38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏野菜の畑、緑濃く。

2007年06月27日 | 農と暮らしの日記
小学校の横にある夏野菜の畑のうちの1枚。
左の支柱ネットは手前が胡瓜、奥がゴーヤ。真ん中はオクラが3列あり、いずれも手前は6月に直播きしたもの、奥はそれより前に苗を植え付けたもの。いまはその苗のほうが実をつけ始めたところ。

オクラの3列に挟まれるように、空芯菜(エンサイ)が2列。
その一部の畝の奥に見える赤いのが梅干し用の紫蘇。右手は収穫の終わったつるなしインゲンと、収穫中のズッキーニ。そのほか全体的に豊かな緑に見えるのは、”草”である(どちらかというと、茶色っぽいところが野菜が植わっている部分)。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
水曜は個人の野菜セット出荷を休みにしているので朝が少し楽。ただ、実のなるもの(とくに胡瓜、ズッキーニ、ピーマン、オクラなど)は毎日収穫しないとだめなので(樹が弱るようだ)、それはスーパー他の出荷にまわすことになり、そうするとそれは朝の出荷なので、逆にセットがないぶん忙しいという面もある。

戻って午前中は葱の植え付け。
おとといとっておいた苗は計画よりかなり少ない。トラクタを再度入れた畑に管理機で溝を切り(=畝を立てるのと同じ。谷の部分に注目すると「溝を切る」ことになる)、苗を並べて根本に少し土をかける。頼りないような植え方だけれど、こういうものらしい。



午後、暑さの盛りはトマトの整枝と誘引。
あまり体力を使わないが、動きが少ないので、それはそれでじりじりと暑さを感じる。続いてトラクタで周辺の畑を片付け。芋を掘ったあとや畝間を広くとってあるところなどの草をかきまぜておく。あともう少しというところでトラクタのクラッチが利かなくなり、途中休止。

というところへ、青年農業者つながりのY君から電話。
昨日植えたさつま芋がどうも水不足のようなので、水やりにくるとのことなので、一緒に作業する。約1時間、ホースを持って畝間を歩き、ひと株ごとの植え穴に水を少しずつ注いでいく。

水が少し余ったらしいので、近くのうちの畑へ。
ちょうど葱を植えたばかりで夕方には灌水しておかないと、と思っていたところに、この余り水。今日はツイている。先ほどのさつま芋と同じ要領でホースをひっぱり、株もとに灌水。こちらは計100mもないのでさっさと終了。

ついでに、その葱の株もとに稲藁を敷いてしまう。
草抑え、日よけ、その他の役割があるらしく、いわゆる有機農業では一般的で、研修先の相原農場でもやっていた。

日没すれすれ?で家に戻り、晩ごはん。
今日はちょっと遅くなってしまったので、家族より遅れてひとりの食卓であるが、渚がご飯をよそってくれ、特別に許可して缶ビールのプルタブもあけてもらった。ふぅー、極楽極楽。「茄子の鍋しぎふう、ズッキーニたっぷり入り」でご飯が進む。

明日はやや曇りがちで、一時雨の可能性もあるらしい。
午前中は出荷、午後はあちこちの草とりや追肥の作業が目白押し。あ、じゃが芋掘りもまだ続くのである。平日午後の援農募集!
コメント (6)
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