ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

2011年7月のグラスワイン

2011年06月30日 02時23分49秒 | 今月のグラスワイン

例によって7月のグラスワインです。いつもの事ながら、あくまで参考程度です。他にも色々出てきます!!

<colgroup><col width="88" style="WIDTH: 66pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2816" /><col width="342" style="WIDTH: 257pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 10944" /><col width="47" style="WIDTH: 35pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 1504" /><col width="41" style="WIDTH: 31pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 1312" /></colgroup>
そむりえ亭おすすめグラスワイン
グラス
シャンパーニュ グロンニェ ブラン.ド.ブラン 1,400 1,333
シャンパーニュ エリック ロデス グランクリュ アンボネイ 02 2,500 2,381
白ワイン
スペイン イレルカボニア 09 アルタヴィン 950 905
アルザス リースリング  アンドロー 09 ギィ バック 1,000 952
ハンガリー トカイ フルミント マンデュラス 06 オレムス 1,000 952
ブルゴーニュ ヴィレ クレッセ 08 オリヴィ江 メルラン 1,050 1,000
ロワール サンセール  ブラン 10 シャトー ド サンセール 1,050 1,000
アルザス ゲヴルツトラミネール ゾッツェンベルグ 08 リーフェル 1,150 1,095
日本 登美の丘甲州 09 サントリー 1,200 1,143
ロワール サンセール  キュヴェ デュ コネタブル 08 シャトー ド サンセール 1,450 1,381
ロワール サヴニエール クロ ド ラ クーレ ド セラン 04 ジョリー 2,350 2,238
ハンガリー トカイ アスー 5プットーニョシュ 99 オレムス  90ml/500ml 1,700 1,619
   
赤ワイン
スペイン ボデガス サンイシドロ グランリゼルヴァ 93 1,000 952
ロワール サンセール  ルージュ 08 シャトー ド サンセール 1,050 1,000
ブルゴーニュ サヴィニィ レ ボーヌ VV 07 ドミニク ローラン 1,250 1,190
ブルゴーニュ モレサンドニ ヴィエイユ ヴィーニュ 01 ジャニアール マルセル 1,300 1,238
ボルドー シャトー レゾルム ド ぺズ 02 1,300 1,238
スペイン フィンカ ソブレニョ セレクシオン エスペシャル 05 1,350 1,286
ローヌ コルナス レ シャイユ 07 アラン ヴォージュ 1,350 1,286
カリフォルニア ハイツ セラーズ カベルネソーヴィニヨン ナパヴァレー 05 2,000 1,905
スペイン アリオン 04 ヴェガシシリア 2,400 2,286
ブルゴーニュ ヴォーヌ ロマネ オート メジィエール 06 プリューレ ロック 2,650 2,524


2011年7月のメニュー

2011年06月30日 02時19分47秒 | 今月のメニュー

2011年7月のメニューです。

涼やかな料理が登場しています。

<colgroup><col width="361" style="WIDTH: 271pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 11552" /><col width="58" style="WIDTH: 44pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 1856" /></colgroup>
ア.ラ.カルト
アミューズ(最初にお一人2皿以上ご注文の方には無料) 500
パン(最初にお一人1皿以上ご注文の方には無料) 200
以下のお料理は小さめのポーションでも承っています。(料金は七掛け)
前菜
冷たい前菜
はちきん地鶏のリエット トマトのバゲット添え 900
イワシのマリネ 900
鮎とズッキーニのテリーヌ キュウリの軽いコンフィ 1,200
鮮魚のカルパチオ すだちのビネグレット 1,400
鱧のスモーク スモモのピュレ 1,500
温かい前菜
イカのブーダンノワールとツルムラサキ 1,200
エスカルゴと枝豆の春巻き 1,300
雲丹のリゾット 1,500
フォアグラのポワレ とうもろこしの香ばしいソース 1,600
本日のスープ 600
本日の前菜 時価
魚介料理
鮮魚とコリンキーのポワレ サフランソース 1,800
青魚のマルミタコ 1,800
オマール海老と夏野菜のアヒージョ 2,400
本日の魚料理 時価
肉料理 
はちきん地鶏のこんがり焼き 2,000
牛ホホの赤ワイン煮 2,000
仔羊肉のロースト ジンジャーソース 2,100
牛イチボのグリル アンチョビとミョウガのアクセント 2,500
本日の肉料理 時価
人気の定番メニュー
ワインに良く合うクレームブリュレ      800
フレンチ定番フォワグラのテリーヌ 1,500
トリュフの香りのクラッシュポテト 1,200
その日のソーセージ(前菜でもメインでもOK)     一本 800
自家製ピックルス(赤ワインによ~~く合います) 600
フロマージュ
お任せ三種 1,200
ほんの一切れ 500
デザート
ピーチメルバ 700
ショコラのスフレグラッセ 700
生姜のブランマンジェ 梅のソルべ 700
アメリカンチェリーのタルト ミントのアイス 800
本日のフルーツ 800
ビスコッティ(4本) 300
アイスクリーム・ソルベ各種 600
エスプレッソ 500


遅い時間の事。

2011年06月29日 03時45分32秒 | ちょっと休憩

そむりえ亭は18時オープン、25時過ぎ(午前1時過ぎ)にラストオーダー、26時(午前2時)閉店です。

「ダイニング.ウィズ.ワイン」と名乗るからには食事に対して私がワインを勧める、それもグラスで薦める、と言う形態です。

よって早い時間はお食事の方が殆んどです。

ガッツリ食べて、シッカリ飲んでください。

しかし、遅い時間、そうですね、22時位からは御食事というより2次会的な使い方をされる方の割合が増します。そういう使い方、全然問題ありません。

但し、基本がダイニングですから、乾き物やミニチョコ的なものは置いておりません。ご了承ください。キッチンに料理人が2人も控えていますので「アテが欲しい」と言う時は何か作らせてやって頂くとキッチンが喜びます。お食事のメニューのポーションを小さくしてお持ちできますので、お1人の時でも負担にはならないかな、と思います。

私も選ばれたアテに最適のワインをお勧めしますよ!!!

                                                                

なんて言いながら、時折ドヒマな日はラストオーダーの25時即ち午前1時になっていない時でも「今日はダメだな」と閉めてしまうことがあります。その辺の時間にお考えの方は1時前にお電話頂くと有り難いですね。

と言う事で、皆様の2次会、3次会のご利用、お待ちしています。


古樹

2011年06月28日 04時18分34秒 | ワインの事

ワインの世界では古樹(樹齢の古い葡萄の樹)からの実を使ったものは格上扱いをされます。

フランス語では「ヴィエイユ.ヴィーニュ」英語では「オールドヴァインズ」とか「エンシェントヴァインズ」などといわれます。

何年以上が、それに当たるかというと厳密な規定はありませんが、北に行くほど若く、南にいくほど古い傾向があります。

例えば南仏や、カリフォルニアでは100年の古樹なども結構な数が見受けられますし、シャンパーニュやブルゴーニュでは40年位で年寄り扱いです。

ま、それはさて置き、古樹と若木はどう違うのか?

なんと言っても根っこの深さが違います。深い古樹は20メートルは地下に入っていると言われます。そうなると色んな地層を通って色んな要素が吸い上げられます。

また樹勢が老齢化によって衰え、実も葉っぱも勢い良く茂らない分、少ない実に複雑実が凝縮すると言われます。

水分に関しては劇的に違います。

若木は降った雨をそのまま吸い上げてしまい、雨の多い年は水っぽい実になり、古樹は地表の水分を吸い上げることがありません。

では雨の少ない年はどうか?

旱魃のような時は根っこが水を探しても若い樹は深くにある水分に根っこが届きません。それに対して古樹は深くに潜む水分を適度に吸うことができるのです。

上記の事から古樹は天候に左右されにくく、ミネラルが豊富なワインになる、と言う事なのです。

しかし、それが良いことばかりかというと、沢山の葉っぱが活発に行うはずの光合成は控え目。だってとしよりなんですから。つまり肉付きはいいとはいえない気がします。

私の実感では古樹のものは寝かせないと固さがほぐれにくく、若い木の分は若いうちから全開になりやすい、と思います。

どちらが良い、悪い、という事はありませんが「今飲みたい!!」と言う方は古樹の表記がない若いワイン、「今飲むワインは沢山あるから、寝かせておくワインが欲しい」と言う方は古樹のワイン、と使い分けていただくと良いかな、と思います。

なんて書いていると、そむりえ亭で飲んで頂けなくなりますね。そむりえ亭でも同じタイプの若木と古樹のワインが開いていたりします。参考までにお試しにお越しくださいね。


30度を超え始めて「完全に夏」です。

2011年06月27日 03時45分43秒 | お勧めメニュー

どこかの県では一昨日位に39度を超えたところがありましたね。

大阪も連日30度越えでこの数日の間は32度、33度を記録しそうです。

こうなると冷たいお料理を充実しなければなりません。

しかも食感の優しいのがいいですね。

と言う事でフォワグラのテリーヌを賽の目に切って冷たいポテトのスープ(他のスープでもOKですが)で満たす、なんて如何でしょうか?

