ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

著者サイン本が届いた!それも1円で!!

2016-01-21 08:57:21 | アート・文化

 余程のことがない限り、本は中古で買う。偉そうに言うなよ、すまん。金がないってだけの話しだろ。そう、その通り、いやいや違うぞ、絶版になってたり、古い本で手に入りにくくなってたりするものも買うことだって、ちょくちょくあるぞ。たまにだ。

 台本書く時に、資料なんてまるで関係なく書き進める場合もあれば、やたら関連の資料をむさぼり食って書く場合もある。ジャンルの違いは関係ないんだな。例えば、一昨年シニア2期生に書いたコント『大願長寿ツアー』、仙人のことや不老不死の薬のことなんか、ごっちやり関連本をかき集めてかなりのヒントをいただいた。つまり利用した。剽窃した。いやいや、そこまではしないけど。昨年の『お遍路颪』は秩父暴動の話しだから、こりゃかなりの数資料をあたった。と言っても、せいぜい10冊程度のこと、井上さんなんかにゃ、足下どころか長く伸びた影にさえ追いつけない。

 今も次回作、次々回作のために、関係有りそうな、無さそな本をせっせと集めている。机の上に何段にも積まれた本のタワービル。これを一冊一冊突き崩していく作業を始めつつある。どっち方面のものか、今回は書かない。もったい付けちゃって、でも、それはそれでブログ1回分だからね、大切にしなくっちゃ。で、今日の話題はこれだっ!

 著者サイン本が送られてきたんだよ。作者からなんかじゃない、古本屋からだ。だって、この本アマゾンのマーケットプレースで1円で買ったものだもの。福富太郎さん、がっくりだろうね。さっさと古本屋にお浚い箱なってしまって。それにしても、わざわざしたためてもらった著者直筆のサイン、そんな簡単に手放しちゃっていいのかな?随分悩んだ末の売りさばきだったかもしれない。いや、持ち主のお爺ちゃん、亡くなったのかもな。で、家族が中身も見ずに売り払う、うん、これありそう。いや、待てよ、福富さん「毎度有難うございます」て書いてるよな、てことは、御贔屓筋に配ったものなのかな。彼の商売関連の人だと、サイン本なんぞありがたくもないって人も大勢いることだろうしな。あるいは、読んでみたけど、内容詰まらなくて、・・・

 サイン本って、そのたどった道筋、想像かき立てられるなぁ。中古本ってのは当然、誰かがかつて所有し愛読しまたは乱読しまたはつまみ読みしまたはつん読し、または、、・・・とその本だけの生涯を持っている。途中にみかんの染みがあったりすると、ふむふむ冬、炬燵に入って楽しんだんだな、って微笑ましくなるし、傍線だらけの本なんか見ると、しっかり勉強したんだ、こりゃあだやおろそかに扱えんぞって、ちょっぴり身が引き締まったりもする。

 中には、古いんだけど、これ一度もページを繰ってないっ、なんて本もあったりする。多分、本屋さんとかが売れないまま中古ルートに流したりした中古新刊ってやつなんだろう。新品が手には入って嬉しいには嬉しいけど、本屋の棚で誰にも見向きもされないいまま十把一絡げで処分されたのかと思うと、切ない思いもそこはかとなく立ち上がってきたりして。中古本は、安いばかりのことじゃないって、これ負け惜しみか?

 さて、サイン本、何の本なのよ?気にかかるでしょ。種を明かそう。じゃじゃーん!

 なに?なに?なに、これ?そういう趣味の人だったの?わき起こ、ったりしないか、る疑問には、これまた別にブログ1回分ですよ、1回分。

 

 

 

 

コメント
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