ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

3月のスケジュール

2014年02月28日 03時10分09秒 | スケジュール

3月のスケジュールをご案内いたします。

日曜のお休みが3回あります。

3月4日(火):定休日です。が、私は谷町の「ル.クロ.ド.マリアージュ」にて「震災復興コラボディナー」のお手伝いを致します。今日14時が締め切りですので「行きたい!!!」って方はお早目に、ル.クロ.ド.マリアージュまで!!!

3月9日(日):お休みを頂戴します

3月12日(水):いつもの東京での会議です。19時オープンとさせて頂きます。

3月16日(日):お休みさせて頂きます。「OSAKAID立ちあカーレ2014」でワインブースのお手伝いに参ります。

3月18日(火):本来は定休日ですが16日にお休みを頂きますので営業いたします

3月23日(日):お休みを頂戴いたします

場合によっては、若干の変更があるかも知れません

その際は早めにブログ並びにFBにてお知らせいたしますのでご了承ください。

いつもいつも変則で申し訳ありません。

3月も宜しくお願い致します。


歓迎会

2014年02月27日 03時40分35秒 | ちょっと休憩

昨日はちょいと早めに閉めさせて頂いて鹿子木君の歓迎会でした。

1月6日から来ておりましたから遅れ過ぎの歓迎会ですね。

鹿子木君、ゴメン!!

さて・・・・・

近くのスペインバル、というよりレストランにも負けない美味しい料理を出して頂ける「スパイス」さんへ・・・・・・・

そこでは近所の同業のメンバーがおりしも重なり楽しい宴になりました。

鹿子木君のとっては濃い一晩だったと思いますが大事なメンバーとの出会いでもあって今後につながればと思います。

私も久しぶりにはしゃいで賑やかにいたしました。


この30数年間、数限りない歓迎会、送別会をして来ましたが、新しい人を迎えるのが一番うれしい事です。

私の今後を託せる人材に育ってほしいものです。

今日は忙しくなりそうです。

頑張ってほしいな、と思います。


2点、ご案内です。

2014年02月26日 02時38分59秒 | ちょっと休憩

早いもので間もなく3月ですね!!

3月は忘れもしない東日本大震災が起こったメモリアル。

私も絡んだイベントが2件あります。

1:3月4日(火):仲良しのレストラン「ル.クロ」とのコラボでディナーを致します。

場所は「ル.クロ.ド.マリアージュ」(谷町)

時間は19時~

会費は12,000円(税別)(現金のみ)(うち10パーセントを義捐金と致します)

ル.クログループのシェフたちの料理5品に私が5種のワインを合わせます。三宅君もへルプに入ります。楽しんで「すこーしお役に立とう」というイベントです。

まだお席が有るようですので是非ご検討ください!!

お申込は ルクロのブログをご覧ください。

2:3月16日(日):同じく震災復興を祈念した大きなイベント「OSAKAID2014立ちあカーレ」を大阪城公園で開催します。我がソムリエ協会もワインブースでお手伝いさせて頂きます。

チケット制ですのでHPをご参照ください。http://www.osakaid.com/2014/outline.html


という事ですので、皆様、そむりえ亭は勿論のことですが、この2つのイベントも応援頂けると幸いです。

尚、3月のそむりえ亭はこの両日はお休みを頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します!!!


甘口ワイン

2014年02月25日 02時51分39秒 | ワインの事

私がこの仕事を始めた頃はドイツの甘口、といってもスタンダードな所謂QBAワインが目立って売れており、バブルの頃はちょっと贅沢にシュペートレーゼやアウスレーゼに代わっていきました。

あ、ポルトガルのロゼの発泡性のマテウスロゼは抜群の人気でした。

当時はドイツワインの事は大きな比重で勉強されていましたね。

私の前の世代ではワインは甘口が当たり前で赤玉ポートワイン=ワイン的なイメージを持っている人も少なくありませんでした。

何もこれは日本に限った話では無く、アメリカでもオーストラリアでも甘口から人気を獲得していたのですね。

それから日本には星の数ほどのワインが溢れてきて甘口から辛口にシフトが進み、「甘口なんて」と言う空気が流れ出します。

私にもそういう時期がありましたし、辛口のワインの幅広さだけでも追いかけるのは大変ですから一旦甘口離れが起こるのもやむなしなのかな、と思わないでもありません。

その傾向は今でも続いているのかも知れませんが、私自身はこの15年位は甘口大歓迎なソムリエになっています。

貴腐や酒精強化のものは勿論、陰干しや発酵停止で甘みを残したもの、ゲヴルツトラミネールやピノグリの様に残糖は少なくても甘く感じるものetc・・頻繁に使っています。

フォワグラには当然合ったり、デザートに合わせるよりも意外と肉に合ったり、チーズに良かったり、食後にそれだけで美味しかったり・・・・・

3月にはフランス南西地方のジュランソン地区の甘口を使いますが、この地区では辛口のものをわざわざ「ジュランソン.セック(辛口)」と書き甘口は「ジュランソン」の表記のみ。甘口万歳な産地ですね!!

