「時代」なんて言葉をタイトルにすると「何事か?」ってなもんですが・・・・・・
3月一杯で終了したタモリさんの「笑っていいとも」や萩本欽一さんが大舞台での公演の出演を引退する、というニュースは感慨深いものがあります。
「笑っていいとも」に関してはその前の番組「笑ってる場合ですよ」の中のコーナー「お笑い。君こそスターだ」は今活躍している芸人さんの登竜門で今でも記憶にあります。
既に成人していましたから、実は「子供の頃から親しんだ」という印象ではありません。
が、欽ちゃんにちゃんに関しては小学生の頃からの憧れで劇場で二郎さんと繰り広げる「新しい動きと間のある笑い」に腹を抱えていました。
その後、「スター誕生」では私と同学年の森昌子、桜田淳子、山口百恵の中3トリオ、石川さゆり、ピンクレディなどの親しみを覚えるスターが生まれて、「欽ちゃんのどんといってみよう」に始まる冠番組のシリーズでは視聴率100%男と呼ばれる快挙を揚げ、仮装大賞では小さな子供からお爺ちゃんお婆ちゃんまで楽しめる怪物番組を育て・・・・・です。
まだ小さな劇場なら「やるかも」と言っていますし、テレビなども出られるんでしょうが、大舞台での欽ちゃん走りは見れなくなるのでしょうし、欽ちゃんの号令で「バンザーイはなしよ!!」に大観衆が反応するのも聞けなくなるのか、と思うと寂しいものですね。
私は関西人ですから「お笑いは関西」なのですが欽ちゃんだけば別格で他の関東人にはない「間」がステキでした。
彼の言葉を借りると「笑わせるのはダメ!!笑われるのもダメ!!ツイツイぷっと笑ってしまちゃった、というのがいいの」です。
私の中で脈々と生きている教訓です。
え、お前はお笑い芸人になりたいのか?って言われますよね。
そうじゃないんです。
接客もそういうものかな、と思うのです。
大物2名の幕引き。
見事なものでした。
お疲れ様です。