼう!」だ。

 ほら、知ってるね、ぴよ玉ワイドのレポーターやってる二人組。漫才コンビって見られてるけど、本当はコントで勝負!って思ってるらしい。間違ってたら、ごめん。彼らのネタ作り、その裏側に迫る!ってのが第1部。二人の手厚いアドバイス受けながら、コントを作っちまおうてのがメインレッスンだ。

 仲間との会話でも、笑い取りたいなぁとか、ユーモアのある話術身に着けたい、なんて願ってる人、ずいぶんいるんじゃないの。お芝居となると、装置とか衣装とかハードルも高いけど、コントならごくごく身近な世界を手玉に取れる。いや、登場して、私、宇宙人って言えば、未知との遭遇になるし、私、パワハラ受けました、って宣言すりゃ女子体操界問題になる。これがコントの融通無碍、おっとまたまたお堅い言葉、なとこさ。要するに、お手軽に笑いのシーンを築けるっとことなんだよ。ちょっとのコツ、ちょっとの決断、ちょっとのきっかけさえあれば、この笑いの王国?があんたのもんになる。

 ようやく高校生にもその楽しさが伝わって来たみたいで、今年は地区内高校演劇部のすべてが、たって3校だけだが、参加してくれそうだ。高校生や菜の花座メンバーと一緒につるんでコント仕上げてみないかい。参加費無料のうえ、昼食まで出るってんだこりゃめっけもんだぜ。

9月16日(日)10時から。プラザの舞台や楽屋を目いっぱい使ってやる。今からでも遅くない。さっ、申し込み、申し込み!

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秋野菜の種蒔きじゃぁ!その3

2018-08-30 09:25:24 | 農業

 百姓の来年、って言葉があるんだ。今年失敗しても、来年こそは反省を生かし、いい出来にするぞ!って前向きな気構えでもあるし、まっ、仕方ねえさ、来年もあらぁな、って痛い現実から目をそらし適当にやり過ごすスイッチの役割にもなってる。どっちがいい、って話しじゃないな。いつまでも失敗にかかずらわって心病めてたってダメだし、次こそ上手くやってやる!って反省と意欲も忘れちゃなんね、ってことさ。

 去年の失敗で、今も痛烈に悔いを残しているのが、タマネギだ。収量、少な!大きさ、ピンポン玉だし、数量も数え切れるほど。6月末に収穫してから大切に大切に使って来たのに、もう残すは10個弱!なんとも、癪で癪で癪で!

 ここは百姓の来年、去年の過ちをとことん活かし切って、今年こそ、1年通して、とは高望みしないが、せめて半年なりとも食べ継げる実りを手に入れてやる!と、リベンジを誓っている。と、言っても収穫は来年、今やることは苗作りだ。

 まっ、なんだって作物はそうだが、最後の出来は苗の良し悪しで決まる。秋のうちに鉛筆くらいの太さに育てられれば、まず確実にテニスボール以上の大きさのタマネギが収穫できる。ただし、来年初夏の話しだが。一昨年、苗作りに自信がなくコメリで買った苗、酷ぇ、酷ぇ!鉛筆どころか、ボールペンの芯だもの。育つわきゃないよな、春先、雪が解けたらほとんど消えていた。ええい、弁償しろやい!って怒鳴り込みたいところだが、波風嫌いな僕のこと、そんなら自分で作るから見てろよ!って気持ちを切り替えて、去年の苗作り。

 失敗!その① 種蒔き時期が遅かった。ついうっかり忘れて9月になっまった。育つにゃ育ったが、やっぱりボールペンの芯。これじゃぁな、また、雪の下で消えるぜ、ってがっくりきたが、ものは試しで移植してみたら、意外にも活着良好、春までしっかり生き延びてくれた。だったら、8月中に種まきすりゃ、来年は豊作だぜ。

 失敗!その② もぐらと根切りに荒らされた。苗床にゃ堆肥がたっぷりのところいいだろ、って堆肥置き場の跡地に種を播いた。これがアウト!発芽はまずまずだったが、日が立つにつれどんどん減ったのさ。堆肥が多いってことは、根切りやもぐらの巣窟でもあったわけだ。うーん、馬鹿!で、今年は別の場所にを早めに耕して準備したから、万全!のはず。

 ネットのノウハウページを参照して、種を播き、土をかぶせ、完熟たい肥をサラッと振って、最後に燻炭を散らして、種まき完了。

 よしっ、これでバッチリだ。反省はしっかり生かした。この先1週間は秋雨前線停滞で雨模様だってことだし、発芽は万全、鉛筆苗ができるぜ。

 で、翌日。あっ、いかん!反省!その③を忘れてた。ネコだ、ネコがなぜか歩くんだった。ほれほれ足跡が!おおい、頼むから止めてくれ!こんなとこ歩いたら足がばっちいだろうが。ったって、わからねえんだネコめらは。耕したところ、種播いたり苗植えたりした畑が好きなんだよ。

 と、なれば、反省生かし、トンネルだ。紗幕トンネルで覆ってやりゃ、手も足も出まい。よしっ、作業、作業!