プティマンサンという葡萄を干からびさせて(パスリヤージュと言う)造りますが、深い黄金色のそれは甘く複雑ですが、酸味が綺麗で「甘口過ぎない」感を演出しています。

「どう使おうかな?」と考えるのが楽しいワインですね。

辛口一辺倒だった人には甘口もたまには手を出して頂きたいな、と思う今日この頃です。


色々な人がいるのです。

2014年02月24日 02時30分48秒 | ちょっと休憩

ちょっと思想的な話かもしれませんが・・・・・

JOC会長の息子さんが「メダルをかじるな!!品が無い」とか「国費で出させてもらっているのだから、負けて『いい思い出です』などと言うな!」と言って物議をかもしているそうな。

中には「確かに品が無い」「国民の代表なんだから『思い出』で片付けるな」と賛同している人も少なくないらしいのですね。

また選手を擁護する人も多い訳ですが、中には「マスコミが噛むように要求するから選手はやむなくやっているのだ」というものも出てきます。

そうなのかなあ・・・・・と私には思えます。

そんなに下品なのかなあ・・・・

思い出、って悪い事かなあ・・・・・・


前回の冬季オリンピック時の「腰パン」や「適当なインタビュー」はちょいと首をひねりましたが、メダルを噛む、いい思い出、は私には全く問題なく受け入れられる範囲です。

国費でもなんでもありませんが私も小さなメダルを頂いたことがあります。

噛みまくりました。しかも、いい思い出、です。

ま、レベルが違い過ぎて参考になりませんね(涙)


でも私も断言できるのは、選手として出て大衆の眼前で「負けを宣告」されるのは顔は笑っていても辛いもの、という事です。


久しぶりで「アレ」です!!!!

2014年02月23日 02時55分31秒 | ニュース

昨日は土曜日という事もあり忙しくさせて頂きました。

後半はお席が空いてきていましたが、こういう時に限って大人数の問い合わせが多く、お断りせざるを得ないという勿体ない状況でした。残念!!!!

さて、そう言っている内に久しぶりに「アレ」です。

今日は予約が有りません。「ブログ見たでえ!!」の登場です。

全てのグラスワインを300円引きと致します!!!!!

どうぞご遠慮なく「ブログ見たでえ!!」と、しかし、小声でささやいてくださいね。


今朝は冷え込みますが、それ以降の一週間くらいは暖かくなりそうな予報です。

まだまだ三寒四温の始めの時期ですので油断は禁物ですが、まずはホッと一息。

良い時間をお過ごしください。


ある日気が付けば・・・・・

2014年02月22日 02時57分13秒 | ちょっと休憩

「あ、そういえば」という事がありますね。

例えば30歳位までの私は、この季節に皆を悩ます花粉症など「なに?それ?」って感じで意に介していませんでした。

が、30歳を過ぎた辺りから「えっ、ひょっとしてコレって花粉症?」という症状が出始めたのです。

ソムリエとしてはつらい事でした。

ま、他の人の「酷い症状」に比べればマシだったとは思いますが・・・・・・

が、丁度10年続いて40歳になった途端「そういえば今年は無いな!!」

翌年も「今年もないぞ!!」となるのです。

特別な治療はしていませんでしたが、聞くところによると「そういうもん」らしいのですね。

しかし、その少し後くらいから一つ別の症状が現れることになります。

どちらかと言えば好きだったコーヒーを飲むとエヅクようになったのです。

ほんのちょっとなら大丈夫なのですが、しっかり頂くとゲホゲホと・・・・・・

これも10年ちょっと続いたでしょうか?

昨年の終わりくらいから症状が軽くなってきました。

知人のコーヒー専門家に言わせると「良いコーヒーなら脂も痛んでいないから大丈夫」というのです。

とは言え

そうでないコーヒーもさほどに苦しくなくなってきました。

「ある日、突然」ですね。


そう言う事は自身のことばかりでなく、色々な人が経験していますし、話を聞きます。

蕎麦アレルギーの様に命に係わることでは簡単に「もう大丈夫かな?」なんて実験は出来ませんが、そうでない場合は再チャレンジしてみても良い事があります。

嫌いだと思っていたものが「いやああ、美味しかったんや!!!!!!」ってことも度々聞くのです。

「ある日、突然」いい方向に転換していれば幸せですね。

勿論、その逆でダメになってしまうこともあります。ショックですよね!!

