黒いのが完成。
と言っても、デルタじゃなくて、飛行機のほうです。
今年はマメにブログ更新するぞっ!って正月から張り切ってたんですが、忙しくなってきたらすっかり手が止まっちゃってネタもなく、気が付けば一週間以上放置。
いちおう、デルタS4はクリアー吹いて乾燥を待って研ぎ出しして、お約束のコンニチワがあって修正しなきゃなー、ってとこで、画像的には面白味もないので次の機会に。
裏で作ってた、米空軍超音速高高度偵察機SR-71Aブラックバード、全くの素組みでして作業時間は僅かなんですが、それなりに楽しめましたのでお茶濁しに完成報告を更新ネタにしときます。
デルタS4を塗ったついでに黒く塗った上から、やや緑っぽい黒を塗ったんですが、全体に同じ色では面白味がないので今度はツヤ消しの黒でムラムラに塗装してみましたが、まだなんか面白くないなーってことで、箱絵を見ると上下方向に雨だれの跡のような縞模様があるので、これを参考にしてみようと。
まあ飛行機は屋外に駐機されることも多いし、なにぶん年季の入った機種ですから雨に打たれた跡もしっかり付いてて不思議じゃないでしょうね?ウェザリングのウェザーとは天候のことですから、まさにそれです。
筆で濃いグレーをこすり付けるようにしてシマシマがうっすらと見えるように。いわゆるドライブラシですな。
画像はデカールも貼って完成した段階ですが、ウェザリングはデカール貼る前にやってます。
しかし、このスケールでドライブラシによるウェザリングは無理があるかなあ?まあ自己満足してますから良いです。
マスキングはキャノピーのみ。最後のツヤ消しクリアーを吹くまで、マスキング貼りっぱなしなので、剥がすまでドキドキですw
内部が銀色になる脚庫は、内部ごと別パーツになっていて後からはめ込めば良いので、マスキングの必要なし。このあたりは完成品も発売している影響か、作りやすくなってるんですね。
で、マスキング剥がして見たけどガラス面積狭すぎて、内部なんか全然見えない…orz 特に、後ろの席なんて真っ暗です。
どうせ内部なんて大して作り込んでないからいいんですけどね、なんでも完成品商品はキャノピーは裏から黒塗りされてるとか。
それでも良いようなもんですね。
部隊マークは四種類用意されてましたが、愛嬌のある「ローズマリーズ・ベイビー・サム」を選んでみました。
部隊については全く知りません。調べてすらいませんw
どっちかというと、私はこうゆうコミカルなマーキングが好きかも。
あと、アメリカ機に多いセクシー系のノーズアートも好きなんですけどね。
なかなか、そうゆうキットを作る機会がなくて残念。
このドラゴンのキットをはじめ、最近の144飛行機キットにはだいたいカルトグラフのデカールが付いてます。
しかも、新しいキットなのでデカールもおそらく一年以内に印刷された新しいもの。
デルタS4もカルトでしたが、古くて死にかけてまして四苦八苦して貼ったので、(貼るのに気を使ったぶん考証がおろそかになって失敗しちゃったのね。これを言い訳という)、この新しいカルトのデカールを貼る作業はとても楽しいものでした。
最低限のデカールを貼るだけだから、どうってことないと思ってましたけど、黒い機体に白の文字はとても映えて、模型が生き生きとしてきます。作業してるうちにテンションが上がるのが分かりました。
とにかく、私はデカール貼りが好きですね。これが楽しくて模型作ってると言っても過言ではないw
まあ飛行機のデカールは、カーモデル用と違って薄いしニスもかなりギリギリまで無くしてあるので、気を使わないと失敗しますけどね、古くて死にかけよりは10倍ラクです。
こんな繊細なモールドにも、なんなくフィット。
高品質デカールの本領発揮です。
と言うわけで、完成です。
「踏むな」の赤ラインはやや位置が違ってたみたいだったけど、細けぇこたぁ、いいんですw
1/144とはいえ、全長23cmぐらいあって、今まで作ったなかで一番のビッグサイズ。たまにはこうゆうのもいいね。
SR-71Aブラックバードは、エルエス金型の往年のキットがありますが、この最新版のドラゴンのキットと比べてどうなんでしょ。
作り比べてみたい衝動に駆られますw
こうゆう、ノズル内部の繊細な表現は現代のキットならではかな。削り込んで隙間が見えるようにしたけど、コレが正しいのかどうか分からない…。
子どもの頃、飛行機雑誌の表紙を飾っていた正面からの異様なスタイルの画像に衝撃を受けたのが思い出されます。
それ以来、ずっと気になっていた機体をようやく作れました。
基本的にタンデム・エンジンの飛行機が好きだけれど、特にこうゆう左右の翼にエンジンが付いてるのっていいです。
力強く飛んでいく感じ。しかも、でかいエンジンだよね。かっこいい…。
ということで、すっかりラクして楽しめましたので、カーモデルに戻りましょうかねえ…。
とか言いつつ、正月に手を付けてしまったコレはどうしましょ?
