38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

県の有機農業推進計画。

2008年02月16日 | 農と暮らしの日記
写真は8月播きの人参。
大きいものから順次収穫してきたが、いよいよ成育がほぼ止まっているように思われるので、畑を片付けるつもりで、畝に残っている小さいものもすべて端から抜いていく。小さいけれど形は美しく(太さが根本と先であまり変わらず、すっと伸びている)、大きさを揃えて袋詰めすれば、スーパーなどでも売れそう。



土曜の朝、市街に出荷と納品はいつも通り。
戻って今日は新居浜へ。有機農業推進法の制定を受けて、県が策定することになっている有機農業推進計画についての学習会。間もなく計画案が公表され、これに対する意見を県民から聞く「パブリックコメント」の募集がある予定なので。

他の参加者は主に消費者の立場から。
和室で車座になってのフリートークだったので、ざっくばらんにいろんな話を聞くことができてよかった。僕なりの「有機農業推進の方向性」についてもちょっとしゃべってみたけれど、まだまだ考えがまとまらない。

2/23日(土)午後1時からは藤田家族自宅でも学習会。
生産者、消費者、どんな立場でもご参加いただけます。準備の都合上、事前にご連絡ください。有機農業推進法や県の推進計画がどんなものなのか、その他あらかじめ資料が欲しいという方はご連絡いただければ用意してお届けします。



午後、畑の片付け。
真と一緒に、夏の作付けが終わってからそのまんまになっている(というところはたくさんあるのだが)畑で、枯れてしまっている株を引っこ抜いては集め……の繰り返し。真も気が乗ればなかなか動きがよく役に立つ。

いつのまにか2月も後半に入っている。
速い。春に向けて準備しなければいけないことが、どんどんたまっていく。
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小松菜、ほうれん草。

2008年02月15日 | 農と暮らしの日記
収穫中の小松菜とほうれん草。
左の小松菜は、上が「まびき小松菜」、下が「小松菜」。下の小松菜が残り少なくなってきたので、半月ほどずらして播いたのを(またまた厚播きしすぎたようなので)まびきながら出荷している。これはこれで柔らかくておいしい。

ほうれん草は、上の小さいほうが先に播いたもの。
先に播いたけれど栄養不足なのだろう、あとで播いた別の畑の(下)に追い越されて、だけれど、ほうれん草は全体的に品不足気味なので、同時並行的に収穫・出荷している。



金曜の朝、スーパー、保育園、個人の野菜セットの配達。
戻って昼間に出す野菜セットを途中まで作業して、真の幼稚園の「おたまじゃくしコンサート」へ。いわゆる学芸会(お遊戯会?)。最後の劇に間に合うようにと思っていったら、もう始まっていて、真はオオカミに食べられたあとだった、残念である。

しかし幸いその後、他の6匹のヤギと一緒に救出された。
最後は「オオカミ死んだ、オオカミ死んだ!」と踊りまわっていた。教会の幼稚園だが、「オオカミは『二度としません』と謝ったので、そのあとはみんな仲良く暮らしました」というような結末になっていなかったのがよかった。



昼ごはんまで、春作向けの肥料撒き。
幼稚園から戻ってJAで油粕を購入。それを畑に撒いたその足で牛糞堆肥をいつものところにもらいに行き、こちらも軽トラを乗り入れて振り撒く。いつまでたっても外からの肥料に頼っていていはいけないのだが。

午後、野菜セットを仕上げてからトラクタ作業。
先ほど肥料を撒いた畑とその近くの畑で日暮れまで。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき小蕪、赤蕪、季節の葉物(ほうれん草、小松菜、水菜などから)、菜の花、など。
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日本って、貧しいの?

