ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

「ほう言注意報」とか・・・

2020年06月30日 23時53分44秒 | サービス
何度も書いたことですが飲食に限らず「ほう言注意報」について書いています。

お客様に伝える内容に「不要な言葉」を付け足してしまって、むしろ解りにくくなってしまう、という話。

例えば・・・

コチラのほう→コチラは、で充分です。

〇〇を使った△△=松阪牛を使ったステーキ→松阪牛のステーキ

〇〇になります=松阪牛のステーキになります→松阪牛のステーキです(ございます)

✖✖円からお預かりします(会計時)→✖✖円をお預かりします。

etc・・・・

単語は少なくて良いのです。

ちょっと違う例かもしれませんが、若い頃に藤本義一さん(故人;直木賞作家)のセミナーで聞いた話は何度か書いています。

「私は妻と結婚して20年の月日がたった」という例文を最適な文に校正しなさい、という課題を与えられました。

多くの方が修飾語を増やしたり、説明を増やしたり、或いは「派手な言葉」に替えたり・・・

しかし藤本義一さんの模範解答はたったの6文字。

皆、感嘆の顔をしていました。

その6文字の方が何十字の文より的確だったんです。


「普段、ダジャレばかりのお前が言うても説得力ゼロや‼」と言われそうですね。

話せば長くなります。

続きを聞きたい方は店でお話ししますね。


           樋口誠

2020年7月のスケジュール

2020年06月30日 00時45分41秒 | スケジュール
「もう7月」なのか、「まだ7月」なのか、いずれにせよ月が替わります。

7月のスケジュールをご案内いたしますので、ご参考になさってくださいまし。

まずは先日26日の記事「7月の営業概要」をご覧いただきたいと思います。

7日(火):お休みを頂戴します。私は久しぶりに東京での会議です。

13日(月):お休みを頂戴します。

19日(日):お休みを頂戴します。

24日(金):お休みを頂戴します。

30日(木):お休みを頂戴します。


7月もどうぞ宜しくお願いいたします。


          樋口誠

じゃあ、今日も・・・・

2020年06月30日 00時11分30秒 | ニュース
一昨日は「ある還暦を迎えるお客様」がいらっしゃいまして、その方には店の事で色々お手伝いを頂いた経緯から「コースにちょっとええワインを入れてしまおう」ということをしました。

カリフォルニア・ナパのバックヴィンテージものです。

その方は3名様でしたので、若干を他のお客様にもお出ししたら好評。(そりゃそうですよね)


在庫を確認したところ、まだセラーの中に「通常コースに入れるには少し高い」けど「ま、たまにはええか」というのが若干ありまして・・・

ということで今日も「とりあえず1本」=6杯分お出ししようと思います。沢山いらっしゃれば2本目を考えますね。

どのワインにするかは今日1番のお客様(電話やFBでの問合せも含めます)にご意見をお伺いして決めたいと思います。

現在候補としてフランス南部辺りで2地区、アメリカで2地区、南米で1地区などからの15年~20年程度の熟成のもの、グラス売りすれば一杯辺り3,000円前後でしょうか?

気になる方は是非‼


            樋口誠

原稿が・・・・

2020年06月29日 01時33分47秒 | ちょっと休憩
「ヒーローインタビュー」や「試合前インタビュー」

最近は、どの選手も文言が似ています。

原稿を読んでいるような、と言っても良いかもしれません。

「しっかりと準備をして・・・」「しっかりと球を捉えて・・・」「気持ちを切らさないように・・・」「「チームを邪魔しないように・・・」

決しておかしなことは言っていませんが、何か物足りなく感じています。

政治の世界の「プロンプターを読んでいるだけ」に近い印象です。

あるプロスポーツチームの関係者に聞いたことがあるのですが「新人などにはインタビューの受け応えを教えている」と・・・


実際には試合直後などは原稿などないと思いますが、しかし、なにか「定型文」的なのですね。


過去の選手でいうと「世界の盗塁王」福本さんのインタビュー等は「これぞ自分の言葉」でしたし、イチローさんもそうです。

水泳の北島康介さんも個性ある表現でしたね。

勿論、「放送禁止用語」的な指導は必要なのかもしれませんが、過剰な「型にはめる」指導はやめて欲しいな、と思います。


さて今日29日はお休みを頂きます。(これは既定の休みです)