FA-18Cホーネットです。コレも黒い機体なので、ついでに作るつもりでいたんですけど、いっぱいいっぱいで放置になってしまいましたが作りたい…。
ゴメンナサイゴメンナサイ
ウェザリング、好き好きありますよね。自分もやってみたいなぁと思いつつも、ついつい(クルマだと余計に)ピカピカに仕上げたくなってしまいます。
適当に貼ってると「機番の位置はもう少し前だね」とか飛行機モデラーにはすぐに指摘されちゃうんですよ。恐るべし。
ウォークウェイの赤い線のデカールってうまく貼れないです・・・いつも失敗します・・・キライ。
SR-71はすっごく大きいんですね。旅客機ぐらい?
雨だれ?か何かわかんないけど、シマシマ模様みたいになってますよね。アクセント的にいいと思います。ウェザリングお上手ですね。
やはりカルトグラフは良いですね。最近はカーモデルで新しいカルトを使ってませんので、この貼りやすさ馴染みやすさを忘れてましたw
カルトとはいえ、古くなれば硬くなりますし元々の品質も現在より落ちるのかも知れません。透けないのは昔のでも古くてもさすがですけどね。
ウェザリングは普通カーモデルでは使わない手法ですが、ラリーカーなどではアリですよね。一度チャレンジしたい事のひとつです。
>きららさん
考証して正確に作るというのはスケールモデルの基本ですし、それはカーモデルでも飛行機でも一緒だと思いますよ。
ただ、不可抗力により妥協も必要。カーモデルで妥協する時は前回のログの通り、激しく凹みますが、エセ飛行機モデラーなもんで今回は気楽にスルーですw
SR-71は全長は旅客機並みですが幅は狭いので、まだコンパクトなほうですね。ウェザリングは試行錯誤しながらやってますし上手なんてレベルではありませんよ。画像でそれっぽく見えてたらラッキーですw
144のSR-71といえば仰っていた旧エルエスが定番でしたが、今はドラゴンが出しているのですね。
新しいキットだけに144には見えないくらいの精密感がありますし、塗装も綺麗でカッコいいです。
それにデカールがカルトが付いているところがポイント高いですね。
正直国産デカールの品質の悪さには長年辟易してまして、ここ何年かで製作した国産キットで付属のデカールを使った完成品は一つもないですから。
最後に、次作られるホーネットは黒塗装ということですが、もしかしてブラックバニー仕様・・・・?
エルエスのSR-71の出来は知らないんですが、ドラゴンの144キットのモールドは評価が分かれるみたいなんですよ。
やや太くて深いので、「クドい」と思われるようです。私はキライじゃないですけどね。
最近の飛行機キットはカルトが付くことが多くて嬉しいですね。それが楽しみで飛行機作っちゃうところもありますw
ホーネットは、カナダ空軍の記念塗装か何かです。派手なデカールなので貼ってみたくて。
ホーネットのブラックバニーについては良く知りませんでしたが、存在したんですね。ちょっとぐぐってみたら、SR-71のブラックバニーもあった…。いろいろ作ってみたくなりますw