2008年02月14日 | 農と暮らしの日記
今日出荷した「根菜多め」の野菜セット。
依頼主と送付先が異なる”贈り物”的な出荷で、この内容で約1,800円。概算でいうと、小さめの大根1本1.1kg(130円)以下、時計回りに、小松菜0.35kg210円、ほうれん草0.2k(600円)、葉つき小蕪0.8kg(320円)、里芋1kg(500円)、人参1kg(500円)。今日はこれを10セット発送。箱はいつもならスーパーなどでいただいたのを再利用するのだけれど、今日は贈答品なのでホームセンターで購入。40×30×25cmくらいだったかな、@158円。



木曜の朝、いつも通り保育園、スーパーの納品・出荷。
戻って午前中は野菜セットの収穫・出荷の作業。冒頭の贈答品と毎週”提携”のお客さんと。

晩ごはんは、湯豆腐。
ハート形の型抜き人参つきだったのは今日が2月14日だったからだろう。去年はこんなのだったのだ

ごはんを食べているときだったか、渚が言った。
「ねぇ、日本って貧しいの? だって、いろいろなもの、外国から買ってんじゃん。もの、ないの?」。外国からものを買うことができるっていうのは、ふつうは「お金持ちだから」、のはずだけど、そうだな、貧しいってことかもしれない。「うちも、貧しい? いろいろ買ってんじゃん」と渚。だな。まだまだ、だ。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、葉つき小蕪、季節の葉物(まびき小松菜、ほうれん草、壬生菜、などから)、ブロッコリィ(側花蕾)、など。

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冬越しの蕪、収穫。

2008年02月13日 | 農と暮らしの日記
収穫中の小蕪、11月上旬播き。
先週あたりまでは”ピンポン玉”くらいだったので、「まびき小蕪」として出荷していたのを、そろそろ”握り拳”くらいになってきた今週は、「葉つき小蕪」に改め、心のうちでは”堂々と”、野菜セットなどに入れるようになってきた。写真のもので、だいたい5~6個を束にすると約1kgになり、藤田家族の定価は@400円。

品種は就農以来ほぼ一貫して「耐病ひかり」。
写真の畑はこれに別の品種も試しに加えている。JAなどの栽培指針ではトンネルをかける作型になっているけれど、この冬はトンネルはどの野菜にも一切使っていない。単に面倒だから。それで何がOKで何がダメか見るため、でもある。いまのところ、レタスが全然ダメ。収穫した蕪を置いてある畝は同じ日に播いた小松菜がだいたい終わったところ。



水曜の朝、いつも通りの起床~朝の出荷。
街に出たついでに、今日は急ぐ野菜セットの準備がないので買い物を少し。種屋さんでじゃが芋の種芋を買う。キタアカリ、男爵、メイクインをあわせて100kg。とりあえず2月中に植えるぶん。

午前中、温室内で育苗の種播き。
レタスやブロッコリを播いていたら、学校から電話があり、渚が体調不良とのこと。薫が迎えに行って、よく原因はわからないけど、このところ休日もバレー、平日もバレーにピアノ、マラソン大会やら節分やら?忙しかったから、「ここらでちょっとひと休み……」ってな感じなのではないか。とにかく丈夫なので、風邪ひいて休むようなこともないから、どこかで休まなきゃ。

午後、明朝出荷ぶんの収穫、調製など。
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野菜、端境の季節へ。

2008年02月12日 | 農と暮らしの日記
最近のスーパー地産地消コーナー。
藤田家族の棚(2つ)は、主に上段に葉もので、ほうれん草、小松菜、葉つき小かぶ、下段は根菜で、大根、人参、里芋、など。夏から秋は出荷する生産者が少なく、比較的棚が空いていて(コーナー全体で3段×3列×裏表=18棚)、あまり寂しいのもあれなので、3つ分に広げて使っていたが、冬になって出荷する生産者が増えてきたため、このひと月ほどは棚2つにまとめている。こう見ると賑やかだけれど、品目はこのところ固定していて、この先たぶん3~4月に向けて種類は減っていく見込み。



3連休明けの火曜日、いつも通りの朝。
6時半過ぎに起きて、出荷の仕上げを少ししたらみんなで朝食。最近は僕と薫と渚が食べ始めたところに、真が勢いよく階段を下りてきて合流(なぜかこのとき、真のパジャマは片足が半袖?になっている)というパターンが多い。今日は渚がとても眠そう。結局連休の3日間、バレー三昧だった。練習と試合とで。そりゃ、疲れるだろう。

午前中は薫が外出なので、ひとりでセットの仕上げ。
昼前に隣の新居浜市に配達に出て、戻ったら薫も帰っていて、昼食は昨日の残りのカレー。小松菜が入っておいしい。カレーに葉ものは意外とよく合う。ほうれん草カレーも好き。

