ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

まただぜ、オオカミ少年!全国一斉休校!!

2020-02-29 10:33:05 | 世の中へ

 ほぉらな、ヤバくなると大声で叫ぶんたぜ、危機だぁ!国民一致団結だぁ!ってな。オオカミ少年・安倍晋三!

 安倍ちゃんの得意技、危機脱出基本シナリオだから。自分の痛いところから国民の目を逸らし、大騒ぎしてる間に傷口修復、ってやり口、もう何度目だい?誰が書いてんのか知らんけど、衝撃与える設定と言い、万人受けするセリフと言い、良く出来てるよ。それと、安倍ちゃんの名演技!

 「子どもたちの命を守る」と来たぜ。連日、飲み会、グルメ三昧続けてた人間がよく言うよな。新型ウィルス、子どもたちへの感染リスクは低く、重症者も少ないって、武漢でも、日本でもはっきりしてる。でも、そんな科学的知見とか専門家の提言なんて、知ったこっちゃない。インパクト大きくて、素直に命令聞きそうな学校関係への命令だ。一夜で子どもたちを心配する親に大変身、見事?に演じ切った。後手後手対応への非難と桜や検事長定年問題での劣勢、そしてじりじり低下する支持率、増加する不支持率、そこらへんから目を背けさせりゃそれで大成功、それがいつもの手なんだせ。

 この安倍国難劇場が見事功を奏したのが、「Jアラート」、覚えてるだろ。北朝鮮のミサイルが日本を直撃するぅぅぅぅ!急ぎ防衛システムを!って大騒ぎして作った緊急非常用連絡システム、今どうなってる?我が家のすぐ隣にも鉄塔立ってるけど、近頃じゃ試験放送だって流れやしない。もう、お役御免なのさ。国難ならぬ安倍ちゃまご難が過ぎ去ったからね。北朝鮮のミサイルは今だって健在だって言うのにね。

 今回の全国一斉休校指令を冷ややかに見るために、当時上演した爆笑風刺コント『Jアラート』の台本を載せておこう。怖い怖いって不安にかられてパニックにならないようにね。安倍ちゃん一味は、そこが狙いだから。子どもたちの命なんて関心ないから。

 ちょいと長いが、お勧めだぜ。

 

 

菜の花座コント台本

                            『Jアラート』

 

配役      役場広報課職員 ヒロミ       

        村の年寄    およし婆      

                おいく婆      

                ぞう爺       

                               

村役場、広報室。机の上に村内放送用マイクと簡単な調整卓がある。机の後ろに椅子数客。もし、奥の壁には、村の宣伝用ポスターと、安倍首相の国難ポスターが貼ってある。

            ヒロミ、マイクに向かってJアラートの放送を行う。スイッチを押すとサイレンの音が流れる。

ヒロミ   ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください。ミサイル発射。ミサイル発射。

            三人の年寄たち、手に竹槍(おいく婆)、火縄銃(ぞう爺)、草刈り鎌(およし婆)を持って飛び込んでくる。

およし   敵はどこじゃ!

おいく   不埒者はいずこに!

ぞう爺   おのれ成敗してくれん!

            と、部屋中を走り回る。

ヒロミ   ちょ、ちょっと、待ってください。止めてください。

およし   おお、娘っ子、あんた無事か、わしらジジババが来たからにゃ安心じゃかんな。

おいく   待った!

およし   なんじゃ、どがいした?

            おいく、ヒロミをしけじけと見て、

おいく   娘ぇぇ?ほんねぇ。おっ母じゃ。

            ぞう爺もヒロミを覗き込み、

ぞう爺   うんにゃ、婆さんだべ。

ヒロミ   はぁ?

およし   ああほだな、若つくりしっただけだな。

ヒロミ   待て、こら!