今日中にお問い合わせが必要な場合はSNS(Facebookのメッセンジャー、TwitterやInstagramのDM)が便利です。

(PCメールは不具合が解消しておりませんので,お避けください。)


また月末30日は沢山空いていますが、昨日ちょっと古めのワインを開けましたら好評でしたので30日も予定しています。

アイテムは未定ですが最初のお客様の希望に沿いたいと思います。

お待ちしています‼


           樋口誠

昨日も「ちょっとラッキー」

2020年06月28日 00時15分49秒 | ちょっと休憩
この3か月が大変、って言うことには変わりはありません。

それでも何処かに「ちょっとラッキー」ということは散らばっているものです。

ちょっと前にもありましたが、帰宅時間がまだ通常(深夜1時閉店)より早いと色々な人に道端で出会うのですね。

昨日も「そろそろ来られるかなあ?」と思っていたお客様がジョギングをしているところに出くわしたり、

昨日の記事の様に「ふだん観られない番組」を観られたり・・・

輸入元の方や同業者と会った時にも、これまではしなかった様な情報交換をしてみたり・・・


勿論、時短営業ですので、お越しいただけないお客様もいらっしゃるのですから喜んでいる訳にもいられません。


7月から一時間営業時間が延びまして、8月には完全に戻したいと思いっています。

それはそれで「前と同じ時間でも風景が変わっている」となるのか「いやあ、同じだ」となるのか?

楽しみでもあります。



さて6月は今日28日は営業、明日29日は既定の休み、30日は営業です。

今のところ数日のうちに「予約が無いので休み」というのは無さそうです。

皆様のお越しをお待ちしています‼


          樋口誠


「ニュース23」にて

2020年06月26日 23時07分40秒 | ちょっと休憩
昨晩、と言っても時間がズレて今日に掛る放送でした。

パックンことパトリックハーラン氏がアメリカでの「Blacck lives matter」の運動の最新版を解説していました。

今回の大きな話題は「ディズニーランド」のスプラッシュマウンテンで掛かっている音楽。

それが南部アメリカでの奴隷制時代の実情を反映していない、ということでディズニーサイドが「差別的でない音楽を差し替える」と発表したのだとか。

日本のディズニーでもそれに倣うだろうという観測です。

コロナで「新しい生活様式」が話題になり、私なりの見解も書いていますが、これは更に大きい人間の根源に関わる問題です。

そう言ったことがこれまで見逃されていた社会を「一気に変える」取り組みかもしれません。

「新しい生活様式」はコロナによるものだけでなく、差別や階層的なものに対してもドラスティックに変わらないといけないと思います。

私は投票出来ませんが、東京都知事選はその試金石になるのかな、と・・・・


パックンが言っていたもう一つはコロナによる「鎖国」

他の国でもそう(往来禁止)ではあるものの、一定の国は日本より感染者が少ない国でも行き来が無く、日本の国籍・永住権を持つ外国人=パックンも含む=すら日本に帰国出来ません。日本人は戻っているのに、です。

優秀な大学の先生や学生もそうらしいのですが、大きなマイナスではないのかな?と心配になります。

コロナによるものは一歩立ち止まって「過剰な新しさ」に走らないで「元の形」で済むものを少しづつ回復しないといけないと思っています。


さて、今日は土曜日ですが一件しか予約がありません。

皆様のお越しをお待ちしています‼


          樋口誠

7月の営業概要

2020年06月26日 00時34分31秒 | ニュース
5月16日の営業再開から一ヶ月半近く。

本調子にはまだまだですが、徐々にフル稼働に近づけていきたいと思っています。

7月は下記の様に営業いたします。

営業時間:18時オープン 23時閉店(ラストオーダーではなく閉店時間です)
     6月より1時間延びました。
     お食事をされる方は21時半くらいまでにお入りください。
     2次会使いで「あと1,2杯」と言う場合は22時過ぎでもお入り頂けます。

休み:通常のお休みは月5回の不定休(後日ご案内いたします)
   前日の時点でご予約のない日は休みます。(7月中旬以降は予約ゼロでも休みません)

メニュー:コース3種(10,000円、12,000円、14,000円)(メインは2種からチョイス)(すべてワイン込)
     アラカルト:コースを分解したもの+6種
          (スープ、ピクルス、トリュフの香りのポテト、ハモンイベリコ、温前菜1種、魚料理1種)