午後、宅配便で送る野菜の仕上げ。
今日はセット以外にお店で使っていただく野菜の出荷もあるので、ばたばたと。さらに、久しぶりに連絡のあった方が夜に取りに来てくださるセットも。

あすの朝はまた雪の可能性があるとのこと。
今週後半が寒さの山か。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき小蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、まびき小松菜、水菜、などから)、など。蕪が新しい畑の葉つきのもの(握り拳大)に移り、小松菜はずらして播いたほうの畝が混み合ってきたので、そのまびき菜も入り始めました。品薄の太葱もしばらく休みがちの見込み。
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就農3年目に入り……。

2008年02月11日 | 農と暮らしの日記
最近の、ほうれん草。
ようやくキャリーにこの方向でしか入らない丈にまで成長した。数日前までは左右2つの短辺側にそれぞれ根っこを向けるかたちで収穫していたのが、それでは収まらず葉先がぶつかり合うようになったので、この向きに。

だけれど、どうも「ヤワ」な感じ。
いまは収穫と同時に畑で根っこの先のほうや黄変した双葉や下葉を取り除いて調製を済ませているのだが、その際に葉がポキポキと折れてしまう。出荷時に新聞紙に1束をくるむときにもまたポキポキ。このポキポキのせいで、目方にして5%ほどを無駄にしてしまっているような気がする。真冬のほうれん草は、もっとごわごわした感触に仕上げたいのに。まだそんなほうれん草は一度も作ることができていない。



月曜の朝、祝日だけれど、いつも通りの出荷、納品。
朝食後に市街に出て、そのまま西部の小松地区へ。「月曜は小松方面」が定着した。小松、氷見・橘、その手前の神戸(かんべ)方面のみなさま、野菜セット、業務用などの配達を月曜に行っていますので、よろしくお願いいたします! ちなみに、「火曜は新居浜」です。こちらもよろしく!

戻って午後は宅配便の野菜セットの仕上げ。
そのまま明朝分の収穫、調製、そのあいまに育苗用の温室の世話をしたり、昨日の成人式のお祝い品お届けの続きをしたり。このお届け、昨日はあまりに不在の方が多いので、あとはもうメモ書きでも添えて戸口にでも置いておこうかなと思ったりもしていたのだが、今日はわりと在宅されていて、本人や家族に直接お渡しすることができた。で、残るはおひとり。こうなると、最後までちゃんと直接手渡したい気持ちになるから人間って不思議、ってそんな大袈裟なことではないが。



昨日で就農まる2年が過ぎました。
3年目、まあ、かなりこの一年で今後のことが決まるように思う。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、などから)、太葱、など。
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穏やかな、冬の食卓。

2008年02月10日 | 農と暮らしの日記
今夜のごはん。
藤田家族の食卓らしい、おだやか~な献立で、分搗きのごはん、蕎麦、里芋のたいたん、小松菜おひたし梅肉和え。そばがここに加わっているのは珍しいけれど、寒いから、お汁代わりだろう。おいしかったので僕も渚もお代わりして、蕎麦がメインみたいになった。



3連休中日の日曜。
今日も渚はバレー。朝の出荷のあと、午前中にいよいよ本格的に育苗スタート。レタス類とキャベツ類を少しずつ播く。昼ごはんのあと、地域の新成人のみなさんにお祝いの品を届けるという仕事の手伝い。こんなことでもないと訪問することのない近所の若い人たちの家々。わりと留守の方が多い。

午後、本日出荷と明朝出荷ぶんの野菜の収穫、調整。
夕方、「新成人のお祝い」のお昼に不在だったところに再訪。だけど昼にいないところは夕方もいない。当然といえば当然だ。また明日にでも出直そう。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪・赤蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜、などから)、菜の花、ブロッコリィ側花蕾、太葱、など。
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9月播き人参、収穫開始。

2008年02月09日 | 農と暮らしの日記
9月播きの人参。
8月に播いたものはかなり収穫が進み、そろそろこちらに移行……というタイミングなので、ごそごそっと抜いてみた。こちらはまだ葉が青々としていて、成育も進んでいる途中のようだが、間引きが不十分(その手間のとれないまま来てしまった)だったせいだろう、裂根のが若干多い(=人参に足がついて走ってるみたいなの)。が、色艶はよく、瑞々しい。8月播きのとは品種も違う。

写真の奥はキャベツ。
昨日、手で草を抜いて、そのついでに畝の上をがしゃがしゃと手で混ぜて中耕代わりにした。テントウ虫がいっぱいいる、ということは、その”餌”もまたいっぱいいるということだろう。越冬……。暖かくなってきたら、また虫とりだ……。



土曜、朝の出荷のあと松山へ。
ゆうき生協の関係で会があり、ちょうど雨模様なのでよかった。夕方戻って明朝ぶんの収穫、調整。
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玉葱、少しずつ太り……。

2008年02月08日 | 農と暮らしの日記
現在の玉葱の畑。
9月に種を播いて11月に定植したもの。籾殻を畝に被せて、保温・保湿・抑草をしてもらっている。去年はビニルの黒マルチをした畝と、何もしない畝とで比べてみたが、結局あまり違いはわからなかった。マルチをしなかったほうが球が大きくなった傾向があるけれど、それがマルチの有無以外の要因によるものと思われる節もあり……。なかなか難しいものです。



金曜もいつも通りの出荷。
日中、少し時間があいたので踏み込み温床の仕上げ。そのあと、早春に収穫する予定のキャベツの除草、育苗用の土ふるい、などなど。夕方、また明朝出荷ぶんの収穫、調整など。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜、などから)、菜の花、太葱、など。
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葱も、そろそろ終盤。

2008年02月07日 | 農と暮らしの日記
現在の葱の畑。いわゆる「一本太葱」。
右側の1列(別品種)を除いて、ほとんど終了。うちでは「太葱」として主に野菜セットで出荷している。3月に種を播き、6月に移植、11月頃から収穫、そしてそろそろ終わり……という、種の缶に書いてあった栽培暦にほぼ沿ったかたちだが、もうちょっと長く取りたかった。まあ、数が少なかったから、しょうがない。

そして、右端の1列は分蘖(ぶんけつ)型の葱。
……と種の袋に書いてあったのだが、それが一体どういうふうになるものなのかはよくわかっていなかった。研修先の相原農場で耳にしていた品種だったが、うちの畑でいまなんとなく「分蘖」しているその葱、相原農場で同じような感じのは見なかった気がする。たぶん、半分失敗。だけれど、どうやら晩抽性ということなので、これをゆっくりゆっくりと春まで大切に出荷していき(すでに現在だいぶん黄色いけど)、極早生の玉葱を「葉玉葱」で出すところ(3月半ばかな)へ、うまくつなぎたい。

相原農場では「夏は玉葱、冬は葱」、だった。
玉葱を冬場まで保存することにエネルギーを使わず、太葱ができ始めたら玉葱の変わりに葱を使おう!ということだったと思う。藤田家族の食卓もそんな感じ。だけれど、やはり玉葱は冬でもほしいのが本音。お客さんにもできれば冬に玉葱を届けたい。今年の課題の一つ。



木曜の朝、いつも通りの朝である。
市街の出荷から戻って午前中は、ちょっと机しごと。電話しごと、か。午後、宅配便で出す野菜セットの収穫、調整、荷造り。終わって明朝出荷ぶんの収穫など。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜、などから)、菜の花、太葱、など。
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餃子と、でんしれんぢ。

2008年02月06日 | 農と暮らしの日記
いま話題の餃子、である。
いや、「話題の餃子」じゃなく”話題の”餃子。藤田家族、今夜の食卓。餃子は我が家でも人気のおかずで、月に1回くらいだろうか、たぶん20個×2回は焼く。ごはんもいつもの倍くらい炊いているはず。

うちのは、もちろん手作り。
といっても皮は手作りすることはめったになく、今夜のも、いつもの「ゆうき生協」で購入。20枚入り1袋185円。国産小麦の全粒粉と天然塩(赤穂の塩)使用。具も同じ生協で、山口・秋川牧園の黒豚ミンチは説明書きによると、「抗生物質、薬剤は一切使用せず。飼料の中心であるトウモロコシにはポストハーベスト無農薬のものを使用。さらに、油脂、ガラなどを使用しない完全植物性飼料……」などとなっている。200gで320円。

