38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

玉葱苗も、いまのところ……。

2007年09月28日 | 農と暮らしの日記
最初に播いた玉葱の芽が出揃った。
春先に収穫する予定の極早生の品種で、このまま11月まで育苗し、「塗り箸くらいになったら」(とよく言われる)、別の畑に植え替える。去年は育苗段階の除草に失敗して十分な苗を確保できなかったので、今年はとにかく毎朝すぐ横を通るところに育苗床を設けた。いまのところ草より先行しており、いい感じ(…だが、これがなぜ、どうして、いつ逆転するのか不思議)。

写真右手は空芯菜。
9月後半の雨続きで、にわかに勢いを取り戻した感がある。湿地を好むと言われるのが実感できる”喜びよう”だ。……が、いまごろ勢いを取り戻しても、小松菜や大根まびき菜など秋の葉ものができ始めており、完全にバッティング。みなさま、まだまだ日中は暑いですから空芯菜をいましばらくよろしくお願いします。



金曜日、今朝も6時収穫開始。
出荷から戻り、風が強いので畑を見に行くと、案の定、畝にかけてある寒冷紗が飛んでいる箇所があり、急いで直す。この時期に台風が来たりすると、この秋向け野菜の防虫用寒冷紗がなかなかやっかいなのだが、今年はこれくらいの風で驚くくらいで本当にありがたい。

午後、トラクタであちこちの耕耘。
10月上旬に播いたり植えたりするための準備で、月曜の雨で湿った畑がようやく乾いた感じなので一気に走り回る。普通なら3日ほどで乾く畑も、9月半ばの大雨続きで地中に含んだ水分が抜けず、今日もギリギリの感じ。

夕方、週末から来週用のさつま芋の収穫。
本当は収穫してからしばらく置いておくほうがおいしいそうで、できればそうしたいのだけれど、作業が間に合っていない。でもこの掘りたての紅東(べにあずま)、甘さが控えめで、ちょっと栗のような触感(ねとねとしてない)が、僕は個人的には好き。というか、さつま芋は実はかなり苦手なのだ。これくらいなら、なんとかいける。

今夜遅くか明日朝には雨の可能性もあるとの予報。
それを見越してのトラクタ作業だったが、ネットで雲の動きをみると、どうもあやしい。できればここでは降らなくていい。もう少し晴れが続いて、あれこれの種播きが済んだところ、来週半ばくらいに降ってくれると最高だが。

<本日の野菜セット>例
茄子、ピーマン&カラーピーマン、オクラ、地這い胡瓜、ゴーヤ、空芯菜、小松菜、大根まびき菜。在庫から、さつま芋、里芋、にんにくなど。
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2 コメント

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ほんと、ほんと (けん)
2007-09-28 22:02:56
思い通りに降って、照ってくれればいうことなし!
マジメにそんなふうに思いますよね、畑に立ってると。

妙なる畑に立つ

気持ち、わかります。
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降っちゃいました……。 (藤田敏)
2007-09-29 20:35:03
思い通りではなく予報通り。当たらない、当たらないと言われる天気予報ですが、私の”願い”よりは当たるようで……。当たりまえなのでしょうが。ま、今日(土)は降ってくれて、少しゆっくりできました。
返信する

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