芋の粒子が心地よく、フォワグラがトロリと甘いお料理です。

ゲヴルツトラミネールをお勧めすることが多いフォワグラですが、今回はもう少し香り、甘みとも控えめがいいかもしれません。

今月のラインアップからならガルナッチャ.ブランカ種のイレルカボニア09がいいですね。シャルドネでもクリーミィなスープとの相性は悪くありません。

どうぞ冷たいスープとフォワグラの楽しいコンビネーションをお楽しみください。

お待ちしています。


いい一日でした。

2011年06月27日 03時36分32秒 | ちょっと休憩

昨日は婚礼出席。

書いておりましたようにソムリエ仲間の宮武さんと猪瀬さんが目出度く結婚のお披露目でした。

流石にいいお料理と素晴らしいワイン。ゲストも大人ばかり。落ち着いた良い婚礼でした。

商売柄、料理とワインに目が行きますが、中々のものです。参考になりました。

何よりも齢52歳の独身男である私には羨ましい限りでした。いつになったら・・・・なんて考えたり、手遅れじゃ!!と天からの声が聞こえてきたりです。

ま、皆様にお幸せになっていただき、私はボチボチとやって行きたいと思います。


2点あります。

2011年06月26日 04時44分43秒 | ちょっと休憩

今日も暑かったですね。しかし、まだまだ序の口。頑張りましょうね!!

さて、2点です。

1:昨日もお知らせしましたが、今日26日、樋口は知人の婚礼にて20時頃(多分それまでに)店に戻ります。それまでは竹中店長と三宅君のサーブでお楽しみください。ちなみに帰ってきた私はほろ酔いかもしれませんが、お許しください。

2:これも過去にお知らせしていますが・・・・

お店に初めてお越しの際、ネットの地図を御覧になって探される方が多い時代。グーグルや食べログ等の地図が結構ずれているのです。このブログのアクセス内にある地図が一番正確だと思いますので活用ください。

また近くまで来られて判らなくなった、と言う方はお電話頂ければと思います。

さ、そういうことで今日は美味しいものを食べての出勤。よろしくお願いいたします。


今日も思ったことですが・・・・

2011年06月25日 04時40分56秒 | ワインの事

ワインの熟成は以前の基準と違ってきています。

以前は評価の高い年=凝縮した葡萄が育った年のワインが長い熟成によって開く、といわれていました。

雨が少なく日射が多く、乾燥している事で寒暖の差のある年が該当します。

私の経験の中では60年、70年、80年台はそうだったかも、という気がします。

ところが90年手前位から「う~~ん?」と思うことが増えているのです。

つまり酸が足りないのですね。

今日は2000年のブルゴーニュのグランクリュを開けましたが綺麗な熟成をしています。

この年はボルドーは高い評価ですがブルゴーニュは「小さな年」といわれます。

造り手は大手のものでマニアが見下すこともあるところ。

しかし、荒いタンニンは和らぎ始め、きれいな酸と奥行きのあるミネラル感、果実味、香りは「らしい」赤い果実。11年目ですのでまだまだ未来がありますが今でも素晴らしい出来ばえです。最近の経験ではこういうワインが20年、30年後に大きな花を咲かせます。

いや当たり年のワインがダメとはいいません。しかし「途中経過」が閉じすぎているのです。長すぎる、と言って良いと思います。

セラーに長く寝かせるワインを買い溜めよう、と言う方には是非当たり年のワインと共に「小さな年」もコレクションに入れて、熟成の差を探っていただきたいと思います。


暑い時はアレですね。

2011年06月24日 03時40分07秒 | お勧めメニュー

やっぱりヴィシソワーズ。

冷たいポテトの食感を残したスープは夏の欠かせないアイテムです。

スープですが食感が良いのとクリームの滑らかさが合わさってワインにも合わせやすいですね。シャルドネやシャンパンは勿論、ピノノワールとも相性が取れます。

西洋ではスープは「食べるもの」と言われますが、まさに口の中で咀嚼しながら、ワインとあわせてください。その上、涼を取れるのですから申し分ない料理です。

暑い!! しかし乗り切りたい!! ヴィシソワーズが救世主かもしれませんね。