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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

真夏の沢釣り

2012-07-26 16:02:30 | 渓流・鮎釣り

 春先に全く釣れなかった沢(桂川の支流)を再び訪ねた。雨も降らず、条件は良いとは言えない中での釣行。ここは餌である「山のミミズ」に頑張ってもらうしかない。大きなミミズが水の中で暴れてくれれば(魚にとっては美味しそうに見えて?)、警戒心の強い岩魚も飛び出すだろう。

 沢を登っていくと、いたるところの岩に名を知らぬ「青い花」が咲いていた。星の形をして、私を見ているようだ。

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 ヤマユリも水辺で涼んでいた。

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 結局、大きなポイントでは釣れず(普段から釣り人が入っているのだろう)、小さな処(人が竿を入れてない処、こんな処に居るのかという処)で岩魚を2匹釣った。帰宅後のビールが美味い。


山女魚は待っていた

2012-07-12 14:50:39 | 渓流・鮎釣り

 桂川の支流・某沢で山女魚を2匹釣った。餌は山で捕まえたミミズ。本流ではなかなか釣れないので、こうして時々「沢釣」に来る。

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 4年くらい沢釣をしているが、上手くなったという実感はない。1匹も釣れないことは良くあるし、雨が降り、条件が良ければ釣れるというのは、以前から変わらない。多少変わったことは、(水苔などで滑って)転ばなくなった。釣り糸を木の枝などに引っ掛ける回数が減った。現場に忘れ物(タモ[網]・餌箱・・・)をしなくなった。それから無理な遡行(危ない滝を横から登ったり)をしなくなった。ということだろうか。

 今年はあと何回釣りに行くだろうか。以前は毎週行ったが、最近は気分が乗らない時にはやめている。


北京・円明園で釣る

2012-06-28 13:27:43 | 渓流・鮎釣り

 今日、一匹も釣れなかったからなのか、北京での釣りを想い出した。

 1992年頃、北京に留学中の私は自転車で10分程の「円明園(清の時代、西太后が離宮としていたところ)」で釣りをした。「福海」という大きな池で、糸を垂らしてみるが全く釣れない。そろそろ帰ろうかと思っていたら、近くにいた釣り人(中国人のおじさん)が見かねた?のか、「これでやってごらん」と言って自分の餌をくれた。その餌は、赤虫を大きくしたような感じ(ミミズよりは小さい)で、乾燥していてツルツル・ピカピカしていた。こんなもんで釣れるのか、半信半疑だったが、やってみると直ぐ釣れた。私のココロは踊り、おじさんに礼を言った。その魚は、鮒に似ていたが、日本の物よりは細身だった。

 「福海」の池のほとりには、西太后がそれを眺めるための特別な場所があった。その跡が残っていたはずだが、どんな様子だったか思い出せない。遠くに見える山と、池の水のバランスが「絶妙」な、そんな場所だった。西太后は大きな椅子に腰掛け、「福海」を眺めながら何を思っていたのだろうか。権力を欲すれば、水の中は観えないだろう。私が釣ったのは当時から自由に泳ぎ廻っていた魚の子孫かも知れない。

 

 


 釣れても釣れなくてもビールは美味い

2012-03-15 15:07:19 | 渓流・鮎釣り

 桂川の本流で竿を出してみる(今季3度目・朝2時間ほど)が、魚の気配が無い。餌も川虫・みみず・ぶどう虫と変えてみるが、全く反応が無い。私の技術が拙いだけなのか。それとも水温が低すぎて活性していないのか、或いはそのポイントに魚がいないのか(去年の台風で渓相が変わり、山女魚が移動してしまったのか)。

 あまり釣れないのも面白くないので、支流に行ってみた。しかしこちらも反応が鈍い。2回バラシテ、3度目に釣れたのがこの綺麗な山女魚。

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帰宅後は、渓流シューズや竿の手入れをして、シャワーを浴びる。そして

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至福の時である。ぼんやりと今日の釣行を振り返る(あまり反省はしない)。釣れた時の感触を想いだしながらビールを飲む。

ビール杯は信楽焼で、弥延潤太先生(小学生のときの担任の先生)の作品。ルックスもシブイが手に持ち易く(ピッタリ来る)、飲み口が広くなっているので、一気に大量のビールを流し込むのに適している。すごいのは、泡がクリーミー(繊細で柔らかい泡)になるのである(写真をクリックして大きな写真で観るとお分かりになるのでは)。


台風前にちょっと

2011-09-01 16:32:18 | 渓流・鮎釣り

 今日は朝から釣りに行くかどうか迷っていた。天気予報では、山梨県に大雨注意報が出ていた。午前中くらいなら大丈夫だろうと、取りあえず8時過ぎに家を出た。電車から桂川を観ると、濁流である。本流を諦め、支流で竿を出す。一昨日、山で捕まえて置いたミミズをハリに付ける。昨晩の雨で水が多く、条件は良いがアタリが無い。先行者がいるのかなと、不安になる。沢を20分程歩いてから、ようやく25センチ上の岩魚が続けて2匹釣れた。暫くして山女魚が掛かった。小さな滝つぼを暴れ回ったそれは29センチあった。1時間で3匹、下手な私にしては大漁である。

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