この図は平成3年(1991)9月27日に九州に甚大な被害をもたらした台風19号の進路図である。
今回の台風14号の進路によく似ていて、なんとも嫌な予感がしている。
31年になるなと感慨深いが、その日は建築行政に係わる会議が市役所であり出席していたが、午後3時過ぎに中途閉会、帰宅を促された。
その時期でも相当な風で、熊本城の木々が大揺れに揺れていたことを思い出す。
熊本では各地で電柱が倒れ、1週間ほど電気が止まった。TVが消え、夜は仏壇のロウソクを頼りに過ごした。
我が家は電気以外は何事もなく、屋根の上に太陽熱温水器を上げていたので、お湯を得ることが出来風呂の心配だけはなかった。
今みたいにコンビニがあちこちにあるという時代ではなかったから、御飯も焚けずどんな食事を採っていたのだろうと思うが、31年の月日が経過するとすべて忘却の彼方である。
そんなことを経験しているから、ただただ何事もなく通り過ぎてほしいと願っているのだが、強風域が広いからこの時期もう風が吹き始めていて、風鈴がけたたましくなっている。
今日は熊本史談会の9月例会、お昼には終わるので皆さん帰宅の時間もそう危険な状態ではなさそう。
帰ったらベランダの観葉植物が被害に遭わないようにしなければならないが、又いらぬ仕事が増えた。
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