気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

考え方のクセ

2021-06-13 06:58:03 | 「立つ」健康法
 何処かに行きたくないとき、本当に行きたくないのだろうか。誰かに会いたくないとき、本当に会いたくないのだろうか。生命の危険があるような所へ行くときには、行きたくないと思うのは普通だろう。性格的に合わない人とは会いたくないだろう。しかしもしかしたら、ただ習慣的に「行きたくない・会いたくない」と思っていることもあるかも知れない。少しイヤなことがあっただけで、それからずっとイヤなままでいて、行ってみたらそうでもなかったということはよくある。
 「行きたくない・会いたくない」と習慣的に、そう思ってしまっているのなら、変わる可能性がある。私は、人は物事の判断や選択を、性格ではなく「考え方のクセ」でしてしまうことが多いと思っている。その都度純粋にニュートラルな状態で判断・選択するのではなく、先入観で「そのことはイヤ」と決めつけている。もちろん全てのことに対して一々判断・選択していたら疲れてしまうだろう。しかし「考え方のクセ」で生きてしまうのはモッタイナイ。自分の生きる範囲を狭めてしまい、いいものに巡り会う機会が減ってしまう。そして何より自分らしく存在する時間が少なくなってしまう。
 「考え方のクセ」が出る前に「キチンと立つ」と、物の観え方が変わることがある。いつもなら「イヤだな」と思うところが「そうでもないな」となる。それだけでもずいぶん生きやすくなるのではなかろうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする