ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

10月の予定

2012年09月30日 02時36分03秒 | スケジュール

間もなく10月です。

誠に申し訳ありません。10月はお休みを1日多めにいただきます。

まず・・・・・

2日(火)は定休日です。

3日(水)は樋口は東京の会議の為、18時半頃に戻ります。ゆっくり目にお越し頂くと有難いかな、と思います。

15日(月)は岩手県盛岡でソムリエ協会の総会があります。当初私抜きで営業しようかな、とも思いましたが、臨時休業とさせて頂きます。

16日(火)は定休日です。

つまり15日(月)16日(火)は連休を頂く、と言う事になります。

28日(日)も臨時休業を頂きます。

という事で計4日の休業。ご迷惑をお掛けいたしますが何卒御了承賜りますようにお願い申し上げます。

さて今日から三宅君はフランスのワイナリー巡りに出かけました。

10月7日までおりません。私と竹中店長のおじさんコンビで頑張りますので、宜しくお願い致します。


お陰様で・・・・

2012年09月29日 03時43分05秒 | ちょっと休憩

昨日は「ブログ見たでえ!!」の呼びかけにお応えいただき、沢山の方々にお越し頂きました。

結果的には通常以上の入客になり、バタバタいたしました。

有難うございます。

残念ながら、今日は土曜日ですので忙しそうですので「ブログ見たでえ!!」はありませんが、またの開催の時を逃さないようにブログ並びにFB、ツイッターのチェックをお忘れなき様にお願い致します。

さて、9月も残り2日。

まだ暑さを感じる事もありますが、季節の移りゆくさまを食材や料理の仕立てを通してお楽しみ頂ければ、と思います。

また有難いことに拙ブログを参考書代わりにしている、というお声も聴きます。

恥ずかしながら、例えば試験やコンクールに向かわれる方には物足りない、或いは変則的な表現が多いブログをご自身で解釈されて、恐縮至極です。

どうぞ、皆さん、樋口のブログ通りに喋ったら恥をかいた、とならない様にお気を付け下さい(笑)

という事で、今日も張り切って皆様をお迎えいたしますよ。

お待ちしています!!!


今日はアレです。

2012年09月28日 02時34分19秒 | ニュース

といっても

まずは、私、樋口は痛風持ちでして、ほぼ日常に支障はないんですが12週に1度、血液と尿の検査にいっている、その日に当たっています。

「大変やなあ」と言われそうですが、意外と行き出すとある意味癖になりますね。

担当の先生が同い年の気の知れた先生だ、という事もありますが、自分の健康状態を簡単ではあっても知れる、というのは必要ですもんね!!

主には尿酸値を見ますが、中性脂肪も含め、ここ2回くらいは改善の兆しがあって嬉しいのですね。

という事で、ウキウキ気分で出勤前のひと時を過ごしたいと思います。

なんて言っていると、今日は予約なしです。

そう!!

「ブログ見たでえ!!」の登場です。

今回は月末近しと言う時期ですのでアイテムを固定せず、全アイテムを対象にしたいと思います。

シャンパン:3種ありますが全て400円引き

白ワイン:11アイテム全て300円引き

赤ワイン:15アイテム全て200円引き

食後酒:デザートワイン、ブランデー類全て300円引き

という事でいかがでしょうか?

勿論「ブログ見たでえ!!」って囁いてくださいね!!

お待ちしています!!!!!


今日は趣向を変えて・・・・

2012年09月27日 03時10分52秒 | ちょっと休憩

このブログではワインの事、料理の事、スケジュールなどなどを中心に書いています。

が、フェイスブックをのぞいてみると皆さんの中にはご自身の好きな歌をアップしている方が結構いらっしゃるのですね。

私も過去、載せたことはあるのですが、習慣にはなっていません。

だって、知らないんです。

知っていたとしても限られたシンガーの限られた歌しか知らないんです。

でも、それでもいいかな、と何故か思いまして今日はそうしますね。

吉田拓郎さんの「イメージの詩」

今でも自転車での帰り道、自然に口ずさむ大好きな歌です。

人生論な唄ですね。

どうぞ、じっくり聞いてあげてください。

http://www.youtube.com/watch?v=WbIii9LKYXk&feature=related


食後は・・・・

2012年09月26日 01時57分33秒 | ワインの事

昨日は臨時休業の日でした。

私はゆっくりしておりまして、何時もの時間まで寝て(昼頃)「さあ、どうしようかな」と思いながら、また寝て、夕方に風呂に入り、さすがにお腹がすいてきて食事に出ました。

で、いつもより沢山食べて、満腹になると欲しくなるのが食後酒ですね。

頂いたのは岡山のマスカットのグラッパです。

いわゆる粕取りブランデーですが、その名の荒さに似合わない上品なマスカットの香りで気持ち良い〆になりました。

私は食後にはグラッパ(イタリアでの呼び名)やマール(フランスでの呼び名)が欠かせません。

満腹の胃をスッキリさせてくれる、というのは勿論ですが、気持ちが豊かになりますね。

多くの場合、マスカットのような白葡萄ではなく、赤ワイン=黒葡萄からのものが多いのですが、それもその筈、赤ワインはワインの液体を絞り出した後、既に川や種にまとわりついているのはアルコールを含むワインですから、水分を足して絞り出せば「第2のワイン」が出てくるわけです。

昔はそれも飲用にしたそうですが、蒸留機に掛ければ美味しいブランデーです。

何が良いかと言うと、皮や種からの香気成分が多いのでしょうね。

多くのグラッパは樽熟成などしないことが多いのに香ばしいのは、そのせいですね。

高いアルコールの刺激の後に戻ってくるアーモンドやコーヒーリキュールを思わせる香りは、チョコ系デザートやエスプレッソが更に美味しくなります。

個人的には(店でもそうしていますが)冷凍庫で低温にしています。アルコールの揮発を抑え舌への刺激も程よく、グラッパらしい香ばしさが残ります。

そむりえ亭にも、大体2種類は、このタイプのものを常備していますので、是非食後の〆にお試しください。

って、既に多くの方は試されていますね(笑)


メニューの構成

2012年09月25日 02時15分01秒 | 食・レシピ

そむりえ亭では、毎月メニューが替わります。

これは大変なことです。私は言うだけですが、造るほうは並大抵ではありません。

さて、では如何に私が坂本君にメニューを構成してもらうかと言うと

1:素材が散っている。

2:調理法が多岐に亘っている。

3:色々なワインに合わせられるラインアップになっている。

4:季節感がある。

などなどを要求しています。

毎月約半分のメニューを入れ替えますが、大変な下調べが必要なんですね。

しかし、彼は彼なりに、もう一歩踏み込んで

1:古典を入れる

2:創作を試す

をバランスよく組み込む、を試行錯誤しています。

そむりえ亭の料理はシェアが基本ですから、更に「取り分け易さ」や「ソースのすくい易さ」も必要ですから、なおアイデアが要りますね。

と言いう事で、10月のメニューも段々と形になって来ました。

9月とどう違っているのか、どうぞお口でお試しください。

なんて言いながら、今日は臨時休業頂きます。

明日26日にお待ちしています!!!


今日は2次試験です。

2012年09月24日 00時30分26秒 | ちょっと休憩

今日はソムリエ協会の1次試験を乗り越えた方々が受験する2次試験の日です。

受験生の方々には全力で立ち向かって頂きたいと思います。

前にも書きましたが「受かることが目標」ではなく「受かる位に勉強してお客様に正しい事を伝えられる」ことが目標です。

仮に今日体調が悪くて落ちたとしても、来年「もう一回勉強できる」と言う位のつもりで取り組んでくださいね。

私は名古屋の会場でお手伝いをいたしますが、地元大阪の受験生の皆さんにも遠く名古屋から(そんなに遠くありませんが)応援をしています。

 

といっても、受験生の皆さんはこんな時間にブログは見てませんよねえ・・・・

ま、気持ち、ですね。

必勝を祈念しています。


ここ暫く先までの樋口の予定

2012年09月23日 03時06分02秒 | スケジュール

さてメッキリ秋らしくなって来ました。

ソムリエの業界も然りです。

明日24日(月)は呼称資格認定試験の2次試験日です。

どうぞ、受験者の方々は精一杯頑張って頂きたいと思います。

さて私はというと当日のお手伝いは名古屋になりました。(一次試験と同様)

朝8時集合ですので、今日23日(日)は最終の新幹線で名古屋に向かう事にしました。

よって21時半頃に着替えて22時半の新幹線に乗り込む予定です。

皆さんの早い時間のお越しをお待ちしています。

それ以降はワインは三宅君に任せますので、来年試験を受ける彼を鍛えてあげて頂きたいと思います。

また25日(火)は今月の臨時休業日です。合わせて御容赦賜りたい、と思います。

10月に入りますと3日(水)はいつもの東京での会議です。19時には戻りたいと思いますので、この日はゆっくり目のお出掛けをお願いできれば、と思います。

 

という事で、皆様にはご不便をお掛けいたしますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

さて涼しくなってきたこの辺りから「夏バテ」は始まります。

お身体にお気をつけ頂きたい秋の始まりです。


ワインを決定付ける要因Ⅱ

2012年09月22日 03時49分15秒 | ワインの事

昨日は、表題の内容で「土地」か「葡萄品種」か、と書きました。

勿論、それも大切ですが、ソムリエにとっては、むしろヴィンテージが重要になったり、造り手が気になったりします。

 

ヴィンテージは「この年は軽めだから、前菜で使える」とか「この年は強い年だから、強い肉に使える」などの指標になります。

また造り手は葡萄の品種のバランスが例えば南ローヌだったら「グルナッシュ多め」だったり「シラーが目立つ」などの差が出たり、「新樽は使わない」「新樽をしっかり」とかは若いうちは目立って印象が違います。

 

しかし、それは高額なワインの話であって、日常用のワインに関しては、ヴィンテージも造り手もあまり気になりません。

産地が訴えかける個性、葡萄が語りかける個性の双方の和が殆どのワインの幹となっています。

ワインって面白いですね。

ま、我々ソムリエはそこのところを采配しながらワインと戯れます。

どうぞ、その戯れの中にご一緒頂ければ、と思います。

楽しいですよ!!

お待ちしています!!!


ワインを決定づける要因

2012年09月21日 02時32分04秒 | ワインの事

ヨーロッパでは、それを「土地である」といい、ラベルに土地の名を冠します。

ニューワールドでは、いやいや「葡萄の種類が決定的だ」といい、品種表記をします。

しかし、ヨーロッパでは書かれている土地の名前の裏には「決められた品種」があり、つまり品種に依存することは間違いありません。

では、ニューワールドでは、自由に何処の土地で何を造ってもいいと言いながら、例えばナパではカベルネやメルロが優勢であり、サンタバーバラではピノが、パソロブルスではローヌ系品種が優勢である、つまり品種に依存していることが判ります。

勿論、それだけではありません。

その土地ならではの造り方や、新しい手法の登場などで、土地の印象も葡萄の有り様も変ります。

温暖化と言われるものは、随分イメージを覆すワインを生み出してもいます。

しかし、ボルドーにはボルドーの個性、ピエモンテにはピエモンテらしさが間違いなくあります。

カベルネはピノよりタンニンが多く、シラーは先ずスパイシーさが骨の部分に感じられます。

ですから、ソムリエは土地、葡萄、造り、気候を知っていなければ「どう扱ってよいか?」が出来なくなりますね。

 

ちなみに、そむりえ亭は今日現在、葡萄品種の造り手違いや畑違いがソーヴィニヨンブラン、シラー、シャルドネ、などで楽しめます。ま、勉強の場所ではないのですが、お二人でお越しの時に同じ葡萄の違うワインを注いで比べる、ってことも出来ますね。

少し興味のある方は申し出てくださいね。

お待ちしています!!