およし   ほれ、あんた緊急放送続けて、おらだ守ってやっから。

おいく   ほだほだ。

ヒロミ、仕方なく、サイレンを鳴らし、続きの放送原稿を読み上げる。

ヒロミ   ミサイル通過。ミサイル通過。北朝鮮のミサイルが近くの上空を通過したもよう。北朝鮮のミサイルが近くの上空を通過したもよう。

およし   近く!(二人に)近くだとぉ!

ぞう爺   近くって、鎮守様の辺りだか?

おいく   ほんねべ。狙われっとしたら、目印になる建物、

およし   ここだぁぁぁ!隠れろ!

            三人、机の下に潜り込む。ぞう爺、逃げないヒロミを抱いて引きずり込む。

およし   通過しったか?

おいく   まだ、わかんねえぞ。空の上ぐるぐる回って探してってかもしんね。

ヒロミ   もう、通過しましたよ。ミサイル超高速なんだから。

およし   あんれまぁ、あんた、飛んでっとこ見たことあんなか?

ヒロミ   そ、そりゃないですけど。

おいく   ほんじゃまだわかんねべ。しゅるしゅるっとむじって(曲がって)、この役場にどかん!

ヒロミ   ないです!こんな田舎にどうしてミサイル落すんですか。

            四人、机の下から這い出して来る。そう爺はヒロミの肩を抱いたまま。

およし   ありゃ、ほんじゃ、なして緊急放送なんてしったの?落ちる危険ねえのに。

ヒロミ   それは、上の方から、命令で、

おいく   あっ、わがった。偽ニュースだ。フェイク、フェイクニュース。

ヒロミ   いや、嘘ではないですよ。万が一、万が一ここに落ちることだって、・・・それより、(ぞう爺に)お爺さん、いつまで肩、抱きしめてんですか?

ぞう爺   おっ、ば、ばれったか。いや、久しぶりだもな、おなご抱くっての。

ヒロミ   もう!セクハラジジイ!

およし   万が一、なんてあるわけあんめぇ。ほれ、このお方だって、国難じゃぁぁぁ!って騒いでやっぺし。

            と、壁の国難ポスターの安部首相を示す。

おいく   ほだ。国難じゃ!国難!

ぞう爺   戦だこで。戦!

およし   ほだからな、おらだ年寄が先頭に立って、

おいく   命投げうって、

ぞう爺   盾になって、

およし   孫たちの命ば守んなね。

おいく   おらだち三人。

およし   およし!

おいく   おいく!

ぞう爺   ぞう爺!

三人    よし、いく、ぞぉぉぉ!ジジババ決死隊!

            と、ポーズをとる三人。

ヒロミ   (呆れて)そんなねぇ、ミサイルですよ、空の上高ぁぁぁぁく飛んでんですよ。竹槍とかでどうやってどうやって戦うんですか。

およし   ほだから、万一落ちてきったら、これでえいやっ、と串刺。

ヒロミ   無理です。頑丈な金属製ですよ。

およし   婆の一念、岩をも通す!

ぞう爺   飛び道具には飛び道具!

            と、銃を上空に向けて構える。

ヒロミ   そんな、石器時代の武器、どっから探してきたんですか。

ぞう爺   ばか言うもんでね。戦国時代だぁ。石器時代にゃ弓矢だべな。

およし   あれぇ、石器時代ちゅうだもの、石ころ投げてたんだした。

おいく   違うこで。石弓って、石でできた弓で戦ったんだこで。

ヒロミ   どっちでもいいです。

三人    ?

ヒロミ   決死隊、いりません。

およし   なして?

ヒロミ   ミサイルは落ちてきたら、終わりですから。なんもかも。

おいく   なにてんつ(嘘)こいてんな。中から出てくんなだよ。衝突したミサイルん中から。

ヒロミ   なにが?

おいく   そりゃ決まってぺした。なぁ。

ぞう爺   おぅ、ほだとも。

およし   ほだから、こがいに武器携えて、なぁ。

ヒロミ   だから、何が出て来るって言うんですか。

三人    武装難民!

ヒロミ   武装難民?????

