銅板で自作したアンダーパネルには、ボディーとズレないように四ヶ所に1mm径の穴を開けてボディー側にピンを立てました。
真ん中の大きい穴はボディーとの接続用、後方の穴二つはエンジンの位置決め用です。
台座固定用の穴をどっかに開けなきゃだなあー
アンダーパネルの後端にはジャッキアップ・ポイントが突き抜ける長細い穴があります。
金属板に長細い穴を開けるスキルは無いので、糸鋸で切り込みを入れます。
ジャッキアップ・ポイントは洋白から削り出し。
ホントはもっと小さくて繊細なカタチかなと思うけど、手持ちの工具ではこれが精いっぱい。
ミッション・エンドに固定されて、↓こんな風にアンダーパネルから覗きます。
ミッションに接着してしまうと上手くスリットに通らなそうなので、エンジン/ミッション固定後に接着するのが良さそうですね。
排気管もアンダーパネルを突き抜けます。突き抜け部分にはカバーが付くみたいなので、それっぽく・・・・
実際に排気管を通すのは無理だけど、後方から見える穴だけでも開けておきますかな。
ようやく後部のメカニカルな部分が片付きそうです。
まだフロント・サスにボディー・・・・やる事は多いです。
のんびり、ひとつづつ進めます。
( タメオ 1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )
映画「カセットテープダイアリーズ」
観てきました。
ひどい邦題だなーw
原題は「BLINDED BY THE LIGHT」。ブルース・スプリングスティーンの曲のタイトルで、その邦題は「光に目も眩み」
これで良くない?
1987年頃が舞台、主人公はカセットテープで音楽を聴き、文章を書くのが好きで日記を付けたりしてるのでこのタイトルなんだろうけど、どういう狙いなんだろう?
カセットテープを知らない若い人も増えているようなので、この単語が持つ時代感を狙ったんでしょうかね。
ロンドンからやや遠い小さな町に住むパキスタン移民の主人公。
昨今、米国の黒人差別問題が話題になっていますが、この映画を観ると当時の英国の移民差別も相当なもんですね。
そんな差別の中でも普通の若者として成長した主人公ですが、厳格なイスラム教徒の厳しい父親や貧困や不況で寂れた町で閉塞感を感じている。
そんな中でブルース・スプリングスティーンの音楽に出会い、人生が動き出します。
実話を元にしているようで、主人公はその後ライターとして成功しブルースとも親交を深めたようですが、映画は主人公が大学に進学するところで終わります。
実は自分もブルース・スプリングスティーンにハマった時期がありまして、それが無かったらこの映画は観に行かなかったかも知れません。
それだけにちょっと厳しい評価になりますが、うーん、ブルースの音楽があまり効果的に使われてないなー。
ブルースの音楽が地方の都市の労働階級の若者に訴えるものがあるのは分かるんですけど、それ以前にカッコ良さだとかブルージーな渋さだとか、まずそういうところから入らないとね、
歌詞だけに共感したように見えてしまうのは、ちょっと残念でした。
1987年というのもね、ブルースにハマるにはちょっと時期が遅い。本当にカッコ良かったのは70年代までだったんだよねー
などと、知ったかすると人から嫌われますね、誰がいつ何を好きになろうと自由です。
まあ音楽云々は置いといて、色んな困難の中で希望を見出す青春映画として見れば普通に面白いです。彼女になる女の子も80年代ぽくてキュートでした。
映画館で久々に大音量でブルースの歌を聴いたせいで、ブルースの昔のCDを引っ張り出して聴いてみますが、当時のCDは音圧が弱く残念な音質ですな。うん、確かに当時はカセットテープのほうが音に迫力があったわ。