2022年度の将棋大賞が3日に発表されました。
最優秀棋士賞は藤井聡太竜王。叡王防衛,棋聖防衛,王位防衛,竜王防衛,王将防衛,棋王挑戦,奪取。名人挑戦。日本シリーズ,銀河戦,朝日杯将棋オープン,NHK杯と出場できる棋戦ですべて優勝。文句のつけどころがない成績で当然の受賞。記録部門の最多勝利賞と勝率1位賞も受賞しています。2020年度,2021年度に続き3年連続3度目の最優秀棋士賞です。
優秀棋士賞は渡辺明名人。名人防衛。名人という大きなタイトルを防衛したことでの選出になりました。2005年度,2008年度,2010年度,2011年度,2015年度,2018年度,2020年度,2021年度に続き3年連続9度目の優秀棋士賞になります。
敢闘賞は羽生善治九段。王将挑戦。実績としては永瀬王座の方が上でしょうが,大きな話題を提供したという点が大きかったと思います。1987年度,1991年度に続く32年ぶり3度目の敢闘賞になります。
新人賞は服部慎一郎五段。新人王戦優勝。記録部門の最多対局賞も受賞しました。
残る記録部門の連勝賞は18連勝の渡辺和史六段でした。
最優秀女流棋士賞は里見香奈女流五冠。女流王位防衛,清麗挑戦,奪取,白玲挑戦,奪取,倉敷藤花防衛,女流王座防衛。2009年度,2010年度,2011年度,2012年度,2013年度,2015年度,2016年度,2017年度,2018年度,2019年度,2020年度,2021年度に続き8年連続13度目の最優秀女流棋士賞です。
優秀女流棋士賞は西山朋佳女流三冠。女王防衛,倉敷藤花挑戦,女流王将挑戦,奪取。女流名人挑戦,奪取。記録部門の女流最多対局賞も受賞しました。2021年度に続き2年連続2度目の優秀女流棋士賞。
名局賞は王将戦第二局。女流名局賞は女流王座戦第五局。名局賞の特別賞は朝日杯将棋オープン2回戦の藤井聡太竜王と増田康宏六段の将棋。終盤で後手の玉が延々と逃げ続けた一局です。
協同してひとつの個物res singularisを構成する個体の数が多くなればなるほど,いい換えればあるひとつの個物が複雑になればなるほど,そうした個物一般とこの個物あるいはあの個物といわれるような個物との一般性のレベルの差は大きくなるだろうと僕は考えています。僕はあの人間あるいはかの人間といわれる人間と人間に共通する本性essentiaによって規定される人間の間にある一般性のレベルの差は,あのティラノサウルスあるいはこのティラノサウルスといわれるティラノサウルスとティラノサウルスに共通の本性によって規定されるティラノサウルスとの間にある一般性のレベルの差よりも大きくなるといいましたが,それはこの理由によっています。人間というひとつの個物を構成する個体の数はティラノサウルスを構成する個体の数よりも多く,その分だけ人間の方がティラノサウルスよりも複雑な個物であることになり,なので個々の人間と人間一般との間の一般性のレベルの差は,個々のティラノサウルスとティラノサウルス一般との間にある一般性のレベルの差よりも大きくなると僕は考えるのです。
そしてこれは仮説としてではありますが,このことが各々の共通概念notiones communesの間でも成立すると考えるのです。すなわち僕たちが構成する人間一般の共通概念,これは人間に共通の本性を認識するcognoscereことによって構成される共通概念ですが,こうした共通概念は,ある知性intellectusが形成するティラノサウルス一般の共通概念と比べたときに,同じようにある個物に共通する本性によって構成される異なった個物の共通概念であるという点では一致しますが,だから一般性のレベルが同じレベルにあるというのかといえばそういうわけではないのであって,より複雑な個物である人間に共通する本性よって構成される人間の共通概念の方が,一般性のレベルが高くなるのではないかと思っています。あるいは同じことですが,人間の共通概念よりもティラノサウルスの共通概念の方が,より明瞭判然とした共通概念であるのではないかと思っているのです。
これはあくまでも仮説です。そして人間に共通の本性が何であるのかとかティラノサウルスに共通の本性とは何かも大きな課題になるでしょう。
