ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

藤本義一さん

2012年10月31日 02時07分10秒 | ニュース

桑名正博さんが亡くなられて、悲しい思いをしている人が多い中、先程帰宅して作家の藤本義一さんも亡くなられたことをニュースで見ました。

深夜番組「11PM」の司会を1965年から1990年まで勤められた藤本さんは50以上の方には絶大な人気、いや信頼を得ていたのではないでしょうか?

実は先生は私の20代の頃、飲食業向けにセミナーをされたことがありました。運よく私はその場にいて話に引き込まれたのです。

今でも後輩相手に使わせて頂いているネタです。

「言葉」の使い方を実に見事に語っておられ、ず~~~っと私のバイブルの様な存在になっています。

「妻と結婚してから20年の月日がたった」というフレーズをどう変えれば原稿料の高い作家になれるか?という問いから、アッという答えを導いてくれました。

えっ、答えを書けって・・・・

そうはいきません。

そむりえ亭に来られた時にお話しします。

天国の藤本義一さん、有難うございました。


ゲヴルツトラミネール

2012年10月30日 02時31分18秒 | ワインの事

この葡萄は、ワインの中でもかなり異色な風味を持つことで有名ですね。

バラやライチが最もよく使われる形容詞。

華やかで甘い香りと口に含んでも甘やかで、糖分が少なくても甘い印象を与えるワインを生み出す葡萄です。

アルザス地方があまりにも有名でフォワグラには必須といっていい葡萄です。

それのみに留まらず、甘口好みと辛口好みのが一緒の時にも力を発揮しますし、食後酒の替わりにもなりますね。

そむりえ亭では出番が多い品種です。

ちなみに、この葡萄の名は北イタリアのチロル地方のトラミン村から来ていると言われますが、イタリアではトラミナーアロマティコ、フランスのジュラ地方ではサヴァニアン.ロゼとも言われます。

フォワグラでなくてもパテの類やカレー風味の料理の時に絶大な力を見せてくれる品種です。

たまには有名な赤品種やシャルドネのような白でなくゲヴルツトラミネールもテーブルに上げて頂きたいな、と思います。

まだまだレストランでもワインバーでもグラスで開けている処が少ない様ですが・・・・・

そむりえ亭では勿論開けていますし、私の知人の店でも開けている所は何軒か知っています。

どうぞ、お楽しみください!!!


ワインメーカーズディナーのご案内

2012年10月29日 02時00分48秒 | ニュース

ひさしぶりのご案内です。

11月26日(月)にフランス南西部から「シャトーモンテュス」で有名なアランブリュモン氏が来日。

そむりえ亭でワインメーカーズディナーを開催頂けることになりました。

氏はこの地区のタナ種を一流品種として育てただけではなく、白も素晴らしい出来栄えのワインを造り出しています。

氏の造る5種のワインとそむりえ亭の料理のマリアージュを生産者の語りを聞きながらお楽しみ頂ければ、と思います。

日時:11月26日(月)  19時~

場所:そむりえ亭

会費:お一人様12,000円(税込)

募集人員:20名

申込方法:お電話で  06-6484-0530 樋口をお呼びだしください。

締切:11月20日頃(定員になり次第締め切ります。

お電話お待ちしております!!!!


今日28日(日)は臨時休業です。

2012年10月28日 02時19分18秒 | スケジュール

前にもお伝えしていました様に、今日28日(日)は臨時休業です。

ご予定されていた皆様にはご迷惑をお掛けいたします。

ただ今、スタッフが私を含め3名ですので、定休日以外に2度程、臨時休業を頂くわけです。

どうぞご御容赦頂けます様にお願い申し上げます。

ちなみに11月は今現在の予定では11日(日)と25日(日)を臨時休業に予定しています。

合わせて御理解賜ります様にお願い申し上げます。


1秒とか2秒の積み重ね

2012年10月27日 02時49分23秒 | ちょっと休憩

昨日は同業者と動線の話になりまして、店の中のサービスを含めた動きをどう導くか、簡単に言えば動きやすいか、と言う話になりました。

実は飲食業にとって、ここが肝、といって間違いありません。

人の数は人件費さえかければ、沢山の仕事がこなせるのでしょうが、現実には増やすことは至難の業ですね。

例えばグラスワイン一杯出すのに、グラスはカウンターの右手にあって、それを手に取ってワインのある位置に行くのですが、これがカウンターの左側であれば、2秒はロスが出ます。

