前にも書いたことがあるが、私は家で本を読むとき、立ちながら読んでいる。理由は本の内容がよくアタマに入るからである。椅子に座ったり、畳に坐っているよりも、立っているときの方がアタマのハタラキがよいと感じる。アタマは、アタマだけで活動しているのではなく、全身の影響を受けている。筋肉や骨、神経や血管などでつながっているのはもちろんだが、そういう物理的な物とは違うものでもつながっている感じがする。それを「気」というのかも知れないが、今はこれ以上述べない。
立ちながら読むとき、同じ姿勢でずっといるとからだを解したくなる。そんなときには片足で立ったり、からだを捻ってみたりするが、それは決まった動きではなく、自然に出て来るものである。意識的に行なうのは、「丹田の上下運動」。丹田は骨盤と連動する。丹田をゆっくりと上げていくと、背中はまるくなっていく。膝はやや曲がり、胸・頭は前側に倒れる。次に丹田をゆっくりと下げていくと、先ほどとは反対に背中は伸びていく。膝が伸び、胸・頭は起き上がる。これを数十回くりかえす。前提として全身の力を抜いた状態ですることが大事である。
このようなからだの使い方、前後系の動きは、日常生活の中でそれほど多くはない(実は前後の動きはあるのだが、上半身だけを倒したりして、骨盤を使えないことが多い)。ここで腰をキチント前後に動かしておくことは、ぎっくり腰や腰痛の予防というだけでなく、(手足をバラバラでなく)全身をつなげて使うことをからだが覚えることになる。太極拳の「開合」も、丹田の上下の力を全身に伝えていくものである。
立ちながら読むとき、同じ姿勢でずっといるとからだを解したくなる。そんなときには片足で立ったり、からだを捻ってみたりするが、それは決まった動きではなく、自然に出て来るものである。意識的に行なうのは、「丹田の上下運動」。丹田は骨盤と連動する。丹田をゆっくりと上げていくと、背中はまるくなっていく。膝はやや曲がり、胸・頭は前側に倒れる。次に丹田をゆっくりと下げていくと、先ほどとは反対に背中は伸びていく。膝が伸び、胸・頭は起き上がる。これを数十回くりかえす。前提として全身の力を抜いた状態ですることが大事である。
このようなからだの使い方、前後系の動きは、日常生活の中でそれほど多くはない(実は前後の動きはあるのだが、上半身だけを倒したりして、骨盤を使えないことが多い)。ここで腰をキチント前後に動かしておくことは、ぎっくり腰や腰痛の予防というだけでなく、(手足をバラバラでなく)全身をつなげて使うことをからだが覚えることになる。太極拳の「開合」も、丹田の上下の力を全身に伝えていくものである。