最優秀棋士賞は藤井聡太竜王。叡王防衛,棋聖防衛,王位防衛,竜王防衛,王将防衛,棋王挑戦,奪取。名人挑戦。日本シリーズ,銀河戦,朝日杯将棋オープン,NHK杯と出場できる棋戦ですべて優勝。文句のつけどころがない成績で当然の受賞。記録部門の最多勝利賞と勝率1位賞も受賞しています。2020年度,2021年度に続き3年連続3度目の最優秀棋士賞です。
優秀棋士賞は渡辺明名人。名人防衛。名人という大きなタイトルを防衛したことでの選出になりました。2005年度,2008年度,2010年度,2011年度,2015年度,2018年度,2020年度,2021年度に続き3年連続9度目の優秀棋士賞になります。
敢闘賞は羽生善治九段。王将挑戦。実績としては永瀬王座の方が上でしょうが,大きな話題を提供したという点が大きかったと思います。1987年度,1991年度に続く32年ぶり3度目の敢闘賞になります。
新人賞は服部慎一郎五段。新人王戦優勝。記録部門の最多対局賞も受賞しました。
残る記録部門の連勝賞は18連勝の渡辺和史六段でした。
最優秀女流棋士賞は里見香奈女流五冠。女流王位防衛,清麗挑戦,奪取,白玲挑戦,奪取,倉敷藤花防衛,女流王座防衛。2009年度,2010年度,2011年度,2012年度,2013年度,2015年度,2016年度,2017年度,2018年度,2019年度,2020年度,2021年度に続き8年連続13度目の最優秀女流棋士賞です。
優秀女流棋士賞は西山朋佳女流三冠。女王防衛,倉敷藤花挑戦,女流王将挑戦,奪取。女流名人挑戦,奪取。記録部門の女流最多対局賞も受賞しました。2021年度に続き2年連続2度目の優秀女流棋士賞。
名局賞は王将戦第二局。女流名局賞は女流王座戦第五局。名局賞の特別賞は朝日杯将棋オープン2回戦の藤井聡太竜王と増田康宏六段の将棋。終盤で後手の玉が延々と逃げ続けた一局です。
協同してひとつの個物res singularisを構成する個体の数が多くなればなるほど,いい換えればあるひとつの個物が複雑になればなるほど,そうした個物一般とこの個物あるいはあの個物といわれるような個物との一般性のレベルの差は大きくなるだろうと僕は考えています。僕はあの人間あるいはかの人間といわれる人間と人間に共通する本性essentiaによって規定される人間の間にある一般性のレベルの差は,あのティラノサウルスあるいはこのティラノサウルスといわれるティラノサウルスとティラノサウルスに共通の本性によって規定されるティラノサウルスとの間にある一般性のレベルの差よりも大きくなるといいましたが,それはこの理由によっています。人間というひとつの個物を構成する個体の数はティラノサウルスを構成する個体の数よりも多く,その分だけ人間の方がティラノサウルスよりも複雑な個物であることになり,なので個々の人間と人間一般との間の一般性のレベルの差は,個々のティラノサウルスとティラノサウルス一般との間にある一般性のレベルの差よりも大きくなると僕は考えるのです。
そしてこれは仮説としてではありますが,このことが各々の共通概念notiones communesの間でも成立すると考えるのです。すなわち僕たちが構成する人間一般の共通概念,これは人間に共通の本性を認識するcognoscereことによって構成される共通概念ですが,こうした共通概念は,ある知性intellectusが形成するティラノサウルス一般の共通概念と比べたときに,同じようにある個物に共通する本性によって構成される異なった個物の共通概念であるという点では一致しますが,だから一般性のレベルが同じレベルにあるというのかといえばそういうわけではないのであって,より複雑な個物である人間に共通する本性よって構成される人間の共通概念の方が,一般性のレベルが高くなるのではないかと思っています。あるいは同じことですが,人間の共通概念よりもティラノサウルスの共通概念の方が,より明瞭判然とした共通概念であるのではないかと思っているのです。
これはあくまでも仮説です。そして人間に共通の本性が何であるのかとかティラノサウルスに共通の本性とは何かも大きな課題になるでしょう。