 

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日本語は「半端ない」?が半端ない!

2018-08-29 09:06:55 | アート・文化

 朝日新聞オピニオン&フォーラム、いいねぇ、今朝もいい記事載せてくれたぜ。『日本語は「半端ない」?』、国語辞典編纂者・日本語学者飯間浩明さんのインタビュー記事だ。

 三浦しおんの『舟を編む』で一気に脚光を浴びた辞書編纂者、時代と過度に密着しつつ、大きく時代離れした日々の暮らしの一端を紹介してくれている。街を歩けば上を向いて看板を漁り、電車に乗ったら吊るしをカメラでパチリ、隣りの席の若者会話を盗み聞き。日々新しい言葉、新規の使用法に目を光らせている。世の中、こんな人がいるんだぁと心暖かくなり、こんな言葉オタクがいるから、耳新しい言葉も辞書でチェックができる、うん、感謝、感謝と思いつつ読み進めた。

 後半は言葉の正しさについて。今の時代、稀に見る新造語洪水の時代だ。技術の進歩や社会の複雑化、世界のグローバル化、世代の断絶などあって、新しい言葉は日々集中豪雨時の排水溝のように噴出している。とてもじゃないがオジサンたちは付いていけない。わけわからん!省略するな!カタカナ使うな!正しい日本語使え!上から目線の文句たらたら。

 だがね、飯間さんによると、言葉の正しさが叫ばれ出したのは、なんと、戦後からなんだってさ。危機に瀕しつつあった日本のアイデンティティを守らにゃってことで、日本語ブームが起き、『あなたの日本語間違っている』的な本が乱発されて、新聞、雑誌、テレビでの言葉狩りが進んだことが発端だってんだ。テレビで今も大流行りのクイズ番組もこの流行に拍車を掛けてるってことなんだなぁ。

 昔の日本人は漢字の正誤にはうるさかったが、俗語の話し言葉にゃ大らかだったって。好き嫌いはあっても、それはあくまで個人の好み、大上段から切って捨てるなんてことはなかったってことなんだ。

 いやぁ、これ読んで安心したなぁ。僕の文の言葉使いはかなり、はしたなかった?から。恥ずかしげもなく若者言葉は使う、カタカナ語も遠慮なし、助詞はすっ飛ばすし、時には自分流の言葉を作ったりして、やりたい放題、勝手放題だもの。言葉に厳しかった井上ひさしさんだったら、話しにならん悪文書き、言葉の乱れに手を貸す者、時代へのお追従者、って、相手にしてもらえないだろうな、きっと。お許しくだされ、井上さん、って、どこかに井上さんの眼差しを感じて後ろめたさを抱えていたんだ。

 とは言っても、書きたい言葉、しっくりくる文章は、こんなもの、仕方ねえよな、駄文だろうと悪文だろうと、と開き直って書いて来た。台本書くにゃ、今時の言葉やリズムも必要なことだし。高尚な言葉や格調高い文章は、他の人にお任せして、こっちはこれで行く、そんな引かれ者の小唄みたいに拗ねてる必要なんてない。言葉は世に連れ、世は言葉に連れ!だ。気に入った言葉ならどんどん使っていくぜ。いや、セリフだったら、嫌な言葉だって使わにゃならない。そう吹っ切らせてもらった、とてもお有難いインタビュー記事だったなぁ。

 

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秋雨前線停滞中!だったら苗移植!

2018-08-28 09:32:48 | 農業

 つい一昨日まで、日照りだぁ、水不足だぞ、って嘆いてたのにさ、この先1週間、雨、雨、曇り、雨、曇り!だってよ。来ましたねぇ秋雨前線。枯れかかった田んぼの用水はこれでもう大丈夫、助かった。畑の方もたっぷりとお湿りもらって、野菜たちも元気回復、緑生き生き。これで雨降り、農作業は一段落、ってわけにゃいかんわけでさ、この先雨が続くなら、午後の曇りは、白菜植え替えのチャンス到来だぜ。まずは、畑の再耕耘か。

 堆肥入れてボカシ肥料撒いて耕したのは10日ほど前、早くも雑草たち、あちこちに顔出し始めてる。このまま苗移植したら、草の方が大手を振るって畑を占領するに決まってる。ここは耕運機でさらっと上面引っ掻いてから植え替えよう。雨降り直後の畑土、重たい!でも、そちこちガタの来ている耕運機だが、必死で力振るってくれて事前の均しかた完了。

 隣りのネギ列から足で計って3歩、そこに植え紐1本。さらに2歩判間を空けて1本、植え紐を張って、適当に目分量で穴を開けて行く。行って帰って2列分。それにネギの続きの半端も入れて片側38個、2品種なので76株植え付けた。

 まっ、これだけあれば、植え痛みで10本、ヨトウムシに10本程度は食い切られても、50個以上の収穫、一冬過ごすには十分だろう。ただ、生育の悪いやつもあったので、それがちと心配。ポット苗の用土、堆肥入れ過ぎたかな。先に育苗したキャベツ類も同じ傾向だったなぁ、これ、今年の教訓だぜ、苗床の土は堆肥を入れ過ぎない!