ならば尚更「大丈夫を増やす」ことが楽しいのではないか?と思ったりする今日この頃です。


更新、遅れました(泣)

2014年02月21日 14時27分18秒 | ちょっと休憩

昨日は広島でソムリエ協会の総会でした。

朝から理事会、総会、大試飲会、セミナー、ソムリエ.ドヌール=名誉ソムリエ就任式、大々的なワインパーティと一日中ホテルの中で過ごしておりました。

広島の地にどれだけの人が集まるのか?気になっておりましたが、大盛況でワインの世界の広がりが期待できる頼もしい会で、嬉しく思いました。

皆さんから「お疲れ様でした!」と声を掛けられますが、私などは何もしていないに等しく、いつもご苦労をおかけするのは開催支部の皆さんです。

準備段階から途轍もない時間を掛け、心を配られての開催です。

関係各位には中国史部の皆さんに拍手をお願いしたいと思います。


と、そんなことを書きたかったのですが、昨日は一睡もせず広島入りをしたものですから、行事終了のあと部屋に帰ってPC[を立ち上げ、TVを付けたあとの記憶もないくらい倒れるように眠ってしまい、気づけば朝だったのです。

更新を楽しみにしておられる「ご奇特な人」には申し訳なく思います。

ともかく、元気を頂いた総会です。

今日の営業も頑張ります!!


ワインメーカーズディナー

2014年02月19日 23時57分00秒 | ちょっと休憩

昨日はジョゼフドルーアン社のワインメーカーズディナー。

終えて先程帰って参りました。

ご満足いただけたか、どうか、はお客様のみの知るところです。

思えばホテル時代から数えきれないほどのワインメーカーズディナーを担当させて頂きました。

フランスではボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、アルザス、南西地方、コート.デュ.ローヌ、ロワール、ラングドック。

イタリアではピエモンテ、トスカーナ。

スペイン。

ポルトガル。

レバノン。

アメリカはカリフォルニア、ワシントン、オレゴン。

チリ。

オーストラリア。

ニュージーランド。

日本。

沢山の生産者と彼らのワインを美味しく楽しんで頂けるように料理を考えてきました。


しかし、来られるお客様にはリピーターが多いので、同じ料理と言う訳にはいきません。

で、毎回頭を悩ませます。

それが楽しいのですね。

昨日かいた「母親の味」とは違う異文化のワインを毎回違う料理で楽しんでもらう、って思い白い仕事です。

次は何時になるでしょうか?

インポーターの担当者の方が見ていらっしゃれば、是非お声掛けを頂きたいな、と思います。

皆さんもこのブログで最初の発表を致しますので、どうぞお見逃しなく!!!



ということで今日20日はお休みを頂いてソムリエ協会の総会で広島に行ってきます。

ほとんど寝ずに女子フィギィアをTVで見てからの出発ですがお店がお休みですので皆様には眠たい顔をお見せすることはありません。ご安心ください(笑)


母親の味とか・・・・

2014年02月19日 04時35分18秒 | ちょっと休憩

味覚の感度は人それぞれと思います。

酸味に強い、辛さに強い、苦みが嫌いetc・・・・

しかし、唐辛子を辛いと思うのは殆ど同じでしょうし、砂糖が甘いのも共通認識ですね。

コーヒーに砂糖を一掬い入れるのと三掬い入れるのでは甘さが違う、というのも判るはずです。

ですから、そういう意味で「味覚は共通」とも言えます。

なのに美味しいと思う料理はそれぞれなのですね。

それは育った環境に影響されているはずです。

お母さんの造る料理の特性に慣れていると隣のお母さんの料理が奇異に感じたりします。

だんだん大きくなると隣近所や同じ町では当たり前の料理や共通点を体が覚えてきて、例えば大阪人は東京のうどんや蕎麦の出汁に驚き、正月の雑煮の違いに慌てることになります。


しかし、両親が違う地方の人の場合、地方によって味付けが違うことを経験的に知っていて「そんな組み合わせも面白い」と知ると前向きに美味しく捉えられるようになるものです。


フレンチやイタリアンなど海外の料理をやっていると「母親の味」でないものを理解頂くわけですから「食べればわかる」なんてはずがありません。いや判るものもあるかも知れませんが、未知のものも多く、まして一緒に飲むのがワインとなると「むっつかしい~~~~~」となって当然です。

ですから我々(サービスマン)の仕事では味覚のアジャストが大切です。

「母親の味」とはいかなくても過去の成長の中で「実は経験している」味わいと似ている部分が必ずあるはずですから、それを例えてあげる。

料理そのもののみならず、ワインとのマリアージュもそうです。

食べて飲んだら判る、というのは傲慢です。

殆どの人はワインなど未経験に近いのですから・・・・・・・・・(まだまだワインの消費量は成人で年間2リットル台でしかないのです。)

「塩味の白身魚にレモンを絞る代わりに酸っぱい白ワインって合いそうですよね!!」

「おはぎに渋茶って良いように甘みのあるソースを纏った肉に渋めの赤って良さげですね!!」

「ハムにメロンやリンゴを添える様に、フルーティな白をやってみてください!!」

他にも美味しいマリアージュは沢山ありますが、たとえばハムに塩を振ってしまうと辛すぎるし、おはぎにレモンスカッシュは酸っぱかったりするのです。

母親の味から徐々に幅を広げる速度を上げるのはサービスマン。

そういうお手伝いをしたいな、と思いながら失敗を重ねています。


今日19日はワインメーカーズディナーで貸切です。ブルゴーニュのワインに面白いマリアージュを「アジャスト精神」で頑張ってみます。