38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

赤玉葱の皮をむく。

2007年06月01日 | 農と暮らしの日記
赤玉葱のサラダ。
これを”いまが旬”の鰹とマリネかカルパッチョみたいにして食べたら、うまそうである。”鰹といえば”の土佐・高知が背中合わせにありながら、相模湾の鰹が恋しい僕である。

このところほぼ毎夕、畑から赤玉葱を収穫して翌朝出荷している。この季節、藤田家族では基本的に出荷は「今朝どり」だけれど、玉葱や人参は鮮度の面から多少の幅が許されるので、前日にとって夜(か翌早朝)のうちに薫が計量・袋詰めなどしておいてくれるというパターンになっている。

で、赤玉葱である。
生食用の玉葱なので、普通の玉葱のように一気に収穫して乾燥貯蔵しておくというわけにはいかない。けれど、貯蔵の技術にまだ自信のない僕としては、「どんどん出す!」というもののほうが安心感があるのも事実。自信がない一方で、「野菜のないときのために、なるべく保存しておきたいなー」という構えの僕に対して、「新鮮なうちにどんどん出しちゃおー。野菜がないときは、またそのとき考えよー」という感じなのが薫。畑にある野菜についても同じで、僕が「もうちょっと大きくしてからとろうかなー」という様子だと、「ちょっとくらい小さくても勢いのいいうちに出しちゃおー」と、漫画で足が自動車みたいにくるくる回っている感じなのが薫である。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷。
スーパーの出荷は現在、レタス、サニーレタス、サンチュ、ズッキーニ、赤玉葱など。赤玉葱は以前に皮つきのまま出したら全然売れなかったのが、どうせレタス類が中心なので「サラダでどうぞ!」という感じで皮も丁寧にむいて出したら、順調に売れている。玉葱の皮は使う直前にむいてこそ、と思っていたけれど、レタス!ミニトマト!赤玉葱!という感じでささっと皿に盛り合わせることを考えると、「皮がむいてある」というのはやはり便利なのかもしれない。しばらく、赤玉葱の皮をむく日が続く。「早めに使ってくださいねー」と願いつつ。

野菜セットに、茄子の「二番果」を入れた。
一番果ほどではないけれど、まだ小さめでとる。出荷作業終了後はほぼ終日畑しごとで、人参のまびき、葱苗の草とりなど。晴れが続いて作業が進む。

今日から6月。
週末、少し雨が降りそうな予報。外れて「たくさん」降ってほしい。
コメント
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