「干ししいたけ(徳用)」は愛媛県産原木栽培。
防カビ剤、殺菌剤は使用せず、とある。それと、うちの小松菜。スーパーに出してたまに1袋だけなぜか売れ残るので、たぶんそれ。もちろん、無農薬・無化学肥料。

学校給食で中国産冷凍ギョーザが使われているところもあったようだ。
当然ながら別メニューになったようだが、そんなときこそ、国産の材料で手作りギョーザを出してほしいところ。ま、かなり無理でしょうが。だけど無理なら無理で、そんなときこそ、「じゃあ、今日は餃子の予定だったんだから、朝から授業はやめてみんなで餃子作ろう!」ってな感じで、1年から6年までどの教室も粉で真っ白にして手作り餃子を楽しんではどうか!

そしたら、給食に餃子を出すってことがどんなに大変なことかわかるはず。
で、そんなに大変だから国産手作りじゃなく、輸入の冷凍食品を使わなければいけないんなら、別に給食は餃子じゃなくて、地元産・野菜たっぷりの「すいとん」でもいいや、ってなことにならないかな。ならないか。



さて、冷凍餃子といえば電子レンジ、である。
というか、焼くやつはフライパンで焼くのか? 冷凍ギョーザをたぶん自分で熱かった、じゃなくて扱ったことがないのでわからない。その電子レンジ、じゃなくて、平仮名の「でんしれんぢ」が、すごいことになっている。

でんしれんぢ
愛媛県今治市の13歳の女の子とお母さん、プラス2人?の音楽グループ。うちの小3の渚が飯岡小の「今月の歌」だかで最近やたら歌っているので、「チキンライス」の歌に似てるなぁと思いながら聞いていたら、本日ついにエイベックスから全国メジャーデビューだったのだそうだ。「ゆうきのうた」。



水曜、いつも通り起きてご飯、市街に出荷、納品。
本当は野菜セットのない日なのだけれど、きのうが五日市で忙しかったので、火曜予定のセットをいくつか翌日にまわさせていただいた。みなさん食卓のご都合もあると思われるのに快諾していただき、感謝感謝。昼までにセットの出荷は終わり、午後はまた明日分の収穫、調整。

夜は冒頭の餃子なので、時間厳守。
しっかり6時半過ぎから「いただきま~す!」。予定通り、ごはんも「おかわり」の連続で、満腹満腹。だけどなぜか、渚と話していたら戦後の食糧難の話題になっていて、「西条のおじいちゃんは小学校の頃、家では雑炊(鍋のあとの楽しみじゃなくて、たっぷりの水で米を増量させたもの)だったから学校に弁当が持っていけなかったそうだよ」といった、昔ぼくが父から聞かされた話をしてやっていた。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪・赤蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜、などから)、太葱、菜の花、など。
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五日市、やや低調。

2008年02月05日 | 農と暮らしの日記
作りかけの踏み込み温床。
ここに載せるのも恥ずかしい、まあご覧の通りの適当なつくり。神奈川の師匠には見せられない。まだ踏み込みの層が半分くらいなので、とっとと仕上げなければいけないのだが。もう発酵が始まっているようで、落ち葉の下に手を突っ込むと温かい。



火曜の朝、今日は毎月恒例「五日市」なのでちょっとバタバタ。
ま、いつもバタバタだが。保育園のもスーパーのも、昨日のうちに作っておいた野菜セットも、そしてもちろん五日市で並べる野菜もすべて軽トラに積み込んで出発、したのがもう8時過ぎてしまったので、遅すぎ。

なんとか9時前に商店街に着き、出店の準備にかかる。
が、冬の朝は出足が鈍いので、これでも大丈夫といえば大丈夫である。並べながら商売が始まるのはいつものことだし。人出が意外に多かったけれど、どうも持ってきた野菜が少なかったからか、通りかかる人たちの購買欲をあまりそそらなかったようで、やや低調なまま正午閉店。今日はお隣に新しい出店が入った。どうやら、お鍋屋さんである。といっても湯豆腐とか芋たき、とか常夜鍋が湯気を立てているのではなく、金属製の台所用品の販売。

