『詭弁社会』山崎雅弘著・祥伝社新書!
デモクラシータイムスで著者の話し
を聞き、即、注文!
届くや否や、順を待つ積読本の山を尻目に即、熟読!
何故か?って、そりゃ、今の詭弁横行社会に怒り心頭だからさ。
ウソと詭弁だらけで腐敗堕落に一挙転落中の国会答弁、記者会見!
お答えは差し控え、
ご指摘は当たらず、
記憶にございませず、
丁寧に説明しつつ内容なし、
誤解を与えたならお詫びする、って、誤解じゃねえってえの!
苛立ちMax、いらいらつのり、このいかさま社会、どうしてくれよう!!
まずは奴らの手の内を知ることだ、って、ことで、横行する詭弁の手口を徹底解説してくれてるのが、この本だ。
著者の山崎さんのツイッターX、手を抜かないんだよ、詭弁、誤魔化し、強弁、すり替え、見逃すことなく、徹底的に追及し、からくりを暴き、警鐘を鳴らし続けてくれている。
本には、あった、あったの詭弁現場の数々が、これてもかっ!と網羅されている。どれも、その時々、腹を立て怒りに震えたやり取りなんだが、論理力不足の俺には理路整然と批判することができなかった。
そのモヤモヤを一気に晴らしてくれるのが、この本『詭弁社会』だ。
こりゃ、全国民、必読の書だぜ。
なんせ、為政者が、手練手管の数々で国民を騙しにかかっている世の中なんだからな。いつまでも、その手に乗せられてるから、舐められて、勝手放題されまくりなんだ。
さらに恐ろしいことにゃ、それら政治家の詭弁を見逃すことなく指摘し、糾弾し、腕捩じ上げるべきメディアが、もはや、完全に相手のペースに乗せられちまってる、こりゃ危ねえ、危ねえ!
後半は、軍のウソと詭弁、政治家、官僚のお追従、そこにメディアの尻馬乗りの同調が、あの悲惨なアジア太平洋戦争へとなだれ込ませた原因としてやり玉に挙がっている。
そうなんだ、今や、戦前なのかもしれない、憲法改悪、緊急事態条項、やみくもの軍備増強、武器輸出、日米同盟、外交なしの中朝敵視、一歩間違えば、いつか見た道いばらの道、ってことになりかねない。
なっ、だからさぁ、みんなして詭弁の論理をしっかり学んで、やり返してやらなくっちゃよ、せめて、騙されないよう用心しなくっちゃ!
って著者の危機感に諸手を上げて賛成だな。