田植え終わって、やれやれ。
終わったぁぁぁ!感に浸るのもその日限り、
翌日から、田植え以上の試練、補植が始まった!
補植ぅぅぅ?そんなもんちゃちゃとだろ、って、フツウはな。
我が家の田植えは違うのよ。
田植えよりよっぽど大変なんだ。
補植用苗を腰に括りつけた籠に満タン詰め込んで、田んぼを歩く。絶え間なく欠株があるから、常に中腰、左手に持った苗を空いた箇所に植え付け続ける。
腰に来るぜぇぇぇ!
腕もぱんぱん、スクワットの態勢保つ腿もピクピク!首も疲れる、肩も凝る。
籠に入れた苗なんてすぐになくなる。その度、ぬかる田んぼをこき渡り、畔に戻って苗の補給。籠一杯になれば、気合いを入れて田んぼに戻る。
昨日、今日、目一杯取り組んで、1反3畝の田んぼ、なんとか終われるところまで来た。明日はその残りをし終えたら、家の前の1反部にかかる。多分ここも2日掛かるだろうな。
何なのよ、機械で植えたんじゃねえの?
機械の調子悪かったか?
いんや、田植え機は快調だった。ミスは一回、苗箱が引っかかったのに気づかず10mほど進んじまっただけ。田んぼも雨降り後で柔らかく、苗が刺さらずに田面に寝そべるなんてこともなかった。
それなのに、欠株だらけ!

発芽がねえ、悪かったのよ。順調に目が出たポットはすくすく青々育って、惚れ惚れする苗に育ったが、目が出なかったポットがそこら中に。
その不発芽ポットが欠株になるわけ。
今年の失敗の原因は、芽出し温度が不足したことだと思うな。芽がちょぴっと顔出す鳩胸状態が理想って言われてんだが、一部しかそこまで達してなかったのに、加温器(芽出し器)から上げてしまった。しかも、種蒔き後も低温続き、さらにボカシも未熟気味だったから、ポット内で腐ってしまったんだろう。
と、反省は来春に生かすとして、明日も続く、苦行労働!
あと2日、がんばっぺ!