およし   ほだ。だだだだぁぁぁ!ってぶっ放して、ほれテロとか。

おいく   爆弾、どっかぁぁぁん!とか。

ヒロミ   出てきません、そんなもの。

およし   なに言うてんな、偉い人、言ってたべした。

ヒロミ   誰が?

およし   ほれ、こやって、口ひん曲げてくっちゃべる人。

おいく   すっげぇ高そうなブランドもののコート着て、マフィアの帽子かぶってる人。

ぞう爺   佐川、佐川の責任だぁ、って罪なすり付けてる奴。

ヒロミ   ああ、ああ、財務大臣。

およし   ほだ、偉い人だべ。武装難民来んぞぉぉって。

おいく   気ぃつけなんねぞぉぉぉ、って。

ぞう爺   言うてた。言うてた。

ヒロミ   あれはぁぁぁ、

およし   嘘かぁぁ?

おいく   デマかぁぁぁぁ?

三人    フェイクかぁぁぁぁぁぁ?

ヒロミ   あれはぁぁぁ、一つの可能性として、・・・

およし   可能性!て、ことはあるかもしんねってこと。

ヒロミ   まっ、それはそうだけど、難民は来るとしたらミサイルじゃなくて、船に乗ってだから。ほら、庄内浜とか漂着してるてしょ、木造船。

おいく   船!船だとぉ。(二人に)

ヒロミ   ねっ、だから、内陸のここには関係ない。

おいく   船!

ぞう爺   船!

およし   船!ほんじゃぁ、船着き場だべした。海から最上川さかのぼって来んぞぉ。

おいく   大変だぁぁぁ!みなに知らせにゃ!

ぞう爺   ほだ。おら、一走りして、

およし   待て待て!触れ回るよっか、ええ方法あっど。

そう爺   なんだこと、ええ方法って。

およし、やにわにマイクを掴み、スイッチを押して、村内放送を始める。

およし   緊急放送!緊急放送!武装難民が船着き場から上陸中!    

            ヒロミ、驚いておよしからマイクを奪おうとするが、おいくとぞう爺に阻まれる。

ヒロミ   ダメ!やめてください!

およし   繰り返す。武装難民が船着き場に上陸中!

ヒロミ   そんな、出鱈目流しちゃダメ!嘘ついちゃダメ!

おいく   偉い人が言ったこんだよ。

ぞう爺   嘘つくわけあんめ、偉い人が。

およし   村の衆。なんてもいいから武器持って来てけろ!

ヒロミ   止めなさい!

            おいくに抱き留められ、激しく抵抗するヒロミ。

おいく    なして、止めんな?おらだ、国難に立ち向かってんだべした。

およし    あんた、そがに抵抗すっとこ見っと、敵だな!敵の内通者だべ!

            と、鎌を突きつける。

ヒロミ    違う!違うから!

ぞう爺    なんと、村役場まで占拠さっちぇたんか!

            銃口を向ける。

ヒロミ    違う!

おいく    (およしに)ほれ、ここにも集まれって放送してけろ。

およし    わがった。村役場は敵に占拠さっちゃ!村の衆、武器持って役場に集まれ!ぐるっと包囲してけろ!

ヒロミ    (大声でマイクに向かって)嘘よ!今の放送はフェイクニュースだからね!

            ぞう爺、ヒロミの口をふさぐ。

およし    村役場は敵に占拠さっちゃ!村の衆、武器持って役場に集まれ!

            集まってきた村人たちの怒りの声がだんだんと大きくなる。

およし    ほれ、みーんな、善良な国民だ。心を一つにして国難に立ち向かうんだかんね。ほれ、あんたも。

            と、鎌の刃をヒロミに擬つつ、客席を挑発する。

            一瞬動きが止まり、4人がシルエットで浮かび上がった後、一気に暗転。

 

 

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人間って、小っせぇもんだなぁ!人間観変わったぜ!!