更に、そのワインが残り少なく新しいボトルを開けなければならない場合、そのボトルが離れた所にあれば更に何秒かロスが出ます。その時、手に持ったグラスを置いて抜栓をすればさらにロスです。僅か1杯2杯のグラスワインですら何十秒のロス。

それが、重なれば数組のお相手をしている内に何分かのロスにつながる訳ですね。

可能な限りの無駄な動線をなくして効率よく動かなければお客様に手早いサービスは出来ません。

僅か1秒2秒を言うなかれ、です。

だって2秒あれば、大体の風景=お客様のグラスの空き具合がチェックできますし、「今は何をすべきか?」を考える事が出来るのです。

それはお客様の満足度を上げる為の重要な「基礎」なんですね。

ですから、従業員は上司には力いっぱい訴える事が重要です。

そこのセクションに関わっていなければ、それは判りません。昔取った杵柄、では無理なんです。

今、そこにいる人が「お客様を待たせない為に」「お客様に同じ時間で完成度の高い商品を提供するために」と言う思いがあれば、それを実践しなければなりませんね。

幸いにも私はオーナーですから、自分でそれを決められます。

しかし、居ぬき物件を使っていますので、物理的なことは甘受しながらの微調整。でも、何とかなるものです。

これを読まれたオーナー様は、どうぞ現場の声を聴いてあげてくださいね。

お店の長い発展の「基礎」なのですから・・・・・


ドイツワインのイメージも・・・・

2012年10月26日 02時20分21秒 | ワインの事

ドイツワインは昔からフランス系の品種、中でもブルゴーニュ品種がそこそこ使われています。

例えば赤ではシュペートブルグンダー=ピノノワール。

昔は「薄い」と言うのが印象でした。

色の事ではありません。果実味も香りも少なかったのですね。

ところが、最近では充分な色も香りも果実味も持っていますし、むしろ温暖化のお蔭でブルゴーニュよりブルゴーニュらしい事さえありますね。

白ではヴァイスブルグンダー=ピノブランやグラウアーブルグンダー、あるいはルーレンダーと呼ばれるピノグリ。

ヴァイスブルグンダーに関しては、バリック(ボルドー型小樽)熟成までしてブルゴーニュのシャルドネも凌駕するものもあります。ピノグリにしても「如何にもドイツ」を彷彿させる甘いニュアンスが有りましたが、今ではアルザスのそれと区別がつかないですね。

中でもヴァイスブルグンダーは可能性を感じます。

物によっては過剰な樽熟のものもありますが、酸に支えられて背筋ののびた綺麗な果実味で決して樽が主張しない、しかし100%新樽のものもあります。

世界的に過剰な樽が敬遠される時代ですから、これは有難い傾向です。

私達50代以上の年代はドイツは甘口、と括りがちですが実は既にそうではないのですね。

勿論、昔ながらのものも重要な意味を持っているのだろうとは思いますが、食事のお供としての位置付けでは最近の生産者の努力に敬意を払わざるを得ませんね。

お若い方々には、「樋口よ、何をいまさら言っているんだ!!」と笑われるかも知れません。

が、ま、そういう時代に育ったんですね。

皆さんも長くやっている内に、ありゃ変ってるぞ!!という事が必ずありますから、変化に敏感に付き合ってください。

それがワインの面白さでもあるんですから・・・・・・


昨日は・・・・・

2012年10月25日 02時23分52秒 | ちょっと休憩

「ブログ見たでえ!!」を開催しました。

オープンして直ぐに「見たでえ!!」と2組いらっしゃったのです。が、そのあとはヒマでお席が空っぽになり、「やっぱりヒマか・・・・」とあきらめかけていたところ、なんと一気にカウンター、後ろの二卓、奥のテーブルと埋まって、お断りまで出てしまいました。更に遅い時間もご利用があり、売り上げこそ「ブログ見たでえ!!」の割引分だけ少なかったのですが、平日以上の賑わいになりました。

本当に有難うございます。

並びにお断りしたお客様の「ブログ見たでえ!!」があるから来られた様で、申し訳ない限りです。

また次回をご期待頂ければ、と思います。

という事で、今日はお陰様でご予約も好調です。

元気に頑張りたいと思います。


今月何度目でしょうか?「アレ」です!!