戻って昼ごはんのあと、明朝出荷ぶんの収穫、調整。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋(小)、大根、蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、などから)、太葱、菜花、など。
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立春、今年は真冬。

2008年02月04日 | 農と暮らしの日記
ほうれん草と小松菜の畑。
いま収穫中のほう(畑の右半分、写真では黄緑色に見える蕪の畝の右側)がかなり残り少なくなってきたが、ずらして播いたほう(左側)はまだ小さい。この移行がうまくいってくれるかどうか。たぶんうまくいかない。切れる間は別の畑のでつなぐことにする。そちらはあまり調子がよくないけれど。



月曜の朝、いつも通りの出荷、納品。
いつもの市街地から今朝は月曜なので市内西部の小松にもまわってから帰宅。午前中、ちょっと机しごと。なんだか机仕事の多い季節である。午後、明日出荷ぶんの収穫、調整。夕方からまた雨が降り始める。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋(小)、大根、蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、非結球の白菜、などから)、太葱、など。
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節分の日、また積雪。

2008年02月03日 | 農と暮らしの日記
2月初めの日曜、雪の朝。
先日の大雪とは比べものにならないけれど、また市内にも少し積もった。近くの山もうっすらと雪化粧。写真は市街地近く、JRの線路が加茂川を渡るために少しずつのぼっている。



道路に積雪はないので、朝はいつも通りの出荷。
午前中、ようやく踏み込み温床づくり。3度目、である。去年までの2回は古畳を使って簡易に枠を作ったが、今回もやはり簡易に、ただし古畳はやめて、家のまわりにある木ぎれを継ぎ接ぎしながら、壊れそうな枠をつくった。いつになったら、ちゃんとした温床を作るのだろう、何から何までしょうがない。



午後、枠に稲藁で壁をつくり、落ち葉など材料を踏み込む。
枠の中で足踏みするように行ったり来たりしながら踏み込んでいたら、温室に遊びに来て見ていた真が、にやにやしながら、言った。
「どこか、かべ、こわせばいいじゃん。出られなくなったんでしょ?」。……。

夜は節分の行事を、わが家でも。
まず、豆まき。鬼は外はまあまあ盛大に。福は内はかたちだけ。豆がちらばると大変なので。昔ながらの伝統を大切に……とかいいながら、かなり現代的な藤田家族。福は来てくれるのか。

食卓では、もちろん恵方巻き。
薫が大阪出身なので、結婚したときからずっとやっている。もちろん太巻きを無言で食べる。ま、親だけ。藤田家族のほうれん草入り。それにしても、恵方巻きはすっかり全国的なものになってしまったようだ。今夜はこれと、めざし2尾。

明日は立春。
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芋たき、な、夜?

2008年02月02日 | 農と暮らしの日記
今夜は、いつもの土鍋で、芋たき。
ゆうべは風邪っぽいから湯豆腐で早く寝る、とかいって本当に早く寝たら、わりとよくなったので、そしたらもうこんな脂っぽいのを食べるのだ。写真にはないけれど、鍋の中には鶏ガラスープが煮えており、さらに骨付きぶつ切り鶏肉が転がっている。この冬はうちの里芋がたっぷりあるので、たっぷり使う。

みなさんも、里芋、どうぞ。
まだたくさんあります。まとめ買い大歓迎、1kg500円、もちろん農薬・化学肥料は使ってません、品種は女早生。



土曜の朝もいつも通りで、市街出荷、納品。
午前中、トラクタであちこち。このところ雪以外にも雨の日がわりと多く、畑の状態はあまりよくないのだが、少しでも乾いたらやっておかないと春の作付けに間に合わなくなる(だったら、もっと前にやっとけってなもんだが、やってないんだからしょうがない)。午後、夕方出荷ぶんと明朝出荷ぶんの収穫、調整、荷造り。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋(小)、大根、蕪・赤蕪、季節の葉もの2~3種(ほうれん草、小松菜、水菜から)、太葱、半結球の白菜、など。
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