2020-02-28 09:09:07 | 世の中へ

 まっ、人間は所詮弱いもんだし、てめえが大切な生き物だってことは十分承知だ。大きな渦に飲み込まれりゃ、それに逆らって泳いだりしやしない。せいぜい、身一つ大切、溺れないように身近な木切れを奪い合ったりするもんだ。いや、それどころか、流れに逆らわず、それに乗って夢中で手足を動かしたりもする。迎合、たとえ、それが意に反することだとしても。

 先の戦争の時、大部分の日本人がそうやって、奈落の底に引きづり込まれて行った。だからさぁ、にっちもさっちも行かないような切羽詰まった窮地、戦争直前!みたいな状況作らないように気付けにゃならんのだぜ。ぎりぎり生きる死ぬってとこまで行きついてしまうと、もはや、引き返すどころか、立ち止まることだって難しい。激流に腰まで浸かるとか、浅瀬でも強い引き潮に踏み出したらお終いってことだ。

 人間は、本当に弱い!そして、追い詰められれば卑しい!いや、俺だけかも知れんけど。

 でもさぁ、そりゃ、ぎりぎり究極の大ピンチでの話しだ。捨てるものが命や家族しかなくなった時のことだ。それは悲しく残念なことだが、許せる。だがな、ちょっとばっかしの身分とか、地位とか、将来とか、出世とか、賃金の上昇とか、名声とか、自負心とか程度なら、放り出せるだろ。振り払って自分の大切なものを守り通すんじゃないか。フツー人間って。それが、人間の尊厳ってもんだって思って来たのさ。信念や信義や規範、ほら、これは曲げられねえぜ、ってもんあるだろ、誰だって。嘘つかないとか騙さないとか犯罪犯さないとか、人として、守るべきもの。古い言葉で言えば、人倫ってやつな。

 俺の人間への信頼、脆くも崩れ去ったぜ、国会中継見ていてさ。

 人事院の給与局長松尾恵美子さん。検事長の定年延長は他の国家公務員と違う、その規定は生きてるって証言した後、前言訂正、「つい言い間違えた」って答弁して、外務大臣の茂木から「帰れ、帰れ、帰れ」しっしっと犬なみの叱責を受け、屈辱に耐えるごとき表情で着席した彼女。

 耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んで、政府の嘘に寄り添ったのに、あの言われよう!「優秀な官僚の私が馬鹿扱いされ、追っ払われなきゃいけないんだ。」「私は、なんのために官僚になったんだ。」「50歳過ぎてこの屈辱!もう堪忍袋の緒が切れた!」「これはもう、尻まくるしかないぜ!!」って人間として当然の反骨心を予想して翌日の答弁を待った。

 ところが、松尾の表情はまったくの能面、しかもどこか吹っ切れたような清々しさ?さえ漂っていたんだ!!!!嘘を自分の中で正当化することで得られた心の安らぎ?彼女が失うものってなんだったのか?待ち受ける左遷。天下り先の喪失。給料の頭打ち?

 はっきり言う。その程度、捨てろよ!人間として真っ当に生きるためなら!

 もう一人、森法務大臣。東北大学卒の弁護士出身議員があの支離滅裂の答弁!ついには不信任動議まで提出された。

 

 いや、嘘つき通しても守ったのが、法治国家の大原則だ、ってんなら、わからんでもない。違うよねぇ。守ったのはごり押し政権の検察介入人事だった。「口頭での決済も正式決済」なんて自分でも信じちゃいないよな。この一連の退却戦で法律家として、もっとも大切なものを投げ捨てた彼女。なにを守るために?大臣の椅子?将来の出世可能性?党内の地位?

 も一度言う。そんなもん、暮らしに追い回される巷の国民からすりゃ、屁でもないぜ!

 人間が信じられなくなった。脆く、狡く、弱く、卑劣、それが人間なんだ。たかだか己の地位と安泰守るために、嘘をつき、言い逃れ、頬被りする。それが人間なんだ!

 そんなつらく悲しい人間理解を、国会なんて場で突きつけられるとは思わなかったぜ。

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なぁんだ、禁酒なんて簡単じゃないか!