お席:カウンターは全8席稼働しています。
   テーブルは正面に人がいない配置ですので最大6名様のグループ2組までです。

ご予約:営業時間中はお電話、営業時間外や休みの日はSNS(樋口のFB、Twitter、Instagram、ブログのコメント等)
                   (PCメールは調子が悪く、現在ほとんど使えません)

衛生状況:着席次第アルコール消毒をして頂きます。
     暑くない日は玄関を開けています。
     暑い日は締め切りますが換気扇とダクトは計6台稼働させています。

備考:遅い時間の2次会や3次会使いの場合、酔いの深い方で大声を出される方はご遠慮頂きます。


僅かですが、お使い頂き易いようになっています。

皆様のお越しをお待ちしています。


          樋口誠

今日はお休みを頂戴します。

2020年06月25日 00時41分39秒 | ニュース
営業再開以来、申し上げていますが「予約ゼロの日は休む」と言う方針を取っています。

で、今日25日がそれにあたり、お休みを頂戴いたします

「あ、今日行こうと思っていたのに」と言うお客様には申し訳ありません。

この方針は7月中旬までは続けますので御容赦の程、宜しくお願い申し上げます。


         樋口誠

土着品種などなど・・・

2020年06月25日 00時35分53秒 | ワインの事
ワインは数えることが不可能なくらいの葡萄品種が使われています。

流通する多くのものは「国際品種」と呼ばれるフランスやイタリア等の有名産地で使われている品種です。

それでも軽く数十品種は数えられます。

実際には地方地方に残る「土着品種」というものを数えるととんでもない数なわけです。

中には「実はその品種Aは別の産地のBと言う品種、或いは隣の国のCと言う品種と同じだった」というものもありますので、よって更に数えるのが難しくなります。

そむりえ亭でもそういう品種は時折出てきます。

例えば最近使っていたもので「ベローニ」というラツィオ(イタリア)の白品種。

来月は「シャヴガピト」というジョージアの赤品種。


何故それを使うのかと言えば、少なくても「珍しいから」ではありません。

たまたま、それが30種以上揃える「そむりえ亭のラインアップの一角にあっていい」と思われる味わいだからです。

ワインに興味を持たれた方は「珍しいもの」に惹かれるかもしれませんが、実際は料理とともに味わうに相応しければ満足と言う方の方が圧倒的です。

また昨日書いていた「呼称資格認定試験」を受験する方には土着品種はむしろ覚えないほうが良いかもしれません。


ま、しかし、そういうのもアリと言う方は「なんか珍しいのんをマリアージュに混ぜて」とご用命ください。
(無理な日もあります)

 
            樋口誠

呼称資格認定試験

2020年06月24日 00時26分04秒 | ワインの事
コロナ禍でちょっと遠い感じになっていましたが・・・・

昨日「今年2次試験を受けるんです」と言う方が来られました。

そう、毎年のソムリエ協会主催の「呼称資格認定試験」はどうにか開催されます。

2年前からのCBT方式(computer based testing)に変って、個別のブースの受験ゆえ可能なんだろうと思います。

試験方法はこの三年変わらずですが、しかし、今年は随分と受験者の状態や心境が違うはず。

つまり、ワインスクールなるものが軒並み授業を休止しているわけでして、自力の勉強で受験をすることになるからです。

私としては意地悪なつもりもありませんが、その方が良いのではないか?と思っていたりします。

私自身ワインスクールには通っていませんでしたし、そむりえ亭から受験したものも行っていません。

飲食業の方の多くはそうではないでしょうか?

真面目にワインと向き合い、日頃の実務や「お客様へどう説明するの?」というプレッシャーが成長を促すのです。


いや、私も講師をしていた時代がありますのでスクールを否定をするものではありません。

しかし、行けない人がいるのも事実ですし、「ほんとの腕試し」的な「2020年の試験」と言う試金石です。

今からでも遅くありません。

ソムリエ受験でもワインエキスパート受験でも「何故、自分はこの試験を受けるのか?」と心に問うて、今の自分に「何を覚えることが大事か?」「一本のワインから、出来る限りの情報を得よう」と気張ってください。


一次試験を通った後で訪れる二次試験はブラインドテイスティング。

これは「正しい方法論」位はお伝え出来ます。(受験対策的な話ではありません)

ご希望の方はお申し出ください。


さて6月も残り1週間。

皆様のお越しをお待ちしています‼


            樋口誠