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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

やっぱり・・・。

2009-08-07 23:59:59 | 日記
今日の19時半から放送されたNHK「ノーモアヒバクシャ」。
出演者に「姜尚中」が見えた時点で半分見る気が失せる。
核廃絶を訴える番組に、核保有国である北朝鮮を擁護する発言を繰り返す氏を起用する大いなる矛盾。
今のNHKにとって、氏はよほど「愛いヤツ」なのであろう。(本年4月より「日曜美術館」の司会にも起用)

他の出演者と見れば、お決まりの被爆者団体の代表、なぜか広島出身という無名モデルに視聴者からのFAXを読ませ、広島局のアナがもっともらしく締めくくるというやはり「わざとらしい」番組であった。
長崎と旧ソ連カザフを衛星でつないで仰々しく始まったが、核の被害地域としては他に仏領ポリネシアを取り上げたくらいで、北東アジアに関しては北朝鮮の脅威にチラっと触れた程度。
カザフに程近い東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の被害については結局一言も触れなかった。

かつてNHKでは「シルクロード」シリーズを大々的に放送した。
一時はブーム的な状況もあったから、実際に現地に行った日本人も多いだろう。
しかしその時期、楼蘭遺跡の近辺では中国による核実験が頻繁にあった。
NHKはこれを知っていたのか。
知っていて多数の日本人を危険な地域にいざなったとするなら、恐ろしい話だ。
NHKは番組制作時のみならず現在も核実験に関する認識はないというが、証拠がアメリカから出てきたことは昨日書いた通りである。

理想論の裏に隠された「ご都合主義」もいい加減にしてもらいたい。
もはやNHKは日本人のためのメディアではなくなっている。

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