2020-02-27 09:45:50 | 暮らし

 酒、止めた。この先一切!金輪際!なんて固くひたむきな禁酒じゃない。ちょっと、胃の具合悪いし、台本書きも始まったし、しばらく遠ざかってみっか、程度の緩~い禁酒だ。

 と言っても、何十年ぶりだぜ、アルコールが体内から一掃されてる状態って。なんたって、毎晩欠かさず、ってのをアイデンティティの一つと見做すくらいの酒飲みだからねぇ、これは実に新たなる世界の展開であるわけだ。

 発端は年末年始の暴飲暴食!ってほどたらふく食ったわけじゃないんだが、消化活動が一気に低速ギアに入りっぱなしになっちまった。痛みに七転八倒とか、下痢で便所とお友達、なんてことはないんだが、なんか、胸やけってえか、胃のもたれってやつが、ずっと居座っちまったんだ。

 多分、胃に穴開いたな、きっと。軽い胃潰瘍ってやつだぜ。あるいは、癌!?なんてことにも思いが至るのは歳の所為。ストレス?それはない。考えられる理由は二つ、一つは、年末から強度を上げたランニングと腹筋筋トレ?それと、毎晩胃袋を占拠するアルコール!

 運動を疑うのはさすがに無理筋だから、間違いなく真犯人はアルコールだ。この存在感を主張する胃の腑と付き合うこと1カ月半。よしっ、ここらで、イッチョ、禁酒ってやつで立ち向かってやろうじゃねえか。

 初日こそ、ウィスキー瓶から気持ちを引きはがすのに苦労したが、2日目からは、あれっ、飲まずに寝る時間!くらいのよそよそしさ。なんだよ、こんなにさっぱり別れられるのかよ!熱愛と思った女が、実はただの惰性で一緒だった、みたいな拍子抜けだ。

 それでも油断は禁物、せめて1週間くらいは過ごしてみなけりゃ、禁酒成功!なんて、でかい顔はできんぞ。リバウンド?ていうか、再発でおじゃん!なんて話もよく聞くしな。

 って、ことで、禁断症状に苦しめられることもなく、誘惑と闘うなんて葛藤とも縁遠く、ほい、気付いてみりゃ飲んでねえや、で1週間!

 なんでぇ、簡単じゃねえか。

 アルコールの体内注入を止めてみて、まず、胃の方は確実に快方に向かっている。昔のような暴飲暴食なにするものぞ!的な強者の胃の腑には程遠いが、ごくフツーに食べていれば、いつまでも食い物が居座ってるなんてこともなくなった。相変わらずコーヒーはがぶ飲みでもね。それと、頭脳明晰!いや、もちろん自前の明晰度の範囲内ってことだけど、ともすれば、午前中薄膜を被っていた頭がすっきり晴れ渡る夏の空!になった。

 良かったよ、台本書き始めたところで。まっ、頭すっきりしたからって、アイディア沸き上がって来るってわけじゃないし、物忘れ激しい老化脳から言葉が蘇ってくるわけでもないが、知的な忍耐力は増した気がするぜ。だったら、このまま台本完成まで禁酒を続けるか、てのが、今の心境だ。

 飲みかけのまま時間停止中のウィスキーたち、別に永のお別れってことじゃないから、安心して待っててくれていいぜ。

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菜の花座6月公演タイトルは『脱ぎたい女~テアトロ万華鏡物語~』

2020-02-26 09:09:25 | 菜の花座

 いいのかねぇ?予告してあったタイトル、変えちまって。

 昨年11月公演の時に、次回公演のお知らせチラシを撒いた。

 その時に付けてた作品名は『もう一人のコント志願』。井上ひさしさん没後10年の追悼の意味も込めて、井上さんの浅草フランス座時代をちょいとずらした物語にしようと思っていた。いや、それは今も変わらない。井上さんの浅草修行の翌々年、昭和33年の時代背景で書いている。

 ただ、コント作家が標的じゃ書き切れないってわかったんだ。やっぱり、この時代、ストリップだぜ!浅草は。と言うことで、もう一本柱が立っちまった。『脱ぎたい女~テアトロ万華鏡物語~』!

