38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参のトンネル。

2008年02月28日 | 農と暮らしの日記
先日播いた人参の畝に、トンネルがけ。
ちょっと低いのは風の抵抗を弱くするねらいで、それは去年、この季節の強風に飛ばされてしまったから今年は試しにこうしてみたのだけれど、あまり低いと中の温度が変わりやすいかもしれない。ちょこちょこ、様子を見よう。



木曜の朝、いつものように7時前からみんなでごはん。
その前後に出荷の仕上げをして、8時台に市街に出荷と納品。スーパーの地産地消コーナーは引き続きよく売れている。もともと2カゴぶんだから全体量もたいしたことないのだが、2月に入った頃からか、里芋や人参も毎日しっかり売れるようになり、それ以前からほぼ完売していた葉もの(ほうれん草、小松菜)とともに、翌日持ち帰るものがほとんどない日が続いている。

ありがたいことだ。
野菜と一緒に置いてあるチラシ類の減り方からみて、毎日とは言わなくても2~3日おきに寄ってくださっている”リピーター”の方が多いのかなと思うけれど、最近はわりと開店前に出荷に行くことが多いのでお客さんとの接点がなく、どんなふうに売れているのかはわからない。たまには日中に店内をうろうろしてみないと……。



市街に出たついでにJA水都市に寄る。
いまは出荷していないが、僕も会員になっていて就農初年度は重要な販路になっていたところ。

久しぶりの水都市は野菜が少なめ。
”端境”はどこの農家さんも同様らしく、それでも値段が高くなっているかといえば、むしろかなり安く感じられる。葉ものも根菜類も、ほとんどは1束、1袋が40~60円。白菜やキャベツは目方があるから元の値段が高めなので、なんとか100円を超えるものもあるけれど、とにかく安い。

戻って冒頭のトンネル張り。
薫とふたりで、風の出ないうちにささっと作業する。いつもながら、こういう仕事はふたりいないとどうにもならない。1+1が3どころか、5か10かという感じ。仕上げて家に帰り、宅急便で出す野菜セットの仕上げ。
午後、温室内で、ししとうなどの種を育苗用のトレイに播く。
日没まで明朝出荷ぶんの収穫、調製。真は小学校に「一日体験入学」。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜などから)、白葱(小)、ブロッコリィ(側花蕾)、菜の花、など。
*大根は出荷調整中。
コメント
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