2012年10月24日 03時11分51秒 | ニュース

ここ暫く回数が減っていると言われている「ブログ見たでえ!!」

今日がソレです。

でも、忙しい訳では無い!!!!!ってことは声を大にして言いたい、私・・・・・

さて今日は9アイテムがお得です。

泡1:ラックス05                           1,150円→900円

泡2:ボランジェ.スペシャルキュヴェ               1,500円→1,100円

泡3:パイパーエドシック00                    1,800円→1,300円

白1:アルザスブラン10マルセルダイス               950円→800円

白2:サンロマン.スールシャトー07セバスチャン.マニャン  1,350円→1,000円

白3:クーレ.ド.セラン06ジョリー                  2,000円→1,500円

赤1:バルバレスコ.サンクリストフィロ06F.ドミニコ      1,250円→900円

赤2:シャトーブースカッセ.ヴィエイュヴィーニュ09ブリュモン 1,350円→1,000円

赤3:メルキュレー.クロ.デュ.ロワ99フェヴレー        1,600円→1,100円

如何でしょうか?

地方、品種、色々散らしてのご用意です。

どうぞ、ご遠慮なく「ブログ見たでえ!!」ってささやいてくださいね!!

お待ちしています!!!!!


年甲斐もなく

2012年10月23日 02時00分53秒 | ちょっと休憩

ちょっと前に書いていたかと思います。

お腹周りが気になって、ここ3か月ほど、腹筋をやっています。

いやいや、笑われるほど軽い腹筋で、このブログを書き終わった後の1分程と起きて風呂に入って「歯を磨いている」間の、これまた1分位です。

お陰様で腹が引き締まってきましたが、ベルトがゆるくなってしましました。

ま、それは良いとして、お客様から「痩せたなあ」とも言われるようになったのです。(これも書きましたっけ?)

飲食業を営む者として、これは頂けません。

元来、貧相な顔立ちですので、これ以上貧相になっては美味しいものも、不味くなるってもんですからね・・・・

で、この10日程はむきになって食べすぎました。

ちょっとフックラしようかな、という事です。

が、今日は終日胃が痛みまして、パワーが前回とは言えませんでしたね。

いや、ほんの少し増やしただけなんですけど、年には勝てないのかな、と反省です。

でも、腹筋は止めたくない、痩せたくないのジレンマは暫く続きそうです。

どうぞ、皆様、飲食業のオーナーの一番の胃痛の原因「ヒマ」だけは味わわせない様にお願い致します。

せめて腹筋だけが痩せる原因であって欲しいですね。

という事で、今日は深夜の食べすぎは控えて、賄いも控え目にして意をいたわりたいと思います。

がんばりま~~す!!


ちょっと嬉しいこと・・・・

2012年10月22日 03時41分02秒 | ちょっと休憩

私はいつも自転車で帰るのですが、大体の日はコンビニに寄って帰ります。

2日前もそうだったのですが、先程寄って買い物をしていたら店員さんから「一昨日、1000円札が2枚重なっていまして、貰いすぎました」と丁寧に袋に入れて渡してくれました。

当たり前と言えば当たり前ですが、コンビニの形態で24時間の引き継ぎがあって、私だった、と推測するのは大変だったと思います。

良い刺激を貰いました。

なんか、嬉しいですね。いや、1000円が帰ってきたからではないですよ。気持ちの問題です。

さて、ドンドン涼しくなっていますね。

今日は気持ちよく頑張れますよ!!