 それまで細々ながら軽演劇の専門館としてやってきた「テアトロ万華鏡」、時代の波に押されて、ストリップ小屋への変身を図るってお話しだ。コメディアンの成れの果てや志願者なら掃き捨てたいほどいる。が、ストリッパーとなると、これは見つけ出すのは大いに難題。街中、声かけまくって悪戦苦闘していた支配人の前に、脱ぎたい!って女が現れた。でも、それは、ある人たちにとっては、脱がせたくない女!さて、この意地の張り合いの行き着く先は?

 って設定で笑いを引き出そうというわけだ。もちろん、コント作家志願者にも爆笑必死の状況を準備した。この二つの基本骨格に、替え歌やら、ダンスバトルやら、お色気コントやら、さらには井上さんのコントなんかも放り込んで、サービス満載のステージを届けようって心づもりだ。もちろん、ストリップ?もある、多分、いや、絶対。

 なんて、いかにもほぼ完成の域に達したようなこと書いてるが、実は書き始めてまだ2日!タイトル決めて、登場人物に名前与えて、プロローグからシーン➀を越えたばかり。まだまだ先は長い。この先、どんな脇道、寄り道、行き止まりが待ってるかわからない。

 が、ともかく、スタートした。あとは、がむしゃらに突き進むほかない。なんたって、締め切りまであと10日しかないわけだし。

 と、言うことで、菜の花座第46回公演は6月14日(日)午後2時開演、今からご予定を!

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シフォンケーキ試作6回!またダメだぁ!

2020-02-25 09:23:07 | 食べ物

 一緒に暮らす年寄りに喜んでもらえるおやつ、まずは、プリンだろ。それと、シフォンケーキを定番に加えたいと思ってるんだ。庭先で鶏飼ってるお隣さんから定期的に卵もらえるってこともあるしね。

 小麦粉系のケーキでも、パウンドケーキなんかのどっしりものは入れ歯が受け付けない。シフォンケーキのあのさっくりしっとりが食べやすくってお気に入りなんだぜ。

 白身だけ使うレシピもあるが、残った黄身の使い道に気使うのも嫌だから、全卵を使うやり方でずっと試している。そう、すでに6回も焼いてるのに、未だに失敗続きだ。もう、どこがどううまくないって言うんだ?

 毎回配合を変えてるってのも、いつまでも成功しない理由の一つだな。白身と黄身を分けて、黄身に砂糖、湯、油を加えしっかり乳化、さらに小麦粉を加えてグルグル。そこに角立つまで泡立てたメレンゲを加え、型に入れて焼く。このうち、湯と油をとっかえひっかえしながら試してるんだ。湯は、牛乳、醤油+、リンゴジュース、チョコレート入り牛乳で試み、油はサラダ油、オリーブオイル、バターで試してみた。

 これダメだよな。実験手法の基本を逸脱している。結果の再現性を目指すなら、条件は極力同一、これ科学実験の原理原則だもの。あっ、一応理系なんで。

 上手くいった!と思って、取り出してみると、底が風に呷られた砂丘のようにえぐれている。

 うーん、白身は十分泡立てたし、流し込んだ生地は竹串で空気抜きをした。残る理由は、焼き上げ温度かな。古いオーブンだからなぁ、蓋がしっかり閉まらない。あるいは、180℃になってないのかもしれない。途中、焦げないようにと、温度を落とすのも良くないのかなぁ。

 ただ、バター&ミルクのもの、味は良かった。底が上がった分、ふんわり感は減ったが、それでも、しっとり絹のきめ、年寄りも喜んで食べてくれるようなので、まっ、いいか。

 よしっ、今度は温度に気を付けて7度目の挑戦だ。牛乳の代わりにブルーベリー、でやってみよう。って、まだ、懲りない。一度基本のプレーンに戻ってみりゃいいのにさ。

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