 品種は王将と郷秋、どちらも85日と生育期間の長いものを選んだ。去年、NHKの野菜の時間で、70日ぐらいの早く育つ品種の方が作り易いよ、なんて聞かされて、そうなの?そんじゃ、って作ってみたら、これが形も味も半端者、これならたとえ半結球でも晩生がいいわ、ってことで、今年はこの2品種にした。

 念のため、1ポット2本立てにしてある。どっちか枯れても1本生き残ってくれればってね。まっ、ヨトウムシだと一網打尽だから気休めみたいなもんだな。途中早めに間引いて1本立ちにするのを忘れないこと、その時ボカシの追肥を施すこと、それと周囲を軽く除草、そんな程度だ、お世話といえば。秋は害虫も少ないし、野菜たちも好きな季節、天候さえ真っ当なら、豊かな実りをもたらしてくれるだろう。ただ、その天候がねぇ、異常が通常になりつつあるんでねぇ。

 

 

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神さん来たから、カボチャ収穫!

2018-08-27 08:48:32 | 農業

 どうもなぁ、お盆が過ぎてめっきり意欲減退だ。やらにゃならん農作業は多々あるんだ。草刈りだろ、種まきだろ、収穫だろ。優先順位の高い種まきなんかは、さすがに、自ら叱咤激励して済ませちゃいるが、明日でもいいべ、なんて引き延ばし可能な仕事は、ついつい手付かずしまいになっている。

 田んぼの畔草、まだ、イネより高えってわけではねえよな。大豆畑のアオビユ、種がこぼれるにゃまだ間があるさ。それに、1度取ってるから顔を出してる本数も少ないし。

 でも、カボチャは収穫しちまいたいよなぁ。それとお隣に植わってる里芋の株回り雑草も取っておきたい。これからが子芋の増える時期だもの。そうそう、その上の田んぼの畔草、こいつはできれば刈っておきたい。あんなに徹底して草取りしたのに、憎っきクサネムめが、だだーっと生い茂ってる。なんて手強いやつらなんだ。

 この3点セット、やらねばならぬ、遂げねばならぬ、と心急くまま1日延ばし、2日延ばしと先送りしてきたんだ。暑いしなぁ、草ひどいしなぁ、カボチャ重いしなぁ。夏バテ気味の体とめげちまったやる気、奮い立たせるにゃ、強力なきっかけが必要だぜ。

 そうか、わかった!神さんが戻ってきてる時に、一緒にすればいいんだ。きつい仕事も、いやな作業も、二人でこなせば辛くない。

 まずは、二人でカボチャ探し?広がった葉や茎をかき分け、茂った雑草を踏みしだいてカボチャを見つける。あんなでかいもの簡単に見つかるべ?って思うのは未経験者の浅はかさ。何度も何度も行ったり来たりして見つけては、数か所に集める。両隣りの小豆の列や里芋の間にも迷い込んでいるから、おっ、発見!って、ちょっとした宝探し気分だ。

 持ち込んだコンテナに5,6個詰めて、道路まで運ぶ。これがけっこう重くてなぁ、キツイ仕事なんだぜ。スイカ農家が減っていくてのもよくわかる。今年は、残念ながら、って言うか、幸い、って言うか出来が今一だったので、コンテナ9箱、60個程度の収穫だった。苗移植後の活着に、なぜか時間がかかったのと、花時の日照りが原因かもな。

 も少し数が欲しかったところだが、敷き藁を丁寧にしたせいで、肌はどれもきれいだ。大きさも整っている。いいでしょ、種まきからすべて自家栽培したわけだし。

 3点セットの残り二つのうち、里芋の株回り除草は神さんに押っ付ける。苦手なんだよねぇ、しゃがんで草刈りって。で、こっちはすぐ上の田んぼの畔草、特にクサネム刈り。イネと畔の合間にもびっしりと茂って、これが種付けたら大変なことになるところだった。

 ようやく気がかりだった作業も終わらせることができた。やっぱり二人は強い!手分けして仕事にかかれば、段どりめぐって争うこともない。理想的な協業ってことだ。

 次に借りる神の手は、稲刈り。それまでは、我が身を鼓舞しつつ、あれやこれやと、ぼっち農業に励むとしよう。

 

 

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